プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

217

俺俺

俺俺 (新潮文庫)俺俺 (新潮文庫)
星野 智幸

新潮社 2013-03-28
売り上げランキング : 5301

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


不気味な表紙に負けてしまい、購入。
映画になっているらしいので、見に行く人はお読みにならないよう。
でも多分だが、映画は内容変わるような気がするので
読み比べてもいいんじゃないかとも思ったり。

偶然手に入れた、他人の携帯電話。
これまた出来心で、オレオレ詐欺を働いてしまう主人公「俺」。
「他人の母」の息子になりすまし、金を手に入れる。
だがなんとその「他人の母」がアパートにやってくる。

万事休すかと思いきや「他人の母」は
「俺」を息子と信じて、疑う様子もない。
焦燥感に駆られ、「俺」は実家に「自分の母」を訪ねるが
「自分の母」は怒って、息子を呼ぶ。
「俺」の前に現れた「自分の母」の息子は、「俺」だった──────。

「俺」が二人いる。
だが他人は二人の「俺」が二人であることを認識せず
「俺」は互いに「俺」であることを知っている。
だが現象はこれに留まらず、3人目の「俺」が出現する。
「増殖していく俺。俺だらけの世界へようこそ!」(帯文句)

「俺」がゲシュタルト崩壊を起こしそうな小説である。
一見ドタバタギャグとも思える滅茶苦茶な設定だが
中身は結構シュールなものになっている。
1人称小説だが、結局は相手は誰もかれも「俺」であり
「俺」の名前と経歴は、どんどん意味のないものになっていくという
変わったスタイルながら、混乱しないよう書かれている。

それだけに、個人的に惜しい。
この作品で十分評価してよいとは思うのだが
一歩違えばこの作品は
グロもなければ一滴の血も流れない、それでいてリアリティのある
良質のホラー作品になったのではないかと思われる。

「俺」は「3人の俺」と出会って最初こそ戸惑うものの
100%信用でき、シンクロできる心地よさにハマっていく。
しかし次第に「俺」であるからこその裏面に気付くのだ。
それが更に増殖していくことで、このトンデモ設定は
一瞬、薄い吐き気を感じる程に気味の悪い設定ともなる。

世の中には自分とそっくりの人間が3人いると言われ
それに逢うと死ぬとも言われるが
その理由は本書のこれではないだろうかと思った。
まぁ「俺」が沢山出てくるのも怖いのだが(笑)
これが3人でまとめられていたら
また違う怖さというか、リアルがあったのではないかと思う。

以心伝心の自分がもう一人いるメリットとか
ボケツッコミに不自由しないことくらいしか考えられんわ。
いやしかし、そもそも思いもよらないボケや
神憑り的なツッコミがあるからこそ、笑いというのは
(違う評価になりそうなので割愛)

本作は本作で楽しめたので★★★★でもいいのだが
読み終わって一番に「惜しいなぁ」と感じてしまったので
一個マイナスにしておく。

個人評価:★★★


ラファエロ展に行ってきたのだが、噂に違わず凄い人出だった。
開館前に行ったら、100メートルを超えるかという行列ができている。
来週で終わりなので、多分もっとすごい人だろうな。

ついでなので「グレートジャーニー人類の旅」も見てきた。
正直こちらは1500円ってちょっと高くね、って思ったけど
常設展示場も見られるので、まぁこんなもんかと割り切れる程度。

うん。2週間前に見た癖に、また地球館の剥製見てきた。
あれは何度見ても(・∀・)イイ!!
ついでに前回時間がなくて見れんかったので
地球館地下の恐竜や絶滅哺乳類のホネもみてきた。
でけぇ!でけぇ!でけぇ!!!(その辺のお子様よりあがるテンション)
やっぱ夏に来るウォーキングダイナソー、見に行きたいなあ。

ところで地球館の一番地下に「宇宙・物理・法則」って展示があって
そこもくるっと見て回ったんだが
最近物理の本を数冊読んだためか、割と理解できた。

今更、過去にとった理数の成績があがるでもないが
こーゆーのを実感すると、本を読むのってやっぱ楽しいと思うんだよな。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。