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はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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<!-- passive:etc --><div style="text-align:center;margin-bottom:10px;"><iframe src='//assys01.fc2.com/1375' style='width:300px;height:250px;border:none;' scrolling='no'></iframe><!-- FC2管理用 --><img src="//media.fc2.com/counter_img.php?id=1368" width="1" height="1"><!-- FC2管理用 --></div><div style="font-size:8px;">上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。<br />新しい記事を書く事で広告が消せます。</div>
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痴人の愛

痴人の愛 (中公文庫)谷崎 潤一郎 中央公論新社 2006-10-25売り上げランキング : 433088Amazonで詳しく見る by G-Tools数日前に読み終えていたのだが、7月30日が谷崎忌ということで、ちょっと合わせてみた。カッフェーで15歳の少女に目をつけ将来妻にするつもりで面倒をみることにしたサラリーマンの男。世間一般の「結婚」というものにどうも抵抗があり夫と妻による夫婦という堅苦しいものでなく、恋人のような友達のような関係を... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Pl5cnF3kL._SL160_.jpg" border="0" alt="痴人の愛 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top">痴人の愛 (中公文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />中央公論新社 2006-10-25<br />売り上げランキング : 433088<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />数日前に読み終えていたのだが、<br />7月30日が谷崎忌ということで、ちょっと合わせてみた。<br /><br />カッフェーで15歳の少女に目をつけ<br />将来妻にするつもりで面倒をみることにしたサラリーマンの男。<br />世間一般の「結婚」というものにどうも抵抗があり<br />夫と妻による夫婦という堅苦しいものでなく、<br />恋人のような友達のような関係を築けたら…思っていた。<br /><br />が、男の未定な予定は大きく狂わされることになる。<br />少女は金銭的にも恋愛的にも奔放に育ち、<br />もはや男の手に余る「女王様」になってしまう。<br />離縁しようにも、己の心がそれに耐えられない。<br />文字通り妻の尻に敷かれながら、その愛に潰されていく──<br /><br />アンタ予言者か!と思う程に<br />谷崎の描く女性は古臭さを感じさせず、現代的だ。<br />今でいうなら「片付けられない症候群」な「肉食系女子」あたりだろうか<br />一読しても昭和22年に書かれたとは思えない。<br />が、同時に自分の中である古典文学が強烈にイメージされた。<br /><br />「源氏物語」だ。<br />無論、このサラリーマン男が光源氏なワケはない。<br />逆だ。<br />紫の上が光源氏的な恋愛観を持ったパラレルであり、<br />現代版「源氏物語」でもあると思った。<br /><br />紫の上は、ロリから熟女までイケちゃう光源氏に<br />当時の理想の女性に育て上げられた女性である。<br />立身と言う意味では最高の栄華を手に入れたが<br />そのストレスは結構なモノだったろうと思われる。<br />今の時代なら弁護士つけて、光源氏から<br />結構な「精神的苦痛」で慰謝料をとれるのではあるまいか。<br /><br />源氏物語は、女性の描いた「理想」である。<br />エリートイケメン100%安心サポートの上で<br />ダーリンの浮気にはらはら涙を流したり、歌を詠んだりする。<br />「ダーリンの浮気者ー!」と電撃を喰らわせることは決してない。<br />多少そうでない姫君も描かれてはいるものの、<br />少なくとも紫の上だけは、そんなはしたないことはなさらないのだ。<br /><br />光自身は人妻の部屋にほいほい忍びこんだりする癖に<br />自分の妻だけはそんなことになったら、激怒する。<br />まあでもどんな女性も見捨てない信念は立派だと思うので<br />光源氏の恋愛に文句をつけるつもりはないが、要は<br />紫の上がその気になれば、光源氏を掌で転がすことも可能だった筈なのだ。<br /><br />紫式部が書いた女性像だからこそ<br />紫の上は最高の愛と苦しみに耐え抜いたヒロインだったが<br />どこか谷崎の中で<br />「いやいや、女ってのはそんなタマじゃないぞ!」と<br />肉食系・紫の上を書くに至ったんじゃないだろうか。<br /><br />平安の女性が読んだら、扇の裏で美しい眉をひそめつつ<br />こっそり「いいぞもっとやれ」と呟くやもしれない。<br />ふと思う。<br />このフェチのおっさんは、千年の時を超え戦後まで変わることのなかった<br />「女性の鑑」を打ち破りたかったのではなかろうか。<br /><br />貞淑でなくてもいい。<br />結婚よ妻よという枠にはまらなくていい。<br />いるのかいないのか分からないような空気嫁になるくらいなら<br />いっそ悪女でいい。<br />俺は一生、惑わされる男でありたいと──<br /><br />まあぶっちゃけつおい女の人じゃないと<br />ボクチン踏んでもらえないしね!(´・ω・`)<br />──とまぁ、確かに変なオッサンではあるが<br />案外にこの時代、谷崎の奔放な女性像に<br />励まされたり救われた女性もいたかもしれない。<br />私のままでいいのだと。<br /><br />平安と昭和で女性も随分変わったろうが<br />どんな癖にある女性も見捨てない谷崎は<br />昭和の変わり果てた「光源氏」であったのかと──。<br /><br />イヤ、ないか。(笑)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />余談<br />少女の名「ナオミ」にサラリーマン男が<br />「まるで外人みたいで洒落ている」と褒める下りがあるのだが<br />「ナオミ」という名は今聞くと日本名が逆輸入されたように聞こえるが<br />元は旧約聖書にあやかった名前で、外人名が本家なんだそうだ。