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殺戮にいたる病

殺戮にいたる病 (講談社文庫)殺戮にいたる病
我孫子 武丸/講談社





by G-Tools


絶対騙されると有名な本なので、御存知の人も多いだろう。
故に書評としては物凄い書きにくい作品である。(笑)

ちなみに自分は、見事に引っ掛かった。
それはもう天晴なほどの騙されっぷりである。
「我孫子氏に騙された・オブ・ザ・イヤー」という賞があったら
相当上位にノミネートする自信がある。

まさかネタバレ無ネタバレ無だったなんて。
いや確かに、ネタバレ無ネタバレ無とかヘンだなあと思ってたんだ。
でもネタバレ無ってやっぱりネタバレ無だってネタバレ無じゃない!
もうコレはアレだろ!ネタバレはしませんよーーだってことだ!!

こんなにネタバレ言っちゃって大丈夫か自分。
読んでる人にふざけんなって殴られそうだ。

取り敢えずおふざけはこの辺にして(笑)
本の内容は、現在進行中で行きずりの女性を殺害する犯人の視点と
密かに疑惑の目を向ける母親の視点と
真相を突き止めようとする被害者家族側の三視点からなる。
更にエスカレートしていく犯行を経て
ラストでついにその視点が融合する。

本当に最後の数行まで絡繰りが分からず
それを理解した瞬間、茫然とする。
悪い意味ではない。
揺れる吊り橋では錯覚の恋愛が生まれるというが
崩壊した読後感は、その本に惚れさせてしまうのかもしれない。
嗚呼、面白い本を読ませてくれてありがとう神様。

この手の小説はネタが分かった上で再読すると、面白い。
トリックというものは、少々理屈で成り立っている事も多いが
これに関しては、そういうものがない。
純粋に騙されたことに、改めて感心する。

なんせ、犯人は最初から分かっているのだ。
本の裏表紙にも書いてある。
だが「ストレートで殴るからな!」と言われて
本当にストレートで攻撃され、避けきれないのだから凄い。
敢えて言うなら、このトリックは
自分の頭の中に仕掛けられているからだ

大体人間は、人を疑うことはしても
自分を疑うということはしないのだ。
本にイチャモンはつけても、自分にはつけない。(笑)
ある意味、この手の小説は
そんな本読みへの大いなる警告かとも思ったり。
ま、こんな警告なら大歓迎だが。

別に「騙されないぞ!」と意気込む必要はない。
このトリックで読者を唖然とさせるために
著者は映画・アニメ化の可能性を諦める訳だから(読めば意味は分かる)
ここは空気を読んで騙されるべきである。

それにしても書評が書きにくい。(´・ω・`)
でも敢えてこの手の本を、明日もう1冊書く。

個人評価:★★★★★


ところでこの本はグロ部分があるので
読めない人も多いらしいので、苦手な人はご注意。
自分も別にグロ大好き!って訳じゃないんだけど
映画とか小説ではあんまり気にならない。

でも一度だけ、「ハンニバル」で
レクター博士が脳味噌食う場面を映画館で見たときに
一瞬、薄い吐き気を感じたことがある。
お話の中では読んだことあるけど
本当にああいうので吐き気が起こるってのが、自分で凄い感動。

で、気になって調べてみたら
「吐く」と言う行動は脳の嘔吐中枢というところが司ってて
偏桃体から指令がでるらしい。
偏桃体は、人の情動からの反応を処理するところ。らしい。

いろんなとこを見たので出典は忘れたけど
ちょっと納得したのが
すごい恐怖や不安を感じると、偏桃体が咄嗟に防御するらしいんだが
特に体内に何かを入れると言う事は危険に直結する為
「変なものを食べる」ということが、嘔吐に直結するんだと。

あー!だから「食べる」というシーンを見て
うげげって思ったのか!!と個人的にスッキリした。
テレビ放映ではカットされてたみたいだけど(←結局見る)
やっぱ生理的嫌悪を感じた意見が多数あったのかねえ。

人間の身体ってスゴイ。
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