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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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なぜ、脳は神を創ったのか?

なぜ、脳は神を創ったのか? (フォレスト2545新書)なぜ、脳は神を創ったのか? (フォレスト2545新書)
苫米地英人

フォレスト出版 2010-06-04
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この本で何が印象に残ったかって
目にも痛いドピンクのカバー表紙だ。
ページを読んでいても、目の端にチラチラしてしまい
遂にはカバーを取って読む事になった。

昔、アメリカの刑務所で壁をピンクに塗り変えたら
ケンカがおさまったって話を聞くけど、本当だろうか。
色が気になって、人の事なんかどうでもよくなったんじゃなかろうか。

カバーの話を延々しても仕方ないので、本題。
脳と神と言う取り合わせについ手に取った本。
特に信じる宗教がある訳ではないのだが
神とか宗教という存在については興味を持っているので
何か面白いことが書いてそう、という福袋的なチャレンジで。

が、フタをあけると物理学が噴出してきたので、一旦ページを閉じる。
キノコ狩りクエストに、ものすごいモンスターが出てきたっぽい。
そんな そうびで だいじょうぶ か。
という訳で、武器屋のおやじに相談しなおしてみる。

第1章「人はなぜ神を必要とするのか」
仮に神がいたとして、その姿を見たりメッセージを聞いたと言うのは
物理的な証拠がないのなら、脳としての認識に他ならない。
逆に神がいないとして、それは脳が見せる幻覚・幻聴となり
どちらも「神は脳がつくったもの」と言える。
つまりはA≠B、B≠Cであれば、A≠Cでないと証明できる!
という論法で話が進められている。

更に何故そこまでして人間が神を信じたがるのかと言えば
完全さを求める防御本能のようなものだと語る。
なんかもうこの辺で、せんせー今何の授業なんですかという感じだったのだが
グーグル先生と個人レッスンをして、ちょっと意味が分かった。

そもそも物理学が、神の存在証明と切り離せないものであるらしい。
西洋で自然科学・物理学が発展したのも
神と言う存在がバックにあったとも言われる。
東洋と違い、西洋は唯一神という思想があり
この神は全ての上に立つ、完全な存在でなくてはならない。
故に学問を「系統」立てて、矛盾なくまとめると言う作業に繋がるのだそうだ。

これは個人的に、ちょっと面白いと思った。
文系脳では、人智に及ばない部分があるからこそ
神と言う存在があるのかと思っていたが
理系脳では、完璧に解き明かすことで
より神に近づくという思考があるのだと思われる。
成程。この考えを改めないと、この本は読めないかもしれない。

第2章「宗教と統治力」
ここは宗教の矛盾点を突くような例示をあげているのだが
そんなに面白くなかった。
宗教は人間のやっていることなので、神とは関係ないと思うんだ。
個人的に。

第3章「神は存在するのか?」
この章は物理化学のお時間。
認知科学や不確定性原理、量子論やゲーデル解が次々に出てくる。
物理に強い人ならこれを納得するか、反論できるのだろうが
自分みたいな門外漢からすると、理屈は読めても納得が出来ない。

要は正しい基盤すらあやふやな世界で
どうして完璧な神の存在など証明できようか、という事なんだろうけど
霊験あらたかなツボの説明を聞いているのと、印象が変わらない。

第4章「西洋のキリスト教徒と東洋の仏教」
東洋の宗教思想は、案外物理学と土俵が近い場所にある。
この章は面白かった。

色即是空、という文字の中にもある「空」。
釈迦の教えに関しては、自分は経文を読む頭脳が無いので
手塚治虫の「ブッダ」で済ませたが、それでもこの章が
「本来のブッダの教えと、いま日本にある仏教は随分形が違う」
と言っている意味は、なんとなく理解できる。

教義的な事は自分程度の脳味噌では書けないが
この思想にもとづけば、確かに神はいないことになる。
ブッダは仏であり、神ではないのだ。

第5章「神・宗教から自由になる方法」
最後にフォローしておくと、著者は別に
信仰することを否定している訳ではない。

国によっては宗教は戦争を引き起こしかねないほどに
人や国のアンデンティティーの高いものである。
その価値観と危険性を示唆した本、と自分は見たので
それなりに面白い部分もあったが
身内に妙な宗教にハマっている人間でもいない限り
若干共感しにくい部分もある。

平和な日本で読むから、そうなのかもしれない。
米に神様がいると言う説があるが
1粒に1人いるとか7人いるとか、1俵に6人いるとか
最大では1粒に88人いるとされる。
それでも1人vs88人戦争は起こらない。

なのにキノコ派とタケノコ派では熾烈な争いが繰り広げられるのだから
嗚呼、日本ってイイ国だなあ。

個人評価:★★★


グーグル先生と勉強していて、ちょっと面白い考えを拾った。

西洋と東洋の宗教観の違いだが
西洋は比較的穏やかな気候に恵まれていた為
芸術や学問などが発達しそれを統合する神と言う存在が在る一方、
東洋は地震や津波をはじめとした厳しい災害があり
神を自然摂理を超えた畏れとして受け入れたという話。

ははは、面白いな。
まさに信じたいところに神様がいるってのが
自分的に一番しっくりくる考え方なので
バチあたりかも知れんが、そんな何でも屋みたいなのがいいと思う。

だって、かみさまだもの。
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