プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

407

夫婦茶碗

夫婦茶碗 (新潮文庫)夫婦茶碗 (新潮文庫)
町田 康

新潮社 2001-04-25
売り上げランキング : 275315

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


町田氏は以前、源氏物語九つの変奏で短編を拝読した。
癖のある文章だが、内容は面白かった。
が、何やらいまひとつ理解しがたい部分があるとは思っていたのだが
今回も全く同じ感想を持つこととなった。(笑)

「夫婦茶碗」と「人間の屑」の2編。
どちらも人間の弱さ・駄目さを扱ったテーマや
狭い人間関係の中でまとめられた設定などは文学作品と呼んで差支えない。
だが脳内の思考をそのまま垂れ流しているような文体に
格調高さより、駄目街道を走る主人公がひたすら心に残る。

ボクシングならヘビーライト級とでも言うのだろうか。
「ライトヘビー」級ではない。
あくまで軽い。めっちゃ軽い。その軽さは尋常でない。
だが確かに「重い」のだ。

「夫婦茶碗」
どうやら現代の話であるらしいが、明治か大正の舞台とも思えてしまう。
社会の歯車と言うものに全く噛んでいない主人公の浮世っぷりが、
ニートなどという肩書では足りない程に尋常でないからだ。
妻の扶養義務という責任感を微塵も感じず、
冷蔵庫の卵の配列に数ページも使う奔放っぷりが上手い。
突き詰めれば大変な文学作品に化けそうなところを
寸止めで終わっているのが狙いとも残念ともとれる。

「人間の屑」
父親譲りらしい逃避癖と無責任さで、
パンツのゴムの上を歩いて人生綱渡りしているような主人公。
演劇をやっては逃げ、パンクロックをやっては逃げ、
祖母の元へ逃げ込んだ先からまた逃げ、
女のもとへ転がり込んでは逃げるというミもフタもない人生。
ムカつく以前に、余りに人生設計がお粗末すぎて心配になってしまうという
これまた不思議なキャラ作りである。
一瞬胸にジンと来そうな下りから、やっぱり微妙な着地点で終わる。

なんだろう、コレは。
どうしようもない男の救いようもない人生なのに、
図らずも何回か噴き出してしまった。
いや常識で考えて、笑い取ってる場合じゃないだろっていう。
お前、やればできる子っぽいじゃないか。

眼鏡を取ればカワイコちゃんっつーか、黙っていればイケメンなのに、
高尚な悲壮感を敢えて駄目な方へ輝かせていく。
なにかこう、すべてを残念に変換する魔法が逆にスゴい。
さりとて本を閉じて見捨てるのも惜しい。
駄目なのに捨てられない、まさにヒモみたいな小説だ。

いや、駄目な訳ではないのだ。
既にスタイルとして確立されているこの「駄目」を
読んだ側はどうしていいのか迷うのだ。
一部の隙もない「駄目」が「駄目」じゃなくなったら
逆に作品は「駄目駄目」になる気もする。

かくして「やっぱりよく分からない」というハンコを押して、
本書を脳内の未決箱に放り込むことになったが
なんというか、見どころのある「駄目」だと思う。
いやもう「駄目」ってなんなのよ。
「駄目」がゲシュタルト崩壊起こしてきた。

駄目だコリャ。(ドリフ帳に)

個人評価:★★★☆(迷った挙句、駄目な星を1つつけておくことにする)


節分ネタ。おかん編。

20140213-1.png

20140213-1.png

努力は認める。だがしかし。

20140213-1.png

20140213-1.png

「その方が巻きやすいと思った」などとあいまいな供述を繰り返しており

20140213-1.png

20140213-1.png

20140213-1.png

海苔のどんな魔法を施したのかしらんが、とにかく噛み切れない。
この上海苔がずるっとイったら、もうただの酢飯である。
最早何の日なのかも分からない。

20140213-1.png

せつぶんってなんのひなんだろう(苦悩)
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。