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35

スープ・オペラ

スープ・オペラ (新潮文庫)スープ・オペラ
阿川 佐和子/新潮社





by G-Tools


上手いなあ、と思う。
阿川佐和子さんの文章だ。

脳と言うのは不思議なモノで
仕事の時は仕事のことを、悩んでる時は悩みを考えているようでいて
その実、何処か頭の空洞の辺りで
お昼は何食べようかと吟味していたり
くだらないボケツッコミをしていたりするものだが
それが文章の中で、上手くダダ漏れている。

主人公・島田ルイが三十路過ぎで独身だとか
両親は不在で、叔母の「トバちゃん」と2人暮らしだとか
そのトバちゃんが男を作って旅に出た後、
代わりに思いっきり年上のオッサンと、年下の青年が転がり込んできたとか
多分そういうストーリーは、どうでもいいのだ。

いや、どうでもいいって言うのは語弊があるが
阿川さんの小説は、阿川ワールドの心地よさを楽しむものな気がする。
肩の力を抜いて、主人公の視点で話を追っていけばいい。
うん、そうかも。
あー、分かる分かる。
ソレでソレで?

それは簡単なようで、意外と難しい。
キャラが性格的に押しつけがましいものであれば
その視点に同調はできないだろう。
人間関係と同じで、読み手とキャラにも仲良くなる共通項が必要だ。

そういう意味で、小物の使い方も上手い。
天気と食べ物の話は無難などとよく言われるが
確かに小説でも食べ物というのは
多少インテリな描写であれ、万人が理解可能範囲にはある。
「桃の冷製スープ」なんて書かれた日には
なにソレ、そんな摩訶不思議な物が世の中にあるのかと興味津々である。

スープは随所に出てくるが、料理小説ではない。
トリがらと肉屋、薄いハムカツ、庭の枇杷、
小説家の奥さんの鎖骨と真珠、犬の吠え声とサイレン。
そんなものが話の中で少しずつ重なって
1つの話に整えられているのが心地良い。

「スープ・オペラ」とはそういう意味であったのかと
勝手に勘ぐってみたりする。

個人評価:★★★


閑話。

本当はこれを読む前に、違う本を読み始めていたのだが
これが30ページも読まない内に、先に進めなくなってしまった。
読みつ戻りつしていたが、結局諦めてしまった。

読んでないので書評にはしないが、さっぱり意味が分からない。
あんまり分からないので、自分の読解力がどうかしたのかと悩む。
借り物なので持ち主に聞いてみるも、本人はどういう話か忘れたと言う。

完読すべきか、試しに他の著書を読んでみるべきか…。
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