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月の恋人

月の恋人: ーMoon Loversー (新潮文庫)月の恋人: ーMoon Loversー
道尾 秀介/新潮文庫





by G-Tools


テレビに疎いので知らなかったが
月9ドラマの脚本として書かれたらしい。
へぇー…。(´・ω・`)
イヤだって、月曜9時って仕事真っ最中だもの。

先日、植物図鑑で砂糖ジャリジャリになったところなので
自分の恋愛耐久装備を再確認する。
OK、倒れる準備は何時でも出来ている。(←駄目じゃん)
いや道尾氏を信じてる。

ダメダメ男と別れ、会社も辞めた弥生は
傷心豪遊旅行と称して、上海へと旅立つ。
一方、若きカリスマ経営者の蓮介は
経営の傾いた中国の老舗家具会社を吸収合併させるが
父親から送られてきたFAXの内容に首を傾げる。

更に合併の所為で無職になってしまった美女・シュウメイは
蓮介に企業モデルとして誘われる。
そして当然のように、弥生と蓮介は出会う。
互いの印象は最悪だ。

自分でもこれくらいは知っている。
最初はキライから始まるっていうアレだ。うむ。(←ドヤ顔)
もう!アイツなんかムカツクのよ!
……でもちょっと気になるの。
( ゚д゚)ハッ!これってまさか、ううん、違うわこんなの
大嫌いなのに、どうしてなの胸が

べふっ`;:゙;`;・(゚Д゚||| ) (吐血)

自分の妄想で自死していれば世話はない。
イヤ兎に角、そういう黄金パターンなら大丈夫だ。
古臭ければ古臭いほど安心である。
曲がり角でぶつかって食パン飛び出るとかさいこう (←お前が不安だ)

と、こんな世代ギャグをかます余裕がある自分に、はっとする。
自分が読めるということは、ひょっとして

以前に球体の蛇でも書いたが
道尾氏の文章は、妙に自分に合う。
ドラクエなら、スライムでも苦戦しそうなレベルの
自分の恋愛耐久装備にもしっくり馴染んだ。
……これは
月9の恋愛ストーリーとしては少々マズイのではなかろうか。

本当に見ないので良く知らないのだが
月9とはイケメンと美女という最強のタッグマッチに
世間は涙を流したり手に汗を握ったり
鼻水やヨダレを垂らしたり、血反吐を吐いたりしてると聞いた。
(何処でそんな紛いもの情報を掴まされたのか)

恋愛小説というには、少々淡々としているように思える。
かといって、道尾氏の本路線であるミステリーでもなければ
万人受けするコメディや感動話でもない。
これを道尾氏が手掛けた意味はあったのだろうか、と
ファンでありながら少々疑問に感じてしまった。

が、自分にはこれくらいが丁度いい。
恐らく恋愛小説の醍醐味というのは
そのシチュに厚い憧憬を抱くことだと思われる。
自分もうっかりトキメいた。
嗚呼、弥生がいつも居酒屋で食う明太子おにぎりの
なんとも旨そうなことよ。(うっとり)

ぶきや「そんな そうびで だいじょうぶ か?」

個人評価:★★★


検索して調べてみたら
やっぱりドラマは相当に話が違っているらしい。
それに関して本書にも、道尾氏の後書きがあった。

氏は基本的に、映像化できないことを念頭に作品を書くらしい。
今回は映像を意識したことで
自分でも別人のように感じる作品になったと言う。
またTVドラマというのは色々と制約があり
本作はだからこそ生まれたもので
それが無ければまったく別の作品になったろう、と。

むしろどんな制約で話が変わったのか気になるね。(´・ω・`)
少しは聞いたことがある。
殺し屋やとかが主人公になるのは基本NGとか
スポンサー次第でトリックには使えないネタがあるとか。
(車会社がいる場合は交通事故は使えない
 ガス会社の場合は爆発事故は使えないなど)
ああ、逆に取り入れなくちゃいけないネタとかもあるのかもですな。

ここ最近の道尾氏の作品は(※文庫本のみ購入)
なにやら新しい自分を試みる過程をみている心地がするので
今回の作品もある意味、そのひとつであるのかも知れない。

それはそれとして、個人的には道尾氏にはやっぱり
「えっ」と言わせるような作品を読ませてほしいと思うのだが。
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