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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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さまよえる脳髄

さまよえる脳髄 (集英社文庫)さまよえる脳髄
逢坂 剛/集英社文庫





by G-Tools


ここ数日古い本が続いているのは
別の本を発掘している間に
「この本ってどんな話だっけ」的な魔物に捕まったからだ。
大掃除で古新聞を読みだすのと似ている。

一時、脳関係の書籍に惹かれたことがあったので
多分その時に買ったと思われる。
脳が自分のことを書いてる本を読んでる時って、どんな気持ちなんだろな。
ツルが機織ってるのみちゃったカンジだろか。

医療ミステリー。
精神科医・藍子が診た三人の男の症例と、断続的に入る殺人の描写。
裁ちバサミで女性を切り裂く場面。
女への異常な憎悪を呟きながら首を絞める場面。
そして一人の女を執拗に追う視線の場面。
ストーリーもなかなか綺麗におさまっているが
自分が興味深く読んだのは、脳や精神の実験症例のほうである。

「脳髄」とは具体的に、中枢神経系を表すことが多い。
表題は無論、脳が歩き回る話ではなく(それはホラーなのかギャグなのか)
神経から切り離された状態を示唆しているのだと思われる。

脳については、まだ分からないことも多いと言う。
自分の中に未知の物があり、更にそれに因って行動してるのかと思うと
小宇宙を見る思いで、なんかワクワクする。
なにコレ、脳萌え?脳たんカワユス(:.;゚;Д;゚;.:) ←もう本当に気持ち悪い

さて、脳に右脳と左脳があるのは有名な話だが
これをつなぐ場所を脳梁(のうりょう)と呼ぶ。
これはまた別の本で読んだのだが
昔はてんかんに、脳梁を切断すると言う治療があったらしい。

ざっくり言うと、右脳と左脳が情報伝達をする際に
過剰な神経反応がてんかんを引き起こすとされており
だったら間を切っちゃえばいいんじゃね?という
ものすごい乱暴な結論になったらしい。
が、確かに治療を施すとてんかんは治まり、
更に日常にもほとんど支障が無いように見えるのだそうだ。

いやいやいや、脳をチョン切っといて
何の後遺症もないとか有り得ないだろう。
という流れで実験をしてみたら
右脳と左脳が繋がっていない弊害が判明したそうな。
本書でもその実験が書かれている。

この実験が、本の面白さのキモだと思うのでネタバレなしで。
だが右脳と左脳の分業は、実に興味深い。
こうして書評を書いているのは左脳の仕事だが
多分、「この本おもしろ!」とか「泣けるー」という気持ちになるのは
恐らく右脳の仕事なんだろう。

だが右脳には、言語機能が基本無いとされる。
つまり左脳で「この本がこんなに面白い!」と説明できなかったら
自分は人に本をぐいぐい押し付けて
「読め!」と脅迫するだけのヘンな人になってしまうのだ。
えっ、今と変わらないとかそんなバナナ。

とまぁ、本書の話から随分ぶっ飛んでしまったが
精神科と脳外科の話がタッグを組むというのは
ありそうで意外に無いのでないだろうか。
そういう意味でも結構面白かった。

脳のこと考えてアドレナリンが出る自分の脳は
ちょっとナルシストなんだろうか。

個人評価:★★★★


有名な右脳・左脳診断テスト。
時計回りなら右脳派、反時計回りなら左脳派。

unou_convert_20130309195940.gif

自分はどっちにもくるくる回るので、酔いそうになる。
どっちかっていうと右回りが多いかなあ。
理屈屋だから左脳派だと思ってるんだが。
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