<br /><br />この谷崎の小説で、ナオミという名前が日本に定着したと言われる。<br />スゲーな!オッサン!!!Σ(゚д゚) <br /><br /><hr size="1" /><br />しょうこりもなく夏らしい話を続ける。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />確か南国リゾート的なとこだったと思う。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />オヤジギャグすいません。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />鼻にぶちあたり、とんでもなく流血したという。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />…夏らしい話。(ヲイ)<br />
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WJ2015年35号

ONE PIECE 休載。だが、ちょっとまとめに使う。先週うっかりワンピコミックスを数巻読み返してしまい(それだけで休みが終わるの巻)ふと、1部と2部は微妙にリンクしてるんじゃないか?と思った。1部の流れ ※各分類はwikiを参考1 東の海編  フーシャ村→海軍の町→オレンジの町→シロップ村→バラティエ  →アーロンパーク→ローグタウン2 アラバスタ編  リヴァースマウンテン→リトルガーデン→ドラム王国→アラバスタ3 空島編... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE 休載。<br />だが、ちょっとまとめに使う。<br /><br />先週うっかりワンピコミックスを数巻読み返してしまい<br />(それだけで休みが終わるの巻)<br />ふと、1部と2部は微妙にリンクしてるんじゃないか?と思った。<br /><br />1部の流れ ※各分類はwikiを参考<br /><strong>1 東の海編</strong><br />  フーシャ村→海軍の町→オレンジの町→シロップ村→バラティエ<br />  →アーロンパーク→ローグタウン<br /><strong>2 アラバスタ編</strong><br />  リヴァースマウンテン→リトルガーデン→ドラム王国→アラバスタ<br /><strong>3 空島編</strong><br />  ジャヤ→空島<br /><strong>4 ウォーターセブン編</strong><br />  ロングリングアイランド→ウォーターセブン→エニエスロビー<br /><strong>5 スリラーバーク編</strong><br /><strong>6 頂上戦争編</strong><br />  シャボンティ諸島→女ヶ島→インペルダウン→マリンフォード<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>東の海編とシャボンティ諸島</strong></span><br />東の海編はルフィが最初の仲間を集める章だが<br />2部の最初も仲間たちがシャボンティ諸島に集結するところから始まる。<br />順番はゾロ→フランキー→ナミ→ウソップ→チョッパー→ブルック→サンジ→ロビン。<br /><br />ここを読んでいて、ふと思ったのだ。<br />チョッパーを初めとする「後から入った仲間」を別にして<br />東の海の仲間は1部と同じ順番に2部に登場している。<br />ゾロが奇蹟的に1番に島入りしたのは<br />コレをリンクさせたかったんじゃないだろうか、とか。<br /><br />無論、ストーリーが完全一致する訳じゃない。<br />ンな事したらストーリー面白くなくなっちゃうしな。<br />でも大まかな流れorむしろ細かいとこが<br />案外一致するんじゃね?と思い始めた次第。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>リヴァースマウンテンと深海</strong></span><br />ここから2部の新世界へ行くために、コーティング船で海に潜る。<br />東の海ではグランドラインへ乗り込むのに、リヴァースマウンテンを超えた。<br />通常でない航路で針路を変えるという意味では、同じだ。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>海王類と海王類 魚人と魚人</strong></span><br />ナミ編で出てきた海王類と魚人。<br />1部との変化がこれらと言えるだろう。<br />警戒もしくは戦うべき対象であったそれが<br />船を牽引したり守ったり、もしくは共に戦う存在へと変わっている。<br /><br />が、これも深く考えると「1部の麦わら海賊団」は<br />非常に一般的な価値観で敵と戦ってきた。<br />たとえばゾロ編では横暴な海軍と。<br />たとえばウソップ編では身分や力といった横暴さと。<br /><br />2部はこの「価値観の変化」を追っているのではないかと思う。<br />1部と同じような経路をたどりながら、全く違う価値観を生むような。<br />実際、1部でただ悪人だった「魚人」や「海軍」は<br />すでに読者の中で随分と変化してきているハズだ。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>時間のうねり?</strong></span><br />ただし、1部の展開順ではない。<br />ルフィはフーシャ村で「3年」待ってエースの後を追いかけたが<br />シャボンティ諸島は「2年」待って準備を整えた。<br />コレに大きな意味を持たせるわけではないが<br />1部とは多少時間が「うねり」つつ進行していくだろうとは思う。<br /><br />たとえば1部のゾロ編で登場したコビー、ナミ編で登場したハチは<br />既に1部の最後の方で再登場している。<br />(ついでに言えばリトルガーデン初出の「巨人」も、エニエスロビー編で再登場する)<br />このように少し「ズレ」を伴いながらも<br />魚人等はアーロンパーク第2部のような位置づけで<br />価値観を変えて再登場している。のではないかな。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>くじら!</strong></span><br />グランドラインに入ったルフィたちが最初に約束を交わしたラブーン。<br />そこから言わなルフィたちは、「また会おう!」という約束をずっと繋ぎ続けている。<br />新世界ではしらほしとジンベエといつかの約束を交わし、<br />その後クジラの群れと遭遇するという思わせぶりなシチュが、いい。