プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

420

羆嵐

羆嵐 (新潮文庫)羆嵐 (新潮文庫)
吉村 昭

新潮社 1982-11-29
売り上げランキング : 2952

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


以前から気になっていた本をやっと読む。

吉村氏は歴史ドキュメンタリー小説を手掛ける作家さんだが、
冬の鷹を読んで結構好みだなあと感じた。
本書はクマ作品として名前だけは知っていたのだが
吉村氏の作品と知り、これは読んでみたいと思っていた。

子供の頃にヒグマの特番を見たことがあり
以来自分の中で、クマは最「恐」生物の認識がある。
今回本書を読んで、あの番組の元ネタだったのだと思い至り、
子供時代に感じた恐怖が改めて思い出された。
うおお、熊マジこええええ。

三毛別羆(さんけべつひぐま)事件。
熊に襲われた死者が7名、重傷者が3名という、
大正時代にあった日本最大の獣害事件のことだ。
画像検索すると、復元されたヒグマのハリボテ(て言うな)が
愕然とするくらい家屋よりデカい事が分かる。ひえええええ。

被害があったのは、開拓が進んだばかりの小さな集落だ。
明治時代から始まった北海道開拓はこの頃、
平野部から更に山間部へと手を広げていたようだ。
今は観光地として大人気の北海道だが
実はまだ開拓を始めて120年ほどしか経っていない。

何千年も手つかずだった原生林と、本州とは異なる厳しい気候。
そして熊は知ってはいても、
「羆(ひぐま)」という生態を理解していない集落民。
もう導入部分だけで、お化け屋敷に踏み込んだかのような
「いつ出てくるんだ」という臨場感がパネェ。ひいい。

熊と言う字は、能に四つ足がつく。
これは「非常に頭が良い獣」と言う事を表しているんだそうな。
戻り足と言って、わざと雪の上の足跡をたどって追跡者を攪乱し、
背後から襲うというすんごい技も使えるとか。
また「餌」の味や匂い、特徴をちゃんと記憶しており
取られると取り返しにくるんだそうな。ぎゃあああああ。

幽霊話や怨霊ネタは何とも思わないが、いやもうクマ話こええ。
武井某という芸人が猛獣の倒し方シリーズでネタやってるけど、
あんなもんパンチ一発で即死である。
いやまだ即死なら幸福なほうだろう。(ぶるぶる)

勿論、死んだフリなんか無効である。
熊鈴や大きい音も、激ヘリ興奮状態のクマには何の意味もない。
火を恐れると言うのも迷信らしい。
とにかく、近づかないのが一番なのである。

だがそのクマが、餌があると認識して自ら村に下りてくるのだ。
隙間だらけの木造の小さな家屋は防御壁にもならず、
開拓民たちにはまともな武器もないのだ。
警察を呼んだはいいが、彼らは犯罪者に対しては居丈高だが
野生のクマの前では、同じく捕食される恐怖に震える動物に過ぎない。
マジで下手なホラー映画より、よっぽど怖い。

クマ関係の小説としては以前に邂逅の森を読んだ。
本書にもマタギの男がでてくるのだが、
「羆嵐」とは視点が真逆でありながら、何処か同じテーマを感じる。

マタギは熊を正しく「畏れ」ているからこそ、対峙できるのだ。
文明というシークレットブーツを履いた人間は、
自然連鎖の中では驚くほどに弱い。
本書はその現実を、容赦ないほどにリアルに描く。

熊を殺した日は、山に嵐が来ると昔から言われるそうだ。
恐ろしい猛獣・害獣でありながらも、
熊は人に何をかいわんやとする神獣でもあるのかもしれない。
で、何が言いたいかと言うと

やっぱクマこえええええぇぇ(|||゚Д゚)ヒイィィィ!!

個人評価:★★★★


仕事さらしを中断して、クマ話。

20140307-1.png

ナマモノを入れることだけはやめさせたが、
ちゃんと食べなさいと言う割にカップ麺をドカドカ入れてくるのも
便所紙が潰れてるくらいのことも、受け入れることにした。が。

20140307-1.png

20140307-1.png

おかんは筋金入りのキティラーである。
ソレならまだ分かるが、何故●ラックマ??
オマケにキャラクターグッズなどに毛程も関心もない我が子に???
似合わない事この上ねぇし。
てか、クマこええええ。

20140307-1.png

20140307-1.png

20140307-1.png

部屋着なら何をいれてもいいだろうと思ったんだろう。
が、こんな最恐生物を着て寝たら悪夢を見そうである。

20140307-1.png
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。