プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

  1. アリーマ

    アリーマ

    2014-05-25 (Sun) 00:57

    相方さまの翻訳本をファミリーネームベースで配架したら若干ばらけるのでは?

    ・・・あ、おおきなおせわか(笑)。

    ちなみにワタシはボスキャラに近いです・・・。
  2. はるほん

    はるほん

    2014-05-25 (Sun) 11:42

    >アリーマさん
    あー、ファミリーネームね!なるほど!
    しかし今本棚を見上げて、また1から整理すんのかと思うと
    取り敢えず今度にしようと背を向けた次第。(笑)

    ボスキャラに近いとは。(笑)
    まあでも自分もどっちかっつーと
    興味範囲で分からないことは知りたい人種なので
    ボスキャラのキモチは分かるんですよねー。

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

471

てんやわんや

てんやわんや (ちくま文庫)てんやわんや (ちくま文庫)
獅子 文六

筑摩書房 2014-04-09
売り上げランキング : 147107

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


コーヒーと恋愛で読んだ獅子文六を、また買ってみた。

時代は戦争直後。
まだ瓦礫や焼け跡の残る東京から、話は始まる。
主人公は犬丸という、29歳無産無職の男。
取り立てて容貌や才能や正義がある訳でもない──
と言うよりはハッキリ、ややだめんず寄りと思われる。

恩師(?)の言うままに書生をし、就職をして記者になり
流されるままに情報局に入り、遂には別荘番になる。
戦争も終わり、このまま東京に残るか故郷に帰るか逡巡していたところ
今度はアヤシゲな書類を預けられ、四国で養生せよと言われる。

大物故に、戦犯として狙われる恩師。
一度はプロポーズした女との再会、その変貌───

とこんな伏線があるのに、そんなに壮大な話ではない。
007のように危険と女と背中合わせな訳でもないし
インディジョーンズのように危険をかいくぐって秘密に迫る訳でもない。
曖昧な自己主張をしたようなしないようなカンジで、
主人公は結局、四国に行ってしまうのだから大概だ。

が、四国は獅子文六が実際に戦後に疎開した先であり
つまりは半リアルな私小説なのだ。
それで東京から四国に向かう下りに、妙に引き込まれたのも頷けた。

この時期は、復員軍人や疎開先から帰る国民でごった返していたらしい。
(※獅子文六は再婚により、四国に戦後疎開することになった)
東京から切符をとるのは大変だろうと、主人公は
ひとまず沼津へ出てからいったん京都駅に向かう。
電車史は詳しくないが、今の東海道線に近い路線があったのだろう。

バラックで出来た沼津駅で富士おろしの寒風に一晩耐え、
車窓に静岡・浜松の焼跡を見る。
関西弁と買い出し客でごった返す豊橋駅に、唯一焼跡の無い京都駅。
現代の日本の路線時間では考えられない程に大幅に遅れ、
主人公は一路岡山へ、そして連絡船に乗って四国へ。

出発するときに持っていた握り飯10個を少しずつ食べながら、
聞いたこともない四国の駅たちを抜けていく。
そうしてやっと辿り着いた最果ての駅は、沼津と同じバラック製の駅。
ここまで空襲があったのかと、茫然とする。
更にここからまだバスに乗り、もっと奥地へと向かう。

疎開の道程はストーリーのメインでも何でもなく、たった数ページのものだ。
伏線でも何でもない情景描写なのだが、
汚い列車の中でくたびれ果てている獅子文六が見えるかのようだ。

そうして場面は一転、愛媛の人物の屋敷に世話になるのだが
そこは戦争直後の困窮をものともしない程おおらかで、自然豊かだ。
のびのびとしたエピソードと伊予弁で綴られた世界は
まるで時の流れが違う桃源郷のようだ。

戦後小説は、登場人物がなにくそ負けるかと裸一貫から成り上がったり
夢と希望を見いだしたりする話が多いが、この主人公は歪みない。
最初から最後まで負け負けである。
小さい事ばかり気にして、大志を抱くことが無い。
だが、そこがいい。

本書は戦後連載された新聞小説であったらしい。
きっと読者たちは、毎朝いそいそとこの小説を読んだのだろう。
どんな世代もその苦さと可笑しさ、矮小さと雄大さを共感できそうな、
なんつーか大盛りでもない小盛りでもない、
お茶椀丁度1杯分みたいな、過不足無いエンターテイメント。

大衆文学っていうのは、本来こーゆーもんなんだろう。
獅子文六。
気になる作家が一人増えたことを、喜ぶべきか嘆くべきか。(本棚的に)

個人評価:★★★★


「し」のとこは、もう本棚ぎゅうぎゅうなんだよ。(※50音順に並べている)
相方の翻訳本が多いので、Jとかジョージとかジャックとかめっちゃおるねん。

まあ他の段もそれなりにぎゅうぎゅうだけどな。


仕事関係の話。



最後の手段としては買った時期を聞き、推理するしかない。
「息子に貰いました」とか言われると、犯人捜しはさらに遠のく。





「パソコンについてるボタン」は100人以上容疑者がいて困る。



まあ↑これは単に語彙力の問題だが
PCが日本の発明品だったら、用語も随分楽だろうなあと常々思う。
ナイツののネタじゃないけど「やほー」「ごーぐる」くらい普通にあるあるだよ。



性格的なもので、「分からない」「知らない」を言いたくない人がいる。(笑)
まぁでもそんな人の方が、根性あるから覚え早いんだけどね。
関連記事
スポンサーサイト
2

Comment

  1. アリーマ

    アリーマ

    2014-05-25 (Sun) 00:57

    相方さまの翻訳本をファミリーネームベースで配架したら若干ばらけるのでは?

    ・・・あ、おおきなおせわか(笑)。

    ちなみにワタシはボスキャラに近いです・・・。
  2. はるほん

    はるほん

    2014-05-25 (Sun) 11:42

    >アリーマさん
    あー、ファミリーネームね!なるほど!
    しかし今本棚を見上げて、また1から整理すんのかと思うと
    取り敢えず今度にしようと背を向けた次第。(笑)

    ボスキャラに近いとは。(笑)
    まあでも自分もどっちかっつーと
    興味範囲で分からないことは知りたい人種なので
    ボスキャラのキモチは分かるんですよねー。

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。