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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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物理学と神

物理学と神 (集英社新書)物理学と神 (集英社新書)
池内 了

集英社 2002-12-17
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文系脳で理系本を読んでみようシリーズ。(シリーズじゃない)

「物理」という名に疑問を持ったことはないだろうか。
教科書の内容云々ではなく、
表紙より前で立ち止まっているあたりが既に文系脳である。

地学・生物なら、読んで字の如くだから分かるが
「物の理屈」とはどういう意味だ?
その内容も多岐に渡り過ぎているし
地学や化学と微妙に線引きしにくい部分もある。
おお物理よ、お前の正体が分からなくては勉強なぞ手につかぬわ…!

と言うのは、自分でも言い訳だと思っていたのだが
卒業してウン十年、最近やっと教科書の表紙に立てた思いがする。
物理は「万物の理」を求める学問であり
人が自分の意味を、この世界の意義を
時には神の存在を賭けて立ち向かった軌跡なのだなぁと。

だって、古代の宇宙観を考えてみましょうよ。
ホラ、例の蛇の上に亀を載せてゾウをのっけてるアレ。
(※あれは須彌山説といって、インドの仏教観とも言えるのだが)
あれはさすがに、文系脳の自分でもツッコめるよ?
ゾウと蛇、却って邪魔じゃね?(そこじゃない)

話は逸れるが、「地球平面協会」という
現代でも活動を続けている団体さんがいらっしゃるらしい。
自分は豪快にコーヒーを吹き出してしまったんだが
興味のある人はwikiで調べてみてください。

が古代ギリシャでは既に、地球が丸いことを認識している。
ロケットも衛星もない時代に、月食の影や海を行く船影をヒントに
その事実に気づき、距離までをも計算する。
理系スゴイ。理系ヤバい。
その頃文系は、月に捧げる歌とか詩でも作ってたと思う。

だがその頃はいわゆる「天動説」とされる
地球を中心にして天体が回るのだと言う説が信じられている。
それをコンピュータもないのに「計算があわん!」と
「地動説」を持ち出し、人類の思考は太陽系を脱しようとしたのだ。
理系スゴイ。理系ヤバい。
日本では空気の読めない明智君が、「敵は本能寺に在り!」とか言ってた頃だ。

そんな理系人類には、さらなる困難が待ち受ける。
宇宙がヤバすぎて、力学や数学を駆使しても計算が合わない。
オレの神が作った世界が、こんなに不条理である筈がない…!

しかし、西川きよしも言っていたではないか。
小さなことからコツコツと。(いねぇよ、この時代)
大きな矛盾を解決すべく、とりあえず小さな原子から初めてみるのである。
理系スゴイ。理系ヤバい。
亀の背中の世界から、量子論なんて場所に行き着くとか。
文系はせいぜい、ココではない何処かへ胸を焦がす程度だよ。
(その歌もこの時代にねぇよ)

そんな量子論はちびっこい存在でありながら
宇宙の始まりを解明するという最大の謎に迫るのだ。
いやはや、たしかに「万物の理」に立ち向かう学問だ。
や、こんなバカな書き方はしてないけど
文系脳なりにかなり面白く読んだ。

個人的に面白かったのは、6章の「人間原理の宇宙論」。
折角神の御手を離れ、真理に一歩近づいた筈の人間は
「結局宇宙って、人類に合わせて作られてるんじゃね?」と
桶屋が儲かったのは風が吹いたからだ的な逆説を生んでしまうのだ。

イヤ実はこれ、学生時代に先輩と盛り上がっていたネタなのだ。
自分達が住んでる世界は、ひょっとして
科学の本かなんかの7月号の付録なんじゃねぇかと。
「何か」が世話してくれてるから、宇宙が毎日育ってるけど
そいつが飽きたら宇宙とかポイですよ。ポイ。

仮に飽きずに最後まで飼ってくれたとしても
「宇宙の誕生から滅亡までを観察できます!」
って銘打ってるキットなんだけどね!って言う。(笑)
人間原理に賛同する訳じゃなく、それくらいのレベルじゃないと
宇宙とかヤバすぎて偶然の産物とは思えないよなぁって話。

物理さんは一見、付き合いにくく見えるけど
話してみると、案外面白い人なんじゃないかと思えるお人だ。
学歴差もあるし、深く付き合うのはちょっと考えるけど、
まずはいいお友達から始めてみたい。

個人評価:★★★★


そうそう。
7章の「神の見える手」として、貨幣が例になってた話も興味深かった。
電子マネーが進んだ世界になったら、ひょっとして
実際の貨幣なんて、実在しなくてもいいのかもしれない。
通帳データの数字のやり取りだけ。

ふおお、RPGげむのHP数値みてえ。


「地球平面協会」
wikiの説明が、アンサイクロなのかと思うくらい面白かった。

・地球は球ではなく円盤型をしている
これはいい。そう主張している団体なのだから。うん。

・北極が円盤の中心にあり、円盤の外周は45mの高い氷の壁で囲まれている。
コーヒーが口端からぴろりと流れる。
まるっきり進撃の巨人じゃねぇかと。

・太陽と月の直径はいずれも52km程度である。
コーヒー逆流した。
新幹線なら京都から大阪くらいなんだが。

・国際連合の旗の意匠は上記のモデルに類似しており、
 このモデルの根拠のひとつとされている。

 ■wikiより拝借
 Flag.png

でる!コーヒー出る!!!!
やめて鼻が痛い!!!
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