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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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算法少女

算法少女 (ちくま学芸文庫)算法少女
遠藤 寛子/筑摩書房





by G-Tools


「算法少女」とは、実際に江戸時代に作られた和算書で
「女のコにだってできちゃう☆数学」みたいな意味らしい。
編者・壺中隠者の名と共に「章子」という女性の名が
共同執筆者として書かれているのは、この時代に唯一だと言う。

御尊父が数学者で、原本に親しみを抱いていた遠藤さんが
史実に基づき、和算好きの「あき」という少女が
この時代に女性名義の書を出すに至った経緯を
少年少女向けの読本にして出版されたと言うことだ。

挿し絵に加えてやさしい説明文が用いられているが
和算というものが本のテーマへと繋げられ
教科書を読んだような読後感は、大人が読んでも気持ちがいい。

掲載するには少し長いかもしれないが
算数の教科書にこういうコラムがあってもいいと思う。
一時、円周率が3.14から3になったとかいう学習指導があったが
これを読めば0.14の計算苦(?)や
方程式の丸暗記にも意味が見いだせるのではないだろうか。

「こんなもの覚えて将来何の役に立つんだ」と
自分も若い頃に思ったような気がするが、小一時間ほど説教してやりたい。
お前がちゃんと勉強していれば今頃は…(八つ当たり)
いやいや、こうして毎日本を読んでいると
あの頃の知識がベースにあるから楽しめるのだと、心から思う。

勉強は義務ではなく、与えられた権利だと思う歳にならないと
そのありがたみには気が付けないものだ。
未来ある少年少女は勿論、手遅れの大人達も(笑)一読したい。

個人評価:★★★


自分勝手資料。URLはリンクしてないので、コピペのこと。

●原本「算法少女」
今は国会図書館のデジタルライブラリーで原本を閲覧出来る。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3508165
国会図書館は600万以上の蔵書量があり
いずれ保存数も限界になるとも聞くが
時を超えて本が残されていると言うのは、ちょっと感動である。

本に出てくる「算法少女之評」という批判本も読める。
いや、見られると言うべきか。
少なくとも自分は全く読めなかったが。(大笑)

●一関市博物館
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/06events/index02.html
こちらでは「和算に挑戦」というコーナーがあり
レベル別の問題と和算の説明がある。
解答は書いてあるが、我こそはと思う人は是非。

●算木
この時代の計算機で、興味があって調べてみたが
足し算と引き算は分かるものの、掛け算から何が何やら(笑)。
「算木で三次方程式を解く」(pdf)
http://mathsoc.jp/publication/tushin/1101/nishimori.pdf
方程式まで解けるとか、レベルが高すぎて訳が分からん…。

●和算繋がりで天地明察を併せて読むと楽しい。
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