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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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かのこちゃんとマドレーヌ夫人

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)
万城目 学

角川書店(角川グループパブリッシング) 2013-01-25
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万城目氏作品で読んだものは、プリンセス・トヨトミと鴨川ホルモー。
無論、人気作家さんだと言う事も知っているし
設定自体はなかなかに好みだったのだが
なんとなくピンと来なくて、以降は手に取れなかった。
(鴨川…のレナウン娘のくだりだけは吹き出してしまったが)

しかし表紙が余りに愛らしい。
猫独特のむりっとした猫背角度が。
頭だか首だか分からない境界線から45度のなだらかな斜面、
とめどない平面を経てストンと90度落ちる腰の急直下。
きっとその辺りに触れると毛並みがびびびと動いて
「やめてんか」と猫は面倒臭そうに尻尾を振るのだ。

要はジャケ買いな訳だが(ちょっと違うんじゃね?)
うむ、やっぱり設定は好みなのだ。

かのこちゃんは小学校一年生の女の子で
玄三郎という年寄り犬を飼っている。
が、小学校に上がる前のこと、
激しい雷雨にもかかわらず、玄三郎は犬小屋に入ろうとしない。
中を見てみると、なんと茶虎の猫が雨宿りをしているではないか────。

この猫こそが、かのマドレーヌ夫人。
おフランスの焼き菓子になぞらえた名前どおり
気品があり、慎み深いお猫様である。
年齢は書かれていないが、何年か野良をなさっていたようで(何故敬語)
恐らく3~5歳くらいではないかと妄想する。

一方、玄三郎は柴犬の13~14歳。人間でいえば65~68歳くらいである。
自分が雷を怖いのをぐっと我慢して
レディにその屋根を譲り、雨に濡れそぼつ姿はなんとも漢だ。
30歳(※人間年齢)に手が届こうかという行き場のない女に
包容力のあるロマンスグレーの中年紳士。(※妄想)
コレは始まらない筈がない。何がって、恋がである。

そう、二人(?)は夫婦なのである。
え、犬と猫でしょとかそんなことは関係ない。
恋は何時だってハリケーン。
歳の差婚で若い美人の嫁さんをもらった玄三郎は無論、
マドレーヌ夫人だって、家・食事・奴隷(※飼い主ともいう)付きの
御身分になったのだから、まんざらでもなかろう。

何よりこの話は、かのこちゃん家族の距離感がいいのだ。
お父さんとお母さんは、好奇心旺盛なかのこにいつも向き合っている。
だからこそかのこちゃんはフンケーの友・すずちゃんに、
そして動物にも相手を尊重した距離を取れるのだ。

故に、人と動物がベッタリ相思相愛という話ではない。
かのこちゃんの生活の中に動物たちは点在し
また動物たちの生活の中にかのこちゃん達が点在する。
「相手は自分の都合の中で生きてる訳ではない」という深い距離感は、
ジブリ映画なんかになってもイケそうだ。
宮崎監督は引退表明をしたが、これでミニ映画でも作ってくれないだろうか。

万城目氏特有の「予想を裏切る世界」という話運びに
少々力みのようなものを感じていたのだが
本書はいい意味で期待を裏切られた。
読んでよかったと思う。

個人評価:★★★

ところでお父さんの設定は、「鹿男あをによし」と繋がってるのか?


後ろ向きな絵手紙。

etagami3.jpg

何も考えずにトウモロコシを描いてしまったので
文字がイマイチいいのが思い浮かばなかった。
最初は「奥歯ガタガタ言わしたんど。」という意味不明な文句を書いていた。

こーゆーのは先に文句を考えるんかな。
それとも素材から文字を捻りだすんかね。
つーか文字と絵は全然無関係になってもいいのかなあ。

まあいろいろ試行錯誤してみよう。
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