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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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鍵・瘋癲老人日記

鍵・瘋癲老人日記 (新潮文庫)鍵・瘋癲老人日記 (新潮文庫)
谷崎 潤一郎

新潮社 1968-10-29
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旅行前に読んでいた本。
一応は本1冊持って行ってたんだけど
弾丸旅程で読むヒマなかったwwww

個人的夏休み課題・谷崎潤一郎2冊目おかわり。
谷崎と言えばヘンタイの呼び声が高い。(失礼な)
猫と庄造と二人のをんなでは、特にそうは感じなかったが
果たして今回は、谷崎変態説に迫ることが出来るだろうか?

さて、前知識なく手に取ってしまったので
全ページカタカナ文を見たときは、少々面喰った。
が、読み難さよりも先が気になってしまい
ずんずん読ませてしまうあたり、やはり筆力を感じる。

「鍵」は夫と妻の日記の二視点で構成されている。
交換日記などではなく、それぞれが独自に付けているのだが
互いに「相手が盗み読みをしている」と考えている。
が、両者とも相手がそう「期待」していると知りながら
「敢えて読んでいない」と日記上で断言している。

日記の内容は「夫婦生活」についてである。
夫は56歳。妻を溺愛している様子ではあるが
冒頭では「好き者」であるような印象はない。
むしろそろそろトシだから、回数を控えたいと書いている。
が、妻は45歳。夫に言わせると「淫蕩」であり
自分の精力が減退してきたことを、不甲斐なく思っているように感じられる。

妻は、いかにもと言う感じの古風で貞淑な女であり
閨の明かりをつけることも嫌がるし、声も出さない。
夫はそれが不満なのである。
自分をもっと興奮させるために、妻の身体が見たいのである。
特に足が。足フェチの夫にとって、
着物の裾と足袋から見えそうで見えない足が発奮剤なのだ────。

そんな折、夫婦と娘と弟子とで食卓を囲み
妻はつい酒を過ごして、人事不省に陥ってしまう。
甲斐甲斐しく寝台に横たえさせた夫だが、ふと気が付いてしまう。
……今なら、何をしても分からないんじゃね?

ヘンタイデタ───────(・∀・)───────ッッッッッ!!!!!

いやもう、ココからの夫のターンがすごい
毎晩のように妻に酒を飲ませるようになり
ポラロイドカメラを手に入れるが
その品質に満足せず、カメラを手を出して現像を弟子に頼む。
嗚呼しかし弟子と妻がムフフなことになったりしたら
オレはもう考えただけで…、………興奮する。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
大変な変態の大編隊である。

夫は自らに興奮剤を打ち、命を縮めながら妻を愛する。
その結果!妻のターン!!
……は、自分の目でお確かめください。(ヲイ)

夫の日記はカタカナ文で、妻の文体は通常文で書かれている。
1人称は「僕」と「私」だから、特に書き分ける必要はない.
何故、谷崎はカタカナ文を用いたのか?
文章を一部引用して、カタカナと通常文で比べてみる。

僕ハ彼女ヲ俯向キニサセ、臀ノ孔マデ覗イテ見タガ、
臀肉ガ左右ニ盛リ上ツテヰル中間ノ凹ミノトコロノ
白サト云ツタラナカツタ。


僕は彼女を俯きにさせ、臀の孔まで覗いて見たが
臀肉が左右に盛り上がっている中間のくぼみのところの
白さといったらなかった。


個人的に、カタカナ文の方にひたむきさがあるというか
妙に克明なエロさがあるように思う。
逆に通常文の方は、じっとりした湿っぽさを感じる。
自身が足フェチであったという谷崎のオープンな変態さ(?)は
こちらではないような気がするのだ。

「瘋癲老人日記」は、息子のヨメに(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァする老人の手記だが
真面目な話、どちらの話の変態も「下ネタ」からは逸脱しているものの
このレベルくらいの人間はいると思われる。
鼻の穴好きとか、肩甲骨から右斜め5センチ下がったとこ溜まらんって人だったら
こっちもすいませんお邪魔しましたとしか言いようがないが
足なら谷崎を超える人くらい、ざらに居そうだ。

しかしそれは人が隠したくなるような背徳部分であり、実行する人は恐らく少ない。
谷崎の描く活き活きとした躍動感溢れる変態要素に
(自分で何書いてるのか分かんなくなってきたぞ)
読者は本能的に首を垂れ、リスペクトしてしまうのではないか。

谷崎潤一郎は立派な変態である。(なんか変じゃないかその日本語)

個人評価:★★★★


朝から鼻水がとまらん。それにちょっと関節が痛い。
疲れで風邪を引いたのか、単純な筋肉痛なのか分からん。
(商売柄立ってるのは平気だが、座りっぱなしが一番堪える)

この季節だと、体が熱いのか外気が暑いのかもわからん…。
熱を測ればいいじゃないかと思われそうだが
なんか自分は平熱が微妙に一定でないのだ。
5度台のときもあれば、7度近くでもけろりんぱとしているときもある。
計ったら6度8分。うむむ、微妙だ…。

時差ボケしない為に、敢えて普通程度にしか寝てないのだが
仕方がないので、今日は昼からずっと寝ていた。
うん、鼻水はマシになった気がする。
イスタンブールって交通量がすげくて空気が悪いんだ。
粘膜をやられただけのような気がしないでもない。

自分の身体だというのに、このあやふやさはなんだろう…。
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