<br /><br />ラブーンの話は今から楽しみだー。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>ドラム王国→アラバスタとパンクハザード→ドレスローザ</strong></span><br />医療・医者という話から王国という流れでは<br />相当に似ていると考えていい。<br />もう1つ医師を語った話としてスリラーパーク編がある。<br />パンクハザードに乗り込んだときとスリラーパークに乗り込んだときの<br />雰囲気も何となく似ている印象を受ける。<br /><br />遠からずこの3つの編は、何処かで繋がっていそうな気がする。<br /><br />ドラム王国はチョッパー仲間入りがメインだが<br />同時に実はゴールドロジャーが「D」であった伏線と<br />ワポル逃走の背後に黒ひげの影が在った事も含んでいる。<br />そして判明は少しズレるが、このパンクハザード→ドレスローザの間で<br />ローが「D」であることがが判明したのも面白い。<br /><br />黒ひげはドレスローザ編ではちらと存在を見せるにとどまっているが<br />そもそも1部で黒ひげがドラムを襲撃した理由は、イマイチ不明のままだ。<br />この頃黒ひげは、七武海入りを目指して画策していた頃だ。<br />ドラムに何か目的があったのでは?と考えてしまう。<br /><br />まだこれは考え中だが、ドラムと言えばやはり医療大国。<br />黒ひげの「異形の身体」に何かあったか、<br />もしくはその目的ゆえに医者を必要とした、とか。<br />ドレスローザで黒ひげが悪魔の実に奔走していることを考えると<br />(仮に1部と2部がリンクして動いているのであれば)<br />能力を得る事情に関わっていた可能性もある。かな。<br /><br />この伏線の判明はもう少し「ズレ」が出るかも知れんが<br />ドラム襲撃とゲッコーモリア、そして悪魔の実の事情は<br />ずっと後に再登場して繋がるんじゃないかなーと思ってる。<br />うん、妄想妄想。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>アラバスタとドレスローザ</strong></span><br />クロコダイル=ドフラミンゴ<br />ビビ=レベッカ<br />ロギアとの闘い≠パラミシア覚醒者との闘い<br />海軍の功績≠海賊の功績<br />とコレは本当にいろんな対比を含んでいる。<br /><br />アラバスタは王族ビビという正義の闘いであり、<br />ドレスローザは元天竜人ドフラの野望の闘いであった。<br />歴史上、ドフラは一応正統のドレスローザ国王なのだから、<br />今回ルフィたちは「正統を倒す」側で戦ったわけだ。<br />似ている話でありながら、立場は逆なのだ。<br /><br />クロコダイルは完全な「悪役」だった。<br />まあインペルダウン編からまた立ち位置が変わりそうではあるが。<br />ドフラはやってることは完全な「悪」であったが、<br />今も何処か正体が掴み切れない部分があるのだ。<br />少しばかり、「天竜人」という制度の犠牲でもあった感がある。<br /><br />最後まで謎だったグラサンの向こうは<br />その世界の仕組みが明らかになるまで、非公開なんじゃないかなー。<br />なんとなく、そんな考えが浮かんだ。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>ドレスローザ編の後?</strong></span><br />コレは前回も書いた気がするが、<br />話が何処かで空島に繋がるんじゃないかと妄想している。<br />まあ流れでいえば当然、この次は「ゾウ」という島だ。<br />1部がそうだったからという訳ばかりじゃないが、<br />ジャヤ→空島のようにゾウが足掛かりになるんじゃないかなあと。<br /><br />空島と言えば、当然エネルだ。<br />どうやら月で独自調査をしていた(?)らしい表紙連載が<br />そろそろクるんじゃないかと期待。<br />が、ここでまた「うねり」が来るかもしれない。<br />空島の後のロングリングアイランド──、つまり<br />青キジ暗躍の真相が先に来るかも知れん。<br /><br />またアラバスタ編前後とドレスローザ編前後と言う括りで<br />「小人」の登場が関わっているのも興味深い。<br /><br />まあもともと「ワンピース」というタイトルが<br />「ひとつながり」を表していることを考えると<br />別に発見でもないし、順番どおりでないなら予想にもならないのだが<br />大きな支柱としてストーリーを見る材料として、自分整理に書いた次第。<br /><br />ただ1部で「海軍」「魚人」「強い海賊」がただ敵だったことを思うと<br />スモーカー率いるG5と共に戦ったパンクハザード、<br />魚人を助けた魚人島編、<br />そして同盟を結んだルフィとローと言う流れは<br />同じ材料を全く別味で食べるようで、面白い。<br /><br />次の章がどう始まるのか、より期待。<br /><hr size="1" /><br />ヒーロー:1周年おめでとうっ!ヒーローは遅れて沢山やってくる!(笑)<br />     未熟ヒーローだからこそのワクワク感。これからもう応援。<br />暗殺教室:「助ける」方向で団結したらしいクラス。<br />     いや松井先生のことだから、まだ油断できんね!<br />ダンス:先輩たちの応援が一生懸命でなごむわーw<br />    つっちーいいぞ!君は紳士だ!!<br />金未来杯:「デッドマンキラー」。画力安定してて読みやすい。<br />     が、なにかセオリー過ぎて新しさが感じられないかな。<br />斉木:あらためて「超能力者なんかなんもいいことねーぞ」<br />   ってスタンスを漫画にしたってのは面白いよな。<br />魔法:や、コレはコレで結構好きなんだけど、ちょいちょいNARUTOを彷彿させる。<br />   アスタが魔法帝×2連呼するたびに<br />   壮大過ぎて分かんない話になりませんようにと祈ってしまう。(笑)<br />相撲:そうそう、相撲って蹴り技OKなんだってね(ただし下半身のみ)。<br />   調べてみると案外奥が深いかも。<br />食戟:久我先輩がイヤナヤツすぎる(笑)<br />銀魂:ふお、最後は革命で終わるのか?この漫画。<br />   しかし真選組不在で日常ギャグ編に戻るのか?どーなるんだろ。<br />ベストブルー:才能で始まるスポーツもんは、あとから<br />       怪物みたいなキャラが出ることが多いので、どうかなと。<br />ニセコイ:羽姉脱落か。そろそろ畳みにいく方向なんかな。<br />ワ―トリ:唯我おもしれーな(笑)アニメと話が近づいてきたけど<br />     大丈夫かなー。あんま関係ないオリストとか作って欲しくないな。<br />レディ:な、なんだこの不安定な表紙…。<br />ブリーチ:マユリ様に背後預けるとか怖すぎw<br />デビリーマン:あれ、路線変更?<br />磯兵衛:ある意味、コワイ判定だよな(笑)<br />    夏とか車内に気付いてないけどヤバいヤツ沢山おるで…。(遠い目)<br /><br />きょうはここまでぇぇーーーーーーーーーーーいぃぃぃ。<br />
