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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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人質の朗読会

人質の朗読会 (中公文庫)人質の朗読会 (中公文庫)
小川 洋子

中央公論新社 2014-02-22
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「人質」で「朗読会」、そして俯くようなヤギの表紙。
タイトルからしてヤギがなんとなく「生贄」のようなイメージを持つが、
恐怖とも諦観とも、むしろ受容する覚悟すら感じる不思議とインパクトのある外装。

が、冒頭文は正直なところ面喰った。
名も知らぬような小さな国で、日本人ツアー客8人が
ゲリラグループに拉致されてしまう。
だがそれは日本でも時のニュースになるも、
次第に膠着状態のまま人々の記憶から忘れられていく。

そして突然、その全員が救出劇の際
ゲリラがしかけたダイナマイトで死んでしまったというのだ。
なんとも突飛もないというか、雑な設定だ。

だがその雑さがまるで、本当にニュースを聞いているように感じた。
キャスターが「乗客に日本人はいませんでした」とでも締めれば
恐らくそのまま「ふぅん」と聞き流してしまったろう。
日本人というだけで耳に残っただけのその無機質さというか
無関心さのようなものが、駆け足の冒頭文に滲み出ている。

不思議と妙な罪悪感を共に、読者は8つの短編集を読む事になる。
ゲリラのアジトに仕掛けられた盗聴テープに録音された、彼らの「朗読会」だ。
暇つぶしだったのか、恐怖からの防衛手段であったのかは分からない。
人質たちは壁や床、窓枠にちゃんとストーリーを下書きし、
出来る限り真摯に「朗読」を語ったらしかった。

それらは「なんて事の無い話」よりは、少し予想を斜め上にいくものばかりだ。
恐らく通常で聞かされたら、返答に困るかもしれない。
説明がつかない程に不可思議な話でもなし、
人生を変える程の感動話でもなく、場を盛り上げるネタ話でもない。
聞く側だけでなく語る側も、上手く説明できるか難しいだろう。

「すべらない話」という番組のようだと思う。
アレは芸人だから、面白い事に遭遇する訳ではない。
目の前の出来事を面白く判断したという話であり、
語る人によっては「なんてことはない話」にもなりうる。
アレは本来、お笑い芸人であれば「すべってはいけない話」でもある。

人質という過酷な状況に置いて
突然「何か話をしてください」と言われたら
きっと人はウケをとる話でなんぞ考えはしないだろう。
過去を振り返り、「私だけのオンリーワン」の話を掬い取るはずだ。

今現在、平和な日常の中では見えないかもしれない。
忘れていたのか、それとも大事にしまっていたのか、
自分の一番奥にひっそりと眠っていた、「何か」。
「乗客の中の日本人」という括りのニュースの中ではなく、
私はちゃんと此処にいるのだという存在意義を呟く「すべらない話」。

8人の人質たちの話は、どれも掴みどころがない。
けれどその「オンリーワン」の話から
ページの外にある彼らの今までの人生が、ぼんやりと浮かぶ。
こんな事件に巻き込まれなければごくごく普通に営まれたであろう
彼らのささやかな日常が、何とも眩しく見える。

ただ淡々とした短編集なのに、静かに切ない。
説明がつかない程に不可思議な話でもなし、
人生を変える程の感動話でもなく、場を盛り上げるネタ話でもない。
けれど語り手の中で「色褪せない記憶」であることが
モノクロの中で放たれたカラーのように、はっと胸を討つ。

読後は自分の中の「すべらない話」はなんだろうと、ふと思いを馳せる。
貴方にもきっとそれは、ある筈だ。

個人評価:★★★★


パソコン話、今日で終了。



こーゆーの。
砂鉄みたいにザラザラした液体が入ってて、
摩擦係数を上げてネジを回そうって魂胆。なーるほどー!
2014416.jpg



だが中に茶渋等は残っていなかった。
フツーにキーボードの基盤が壊れたのだと悟って、やっとふっきれた。





職場の知り合いに自分以上の強者がいた。
やっぱりパソコンのキーボードが壊れ、
同じようにUSBキーボードを繋いで使っていたらしいのだが。



もう目からウロコ激オチ。
なんだよもう、キーボードくらいちいせぇコトじゃん…!(どうだろう)



木材は百均で揃えた。今なんでも売ってんのねー。
最初はカマボコ板で作ろうかと思ってたんだけど
計算上6個のカマボコが必要だったので
さすがに毎日カマボコ消費するのイヤなのでヤめた。
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