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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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魚舟・獣舟

魚舟・獣舟 (光文社文庫)魚舟・獣舟 (光文社文庫)
上田 早夕里

光文社 2009-01-08
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タイトルに惹かれたまま、惹き逃げ積読になっていた本。
いやもう、読みだしたら一気だった。
何故に人は本を積んでしまうのか…!
本が積みやすいフォルムをしている罪か!!!!(お前の怠惰だろ)

SFの面白さは作者が設定厨か否かにあると思う。
サイエンス・フィクションと言う文字が示す通り、
自分達が生きている此処ではない何処かの世界をまるっと生み出すのだから
7日で世界を作った神の如き所業と言っても過言ではない。

SFは別訳で「すこしふしぎ」などとも言われ、要は
その世界の社会とロボットの仕組みをちょろっと書いた「ファンタジー」でも
十分通用するものではあるのだが、設定は深いほど面白い。
が、逆に入り組んだ設定にしすぎると
異次元世界になってしまう諸刃の剣でもある。

しかし本書はシンプルなフォルムでありながら
重厚な厚みをを持つ刀の如く、日本SFと呼ぶに相応しい。
舞台を日本においてここまで「別世界」が書けるというのは
世界観の礎がしっかり作りこまれているからだと思う。
今回はあらすじで無く、設定の良かった場所を抜き書きたい。

「魚船・獣船」
人は必ず双子で生まれ、片方は人間に、もう片方は魚となって生まれる。
「くさびらの道」
新種の真菌によって引き起こされるパンデミック。
多剤併用にて鎮火するも、これは耐性菌も生みやすい。
「饗応」
ショートショート。人工知性体のつぶやき。
「真朱の街」
なんと妖怪もの。だが幻想譚では終わっていない。
「ブルーグラス」
珊瑚礁の保護と人工植物の話だが
これをアナログな「人の思い出」を組み合わせたのがいい。
「小鳥の墓」
中短編。未来における特別保護区で育った殺人犯の生い立ち。

SFはどちらかと言うと、「その世界に起きた具象」に視点が当てられ
解決に向かう道程を読む事が多い。
スケールが宇宙規模でヤバイため、共感よりも
ハラハラドキドキする思いが物語に沿う。

これらの物語を読んだ後は、登場人物のぽっかりと空いた穴が心に残る。
無機質な世界観の中で、有機体たる存在が浮き彫りにされる。
女流作家ならではの手腕と言おうか
SFでありながら「心のワビサビ」を備えているのが、凄くいい。

で、著者の長編もちゃんと買ってあるんだぜ!(正:積んであるんだぜ!)
今見たら上巻しかないけどな!

まずは我、下巻を探す冒険にいざ行かん…!(最初からクライマックス)

個人評価:★★★★★


書評がメインかお絵かきがメインかワカランなってきたな。
まあとにかく毎日好きな事をやるのが一番。

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このあとオバチャンが沢山寄ってきて大変だった。

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誰も見てなくてよかった。

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最近は大ケガをすることも無くなったなぁと思っていたが
机でアゴを強打してイタリア人のような立派でない割れアゴになったのは
よく考えたら今年の話であったな。
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