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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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桃山人夜話―絵本百物語

桃山人夜話―絵本百物語 (角川ソフィア文庫)桃山人夜話―絵本百物語 (角川ソフィア文庫)
竹原 春泉

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絵本百物語は、江戸時代の妖怪図鑑である。
当時のカラー絵巻を眺めているだけでも楽しいが
ちゃんと古文と現代文で話がついているのが嬉しい。
見て楽しむものなので、説明は必要ないのだが
ちょいと妖怪談義など語ってみる。

昔話や童話が好きだと、やはり興味を持ってしまうもので
御多分に漏れず妖怪が好きである。
子供の頃は日本妖怪図鑑を拝読し
妖怪の弱点をガッツリ予習していたものである。
…あの熱心さが学業に向いていれば今頃は(略)

妖しいに怪しいと書いて妖怪。
どんだけアヤシイのかと言うネーミングだが
もともと「怪」の方のアヤシサは、範囲が広い。
不審な行動から不可解な状況
正体不明なものが隠されている様子など
怖いものから胡散臭そうなものまで、オールラウンドにカバーする。

一方「妖」の方は、少々ランクが上だ。
「妖艶」や「妖精」というものにも表されている通り
此の世の常ならぬものや
神がかり的な何かを表す言葉でもある。

妖怪は決して、忌み嫌われるだけの存在ではない。
出生の陰に悲劇があったり、人を戒める為に出没したり
時には神そのものであったりする。
が、「弱点」と共に伝承されているあたりが
日本人にとって妖怪は何処か滑稽で、
ユーモラスな親しみすらある由縁ではないだろうか。

恐らく桃太郎やかぐや姫のような昔話と一緒で
口伝で語り継がれてきたのだろうが
この「絵本百物語」や「画図百鬼夜行」などで
イラスト付きの本が出るようになってから
その姿かたちが現在の妖怪となったと思われる。

なので昔話と一緒で、妖怪話もいろんな派生バージョンがある。
例えば有名な「小豆洗い」。
名の如く、小豆をショキショキ洗っているだけで
別に怖くもなんともない筈なのだが
ヲタクでもなんでも突き詰めると怖いことから
小豆だけ洗うという専業執念が、なにかキモ怖いのである。

よく聞くのは「♪小豆研ごか、人取って食おか」と
空恐ろしいことを悩みながら小豆を研いでいるというもの。
また声はすれども姿は見えないver.とか
笑って洗っている場合は、縁起がいいというver.もある。

本書では、一合でも一升でも中身の小豆の数を
ピタリと当ててしまう利口な小僧がいたらしく
住職に可愛がられていたのを妬んだ別の小僧が
それを打ち殺してしまうのである。

その日以来、雨戸に小豆が投げつけられる音がしたり
近くの川で小豆を数える声がすると言う。
成程、これは人間が妖怪になったパターンであるらしい。
ジャンプ新人賞にでも投稿したら
「キャラはいい。ストーリーが少しありきたり」
とでも評されそうな気がする。(笑)

しかしそんないろんな顔も含めて、妖怪が好きである。
自然や畜生の浅ましさの象徴でありながら
人の為にヒョイヒョイと出てくるフットワークの軽さと
なんとも妙なる癒し成分をみると
妖怪は日本の作った、最初のゆるキャラでないかとも思う。

豆狸とかいかにもそれっぽいのだが
多分ナニがアレだから、公式キャラになるのは無理だろう。
たんたんたぬきの風もないのに揺れてるくらいのレベルではない。
なんせ八畳分あるというのだから、ウチの居間より広い。

まぁ、そんなものと比べたくはないのだが。

個人評価:★★★★


妖怪と言えば。

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天照大神の神話になぞらえたゲームの設定画集だが
主人公はなぜか犬。
オマケに純和風の作画に昔話や妖怪もどっさり出てきて
もう無茶苦茶好きなんである。

オマケにラストで号泣してしまった。
いやもう、ゲーム中に花が咲くだけで
得体のしれない衝撃で涙出そうになるんだコレが。
とにかく自分の涙腺に超絶フィットしたげむ。

DSで出た続きはイマイチだったので
次作はクローバースタジオで作ってくれんかなあ…。
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