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懐かしい骨

新装版 懐かしい骨 (双葉文庫)新装版 懐かしい骨 (双葉文庫)
小池 真理子

双葉社 2013-06-13
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小池さん、と呼ぶとラーメン大好きな感じがしてしまうな。
古典的なギャグなので若い人は気にしないように。

小池さんは先日左腕の猫で書いた藤田氏の奥さんだ。
ご夫婦で同職業ってスゴイな。
ウチも夫婦でPCに関係する職業だけど
畑が全然違うので、突き詰めた話すると険悪になる。
我が家の合言葉は「基本別行動」だ。(合ってない)

本書は1994年に刊行されたものの再装版らしい。
知っていた訳ではなく、読んでる内にピンときた。
模倣の殺意もそうだったが、家電話ありきの設定になっている。
携帯電話の普及率の凄さに、改めて目を見張る思いだ。

しかしそれ以外に、時代特有の古さは感じられない。
寧ろ一気読みするほどに引き込まれた。

主人公は専業主婦の早紀子。
母が亡くなった後の家の処分を任せていた兄から、
ある日、電話が掛かってきた。
「物置の下から、白骨死体がでてきたんだ─────」

ごく普通に結婚をして毎日を送っていた早紀子に
古い記憶が蘇って来る。
その骨は、あれに違いない、と。
そうして同じく、サラリーマンとなり
ありふれた家族生活を築いていた兄にも、記憶が蘇る。
あの骨は、あの人に違いない、と。

然程仲良くなかった兄妹の記憶には、同じ思いが過る。
─────犯人は、あの人だ。
この事は自分の中にだけ収めておかなくてはいけない、と。

兄妹の擦れ違いと事件の真相が錯綜するさまが
自然と読み手を引き付ける。
ゆっくり読むつもりがやめられず、睡眠時間を削って読み切った。
どんなどんでん返しが待っているのか、と。

が、どんでん返さなかった。
いや確かにひっくり返るのだが、犯人や事態が変わるのではない。
足元ではなく、2枚ほど隣の畳がひっくり返ったような不思議な読後感。
あとがきを読んでみると、こういうのは「推理小説」ではなく
「心理サスペンス小説」と言うらしい。
ああ成程、と納得。

イメージ的に推理小説とは、
最後に思ってもみない犯人が判明しなくてはならない気がする。
サスペンスはいわゆる「火曜サスペンス劇場」の印象で
湯けむりや京都で事件が起こって、崖の上で解決しなくてはならない気がするが
そもそもは「疑惑や不安による心の揺れ」を描くものなのだ。

不安が解消すること=結末なのだから
事件自体がひっくり返る必要はないのだが、
多分サービスで「推理小説」になっていることが多い気がする。
そういう意味で本書は、純然たる「心理サスペンス」になっている。

作風は違うのだが、独自の読ませ方と通な読後感と言う意味では
ご夫婦でちょっと似ているものがあるような気がした。
いずれ藤田氏の本をもう1冊読みたいと思っていたのだが
奥さんの方も1冊読んでみるかと思ったり。

ご夫婦の共著もあるらしい。これもよさげ。

個人評価:★★★


夏休みの旅行まで1か月を切った。
今回は靴だけ買って、後は手持ちのもので済ませるつもりなのだが
なんかすごい事になった。

トランクが紫。
リュックがピンクっぽい色。
靴がライトグリーン。
一人ゴレンジャーかオレは。

ちなみに動きやすさを乾きやすさを考慮して
ジャージで行こうかなと言ったら、職場で爆笑された。
高い機能性と低いオシャレ度の狭間で揺れている。
(ゴレンジャーの時点で後者駄目だろう)

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