  • Date : 2015-07-28 (Tue)
  • Category : WJ
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盤上の夜

盤上の夜 (創元SF文庫)宮内 悠介 東京創元社 2014-04-12売り上げランキング : 27605Amazonで詳しく見る by G-Toolsジャンル付けが難しい。SFと言うとそうであるようなないような、さりとてほかのジャンルに入れるとどれも違う気がする。様々なボードゲームを主体にした短編集。が中身はライトノベルではなく、むしろ予想外に重さにオロオロしたりワクワクしたり、コレも一口に語れない読後感だ。全て記者が取材をしているような形... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488747019/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/517EjbVHCrL._SL160_.jpg" border="0" alt="盤上の夜 (創元SF文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488747019/haruhon-22/" target="_top">盤上の夜 (創元SF文庫)</a><br />宮内 悠介 <br /><br />東京創元社 2014-04-12<br />売り上げランキング : 27605<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488747019/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ジャンル付けが難しい。<br />SFと言うとそうであるようなないような、<br />さりとてほかのジャンルに入れるとどれも違う気がする。<br /><br />様々なボードゲームを主体にした短編集。<br />が中身はライトノベルではなく、<br />むしろ予想外に重さにオロオロしたりワクワクしたり、<br />コレも一口に語れない読後感だ。<br /><br />全て記者が取材をしているような形で、ストーリーが進む。<br /><strong>盤上の夜</strong> ゲーム:「碁」<br /> 四肢を失った女性棋士の、余りに異色な過去<br /> 元タイトルホルダーの棋士が、その代打を務める異色な対局<br /><strong>人間の王</strong> ゲーム:「チェッカー」<br /> コンピューターによって「完全解」を見つけられてしまった<br /> チェッカーと言うゲームの元王者への取材<br /><strong>清められた卓</strong> ゲーム:「麻雀」<br /> プロ・宗教家教祖・医者・9歳の少年で行われた<br /> 誰も見ることのなかった麻雀のタイトル戦、<br /><br /><strong>象を飛ばした王子</strong> ゲーム:「チャトランガ」<br /> 釈迦が出家した後の息子・ラーフラのその後の苦悩<br /> チャトランガとはチェスや将棋の起源といわれる<br /><strong>千年の虚空</strong> ゲーム:「将棋」<br /> 棋士を目指した兄・その才能を凌駕して棋士となった弟、<br /> そしてその二人の運命の傍らにあった女性の話。<br /><strong>原爆の局</strong> ゲーム:「碁」<br /> 広島に原爆が落ちた時に碁のタイトル戦があったと言う実話を元にし<br /> 表題「盤上の夜」を含むすべての話の総括となる。<br /><br />割と詳しい描写を用いているので、碁と麻雀に関しては<br />多少の基礎知識があったほうがいいかもしれない。<br />自分は「ヒカルの碁」と「アカギ」を嗜んでいる(?)程度で<br />まあなんとか食らいつけたか、少し分かってないかもというレベル。<br />以上、ヲタクの判断基準。(笑)<br /><br />本書の面白いトコロはボードゲームと言う、言ってしまえばただの遊戯から<br />こんなにも縦横無尽に広がるのかという世界だろう。<br />以下、掲載順の感想。<br /><br />碁と言う19路盤の世界から始まる世界。<br />碁はいまだコンピューターでも、人間に勝てないとも言われる。<br />そこから「完全解」を見いだされてしまったゲームの話へと続き、<br />「人」がゲームをする意義というものが問われる。<br /><br />そして知力と気力を尽くすボードゲーム中でも<br />「運」と「ギャンブル」要素の高い麻雀。<br />ゲームは果たして、聖なるものなのか非なるものなのか。<br />だが「運」というものに全てを委ねるのなら<br />それは違う意味で「神の領域」にあるのかもしれない。<br /><br />話の座標軸は、過去へとさかのぼる。<br />ゲームが生まれたそれを、釈迦のその息子になぞらえる。<br />史実でラーフラがゲームを生み出した訳ではないのだが、<br />コレは本当に神がかっている。<br />本書の中で一番これが好きだ。<br /><br />以下2作は単行本化された際の書き下ろしらしい。<br /><br />四肢を失った女性が主人公の「碁」と対をなした「将棋」は、<br />精神を病んだ男が主人公だ。<br />別世界の話だが、どこか似通っている。<br />ゲームを超えた違う世界を見る者たち──<br />ゲームという世界は一体、どこへ通じているのだろう?<br /><br />最終話の元ネタは、実話であるらしい。<br />原爆の落ちた8月6日、広島で本因坊戦第2局がおこなれた。<br />一度は爆風で吹き飛んだ石を拾い、対局を続行したのだとか。<br />3局目は戦後、国内状況も食糧事情も最悪だった中、<br />非常なハードスケジュールで敢行された──<br /><br />各々の話の背景に、思わず圧倒される。<br />総括である最終話は、余りにも壮大だ。<br />何度も何度も読み返して、いつか<br />ああ、と腑に落ちるときが来るのかもしれない。<br /><br />本書によって受ける印象は、恐らく人それぞれだろう。<br />茫漠と凄いものを読んだと言う気もするし、<br />とてつもなく恐ろしいものを見たような気もする。<br />ボードゲームというものを通して<br />非常な高次元からこの世界を見下ろしたような。<br /><br />全てを理解したとは言えないかもしれない。