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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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夜の光

夜の光 (新潮文庫)夜の光 (新潮文庫)
坂木 司

新潮社 2011-08-28
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買ったのはちょっと前で、しばらく積読していた本。
天文部を舞台にした本だと言うのは知っていたのだが、
自分がまさにその出身なので、
読みたいようなそうでないような、なんとなく微妙なキモチになったのだ。

自分の話を先にしておくと、正確には「天文部」ではない。
太陽の黒点観察したり、モーターと段ボールで綿菓子の機械作ったり
川の近くに化石掘りにいったりもしていたので
理科全般なにをしてもいいようなクラブだったのだが
何をしてもいいので、大体遊んでいた。←

文化祭は過去の先輩方の写真を現像し、全力でお茶を濁す。
その際に熱気と湿気のこもる暗室で流した汗以外は
青春の汗なんぞ一滴たりともほとばしらせた事はない。
本書が若さキラキラ☆リア充小説だったりしたら
己の高校生活が一気に乾いた梅干しみたいになってしまう。

結果的には、部活のユルさは同程度だったので大丈夫だった。
ただ登場人物たちは違う意味で、真剣な「戦い」の中にある。

男女4人の天文部員視点の4章+1のミステリー小説。
が、和菓子のアンもそうだったが、坂木さんの作品は
山あり谷ありの事件の為の伏線ではなく、なだらかに「人」を繋ぐための伏線だから
ミステリーというよりは、日常淡々系に近い。

彼らはクラスも別だし、友人というほどべったりとした付き合いでもない。
ただ自分達のことを「スパイ」と考え、
目の前の「ミッション」を寡黙に、そして確実に遂行する。
彼らはその「戦友」なのだ。
そして「ミッション」とは高校を卒業し、自分の道を歩むことだ。

──────そんな当たり前のこと?と思うかもしれない。
けれど自分を含めて、目的をもって「卒業」した者が何人いるだろう?
「受験」から「進学」という仮の目的を持ち
「未来」という茫洋な海に漕ぎ出したのではなく
彼らはその向こう側を見据え、はっきりと敵と味方を見分けて歩いていたのだ。
それを「スパイ」に比喩した坂木さんの感覚は、実に面白い。

体育部に所属した事が無いからソッチは分からんが
文化部のユルい活動とユルい結束は独特のモノがある。
自分が所属していた「天文部モドキ」にも本当に
「1ヶ月に1度の校内宿泊観測」と「夏休みの観測合宿」があったので
まさか坂木さんウチの卒業生なんかと思った。(笑)

でモドキ部だが、だからといって恋が生まれる訳でもなく
夜長自分たちの未来を語るような熱いこともしないのである。
ポットの湯でラーメン食ったりコーヒー飲んだり
しょーもないB級ホラーをみて爆笑したり
明かりの消えた学校を徘徊したり、寝袋でがーーーーと寝たり
自慢じゃないが実りのない事ばかりしていた。

それでも不思議と、その後輩達とは今でも付き合いがある。
何を隠そう、別に隠さなくてもいいのだが
相方はこの「天文部モドキ」時代の後輩である。
向こうが卒業後5年くらい経ってから付き合うようになったので、
人生何が起こるかワカランもんである。うん。

そう言うと、二人して今でも星を見たりするんですかとか
テンプレな質問をされるのだが、そんなこともない。
(結婚式の司会の人がこれを期待して何度も聞くので、非常に困った)
文化部と言うのはそーゆーユルいところなのだし
星の下でロマンチックが生まれるとか思ってるヤツこそ
ちゃんと天体を見てない証拠なので、そんな奴はむしろ除外である。

周囲が暗くなってから夜が明けるまで
夏場でも8時間くらい、冬なら12時間も待機せねばならない。
それを一緒にいようと思ったら、高くなったり低くなったりするテンションと
無言の時間を過ごせるだけの気心が無いとやっていられない。
今でも付き合いが続いているのは、その所為じゃないかと思ってる。

自分の話が過分に交じってしまったが
ユルさに隠されたリアルさとでも言おうか
中には物足りない人もいるかもしれないが
装飾過多でないところが、坂木さんの魅力だと個人的に思う。

個人評価:★★★★


昨日の続き。

20131108-1.gif

無論の事だが、昨日の記事を読んだ方が早い。

20131108-1.gif

20131108-1.gif

初めてコレを聞いたとき、不覚にも煎茶を豪快に吹き出した。

20131108-1.gif

尚、本人(おかん)にこれを問いただしてみたが
「さあ?なんとなく鼻に入れたくなったんじゃないの」
などと曖昧な供述を繰り返しており。

そーゆー自分自身も小さい頃に生ニンニクを口に入れて
どうしても口を開けないという珍事をやらかしたらしい。
覚えてないけど、婆とおかん二人がかりで口をこじ開けたそうな。

なんとなく食いたくなったんだろうな。←曖昧な供述
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