プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

459

ねむりねずみ

ねむりねずみ (創元推理文庫)ねむりねずみ (創元推理文庫)
近藤 史恵

東京創元社 2000-11
売り上げランキング : 137775

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


何となく表紙に惹かれて購入。
どこかで聞いた名前だなあと思ってたら
短編集では1・2度拝読したことがある。

本書はどうやらシリーズもので、これが最初に出たものらしい。
「今泉文吾シリーズ」は全て舞台が梨園、つまりは歌舞伎に絡んでいる。
ちなみに今泉は歌舞伎役者ではなく、探偵。
事務所には男子高校生の助手が一人、そして
大学時代の同級生が今は歌舞伎の女形になっているという設定だ。

ストーリーは3章構成。
歌舞伎の名門に生まれた花形役者は、ある日妻に打ちあける。
「ことばが、頭から消えていくんだ────」
身の回りの物や、具象の名前が分からなくなるのだ。
舞台の台詞はまだ言えるが、その内どうなるか分からない。

妻は夫を気遣いつつも、不安を覚える。
ひょっとして、夫はあの事に気付いているのでは──?

次章では探偵側にストーリーは切り替わる。
2カ月前、歌舞伎公演時に起こった殺人事件を追っている。
観客席で、客が刺殺されたのだ。
友人である女形は調査に協力しながら、
愛する歌舞伎界に起こっている不穏な動きに葛藤する。

そうして最終章ですべては繋がる。

まあミステリとしては、
「僕は最初からわかってた」的な探偵がいるという
割とオーソドックスなタイプだが、よいのではないだろうか。
既に小説界に探偵が腐るほどいる昨今、
探偵に余りバラエティを持たせるのは、個人的に感心しない。
超能力を持ってるとか、もうお前なんか探偵じゃないって言いたくなるので。

故に場所を梨園という特殊な場所にしたのが、なかなかいい。
自分は歌舞伎は門外漢だが、それでも楽しく読めた。
短編集ではロードサイクリングを題材にしていたが
これも詳しくは知らないながらも、ストーリーがちゃんと頭にはいった。

謎も凝ったものではないが、その分理解しやすい。
その分オネエ言葉の女形と探偵が息の合った会話で軽快さを出すなど
全体的に読者の読みやすさを意識されていて、バランスがいい。
読んだ印象はおおむね好印象。
これは他のシリーズも面白いんじゃないかなあと思わせる。
(個人的には女清掃員探偵シリーズってのが気になる)

まあちょっと中身とは関係ない評になってしまったが
小説でも漫画でも、作風や作品のテーマを考えた構成ってのは
結構読んでいて気になる箇所なのだ。
例えばバイオレンスや緊張感を描写するくだりで「!」を多用する人とか
「やかましい!読んでて気が散るわ!!」とか思ってしまう。
反対にそう言うシーンが目に浮かぶような叙述を読むと、思わず唸る。

今泉探偵は最初っから「分かってる」タイプであり、
女形役者の一人称ストーリーと共に、読者がその思考についていく。
複雑なトリックは無く、どちらかというと人間模様にストーリーはかかっている。
ここを今泉に説明されては、多分共感できないだろう。
半分男性で、半分女性である女形が核心に触れることで
事件と人間模様の両方が、ストンに胸に落ちるのだ。

なんというか「無理」がない。
いやまぁ、正直1点だけ「?」と思う箇所はなくもなかったが
その「無理」がまかり通ってしまう昨今のミステリーでは許容範囲だろう。
スカッと楽しく読めた一品であった。

歌舞伎も一度くらい見てみたいかも。
ロビーで名物の豆大福だけは食ったことあるんだけどね!(笑)

個人評価:★★★★


全然違う話だが。





東京来てから1,2回、電車とかで力士をみたことあるけど
そこらじゅうにいるってのは、やっぱある意味異世界。
なんかテンションがあがる。







だって家からちょっと遠いんだもの両国。(酷)
いやでもやっぱ、なんかオーラあるんだよオーラ。
思わず「はいっ!」って言っちゃうようなさ。(言い訳)

京都で映画村行ったときに撮影隊がきてて
松方弘樹が来てた。(多分当時やってた遠山の金さんロケ)
いやもう、ファンじゃないんだけど思わず釘づけ。
他にも若手俳優とか来てたっぽいけど、存在感が違う!!

でも一番「オーラ」を感じたのは
東京駅でたまたまお見かけした天皇皇后夫妻のお姿。
なんかか皇族ファンの人の気持ちが少しわかった気がした。

ところで両国国技館をGoogleストリートビューで見ると
力士が一列で勢ぞろいしているのが見れるんだぜ。



なかなか素敵なサービスだよね。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。