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グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ (講談社文庫)グランド・フィナーレ (講談社文庫)
阿部 和重

講談社 2007-07-14
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うーん、難しい本である。
★2つとしたのは悪いと言う意味ではなく
理解出来ない部分を★として差し引いた結果であり、
本の所為なのか、自分の理解力の所為なのかも判断出来ない。

132回芥川賞受賞作とあるが、
読んだ人の評価はかなり割れるのではないかと思う。
さらっと読んだら、恐らく「???」というのが第一印象であろう。
自分も高橋源一郎氏のあとがきで
「好きな訳でもないけど繰り返し読んでいる」という一文が無かったら
フツーに「???」で終わってしまったやもしれない。

4つの短編集だが、それも連作になっているようないないような
ビミョーなつくりで断言はできない。
ただ「神町」と言う場所が舞台になっていることはわかる。
「グランドフィナーレ」とは「終局」の意なので
連作だとすれば、この最初の話を結末と見るべきなのだろう。

ちなみに今回は、本の内容を考えるメモ書きなので
結構ネタバレになっていることをご了承いただきたい。

グランド・フィナーレ
離婚され、子供に逢う権利すらも剥奪された無職の男。
どうやら読んでいる内に、ロリの気があることが推察される。
子供への愛情もあり、理性もあることは感じられるのだが
何やら不安定な印象も最後まで抜けない。
ラストは改心したような空気もあるのだが…。
馬小屋の乙女
馬小屋の乙女と言えば、当然マリアだ。
ならばこれは「始まりの物語」という意味なのだろうか。
一話目とは無関係な男が神町で降り、
陰謀に巻き込まれたっぽい話?のようだが???
新宿 ヨドバシカメラ
もうこれに関してはサッパリ。(笑)
「地名には意味と因縁がある」と言う意味を
4話目に繋げたい意図があるような気もしなくもないが
とにかく1行の文章のだけなら意味は分かるのだが
次の行との意味が繋がらなくて、読んでいて頭が痛くなる。
20世紀
神町を取材調査していた男の話。
これがどうも一話目の主人公の男のような気がするのだが
やっぱりよく分からない。(苦笑)
「神町」という場所の存在意義と彼のロリの源泉(?)
が書いてあるような気もするのだが、なるほど分からん。

どうやら阿部氏の作品に「シンセミア」「ニッポニア・ニッポン」というのがあり
これがすべて神町と言う場所で繋がっているらしい。
その作品を読めば多少分かるのかもしれないが
少なくとも自分は「よし読もう!」という気になれなかった。
何となくだが、全部読んでもスッキリとは分からんのだろうなという気がする。

議論するには面白い作品かも知れない。
事実、高橋源一郎氏は大学の講座の課題図書としてこれを選書し
そこで学生と「ヘンな本」として論議したと言う内容が
あとがきとなっていたのである。
まぁ、そのあとがき読んでもスッキリとは理解出来んかったけどね。

阿部氏の他作品を読んだ事が無いので、エラそうなことは言えないのだが
この本にテーマがあるとしたら、テーマすら虚像のような気がする。
鍵付きの箱を苦労して開けてみたら、中身が空っぽだったみたいな。

駄目男を扱った作品というのは、結構に在る。
いずれもそれらが改心することは少ない。
駄目なまま読者に笑いか同情を煽るか、
最後までイライラさせるかのどちらかというパターンのように思う。
故に本書も、はっきりと結末は書いていないのかもしれない。

それでいて読む側は、本にどうしても感動を求めてしまう。
駄目男に、何処かで改心を望んでしまうのだ。
けれど本当にそんな美談になったら、読後に深くは残らないと思う。
自分の読書体験からすると「心残り」があった方が
不思議とずっと心に残ったりするのだ。

「分からない」ことも1つの心残りだろう。
何やらこの本には「破綻した分からなさ」よりも
「意図した分からなさ」があるような印象がある。
隠された意図への好奇心より、読んでいて疲れを感じてしまった。
本書がどうというより、自分に合わなかっただけなのかもしれないが。

芥川賞ってどーゆー基準で決めてんだろ。(´・ω・`)

個人評価:★★


ちょっと今時間が無いので、以前に書いたラクガキ。

20140322-1.gif

哲学的ほのぼの4コマ漫画「ぼのぼの」。
これも好きだー。
シンプルに見えるけど、これの図形を晒すとこんな事に。

20140322-2.gif

じんましんがでそうな図になる。(笑)
こうなるともう何描いてるかわからんね。
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