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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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ばけもの好む中将 弐

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合間を縫ってちまちまページを開くので、ちっとも本が読めん。
それでもなんとか読み終えた「ばけもの好む中将」壱と弐。

ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)
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時代小説にしては珍しい平安時代が舞台。
「堤中納言物語」の「虫愛づる姫」を思わせるタイトルと
「伊勢物語」のエピソードを多用した中身と
これまた「源氏物語」を彷彿とさせる登場人物。
平安絵巻のいいトコどりとも言えるその設定は
時代小説と言うよりSF(すこしふしぎ)ライトノベル寄りで
楽しんで読めるものになっている。

主人公は右兵衛佐・宗孝(むねたか)。
そして左近中将・宣能(のぶよし)。
まあ官職についてはさらっと読んでも別に問題はないのだが
二人の間柄にどれくらい「格差」があるかを理解していると、
宗孝の心情が分かりやすいかもしれない。

右兵衛佐とは、左右に分かれた兵衛府のサブリーダー的な職。
左近中将とは、左右に分かれた近衛府のサブリーダー的な職。
似ているようだが、近衛府の方が格が上なのだ。
要はどちらも「天皇のお屋敷のガードマン」なのだが
なんせお屋敷が広いので、内・中・外に分けられる。

内部担当が近衛府で、中部担当が兵衛府だ。
(※ちなみに外部を担当するのは衛門府)
つまり近衛府の方が、やんごとなき存在にお近づきあそばすワケで
ガードマンというよりは内裏内において
「文武両道のイケメソ」の立ち位置となる花形職なのだ。

宗孝はフツーの貴族階級に生まれ、フツーの官職についている
ごくごくフツーの平安男子な訳だ。
一方、宣能は右大臣家に生まれたサラブレッドで
顔良し・教養有・スポーツ(?)も出来ちゃう超エリートなのだ。
だが、たった1つだけ欠点がある。

中将様は、ばけものヲタクだったのです。(笑)

夜ともなれば♪電気もねぇ、車もねぇ、牛車もそれほど走ってねえ♪
なこの時代は、怨霊・物怪が(人民の脳内で)跋扈する世界だったのだ。
数百メートルおきにコンビニが煌々と輝く現代とは
真の闇が持つ迫力がまったく違う。
それを敢えて魑魅魍魎を求めて彷徨う中将は、さぞ奇異な存在であろう。

その白羽の矢をぶっすり刺されたのが、宗孝だ。
中将に振り回されてばけものの姿に怯え、
さらに12人もいる(!)姉たちにも振り回される。
だが位の高い中将や目上の姉に面と向かって抗うことも出来ず、
脳内ツッコミで応戦している姿が楽しい。

壱の巻の最初の話がすっきり終わらなかったため
「うーん、失敗したか?」と思っていたのだが
実は最終章まで連作になっており、最後に結末を迎える。
おおむね弐の巻もそんなスタイルだ。

ライトノベル風とは書いたが
仕事してるんだか遊んでるんだか分からない平安時代の空気が
文章からよく伝わってきて、これも興味深い。
むしろライトノベル風だからこそ、すんなり読めるのかもしれない。

怪異作品というよりは、珍しい時代を描いたものとしてオススメ。

個人評価:★★★★


これを読みながらどーしても思い出してしまうのがコレ。

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怪異大好きの貴族と、霊感の強い墓守。
そして化け猫ならぬ化け犬(?)がおりなすハートフルオカルト漫画。
あと浪人左門あやかし指南シリーズもちょっとこれに近いノリだな。

楽しい怪異(?)としてはこの2作品の方が好きだー。


仕事さらし。

20140306-1.png 20140306-1.png

何とかギリギリ間に合いそうな気がしてきた。
なんかもう月曜締め切りの仕事が3つも重なるとかどういう。

それが上司とか同僚の所為でもなんでもなく
自分の怠惰のツケだからやるせないわ。
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