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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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聞き屋与平 江戸夜咄草

聞き屋与平 江戸夜咄草 (集英社文庫)聞き屋与平 江戸夜咄草
宇江佐 真理/集英社





by G-Tools


薬種問屋・仁寿堂主人の与平は
店を息子に譲って隠居して後、妙な商売を始めた。

日暮れの江戸・両国広小路。
店が閉まった後に机と腰掛を並べる。
商売をするのは、五と十日のつく日だけ。
机には「お話、聞きます」とだけ書が垂らしてある。

その商売は「聞き屋」。
辻占でもなければ、人生相談屋でもない。
名前の通り、ただ話を聞くだけの簡単なお仕事です。
いや、簡単ではないかもしれないが
これはなかなかどうして
現代話に置き換えても面白い商売ではないだろうか。

人には、相談するとまではいかない程の
小さい疑問や不安、愚痴や秘密があるものだ。
時には、身近な人だからこそ話せないこともある。
まぁ、今はネットや携帯があるから事情も違うが
要は「ちょっと聞いてほしいだけ」とか
「言ってみたいだけ」なんて小話があったりするということだ。

これは与平、商売上手である。
五と十のつく日という限定感も小難いではないか。
これでお代が5%オフなら完璧だ。(ヨー●ドーかよ)
いや、支払いは気持ち次第でいいらしい。
一分金を払う客から、甘酒一杯を持ってくる客まで様々なのだ。

実際、与平の商売はそれなりに繁盛している。
それがどうしたみたいな話から
気の重い話から愚痴や与太話まで
客が怒ったり笑ったりするのに、与平が無難な相槌を返すと
相手は存外せいせいした様子で立ち上がる。

これは凄い。
人の話に沿って返事をし、また疑問を返すというのは
簡単なようでいて存外、コミュ力が試される。
知り合いに、人が話をしているのに
何時の間にか自分の話にすり替える錬金術師がいる。
手管は見事だが、奴には生涯相談ごとはすまいと肝に銘じている。

閑話休題。
そうして身体の衰えを感じた与平は
今日で最後と店仕舞いを決意した日に、意外な客が腰掛に座る。
与平はずっと、この者の話を聞く為に
この商売を始めたのかもしれない。
自分としてはこれは「逆」でもよかったなあと思ったり。
オチなので何が逆なのかは説明しない。

さて目の前に「聞き屋」があったら
自分はどんな話をするだろうと考えるのも、ちょっと楽しい。

個人評価:★★★


悩みでもなんでもないのだが、自分には
「何時か使いたいネタ」がいろいろある。
大概は何処で使っていいのか分からんネタばかりである。

人に群馬か埼玉に出張にいくという話を聞かされた瞬間
もうここで使わねば一生使えないと思った。

自分「グンタマ!(゚∀゚)!」
相手「ああ、うん、木曜に…」
自分「オオグンタマ!(゚∀゚)!」
相手「日帰りか泊まりになるかはまだ……」
自分「オオグンタマの貴重な産卵シーン!(゚∀゚)!

相手はムカついたようだったが、至福であった。(傍迷惑な)
聞き屋はこんなネタ消化もしてくれるだろうか。
いやでも、そんなお約束で生み出されたギャグは
真のギャグと言えるのかどうか…(ブツブツ)

※ネタはラーメンズの「日本の都道府県」より拝借
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