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グイン・サーガ

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)豹頭の仮面―グイン・サーガ(1)
栗本 薫/ハヤカワ文庫JA





by G-Tools


書評として一口で語るのは難しい。
なんせ130巻(外伝を含めると150巻以上)あるのだから。
なので評というより、個人的な雑感なのだが。

簡単に言うと、異世界のファンタジー小説で
大小十余国の興隆がつぶさに描かれている。
首から上が豹という異形の男・グインが
己の名と「アウラ」「ランドック」という言葉以外の記憶を失い
森に現れるところから物語は始まる。

記憶を失いながらも無双の戦士であるグインは
森で出会った双子の姉弟・リンダとレムスの命を助ける。
双子は聖なるパロ王国の王位継承者で
モンゴール公国の奇襲を受けて、逃げてきたのだった。

この後、旅の仲間となる傭兵・イシュトヴァーンは
後にモンゴールを手中に収め、ゴーラ王国を興す。
双子はパロへ帰国し、レムスは王となる。
そしてグインは流浪の末、後に大国ケイロニアの王となる。
運命の出会いは悪戯にも
この世界の情勢の中心となる三大国の王を産んだ。

王となり、孤独に苦しむイシュトヴァーンと
人間味を欠いてしまったレムス
失われた記憶を少しばかり取り戻し、己の運命に立ち向かうグイン。
今から三国志が始まるってとこで(130巻で今からって…)
作者・栗本薫さんが病で急逝された。

ニュースは仕事中にネットニュースで見たのだが
いやもうホント、ショックだった…。
高校生の時に図書館でこれを手に取って以来
結末をずっと待ち続けていたというのに…。つД`)・゚・。・゚゚・*

当時から「100巻まで続く」と宣言。
大体3ヶ月に1冊のペースで書かれていたので
目算で●歳で読み終えるかなと思っていたら
あれよあれよと言う内に100巻を越してしまい
遂には永遠に終わることのない物語となってしまった。

今も「グインサーガワールド」と言う名前で
他作家の手で続編を作ろうと言うプロジェクトをやっているが
本屋で少し立ち読みして、結局買わなかった。

内容が悪いと言うのではない。
本編ではなく外伝のような形で書かれているあたりは
話を壊さないようにする愛情も感じられる。
だがやっぱり、別の話なのだ。
当然だが誰が書いても、栗本グインにはならないのだ。

栗本さんはあとがきで
「私がいなくなったら、誰かが続きを書いてくれてもいい
 木々が枝を伸ばす様に、新しい歴史を紡いでくれれば」と仰っている。
それはそれで素敵な考えではあるのだが
自分が惚れたのは図書室で読んだあの1巻の衝撃であり
そこへ繋がる筈だった道を読めないのは、また別の話なのだ。

お話とは、生き物なのだと思う。
著者が途中で違う話を書きだしたり変更を加えたとしても
それは話が成長過程でそう欲したのだと思う。
そういう意味では、この話も初めから
終わりのない物語として生まれてしまったのかも知れない。

これだけの長編な上に、結末は読めないと分かっているので
人にお勧めすることは出来ない。
だが自分はこの本から、架空の歴史を読むと言う面白さと
物語に無限の広さがあるという可能性を見たのだ。
例え130巻を経て終わらなくても、それは楽しい時間だった。

ここでカッコよく「栗本先生ありがとう」と評を締めるべきなのだが
出来ることなら天国で
先生が続きを執筆し終えたのが販売されてるといいなあと
未練たらったらなのである。(´・ω・`)

個人評価:★★★★


部室が図書室の上階にあったので、高校時代もよく利用した。
司書さんともよく喋っていたので
ある日、焼却炉にゴミ捨てを頼まれた。

どでかいポリバケツを友人と二人で運び
最初は中身を手で掴んで放り込んでいたのだが
面倒になり、バケツで焼却炉に蓋をするような形で
一気にどばっとゴミを投げこんだ。

紙類ばかりだったゴミに引火するとは、誰が予測しただろう。(しろよ)

炎上するポリバケツ内の紙屑。
アホの高校生二人は、無い知恵を絞って考えた。
そうだ。空気を遮断すれば炎は消えるはず。
とりゃーーーーっとポリバケツを逆さまにし、地面に立てた。

だが数分後、炎の熱により
じわじわと溶けて縮み始める
プラスチック製ポリバケツ。

ポリバケツは半分くらいの大きさになって、その逆成長を止めた。

司書さん「ゴミ捨ててきてくれた?ありがとう」
自分  「……ええ、まぁ、ゴミだけじゃないっつーか…」

痛ましい事故であった。(どうだろう)
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