<br />──人類というあまりに広い盤上に在る、私達もその駒のひとつ<br />今の自分が言える感想は、これだけだ。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />夏らしい話でも。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150726-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150726-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150726-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150726-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />電車で行くとこだったから。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150726-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150726-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150726-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150726-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150726-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150726-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />オバチャン数十人で漕ぐ波はパねぇらしい。<br />妹によるとヘリにつかまっても容赦なく流されるレベル。<br /><br />夏らしい話。(どこが)<br />
709

文芸的な、余りに文芸的な

文芸的な、余りに文芸的な芥川 竜之介 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools今日は河童の日である。♪かっぱっぱー るんぱっぱーかーっぱ黄桜 かっぱっぱーってCMソングがあったけど、ソッチは関係ない。(なら書くな)芥川龍之介の命日「河童忌」だ。太宰の桜桃忌、梶井の檸檬忌、藤沢周平の寒梅忌という文学忌の中、河童忌というのは思い切ったネーミングである。(笑)ならこれでも読みなおそうかと... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IWNIEQ/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51yPae3GyzL._SL160_.jpg" border="0" alt="文芸的な、余りに文芸的な" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IWNIEQ/haruhon-22/" target="_top">文芸的な、余りに文芸的な</a><br />芥川 竜之介 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IWNIEQ/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />今日は河童の日である。<br />♪かっぱっぱー るんぱっぱーかーっぱ黄桜 かっぱっぱー<br />ってCMソングがあったけど、ソッチは関係ない。(なら書くな)<br /><br />芥川龍之介の命日「河童忌」だ。<br />太宰の桜桃忌、梶井の檸檬忌、藤沢周平の寒梅忌という文学忌の中、<br />河童忌というのは思い切ったネーミングである。(笑)<br />ならこれでも読みなおそうかと思ったのだが<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101025061/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51OGKsqFX4L._SL160_.jpg" border="0" alt="河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101025061/haruhon-22/" target="_top">河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)</a><br />芥川 龍之介 <br /><br />新潮社 1968-12-15<br />売り上げランキング : 9075<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101025061/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />自分は芥川作品が好きだが正直なところ、後期の作品は読み辛い。<br />と言っても死の直前、1~2年くらいの間の作品のことなのだが<br />聡明な文章とたがの外れた話筋が不協和音を奏でているようで、苦しい。<br />一説には統合失調症であったと言われ、命を絶った遠因とされる。<br /><br />芥川は「物語が書けない」とよく言われる。<br />確かに古典のような原作を改編したものが多く、<br />短編を多く生み出しているが、長編作品は残されていない。<br />実際、自分のような芥川スキーが読んでも<br />中編以上の作品はなにかキレの悪さを感じる。<br /><br />本作品は、芥川・谷崎潤一郎との論争文と言われる。<br />「話筋の無い小説はありやなしや」とでも言う内容で<br />谷崎が話筋があってこそ小説だと主張したらしいのに、<br />芥川はそうとは限らないと主張する。<br />が、論争文にしては随分と話があちこちに飛んでいる。<br />というより、芥川自身が己の道を模索していたように思う。<br /><br />そもそも話筋の無い小説とは何か。<br />芥川の説明では散文や詩のようなものが近いと言っているが<br />彼は詩人になりたいわけではないのだ。<br />例えに美術などを用いているので余計に分かりにくいのだが<br />自分の解釈では芥川は「魂に訴えるもの」に惹かれているように思う。<br /><br />詩歌は確かに、話筋では無く言葉で読者を惹きつける。<br />彼はそれを小説で表現できないだろうかと言っている。ように思う。<br />まるで絵画のように、一目ではっと何かを与えるような。<br />文字を読んで目が覚めるような小説、とはいったい何だろう?<br /><br />これも全く、自分の解釈である。<br />例えば「吾輩は猫である。名前はまだない。」