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魔界転生 上

魔界転生 上  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)魔界転生 上
山田 風太郎/角川書店





by G-Tools


自分には珍しく、映画を見てから読んだ本。
大概は本を先に読んで、結局実写はみないとか
見ることがあっても原作の肩を持つことが殆どなのだが
これに関しては、映画の方がいいと思った。
なので映画との比較書評になることを、先にお断りしておく。

最近はいろんな時代の武将を戦わせるような
時代考証無双なゲームが多くあるが
ある意味、その小説版と考えていいかも知れない。
時代小説というよりは、感覚的にSFに近い気がする。

話は宮本武蔵の視点から始まる。
島原の乱後、荒木又右衛門(日本三大仇討で有名な1人)と
天草四郎(年若い不遇のキリシタン大名として有名)が
女体の体から蘇るのを見てしまう。

はたしてこれは森宗意軒(島原の乱に関わった人物の一人)と
由井正雪(家光の死後、幕府転覆を諮った事で有名)の
行った転生忍法術であった。
術に耐えうるだけの強靭な肉体と精神があるものは
愛する女と交わることにより、その身体を突き破り
その姿で再び此の世に生まれることが出来るのだ。

忍法なんですかそれ。(´・ω・`)
「エイリアン」の前日譚にあたる「プロメテウス」に
主人公の腹からエイリアンが出てくるシーンを思い出す。
のっけからスゴイが、一応制約はある。
転生術には森宗意軒の指が必要なため、10回が限度なのだ。

足の指は駄目なんですかと聞きたくなるが
そこまで森宗意軒に無茶をさせなくてもいいだろうという
半分は風太郎氏のやさしさなのかもしれない。
あと半分は、そんなに書けるか!という叫びかもしれない。

そうして前述の宮本武蔵に加え
柳生如雲斎(剣豪。尾張柳生の祖として有名)
宝蔵院胤舜(宝蔵院流槍術の完成者。有名ではないかも)
田宮坊太郎(田宮は居合の流派。坊太郎は確か戯曲の主人公で
      実在の人物ではなかったような。モデルはいるらしい)
柳生但馬守(剣豪。柳生流の祖。柳生十兵衛の父)
の7人を転生衆と呼ぶ。

目的は病床にある家光の死後
紀州の徳川頼宣に天下を取らせることである。
残り3本の指の内、1本はその頼宣に
もう1本は森宗意軒自身に用い
残る1本で、柳生十兵衛を仲間に引き入れるつもりなのだ。

それに立ち向かうのが、十兵衛と彼が率いる柳生十人衆。
帯にも「ホラー・笑い・エロ・暴力・人情 全部入り!」とあり
小説なのに映画でもみているかのように
エンターテイメント要素に富んでいる。
彦摩呂さんなら、エンターテイメントのてんこ盛りやあ!とでも仰るか。

柳生十兵衛の活躍忌憚として十分面白いのだが、
個人的には是非、映画も一緒に見て欲しい。
リメイクが秀逸なのだ。
と言うか、個人的に柳生熱があまりない所為もあり
映画の方が好みだった。(また偏見です。すいません)

自分が初めて柳生という名前を知ったのは
知る人ぞ知る「子連れ狼」のドラマだ。(歳が知れる)
幼稚園から帰ってくると、丁度それをやっていた。
最終回で、柳生烈堂が大五郎を抱きしめて
「孫よ!」という場面があり
ただチャンバラを追っていた子供を、疑問符の底に突き落とした。

事情が分かった今ではいいシーンだったと思うのだが
兎に角、拝一刀(主人公のオッサン)を殺した時点で
自分の中では柳生は「ナシ」になってしまったのだ。
三つ子の魂とは恐ろしい。
だが本作を読んで映画の登場人物が
バラエティに富んでた意味もやっと理解できたので、読んでよかった。

なんだか長くなってしまったので
明日に映画の方の「魔界転生」の話をしたい。

個人評価:★★★


おかんが子供にチャンネル権を譲らない人だったので
割と一緒のものをよく見ていた。
外で遊んで返って来ると、相撲中継を見るのが常だった。

その頃は何とも思わなかったが
今思うと結構にかわいそうな子供である。

この頃と前後して放映されていたと記憶しているのだが
「猿の惑星」TVシリーズも大好きな番組のひとつだった。
もうホントに何度も何度も何度も見ているから
何才くらいで中身をちゃんと把握したのか覚えてないが
細かい話筋は分からなくても
面白いものは子供が見ても面白いんである。

「子連れ狼」も大人になってから一部見直してみたが
拝一刀が敵の攻撃を防ぐために
大五郎を投げるというスゴイ必殺技があって
思わず声をあげて笑ってしまった。

いやまあ、乳母車から弾丸出るくらいだから
子供くらい飛び出してもいいのか。(いいわけあるか)
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