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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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  1. 読書ログ

    読書ログ

    2013-03-01 (Fri) 14:43

    私は「読書ログ」という読んだ本の管理やレビューを書くサイトの運営をしています。

    ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。

    トップページ
    http://www.dokusho-log.com/

    こちらでメンバーたちのやり取りの雰囲気がご覧になれます。
    http://www.dokusho-log.com/rc/

    読書が好きな人同士、本の話題で盛り上がっています。
    もしよろしければ遊びにきて頂ければと思います。

    よろしくお願い致します。
  2. はるほん

    はるほん

    2013-03-02 (Sat) 07:48

    お誘いありがとうございます。
    楽しそうなコミュニティですね。
    一度遊びに行かせていただきます!
  3. 読書ログ

    読書ログ

    2013-03-04 (Mon) 10:30

    はるほんさま

    ご返信ありがとうございます。
    ご都合のよろしい時に参加して頂けるととても嬉しく思います。
    今後ともよろしくお願い致します。

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螢火

螢火螢火
蜂谷 涼/文藝春秋





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以前にへび女房を読み、他の著書も読みたくなったので購入。
まだ蜂谷さんの全部の著作は拝見してはいないが
倒幕から明治御一新の混沌期の
女性を中心にして描かれる事が多いようだ。

今回の時代は、明治から大正へ移り変わる頃。
舞台は北海道・小樽にある、袋小路の四軒長屋。
かの有名な小樽運河は、まだ建設の最中である。
染み抜き屋で生計を立てる「つる」の元には
わけありの様々な着物が舞い込んでくる。

女の一人暮らしをする「つる」。
夜逃げ同然で隣に越してきた惣吉とコハル一家。
俥屋の亭主と暮らす髪結いの千代。
沖中士(船舶で荷の積み下ろしをするもの)とハツノ夫婦。
これが四軒長屋の面々だが、更に

突き当りの物置小屋で寝起きし、ゴミ漁りで生活する勘兵衛。
度々染み付きの着物を持ち込んでくる「とさか」。
誰しもが何やら、わけありであるらしかった。

染みのついた着物の彩といい
小粋で気の利いた酒の肴といい
蜂谷さんの作品の面白いところは
時代物としても楽しめそうな生活の描写に
きっちりと歴史を練り合わせているところにある。

この時代の北海道と言えば、開拓だ。
開拓使という言葉は歴史の教科書にもあるが
当初その構成員は、新身分制度でいう士族が主だった。
華族と平民の間にあって、一番潰しの利かない身分にあった彼らに
新政府がハローワーク的にお仕事紹介をした形だ。

中には心ならずも最終的に「朝敵」になってしまった
会津藩士なども少なくなかった。
佐幕の終焉地であると同時に
薩長の新政府が命運をかける事業地でもあった北海道。
厳しい気候と本州とまるで違う土壌に
一進一退する原生林の開墾と農作業。
開拓民達の生活は、我々の想像以上のものであったろう。

「つる」達の生活は、そんな開拓の労苦に
やっと一筋の光明が見え始めた頃だ。
それでいて、旧幕府と新政府という因業の炎は
消えることなく深い場所で燻っているのだ。
どちらもまるで螢火のように、微かに。

今は北海道と言えば
都道府県魅力度ランキングでも1位となるほどの
美しい自然と美味しい食べ物に恵まれた華々しい観光地であるが
ほんの100年ほど前には
旧幕という「染み」がまだ色濃く残っていたのだ。

つるはただ、染みと静かに向き合っていたいのだ。
着る人が付けてしまったものにしろ
仕立て屋がうっかりつけてしまったものにしろ
じっと見つめていると、染みは色々なことを語りかけてくる。


染み抜きは、「なかった事」にするのではない。
「生まれ変わらせる為」に為されるのだ。
時代を深く包みこんだ、良作である。

個人評価:★★★★

ふとみると、あとがきを宇江佐さんが書かれていた。
先日の聞き屋与平の作家さんだ

二日前に本棚から宇江佐さんの著書を手に取ったのは偶然だが
ちょっとご縁を感じて嬉しくなった。


家を換気しててクシャミが連発したときに
例の鼻マスク(※記事下の方)つけてみたんすけどね。

うん、確かに効く。
柔い材質でできてるので、思ったほど違和感ない。
でも自分の鼻が小さいのか、踏ん切りがつかない所為なのか
穴の奥まで入れられないんだが。

「見えないマスク」と銘打ってあるんだけど
確かにマスクには見えない。牛の鼻輪みたい。
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  1. 読書ログ

    読書ログ

    2013-03-01 (Fri) 14:43

    私は「読書ログ」という読んだ本の管理やレビューを書くサイトの運営をしています。

    ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。

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    http://www.dokusho-log.com/

    こちらでメンバーたちのやり取りの雰囲気がご覧になれます。
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    もしよろしければ遊びにきて頂ければと思います。

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  2. はるほん

    はるほん

    2013-03-02 (Sat) 07:48

    お誘いありがとうございます。
    楽しそうなコミュニティですね。
    一度遊びに行かせていただきます!
  3. 読書ログ

    読書ログ

    2013-03-04 (Mon) 10:30

    はるほんさま

    ご返信ありがとうございます。
    ご都合のよろしい時に参加して頂けるととても嬉しく思います。
    今後ともよろしくお願い致します。

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