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ネギをうえた人

ネギをうえた人―朝鮮民話選 (岩波少年文庫)ネギをうえた人―朝鮮民話選
金 素雲/岩波書店





by G-Tools


実は自分が所蔵していない本なのだが
今も脳の片隅で強烈に影響を残している。

上でリンクしている画像とは外見が違うので、重版前のものだろう。、
水墨画のような絵が描かれたペラペラの薄い本で
(※印象で長い間中国の昔話だと思い込んでいて
  朝鮮民話だと知ったのはネットで検索ができるようになってから)
表紙も中身もすっかり色褪せた、古い本だった。

読んだのは小学校の図書室で、1・2年生くらいの頃だったと思う。
月に何度か読書をさせる時間割があり
その時に、道徳本コーナーでこのタイトルを見つけた。
普段はちゃんと子供らしいシリーズ本を読んでいた筈なんだが
何故その一角に引き寄せられたのか、ネギの魔力としかいいようがない。

民話集だから他にも話が入っていたが
表題の「ネギをうえた人」が強烈過ぎて、あまり覚えていない。
ウン十年経った今でも、ハッキリ覚えてるくらいだ。
短い話だが、ストーリーを起承転結に分けて説明したい。

起:昔、人はニンゲンとウシの区別がつかなかった
(´・ω・`)←多分ホントにこんな顔してた。
今なら「掴みはオッケー」と流せるが
純粋な子供では、ここで詰まるのも致し方のない事だ。
随分と思い悩んだ挙句、そんなこともあるかもしれないと思う事にした。
大人の階段を、一歩のぼった。

承:なので人はウシと間違えて、ニンゲンを食べることがよくあった
ウッ(´;ω;`)ウッウッ これはキツかった。
この年でカニバリズムデビューとは、相当なオマセさんである。
ニンゲンとウシの境界線が曖昧な時点で挫折を感じていたのだが
このくだりで後戻りが出来なくなった。
承なのに既に大ピンチである。

転:兄弟を食べてしまった男は、ニンゲンがウシに見えない国を求め旅立つ。
三蔵法師が天竺を、戦艦ヤマトがイスカンダルを
マルコがお母さんを求めるように、夢と希望を胸に旅立つ主人公。
いや、ニンゲンもウシも分からない時点で不安しかないが
少なくともここに幼気な子供が
物語の秩序と平穏を求めて待っているのだ。(,,゚Д゚) ガンガレ!

はたして男は、ニンゲンとウシの区別がつく国を見いだす。
凄いんだかそうでないのかよく分からないが、本当に良かった。
解決策は、ネギだったのだ。
ネギを食べれば、ニンゲンとウシの区別がつくのだ。
ネギすごいよネギ。
ネギはさまよえる子供心を救うかに見えた。

男は喜び、ネギの種を抱えて凱旋帰国する。
だが久しぶりの故郷は、男に冷たかった。
親戚一同、男とウシの区別がつかなかったのである。
ガ(゚Д゚)━( ゚Д)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(Д゚ )━(゚Д゚)━ン
いや一応、男によってネギは後世に伝わるのだが
自分のガラスのハートは粉々に砕けた。

日本にもカニバリズムの童話がないとは言えないが
基本的には鬼となった者の所業であったりするので
お国柄の違いというのも、かなり印象的だった。
本の結末はここだが、自分の結末はここからだ。
結:以降、すすんでネギを食べるようになった。

別に嫌いでもなければ、特に好きと言う事もなかった野菜だが
以来ネギが出るとモリモリ食うようになった。
ある意味、実際の行動に影響した偉大な本と言える。
今では鍋の具でネギが一番好きであり
誰も手を出してこないと言う孤高の陣地を築いている。

ねぎさいこう。(何の書評だよ)

個人評価:★★★


豆腐も好きである。(もはや書評ではない)
煮立てて煮立てて、すが入った豆腐が好物である。
ネギで豆腐を囲んで、我が食べ頃になるまでは
他箸の侵略を許さない構えである。

鍋奉行がいると本気で嫌がられるので
基本的に鍋は家で食うものだと思っている。

自分でも何の話をしているのかと思う。うん。
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