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和宮お側日記

和宮お側日記 (光文社時代小説文庫)和宮お側日記 (光文社時代小説文庫)
阿井 景子

光文社 2008-06-12
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和宮とは。
平たく言うと徳川14代将軍・家茂(いえもち)の嫁はんである。
この微妙に影の薄い将軍にちょっと興味が湧いたのだが
Amaz●nで「家茂」で和書検索しても、
15代将軍慶喜の作品があがってくるほど、半端無く影が薄い。(笑)
とりまスーパープレミアムなお嫁様の方を読んでみた次第。

黒船来航後、幕府がその迫力にビビって通商条約を結び、
異国人と文化が入ってきたことから、日本中で攘夷が叫ばれていた頃だ。
幕府はここぞとばかりに朝廷と協力し、国家の威信と安泰を取り戻そうとする。
これを「公武合体」という。

手っ取り早く婚籍結んじゃおうぜってんで
14代将軍へ、皇女和宮が降嫁(※皇女が臣下に嫁ぐこと)することになる。
和宮は既に有栖川宮家と婚約が調っていたが
当時の天皇の異母妹であり、更に適当な齢の皇女がいなかったため
彼女が日本史上初、武家へ嫁入りした皇族となった。

これは大変だったろうと思う。
21世紀の今でも、関西と関東は文化の違いがあると言うのに
更に皇族と言う世界から、まるで違う武家世界へ飛び込むのだ。
事実、江戸城でも京の様式で生活した和宮は
江戸の奥向きにはあまり評判が良くなかったらしく
家茂の義母とも、恐らく日本で一番セレブな嫁姑戦争(笑)を繰り広げる。

小説の元ネタは、和宮のおつきの女房の日記だ。
やれ和宮のお着物がどうだったの贈り物をしただの、
細かい事が非常にリアルで面白い。
が、小説としては少々淡々としている部分もある。

家茂は11代将軍の孫にあたる。
12代目はその次男に、13代目はその四男に継承されるが
徳川の近親婚は、この頃既に過渡期に入っていたのかもしれない。
病弱な13代目将軍からは、後継ぎが生まれなかった。
ちなみにこの13代将軍の嫁、つまり和宮の姑が、大河で有名になった篤姫だ。

14代候補には慶喜も入っていたらしいが
慶喜は家康から数えて数代あとの子孫であり、
また勤王で知られる水戸家の人間だった。
血筋から家茂が選ばれたというのは、
悪い言い方をすれば、「政治の駒」であった訳だ。

それは京から江戸へ連れてこられた和宮の境遇と、少し重なる。
ちょっと歴史をドラマティックに見た視線かもしれないが
事実家茂は側室も持たず、和宮を慈しんだという。
一説には、将軍家で一番仲の良かった夫婦とも言われる。
和宮視点の小説だから当然だなのが、
家茂の政治上の葛藤や、和宮への情にも触れて欲しかった気がする。

また有名な江戸城の無血開城には、篤姫と和宮の力添えがあったという。
このラストも、大団円までは望まないが
ツンデレながらも嫁姑が心を通わせるくらいの色付けがあっても。
歴史小説の余韻が、嫁姑問題の難しさってのも寂しい。(笑)

余談だが、徳川将軍の特徴一覧表ってのをみつけた。※一部修正

1 徳川家康 健康マニア
2 徳川秀忠 真面目
3 徳川家光 ぼんぼん
4 徳川家綱 左様せい
5 徳川綱吉 生類憐みの令
6 徳川家宣 学問好き
7 徳川家継 最年少
8 徳川吉宗 暴れん坊将軍
9 徳川家重 言語不明瞭
10 徳川家治 書画・将棋
11 徳川家斉 精力旺盛
12 徳川家慶 そうせい
13 徳川家定 病弱
14 徳川家茂 甘いもの好き
15 徳川慶喜 多趣味


いやこれ、なかなか秀逸。
自分も家茂って、虫歯の多い人くらいしか印象になかったけど
背景を見るとなかなかケナゲな人生なんだよね。
勝海舟は、家茂の死に号泣したと言われる。
ちなみに慶喜のことはあんまり好きじゃなかったようだ。(笑)
マァ多少性格に難ありとしても
慶喜のお蔭で日本が新しい時代を迎えたのも事実なんだけどね。

1冊くらい誰か、家茂主人公の小説書いてあげてくれないかなあ。

個人評価:★★★


一度書いた記事が、ネット接続が切れてパーになった。
最初はもうちょっと真面目に書いてた気がするんだが
もっかい書いたらなんかフランクになってしまった。

ま、いっか…。


ついさっき、近所で迷子になった。









走りに行くときは財布もスマホも持たないので、結構焦った。
帰ってこれてよかった。
近所で迷子になって行方不明なんて伝説になるとこだった。。゚(゚´Д`゚)゚。


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