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ほんとうは怖い沖縄

ほんとうは怖い沖縄 (新潮文庫)ほんとうは怖い沖縄
仲村 清司/新潮社





by G-Tools


先祖崇拝の強い沖縄では
ニライカナイ(=海の彼方にある別天地)や
台所に祀るヒヌカン(=火ヌ神)の神器や
ユタと呼ばれる巫女のような存在など
内地には見られない風習や自然信仰が見られる。

と書いていたので、沖縄の知人にメールで聞いてみたが(疑り深いんか)
ヒヌカンは置いていないし、ユタも会った事がないという。
嘘だと言う意味ではなく、ヒヌカンは土地の人の風習であり
ユタも「余所者」が会えるものではないのだと言う。
知人はもう十数年も住んでいるのだが
それでも境界線があるのだと、却って感心した。

幽霊・妖怪、はたまた祟りや神の存在など
この世の「常ならぬもの」をどう思うかと言われれば
取り敢えず、怪奇現象番組とかはヤラセ臭いと思う。(笑)

実際、「見える人」は友人にいるが
こちらが聞かなければ、特に自分から語ったりはしない。
多少困ることはあるらしいが、「怪異」だとは思っていない。
なんというか、非常に「自然」なのである。

故に自分の中で、それに近付ける人や場所には
畏れというか、無垢な自然さのようなものが在る印象がある。
なので子供の頃には見えるというのは納得できるし
心霊スポットなどと言われて人が大挙する場所は
向こうさんも出たくないだろうと思う。

逆に四方を海に囲まれた自然崇拝の強い土地なら
多少の不可思議があっても不思議はないように思う。
土地の者だけが信じる風習と言う結界と
その純粋さ故に尚更、信憑性がある気がする。
著者自身が「幽霊なんかいるかい」と言う考えなので
現実的かつ土地への礼節を踏まえた上で
「沖縄の不可思議」を紹介しているのがよかった。

途中までは。

戦跡の章から、心霊スポットの話になってしまったのだ。
それはそれで嫌いではないし
沖縄が激戦区であった歴史にも敬意は感じられる。
タイトルからその手の話でもいい筈なのだが
自分としては上古時代のような神聖さを求めていたので
ソレジャナイ感が残ってしまった。

おもてたんとちゃう、って事で

個人評価:★★★

沖縄人の書いたあとがきの方が面白く感じたのは内緒だ。(小声)


ずっと以前にテレビで
礼文島最北部に住む夫婦のドキュメンタリー番組があった。
冬は陸の孤島になるその場所で、御主人が漁をして暮らしている。

そこにはニシン漁で栄えた頃に作られたのであろう
豊漁と無事を願う小さな祭壇があり
一人なった今も御主人がそれを清め、手を合わせていた。

こんな場所にも神様はいるのだと、涙が出そうになった。
もとより唯一とする神がいない日本だからこそ
信じたい場所にそれは存在するのだろう。
自分は特に信仰する宗教はないが
何かを信じる心というのは綺麗なものだと思う。

神や霊はいるとかいないとかより
それを信じられる人や場所がいるという事に感銘を受ける。
なので日本に在りながら異国でもある、琉球や蝦夷の文化に興味がある。
要は今回も、自分が勝手に期待しただけなのだが
エッセイ風味の内容がやや物足りなかった。
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