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狂う

狂う (幻冬舎文庫)狂う (幻冬舎文庫)
西澤 保彦

幻冬舎 2013-10-10
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以前に読んだ七回死んだ男が面白かったので、二冊目の西澤氏。
そちらはミステリーともSFともつかないところが良かったのだけど
今回はある意味、王道ミステリーだった。

ざっくり言うと、ある男がサイコパス(=感情なき連続殺人者)に
なってしまった過程を追う話である。
まぁサイコパスと小説に書いていた訳ではないのだが
犯人は殺人への葛藤や後悔は微塵もない代わりに
壮大な正当性だけを振りかざしているのだから、そう呼んでいいだろう。

犯人は分かっているのだから事件の謎ではなく、殺人の理由を解くことになる。
サイコパスの殺人理由は、えてして自分勝手な理屈であり
大概は読者側には理解できないものである。
またそれが「サイコパス」という狂気を読む魅力(?)でもあるのだが
この犯人はどうにも微妙に「タガ」が外れていないのだ。

サイコパスと聞いて思い出す作品は
小説では悪の教典、映画ではミザリーだ。
小説の方は、絵にかいたようなサイコパスキャラだったが
なんというか、最終的に「殺人を隠すため」に殺人を重ねるという
少々おつむの弱いことになってしまい、途中でちょっとダレてしまった。

が、映画の方は面白かった。
ミザリーはちゃんと「確たる理由がある」狂気なのだ。
人の命より自分の理由の方がずっと大事だという
その横柄さというか厚顔無恥ぶりが、めちゃめちゃ怖い。
その理由がホンッッッッットに自分勝手で、余計に怖い。
見たのは随分前なのに、今でも印象深い。

さて本書の主人公は狂気と言うには余りに普通であり、
普通と呼ぶには少々歪んでいる。
そう、「歪んでいる」と言うの表現が一番しっくりくる。

壮大過ぎて理解できないのではなく、小さ過ぎてよく分からない。
周到というより、こまけーーーーと思ってしまう。
ちまっとした理由の為に、ちまちま準備をして
ちょっこり目的を達成してしまうのである。
なんつーか堅実なサイコパスと言う感じで、なにか爽快感(?)がない。

犯人がそんなだから、頭脳明晰な女性警視が見事に謎を解決しても
細かいことをちまちまツッコんでいる印象がある。
ううん、コレは最初に「サイコパス」と考えて読んでしまったから
そんな印象になってしまったんだろうか…。
逆にサイコパス話をこのサイズに収納できるってのも面白いのだが。

が、最後の結末だけは容赦なかった。
思わず犯人と一緒に「嘘だあああ!!」と言いたくなった。
このちまっとしたサイコパスにそれほどの嫌悪感がなかったからこその
感情移入した衝撃だったのかもしれない。
それを計算してのことであれば、スゴイ本かもしれない。

ちなみにこの本は、書籍化にあたって改題されているそうな。
前のタイトルをみれば、なるほど納得である。
ちなみに帯にはそのタイトルと、「衝撃と悲しみのラストシーン」と沿えてある。

ああ、うん、確かにこの帯はアオリじゃなかったわ…。

個人評価:★★★


ティラノサウルス続報。(いらぬわ)

先日の動画はリモコンで動かしているのだが
センサーがついているので、音や光にも反応する。
電源入れっぱでいろいろ作業していると、一定の音量で吠えてくるので楽しい。

etagami18.jpg

音楽とかには反応しないで、物音だけに反応する。
本来は拍手1回・2回・3回でそれぞれの動きが制御されてるのだが
ふとしたことで「がー…」と小さく反応したり
「があああああ!」とキレてくるのがまたかわええ(´∀`*)
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