<br />「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」のような冒頭文は<br />それに近いものがあるのではないかと思う。<br />が当然、印象の強い文章だけで小説は進められない。<br />あとはやはり「話筋」で紡がれていくのが小説だ。<br /><br />なら芥川はいったい、何処へ行きたかったのだろう?<br />「リアル」という意味が近いかもしれない。<br />話筋と言う調律ではなく、心のヒダに直接入り込んでいくもの。<br />芥川の古典改編はどれも、元ネタから行間を読み<br />キャラの心情に迫ろうとしたものが多い印象がある。<br /><br />「書かれていないものを描きたい」<br />だが小説である以上は、文字という制約に縛られる。<br />現代ならひょっとして芥川の目的地は、<br />アニメーターか映画監督にでも相当するのかもしれない、と思ったりする。<br />だが芥川は、それを文字で表現したかったのだ。<br /><br />本作品には、続編がある。<br />「続・文芸的な、余りに文芸的な」はもう少し短い。<br />そこにはこんな叫びが書かれている。<br /><blockquote><p>僕は時々かう考へてゐる。<br />――僕の書いた文章はたとひ僕が生まれなかつたにしても、<br />誰かきつと書いたに違ひない。</p></blockquote><br /><br />本当に「物語」が書けなかったのかどうかは結局のトコロ分からないが、<br />文豪であるが故の葛藤があったのは確かだと思う。<br />今や彼の代名詞となった「芥川賞」は、確かに今もその懊悩を引き継ぎ、<br />多様な世界観に焦点があてられるのではないかと思う。<br />まだ誰も見たことが無い、絵画のように鮮烈な作品が生まれるようにと。<br /><br />故に、賛否両論あってこそのあの賞だと思う。<br />「ほら、僕が言おうとしていたのはこういう作品なんですよ」<br />と芥川が微笑めるように、無名・新人小説家たちは毎年そこを目指す。<br />そう考えると、今まであまり興味のなかった受賞作品というのも、<br />ちゃんと意味があるのかもしれないと思えるようになった。<br />自分は文庫派なので、どちらにしろ旬の時期には読めないが。(笑)<br /><br />本屋の売り上げが落ちる時期に<br />イベントとして芥川・直木賞が作られたとも聞くが<br />河童忌の前に受賞作品が発表になるというのも、<br />考えようによってはコニクイ演出である。<br />──今年の受賞作品を、芥川は彼岸で目にしたのだろうか。<br /><br />芥川「芸人が小説書くとか、現代はすげーなー」<br />太宰「芸人路線ならオレが最初なのに…」<br />とか何とか言ってるかもしんない。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><br />【参考・今までの芥川作品評リスト】<br />    <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-505.html" target="_blank">さまよえる猶太人 その1</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-505.html" target="_blank">その2</a><br />    <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-506.html" target="_blank">神神の微笑 </a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-507.html" target="_blank">芋粥</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-508.html" target="_blank">好色</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-510.html" target="_blank">蜘蛛の糸・杜子春</a><br />    <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-511.html" target="_blank">藪の中</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-513.html" target="_blank">俊寛</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-512.html" target="_blank">六の君の姫君</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-515.html" target="_blank">羅生門</a><br />    <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-170.html" target="_blank">桃太郎</a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-130.html" target="_blank">鼻</a><br /><br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-708.html" target="_blank">仁義なきチャンネル権争い</a>。続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150724-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150724-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150724-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150724-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150724-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150724-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150724-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150724-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:large;">史 上 最 悪 に 大 人 げ な い 戦 い だ っ た 。</span></strong><br />ホントに。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150724-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150724-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ちなみに現在実家では、おとん・おかん・妹分としてテレビが3台ある。(笑)<br />うん。あんなしょーもない争いを防ぐためなら、必要経費だと思う。<br />
