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天狗童子

天狗童子 (講談社文庫)天狗童子 (講談社文庫)
佐藤 さとる 村上 豊

講談社 2012-07-13
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天狗芸術論・猫の妙術からの流れで天狗本。
佐藤さとる氏と言えばコロボックルで有名だが、
遊び心のある題材をこまやかな設定で、
大人も楽しめるファンタジー作品を書かれる。

ジャパニーズファンタジーといえば、やはり妖怪であろう。
その種類の多さと細かさは秀逸だと思う。
日本の三大妖怪は河童・鬼・天狗と言われるらしいが
中でも天狗は山岳信仰や修験者とも関わりがあるともされ、
この半リアルさを生かした設定となっている。

頃は戦国時代。
否含(いなふくみ)と言う山で番をしている爺から話は始まる。
突然大天狗から、子供サイズの天狗を預かることになる。
身体から天狗蓑を外せば、天狗は人間と違わない姿となるのだ。
爺は子供天狗としばらく暮らすことになるのだが…。

しょっぱなから余談だが、この「否含山」は実在の地名ではないのだが
佐藤さとる氏の作品で何度か登場している。
今回は歴史実とリンクしているため、結構詳細に描かれている。
山は武田の所領だが、南ほど20里ほど下ると相模の国で
そこに伊勢宗瑞(※のちの北条早雲)の領地があると言う。

ならば1500年代くらいの北関東あたりだろうが、
その頃武田の領地はまだ、関東の方には伸びていないはずだ。
……、…、…うんまぁファンタジーだしね。
メイン天狗だし、こまけーことはキニスンナっていうね。

ともあれ爺は、この子供天狗に情を移してしまうのだ。
天狗からこの子を取り返しすために、天狗蓑を焼いてしまおうと思う程に。
だが結局蓑は不思議と焼けず、子供天狗は怒るのだが
彼も自分の思いが千々に乱れ、葛藤する部分があるにはあるのだ。

後日、爺は大天狗に怒られる事を覚悟で、子供天狗を山に返す。
だが大天狗は、子供天狗の意外な身の上を打ち明けるのだった───。

ここからビックリする程に、歴史小説っぽくなる。
少年漫画で第二部が始まるくらいの展開。
や、これはこれで歴史好きには楽しかったのだが
読後にあとがきを読むと、これは雑誌の連載であったらしく
オイルショックで一時中断して、また十年後に執筆をしたのだが
さとる氏は途中から書くのが辛くなってきたのだと言う。

途中から話を変えたくても、連載ではそう言う事が出来ない。
なんとか終えたものの、なかなか本にする気力が起こらず
2000年に入ってから本にするにあたって
2章以降は全部書き下ろしたのだという。
それは、逆に凄い。(笑)

歴史小説としては非常にシンプルで分かりやすいのだが
後半は子供天狗と歴史の関わりがクローズアップされ
爺の影がちょっと薄くなったのが、個人的には残念。
ただ「天狗の世界」の設定はしっかり描かれており、
児童向けだからこそ隙なく夢を詰め込むさとる氏作品だから
大人でもほのぼのと読めるのだと、つくづく思う。

時代小説でもよくお目見えする村上氏のイラストも、味わいがあっていい。

個人評価:★★★★


ここ最近、ちょっと上手く時間が取れずに
読み切れない本が2冊ほど続いたのだが、今回はするりと読めた。
アレコレ考えながら読むのも楽しいことは楽しいのだが
スムーズに読めるってことも、本には大事な要素だねぇ。

で、そのらの本はしばらく寝かせておいて、いずれ読む。
昔のカレシやカノジョに再会したようなキモチはまったくなく
寧ろ「はじめまして」位のイキオイで忘れているので、罪悪感は無い。
久し振りに会うと、案外イイヒト(本)だったりするもんだ。

こういう読み方するので、電子書籍になかなか移れない。
DL出来る奴はいいけど、ライセンス買うやつだと倒産したら読めなくなるし。
しばらく寝かせてたら死んでたとか、余りに怖い。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


前回の続き。





帰ってからウドンやら鍋に入れてみたら
なんでも美味くなる魔法の粉になった。
いやダンゴ汁も美味かったけど。



フェリーに乗る時の集合時間が徹底してなくて
ここで半分くらい減るんじゃないかと友人と不安になった。





何か最後まで(別の意味で)ハラハラ感のあるツアーだった。
この後神戸で下船、テレビカメラの撮影隊に会ったのだが
まあこれはまた別の機会にでも。
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