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パンダの死体はよみがえる

パンダの死体はよみがえる (ちくま文庫)パンダの死体はよみがえる (ちくま文庫)
遠藤 秀紀

筑摩書房 2013-05-08
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タイフェスの記事にも描いたが、上野の科学博物館へ行った。
目的は江戸人展だったのだが
時間があったらもうちょっとゆっくり見たかった…。

地球館に常設展示されてる剥製の迫力がすごい。
特に大型草食動物とか、勝てる気がしない。(勝たんでいい)
アメリカでバッファローの群れ見たときも思ったけど
人間ってピンじゃ野生の前に平伏すしかない。

で翌日、本屋でふと本書に目が行った。
タイトルと表紙にインパクトがあったから。
ぺらぺらとめくってみると、なんと先日見たばかりの
科学博物館の剥製の写真が数点載っている。
御縁を感じて、そのまま購入。

で、冒頭はゾウの目玉をくり抜くくだりで始まる。

著者の遠藤氏は、遺体科学という分野を提唱されている。
動物の死体はペットなどでない限り「生ごみ」扱いとなるが
それを解剖し、また保存することによって
人間の学術的な未来に大きく貢献できるというものだ。
故に氏は敬意をもって、それらの亡骸達を「遺体」と呼ぶ。

そうして動物園で死んだゾウの遺体を
解体するシーンから始まるのだが、読んでるだけで汗が出そうだ。
(※詳細な写真などはないのでご安心を)
なんせ5トンもある身体を、刃物を使って人力で捌くのだ。
標本を傷つけないのと、資金不足が理由だそうで(笑)
すっかり仕事を終えるのに丸二日掛かるらしい。

だがやはり遠藤氏と言えば、パンダが有名だ。
読んでから思い出したのだが、
ずっと以前に爆笑問題のテレビで拝見した事があった。
パンダはクマ科の動物となるが、手のある部分がクマより進化している。
「偽の親指」と呼ばれる、6本目の指だ。
これがあるが故に、パンダは笹を食べることができるのだ。

が、これが後に「7本目の指」が存在していることが判明した。
これを解剖した遠藤氏が発見したという訳だ。
(※ここだけ故・フェイフェイの遺体が掲載されてます
  生々しい部分は映ってないけど、骨は数点載ってます)
まさに「遺体科学」が見つけた新事実ということだろう。

いちいち※で注釈をつけるのは
やはり死体と聞くと、反射的に「怖い」というイメージを抱きがちだ。
自分も別に率先して見たいとは思っていなかったのだが
本書には氏の「遺体」への敬意と、科学への情熱があふれており
純粋に興味が湧き、剥製のつくり方を検索してみた。

確かにキモチのいいものではないし
昔は剥製の存在意義も理解出来なかった。
が、自分が博物館で剥製に見入ってしまったのは
野生動物そのままの迫力と美しさ、そして
それを残そうとする人の想いがあったからなのだろう。
今はそう思う。

が、いっこだけショッキングな話題があった。

動物感動話として有名な「忠犬ハチ公」や
「かわいそうなゾウ」に関して触れられていたのだが
特にこのハチ公の映画を見たときは
(※日本版の古い方。片言英語の「ハチー」じゃない方)
見事なベタ展開に鼻水が噴出した。

大好きなご主人様の死を知らず
その姿を探して、10年間も渋谷駅へ通うハチ。
夢か幻か、いつもの場所に立つご主人様に駆け寄っていく。
あははうふふとばかりに、くるくるまわる二人の姿。
以来、ハチが貰われてきたシーンで感動しそうになる。(それは行き過ぎ)

が、死語解剖してみると、胃から焼き鳥串が数本でてきて
実はハチが渋谷通いをしていたのは
エサ目当てという説があるらしい。
※ちなみに直接の死因はフィラリアと癌とされる

東京に出てきた頃、しばらくは
飼ってた猫が自分の部屋にきてはじっと座っていたそうで
ウチにも忠猫がいたのかとうるうるした。
が、何のことは無い。
今思えばウチの猫も、普段は入ったら怒られるのに
家人が勝手に美談にして怒らないから、部屋に入っていたに過ぎない。

分かってる!分かってるよ!
そんなの人間の都合で、動物には関係ねぇって!!
でもなんかこう!なんかこうさ…!!

そんなふうに時代をたくましく生き抜いたハチの剥製は
今も科学博物館で見ることができます。

個人評価:★★★★


動物にエサをやるのが好きだ。
有料のエサ袋とか売ってると、ついふらふら買ってしまう。

しかし一番強烈な印象を残したのは、北海道のクマ牧場。
ドライブ途中でふと立ち寄ったのだが
後で調べたら、多分登別だったのだと思う。

檻の中に2メートル級の大熊集団がいるにも関わらず
余りのフレンドリーさに、見るものを愕然とさせる。
コ ッ チ に 向 か っ て 手 を 振 る 。
それも全員による集団演技を心得ている。

日本最大の肉食獣が、こんなに社交的であるはずがない。
恐怖に近いコミカルさに、思わず餌を放り投げる。
そ の 手 で ブ ロ ッ ク & キ ャ ッ チ 。
いやもう、コイツら絶対背中にチャックついてる。
全身を駆け抜ける恐怖に、エサを追加して買ってしまう。

狂ったようにエサをやること、5箱は買った。
楽しかったのか怖かったのか、いまだに判然としない。
帰ってから友人に話したら
笑わせる為に脚色してるだろうと信じてもらえない。

確かに関西人にそんなとこあるのは否めないが
マジであいつらスゲェんだって。
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