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春琴抄

春琴抄 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1951-02-02売り上げランキング : 1822Amazonで詳しく見る by G-Tools谷崎を初めて手に取ったのは猫と庄造とふたりのをんなだと思っていたがそのずっと昔に、自分は谷崎に会っていた──谷崎をただの変態だと思っている人は(誰が思わせてるんだ)ぜひこの春琴抄に打ちのめされて欲しい。100頁に満たない薄さだが、句読点を無視した息詰まるほどの文章と古語と現代語の淵に揺れる日本語の美が、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PbaH6ubzL._SL160_.jpg" border="0" alt="春琴抄 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top">春琴抄 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1951-02-02<br />売り上げランキング : 1822<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />谷崎を初めて手に取ったのは<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-271.html" target="_blank">猫と庄造とふたりのをんな</a>だと思っていたが<br />そのずっと昔に、自分は谷崎に会っていた──<br /><br /><br /><br />谷崎をただの変態だと思っている人は(誰が思わせてるんだ)<br />ぜひこの春琴抄に打ちのめされて欲しい。<br />100頁に満たない薄さだが、<br />句読点を無視した息詰まるほどの文章と<br />古語と現代語の淵に揺れる日本語の美が、滔々と続く。<br /><br />それでも、読み難くない。<br />不思議なほどに文字たちは、するすると脳内に沁みこんでいく。<br />最初、電車の中で開いたことを後悔した。<br />何の音に邪魔されることの無い静かな場所で<br />沼のような閉塞感を伴う文字のなかに沈みたいと、そう思った。<br /><br />「鵙(もず)屋春琴伝」という冊子を手に入れた谷崎が、<br />春琴と呼ばれた三味線名手とその弟子の<br />墓参りに訪れたことから物語は始まる。<br /><br />薬種問屋の大店の娘・琴は、怜悧で美しい。<br />だが幼い頃に盲となり、その日より<br />佐助は彼女の手となり足となり、眼となって奉公した。<br />三味線の稽古に出かける琴のその手を引き、<br />食事の世話から着替え、風呂あがりの身体を拭う事までも──<br /><br />ここで「厠の世話も」って書いちゃうトコが谷崎だよな(´・ω・`)<br />オーケイ、大丈夫だ問題ない。<br />もうそれくらいじゃアンタの作品には怯まないぜ。<br />むしろ「用をお足しになるのにご自分の手は使わない」と書く<br />その高等テクニックに痺れたわ。<br /><br />琴は佐助の主人であり、三味線の師匠でもあった。<br />その教えは厳しく、「阿呆」と罵倒したり、<br />撥(ばち)で身体を打ち据えたりすることもある。<br />しかし佐助は琴に心酔しており、決して口答えすることもない。<br />琴には嗜虐性快楽の傾向があったのではないかと、谷崎は分析する──<br /><br />無論、小冊子・三味線の名手云々は全てフィクションであり、<br />全部谷崎の脳内お花畑である。<br />が、半リアルな設定に己のシュミをチラ見せしつつ<br />読者を煽る手腕が天晴れすぎる。<br />谷崎があとウン十年遅く生まれてたら、夏コミに降臨してたと思う。(真顔)<br /><br />さてこう書くと、ドS令嬢+真性のツンという琴に注目してしまうが<br />本書のラスボスはあきらかに佐助である。<br />というか<strong><span style="font-size:x-large;">マゾを純愛で擬態した凄腕作品</span></strong>だと思う。<br />最後、佐助は醜くなった琴を見ぬために目を潰すのだが、<br />実は自分はこのシーンを、幼少のおりに見ていたのだった。<br /><br />小さい頃だったので、話筋はほとんど覚えていない。<br />恐らくおかんがテレビ放映の「映画・春琴抄」を見ていたのを、一緒に見たのだろう。<br />佐助が目を潰すシーンだけが、脳にぐっさり突き刺さった。<br />タイトルも覚えていなかった。<br />が今になってやっと、アレが谷崎との出会いだったのだと思い至った。<br /><br />幼きその衝撃は、佐助こえええぇぇ!!に尽きた。<br />その所為か、佐助をそのまま受け止められない。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-661.html" target="_blank">谷崎潤一郎マゾヒズム小説</a>にもあったが、<br />恐らく佐助は「苛められる状況」を悦ぶ真性のマゾとしか。<br />だから琴と夫婦になどなりたくないのである。<br />墓に入っても2歩も3歩も下がって、虐げられ続けたいのである。<br /><br />純愛を擬態したと書いたが、そうではないかもしれない。<br />マゾこそが純愛であると、谷崎は説きたかったのかもしれない。<br />そんなバナナ。(´・ω・`)<br />だが確かにこれは純愛小説にしあがっている。<br />マゾであるが故に。<br /><br />これほどにマゾを正当化し、<br />マゾに真っ当なる美と感動を与えた作家がいただろうか。<br />谷崎、おそろしい子…!<br />しかもウン十年前に自分の心に入り込んでいたとか、マジで恐ろしい…。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />春琴抄はすでに6回も映画化されているようで<br />自分が見たのは年代的に、三浦友和と山口百恵バージョンだろう。<br />幼稚園とか小学校低学年くらいだったと思う。