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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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マリアビートル

マリアビートル (角川文庫)マリアビートル (角川文庫)
伊坂 幸太郎

角川書店 2013-09-25
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面白かったーーーーーっ!(≧▽≦)
ドトールで読んでたら、帰るの遅くなっちゃったよ!!

最初のハンコ絵の章区切りで、お、と思ったのだが
やっぱり「グラスホッパー」と繋がっていた。
と言っても、全然違う話なので読んでなくても問題ないが
前作のキャラを覚えていると、ちょっと楽しい。

東京ー盛岡間を走る「はやて」。
この僅か2時間半の区間を走行する新幹線に
実は殺し屋がわんさかと乗り込んでいる。
ストーリーの章名は以下の5つ。

木村 …元は裏世界にいたが、今は只のバツイチアル中。
    だが子供の為に、中学生を殺そうとしている。
王子 …木村に狙われる中学生。
    しかしコイツも、フツーの中学生である筈がなく?
天道虫…通称「てんとう虫」と呼ばれる殺し屋・七尾。
    上野で降りるつもりが、持ち前の不運で降りられない。
果物 …蜜柑・檸檬でコンビを組む実力派の殺し屋。
    蜜柑/冷静沈着 文学が好き。
    檸檬/少々大雑把 機関車トーマスが好き。
槿  …グラスホッパーで出てきた「押し屋」と言われる殺し屋。
    今回はチョイ役。

てんとう虫は、上野にトランクを運ぶだけの簡単な仕事を頼まれる。
が、上野駅のホームで因縁のある殺し屋に出くわし
勢い余って殺してしまい、降りられなくなってしまう。

一方、蜜柑・檸檬コンビは、誘拐されたさる大物の息子を救い
トランクを盛岡まで届けるという仕事を請け負う。
が、上野駅に着くまでに息子が殺されてしまう。

異なる行先と無関係の殺人を課せられたトランクは
王子という第三者の手によって、余計にややこしい事になる。
一駅ごとに増えていく死体と殺し屋。
─────彼らは無事に、盛岡まで辿り着くことが出来るのか?

伊坂氏の本はあまりあらすじに触れたくないので、こんな感じで。
他に「グラスホッパー」の主人公・鈴木が名脇役になっている。

今回は伏線の点と点が
「2時間半」と「半密室空間」という制限の中にあるのだが
狭い筈の車内が広く感じられるほど、奥行きがあって楽しい。
リミット内に最後に全てがぴたっと合わさる爽快感に
久しぶりに伊坂節を感じた作品だった。

まず殺し屋・檸檬のトーマスヲタクっぷりが素晴らしい。
まさか伊坂氏、トーマス全編見たんだろうか?
友人の子供がこのトーマスが好きだった頃に
檸檬とおんなじ説明してたなぁ。(笑)
普段は蜜柑と口争いばかりしているが、クライマックスのページでは
おもわずほろりとさせられた。

そして中学生の王子がまたスゴイ。
マ ジ で め っ ち ゃ ム カ ツ ク 。
好きなキャラはともかく、嫌いなキャラってあんまり出ないんだけど
なんか生理的というか、本能的にアカン。
ある意味文字だけでここまで思わせるって、逆にスゲェわ。

てんとう虫は英語でレディビートルという。
このレディ=マリア様を意味するらしいので、マリアビートルとあるのだろう。
元ネタは、死刑にされそうになった男が
肩に止まったてんとう虫を殺さずに吹き払ったが
別の男がそれを叩き潰してしまい
ちゃんと調べたところ、その叩き潰した男が真犯人だったという逸話らしい。

日本では「天道虫」と書くが
時代物で「お天道さまはちゃんと見ているんでぃっ!!!」
いう啖呵を切るアレである。
キリスト教の宣教師がこの名を当てたとも言われるそうな。

殺し屋ばかりの話だから、当然無罪の者はいない。
だがこの話は確かに「裁けない者」を裁くのだ。
昨今、すっかりてんとう虫も見かけなくなったが
「天網恢恢疎にして漏らさず」
きっと何処かでマリア様は見ているのである。

お気を付けあれ!

個人評価:★★★★★


悪事と言う程の事はなにもしてないけど
(いやひょっとして都合よく忘れてるのかもしれんが)
敢えて言うなら、相方に書評ブログの存在を隠している事か。(笑)

毎日これを書いてるモニタの向こうに相方はいるんだが
仕事で毎日PCを使っているので、特に何も思っていないらしい。

ちなみにPCの設定はコッチの範疇なので
自分は相方のPCを自由に触れるが(壊れでもしない限り借りないが)、
向こうはこちらのPCは自由に触れないようになっている。(笑)
その代わり相方はプリンタ1つ繋げないので
ちょっと面倒臭いけどな!

大した悪事じゃないよね。(どうかねえ)


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