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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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11 eleven

11 eleven (河出文庫)11 eleven (河出文庫)
津原 泰水

河出書房新社 2014-04-08
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幻想小説と呼ばれるジャンルは
とてつもないバランスの上に築かれている気がする。

キッチリした不思議設定の上で不思議な事が起こったらファンタジーで、
設定は多少分からなくても、明解なブラックオチがついたら怪奇小説。
設定もふわっとしてオチもふわっとしてたら幻想小説。
自分的にはこんなイメージ。

そうそう、不条理小説なんてものもある。
自分的には何となく、「ボケっぱなし」と「天然」くらいの差があるようには思うが
これもほぼ幻想小説と同じ系統だと考えていいと思う。

自分にとって幻想小説とは、他ジャンルと紙一重のような曖昧な透明膜で
確立されているようないないような所にある、不思議なジャンルだ。
このジャンルを読み始めた頃はこの踏み心地がもどかしい気もしたが
「分からなさ」が幻想小説たる由縁だとすれば、これでいいのだろう。

その踏み心地も、無い階段を踏み外したようなものから
底なしの泥のようなものまであり、一概に幻想小説ファンといっても
好みは多分ピンキリあると思う。
例えば皆川博子さんは、巧妙に穴の中に落とされてたような心地がした。
恒川光太郎氏は、何時の間にか迷路に佇んでいる心地がした。

綾辻行人氏の「深泥丘奇談」を読んだときは、
心細い蝋燭を照らして全貌をさぐるような心地がした。
だとすれば津原氏は「行き止まり」だろうか。
突然目の前の道が閉ざされてしまい、ちょっと途方に暮れてしまう。

この幻想小説と言うジャンルは、往々にして要約を書くのが難しい。
設定とオチが無関係なものも多いし、そもそも設定が分からないものもある。
その上オチが「?」なものもあるのだから書きようがない。
本書は表題通り11の短編集だが、
取り敢えず一番良かった「五色の舟」を例にとる。

見世物小屋商売をしているらしい家族。
家族と言っても血の繋がりはない。
足の無い「父」がいろんな場所から引き取った「子」たちなのだ。
身丈の小さい「昭助」、牛の下半身を持った「清子」、
腕の無い「僕」、シャム双生児の片割れだった「桜」───。

父は噂を聞き、件(くだん)を引き取ろうとする。
百年に一度生まれるか生まれないかと言われる、牛と人間の子だ。
人語をあやつり、未来の事であれ過去の事であれ
本当の事しか言わないと言われる。

ホラーともSFともつかないス流れの中で
現実的なような美しいような結末がすとんと落ちてきて
もどかしい「行き止まり」で話は終わる。
いや、幻想小説ならきっとこれでいいんだろうが
この曖昧な設定と結末を、作者たちはどうやって考えるのだろう?

敢えて寸止めにしているのか、それとも
この話には何か「見えない結末」があって
そっと薄く笑いながら、読者にこれを提供しているのだろうか。
見えそうで見えない、もしくは見えているつもりなのに
本当はこの話を読んでいないのかもしれない。

そんな微妙なバランスがちょっと癖になり
「あー、くそー、また分かんないかもなー」と思いつつ
また自分は幻想小説と呼ばれるジャンルを買ってしまうのだ。
なんじゃそりゃと自分でも思うが、幻想小説だから
これでいーのだ。(バカボンのパパ風に)

…多分。

個人評価:★★★




相方はテレビっ子だが、自分はそんなに見ないので録画の必要性を感じなかった。
が、さすがに4年に1度のサッカー祭典は見たい。
しかし前回の南アフリカ大会は、睡眠不足でしんどかったので
録画機能のついたテレビを購入しようと決定。



某電機メーカーのフェアをする日だから
この日に来てくれたらお安くします!と約束してくれたのだ。
でも一応最安値をネットで調べてから行った次第。



関西ならここから交渉が始まるところだ。
知り合いに電気屋に恐れられるくらい値切る男がいるので
関西に帰った暁には、絶対そいつと電気屋巡りをしようと思っている。
ともあれここは東京なので、最安値で満足しておく。





その後も何だか見当違いのアニメ話を振られたが
一般の人は天気の話みたいにヲタク話を考えているのだろうか。

思わぬ事態を産むことがあるから、やめた方がいいと思うぞ。
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