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【青空文庫】ガリバー旅行記【ドラマ】 その1

ガリバー旅行記ガリバー旅行記
ジョナサン スウィフト 原 民喜

2012-09-13
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童話としては有名なガリバー旅行記。が、案外
────どんなオチだったっけ?と考えてしまうのではないだろうか。

自分もやっぱりそんな印象だった。
恐らく絵本のようなもので見たのが最初だと思うが
小人によって雁字搦めにされたガリバーしか思い出せず
ラストがどうにも曖昧なのである。

これが「昔の事は思い出せるのに昨日の夕食が思い出せない」
というアレかと思いきや、それも道理なんである。
多分絵本では、そのあたりし描かれていないのだ。
本来のガリバー旅行記は4章に渡って四か国を回った旅行記になっており
とても絵本に収まるサイズではないのだから。

オマケにお子様向けなのは最初の方だけで
実はとっても大人向けのウッフンな本なのである。
いやウッフンな成分はないのだが
18禁レベルの社会の風刺小説なのだから、半分は本当だ。

これまた昔にこのガリバー旅行記の
ドラマ版をNHKで見た記憶がうっすらあり
絵本と全然話が違うので、なんじゃコリャと思ったのだが
実はこれが原作だと知ったのは、随分経ってからだ。
いずれ原作読んでから再度トライしたいと思っていたのが、
やっと昨日にドラマの方を見た。

なので青空文庫でも読んでからドラマを見ることをオススメ。
テッド・ダンソン主演で1996年作のものだが
多分レンタル店にはほとんどないだろうと思われ。
うん、まぁソコはグーグル先生と相談すると、ホラ、ね?(お察しください)

片方だけでも楽しめるのだが、
原作読んでからだとドラマがよく作られてる事が分かるし
ドラマを見ると原作の分かりにくい部分が鮮明に目に浮かぶ。
二粒で二度美味しい。(普通じゃん)

なので記事も2回に分けて、絵本と原作とドラマの違いを自分メモ。

第1章・小人国
小人国に漂流したガリバーが余りのサイズの違いの所為で
地面に身体をロープで固定されてしまう導入部分は、
原作も絵本もドラマも一緒である。

小人国は隣国と戦争をしており、これに勝つために
ガリバーは海を越え、相手国の軍艦を全部引っ張ってきてしまうのだ。
絵本はこれでガリバーは小人国の英雄となり、
小人たちにお土産を貰って帰国しましたとさ、めでたしめでたし。
────的なカンジで終了する。

原作でも小人国は戦争をしているのだが、この理由があほらしい。
卵を尖った方と丸い方のドチラから食べるかという事で対立し
もう何年も戦争を続けているのである。
ガリバーは皇帝の命令通りに軍艦を引っ張って来るのだが
その後、他の船も全部持ってこいだの
人民を奴隷にして卵の習慣も変えさせろだの、要求を大きくする。

ガリバーも「そんな必要はない」とつっぱねるのだが
結果的に大臣たちにやっかみと逆賊のそしりを受けることになる。
原作は当時のイギリスに実際に在った、
イングランド国教会とカトリック教徒の諍いを揶揄していると言われる。
いかにそれがくだらぬ、益の無いことかを風刺している訳だ。

社会風刺的な背景は分からなくとも
詐欺を死罪としていた程に正直な小人たちが
力を得て不相応な欲望を得てしまうところはシニカルだ。
小人は同時に、人類の立ち位置をも揶揄しているのかもしれない。
これは2章の話ともちょっと関連がある。

さてガリバーは身の危険を感じ、隣国に逃げ出す。
そこからイギリスに帰国するも、しばらくして旅に出たくなり
新たに2章に向けて冒険に出るという流れだ。
絵本はここまでの部分を採用している。

ドラマでは、ガリバーはそのまま次の国へ行く。
つまりぶっつづけで数か国を漂流し
身も心もボロボロになって我が家へ帰り着いたとこから、ドラマは始まる。
ここのガリバーは過酷の旅の所為で現実と夢の見分けがつかず、
狂ったように暴れたり怯えたりしながら、冒険談を語っていく。
妻と息子はその姿に怯え、ガリバーの妻に求愛していた医者は
心神喪失としてガリバーを病院に押し込めてしまう。

ただ「冒険に行ってきました」という原作と違い
ドラマではガリバーの今の状況とリンクさせるように、冒険を進めていく。
特に小人国は、ガリバーと小人の大きさが比較できるので非常に楽しい。
古い画像なので若干合成っぽさもあるが。
ああ、「進撃の巨人」が映画化されたら、
どれくらいCG技術があがったか分かるかもしれんね。(笑)

ついでに言うと、原作ではガリバーは漂流する国々全てで
最初は言葉が理解できない状態から始まって
おいおいに学んで喋れるようになるのだが
ドラマではすんなり小人と会話を交わしている。
このことと「ぶっ続けで漂流する」という変更点が
ドラマの結末にちゃんと絡んでいるのだ。コレ面白い。

これ以上ネタバレしたくない人は、
ここで青空文庫を読んで、ドラマを見ていただきたい。
ネタバレおっけーって方は、次章を明日に続けます。

個人評価:★★★★


季節の仕事が入ってきたので、ネタ漫画しばらくお休み。
とりあえずざっとアタリを描く。

20140226-1.png 20140226-1.png

下手クソは別として、こんなポーズ取る人限られてるし、
時期が時期なんでバレバレな気がするけど(苦笑)
まあしばらくこれをここに晒して描く。

似なかったら国民全員を敵に回す事になる気がする。(汗)
ガ、ガンバロー。
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