プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

168

田中久重 明治維新を動かした天才技術者

小説 田中久重 明治維新を動かした天才技術者 (集英社文庫)小説 田中久重 明治維新を動かした天才技術者
童門 冬二/集英社文庫





by G-Tools


以前にテレビで「からくり人形」の特集をやっていた。
いわゆる「茶運び人形」などのアレである。
その折に簡単に仕組みも説明してあり
詳細は一口に説明できないのだが、とにかくスゲェと思った。
電気という動力やコンピュータ言語もない時代に
いわば糸や歯車がプログラムとなって物を動かすのに、甚く感銘を受けた。

からくり人形自体は室町時代から日本に入ってきているのだが
江戸時代に模倣から科学と言う域へと発展させ
非常に複雑な動きをする「弓曳き童子」を作ったのが田中久重であり
後にあの東芝の創設者の一人となる。

田中久重の略歴は、東芝科学館のサイトでも閲覧できる。
べっ甲細工の職人の長男として生まれたが
幼い頃から発明家の片鱗を見せ、家業は継がなかったらしい。
人の驚く顔が見たさに、仕掛け箱からからくり人形へ
そうして久留米絣の織機の改良に携わったことから
科学が生活を便利にするのだという、「家電」の在り方を見いだす。
これが今の東芝の原点という訳だ。

ほうほうと発明品群を見ていて、中盤で目が釘づけになった。
「アームストロング砲」。
子供心と家電の狭間に合って、これだけが凄い破壊力を放っている。
なにがあった田中久重。
まぁそんな次第があったので、本書を見て思わず手に取ったのだが。

うむ、大砲の謎(?)は本書で解けた。
が、読後感はちょっと微妙なものになった。
なんというか、小説のような偉人伝のような
見方によってはビジネスハウツー本のような曖昧さがあり
あのからくり人形をテレビで見た時のような、
「ふおおお!」というインパクトが感じられなかった。

東芝の創始者という肩書がどうしても
田中久重を偉人にカテゴライズしてしまうのだろう。
いや確かに凄い人なのだが、自分が受けた衝撃は
どこぞのエライさんという凄さではなく
親戚のオッチャンに手品でも見せられて
スゲェスゲェと連呼してしまうようなものに近い。

本書では、からくり人形師から科学技術の一人者へと道を歩んだとあるが
彼はやはりずっと「からくり儀右衛門」だったのではないか。
からくりで子供たちにかけた魔法を
大人にもかけてやりたかったのではないだろうか。

「東洋のエジソン」と異名をとるそうだが
75歳で東芝の前身となる会社を立ち上げたバイタリティーは
「日本のカーネルサンダース」と言ってもいい。
※カーネルは60を過ぎてあのKFCを起業している

いや、それじゃどうしたって
日本で初めて唐揚げ作った人みたいだよねえ…。

個人評価:★★★


自分が見たのはこの番組ではないのだが
説明が細かにしてあるので貼っ付けておく。

■茶運び人形


■弓曳童子



からくりやと言うからくり人形を扱うサイトで
組立キットが販売されているのを発見したが、値段見て目玉飛び出た。

……いつか金持ちになったら挑戦したい。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。