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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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オー!ファーザー!

オー!ファーザー (新潮文庫)オー!ファーザー (新潮文庫)
伊坂 幸太郎

新潮社 2013-06-26
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個性的なキャラクターに、ちょっと心をくすぐる設定。
話のテンポも軽快で、飽きさせない。
全ての伏線を回収しながら、一気にオチまで読ませる手管も
毎度ながら見事だ。が。

なんだろう。何かちょっとだけ物足りない。

主人公の名前は由紀夫。 
ごく普通の高校生で、ごく普通にバスケット部員で
ごく普通に試験勉強もします。
でもただ一つ違っていたのは…、父親が4人いるのです。
と、往年の古いアメリカドラマのナレーションを使ってみる。
若い人は最後の1行だけ分かったらよろしい。

うん、コレは面白い設定だ。
帯を読んだ時点で、さすが伊坂氏!って思った。

本当の意味で「複雑」な由紀夫の家庭環境を、知る人は少ない。
まずは勿論のこと、母親・知代。
そして小学生の時からの友人・鱒二。
そして同級生の多恵子には、望む望まざると無関係に知られる事となる。

しかし何より、父親4人のキャラが魅力的なのだ。
知的な悟。チンピラ風の鷹。スポーツマンの勲。色男の葵。
4人揃って(?)性格も外見もバラバラなのだが
共通点は、好きなものだけ。
麻雀と知代、そして由紀夫だ。

そんな有り得ないほのぼの設定も(・∀・)イイ!!。
理不尽だろうが無茶苦茶だろうが
面白ければいいのだ!伊坂ワールドは!!

父親の件以外は、なんとか平穏無事に暮らしていた由紀夫だが
不登校のクラスメイトや、多恵子の元カレ
そして鱒二のウッカリなどから、トンデモ騒動に巻き込まれていく。
ぼんやりTVで見ていた県知事選までが
まだ選挙権もない由紀夫の背後に忍び寄る!さて、どーなる!?

…とまぁ、あらすじ書いてもフツーに面白い本だと思うのだが
やっぱり何かが足りない。
旨い蕎麦を食った後に、よく見たらワサビ入れ忘れてたみたいな
何かパンチの効いてないものを感じる。
敢えて言うなら、「普通に伊坂氏」だったと言うか。

何時もみたいに、あちこちに視点と場所が飛んで
最後にカチッとピースが合わさるという爽快感が無かった所為か。
章がちゃんと続いていて、「?」となると言うのも
ある意味、伊坂氏だけの妙義かもしれない。(笑)

が、読了後にあとがき読んでみたら、これは新聞連載だったらしい。
成程、分かってる人が雑誌を買って読むのとは違い
伊坂氏を知らない人も読む事を考えると、妥当な采配なのか。
だが設定とキャラが面白かっただけに
「普通に」「分かりやすかった」のが少々残念だった。
そのちょっと「ナナメ上」に行って欲しかった気も。

この作品は2006年のもので、伊坂氏曰く
「自分の第一期作品の最後のもの」で
「ゴールデンスランパー」からが、二期の始まりであるらしい。
まだ変身を2回くらい残しているのだろうか、伊坂氏は。
うむ、そうであってほしい。

氏には何時までも、読者を迷宮に迷わせてほしいものだ。

個人評価:★★★★



昨日の相方との会話。

相「明日、ラーメン買っといてくれない?」
は「?」
相「飲み会だから」

相方は飲み会に行くと、忍者かと言う程に壁と同化するらしい。
壁なので、ゴハンもほとんど食いっぱぐれるという。
無論、壁だろうが床だろうが会費は払う。
募金しにいっとるのか君は。

は「いけませぬ。家にラーメンがあるという慢心が
  これ即ち小心を生むのデス」
相「でも」
は「昔から言いますでしょう
  諦めたらそこで試合終了ですよ、と」

うむ、ここは心を鬼にするのだ。
獅子は気弱な子供を千尋の谷に突き落とすと言うではないか。
(※それは本当にただの鬼です)
獅子奮迅の働きを見せよと送り出し、先ほど帰宅。

は「勝負はどうであったか」
相「今日は食べたよ」
は「ほう」
相「出し巻き玉子3つ」

募金に赤い羽根貰った程度で
勝ち誇るんじゃねえ。


マリアナ海溝くらいから突き落とさないと治らないんだろか。
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