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藤十郎の恋・恩讐の彼方に

藤十郎の恋・恩讐の彼方に (新潮文庫)藤十郎の恋・恩讐の彼方に
菊池 寛/新潮社





by G-Tools


朝の投稿と対比させるつもりはないが(笑)、思い出したので。

菊池寛作品初期短編集。
今読めば極々普通の時代小説と見えるかもしれないが
氏は明治生まれで、戦後まもなく没した作家である。
当時では、革新的とも言えるものであったのではあるまいか。

↑というのは、読後にあとがきで知ったのだが
内容よりも、その文体の快さにほうとなった。
文庫版は旧仮名遣いはほぼ改められ、
難読漢字にはルビも振ってあるので非常に読みやすい。
内容も無論だが、何より日本語が美しい。

「お乳母日傘(おんばひがさ)」という字面に感じ入る。
今でいうなら「ドコへ行くにもベビーシッターがついてきて
UV対策までがっつりしてくれるってコト」となるんだろうか。
いやいや、ソレではその育ちの上品さまでは表せない。
本当に、日本語とは凄いモノだ。

短編の主題はどれも、妬みや高慢、驕りや恋など
人の心にふと落ちる感傷となっている。
だがどれもしっくりと来て、後に余韻が残る。
表題の「藤十郎の恋」「恩讐の彼方に」もよい話だが
「ある恋の話」が個人的に好きだ。
今のデレツンの元祖だったら、菊池先生凄すぎる。(笑)

今では使われない漢字表記など、目にするだけで楽しい。
漢字に(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァするも一興
日本人の心のワビサビにひたるも一興。

兎にも角にも文壇の大御所の力を見た、という感じか。

個人評価:★★★★
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