<br /><br />子供の前で谷崎見るとかどーゆーおかんやねんと思われそうだが(笑)<br />ウチはもともとチャンネル権がおかんにあり、<br />子供だからと言って優先的に見せてもらえなかったんである。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />アニメなどもそれなりに見たが、スポーツ中継やドラマ<br />お笑い系を子供にしてはよく見ていた。と思う。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />妹は歌番組やドラマを見ないと小学校のクラスの話題に<br />ついていけないからと見ることを主張し、<br />おかんは相変わらず見たい番組を主張していた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />多分半分くらいは妹の記憶が正しかった。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />もう少し続く。<br />
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フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)サイモン シン 青木 薫 新潮社 2006-05-30売り上げランキング : 390Amazonで詳しく見る by G-Tools暗号解読 上下巻、宇宙創成 上巻、下巻につづいて、サイモン・シンの本。骨の髄まで文系脳の自分に読めるのだろうか──、そんな不安に後回しにしていたが、思い切って読み始めることに。まず最大の難関はふぇるまーのさいしゅーてーりってなぁに?ってトコである。(タイトルですよ)まぁでもこんな... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41J3TjWsxqL._SL160_.jpg" border="0" alt="フェルマーの最終定理 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top">フェルマーの最終定理 (新潮文庫)</a><br />サイモン シン 青木 薫 <br /><br />新潮社 2006-05-30<br />売り上げランキング : 390<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-643.html" target="_blank">暗号解読 上下巻</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-647.html" target="_blank">宇宙創成 上巻</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-647.html" target="_blank">下巻</a>につづいて、サイモン・シンの本。<br />骨の髄まで文系脳の自分に読めるのだろうか──、<br />そんな不安に後回しにしていたが、思い切って読み始めることに。<br /><br />まず最大の難関は<br /><strong>ふぇるまーのさいしゅーてーりってなぁに?</strong>ってトコである。(タイトルですよ)<br />まぁでもこんなズブズブの数学素人でも<br />きっと親切なサイモン・シンがなんとかしてくれるにちまいない。<br />思いっきり他力本願で表紙を捲る。<br /><br /><br /><br />それは1993年の出来事から始まる。<br />ある数学者がケンブリッジ大学の壇上でこの定理を解く。<br />「──これで終わりにしたいと思います」<br />それは証明を解き終えたと同時に、<br />長い長い数学史の因縁の戦いに終止符を打ったことを意味した。<br /><br /><br /><br />さて歴史は幾世紀を遡り、「数論」へ移る。<br />数という概念から、分数や負の数、無理数といった数字が生まれた経緯だ。<br />あんなワケの分からん数字を計算させられたのが<br />ピタゴラスの罠だったと今理解して、憤る文系脳。←イマココ<br /><br />ピタゴラスは1000年以上の時を越え、<br />フェルマーという数学者の脳内にあるヒラメキを生んだ。<br />ピタゴラスの定理「a² + b² = c²」というのを、学生時に習っただろう。<br />三角形の2辺の二乗の和が、他の1辺の二乗と等しいと言うアレだ。<br />「これが三乗以上になると、解はない」というのが、フェルマーの予想だ。<br /><br />ここで「定理」という言葉について触れねばなるまい。<br />1993年を迎えるまで、この謎は正確には「フェルマーの予想」だった。<br />たとえば「1+1=2だお」と計算上で正解を得ても、それは定理にならない。<br />証明を経て、がっつり「1+1=2」の証拠を披露してこそ<br />「定理」は研究や論文で威力を発揮する。<br /><br />が、このフェルマーと言うオッサンが頭が良過ぎて、<br />証明をキッチリ書かない定理が多かったんだと。<br />ページの余白にさらさらっとソレっぽいものをメモし、<br />「…という発見をしたお!でも余白が足りないから書かないお!」みたいな。<br />その最後に残ったのが、「フェルマーの最終予想(定理)」だ。<br /><br />ナイもんはナイでよいではないかと思うのだが、<br />理系脳たちはこの「解がない」ことを証明しようとするのである。<br />「ある」ことを証明するより、「ない」ことを証明する方が困難だと言われるが<br />これはまさにその例かもしれない。<br />この数学者焦らしプレイは、実に300年続くのである。<br /><br />幾人もの数学者が最終定理に臨み、倒れていった。<br />だが幾人かの勇者は、後継者へつなぐアイテムを残す。<br />前任者のアイテムを引き継ぎ、セーブポイントからボスに挑む。<br />だが勇者は敢え無く果てる。ささやかなアイテムを残して。<br />俺の 俺の屍を越えて行けと<br /><br />一見シンプルにも思えるこの定理は意外にも、<br />数学の世界を網羅することになる。<br />冒険の地図を端から端までマッピングし、<br />アイテムをかき集め、ステージボスを倒し、<br />勇者たちは何世代にも渡り、じりじりとフェルマーのラスボスに迫っていく。<br /><br />文系脳にその過程は、ひたすら魔法の呪文にしか聞こえない。<br />「そうか!M構造のガンマゼロを加えればいいんだ!」と言われても<br />どんなビームが出てるのか分からない。<br />分からないのだが、遥か時空を越えて<br />フェルマー戦隊が力を合わせて戦っている姿にワクワクする。<br /><br />この定理がなにに繋がるのかも分からない。<br />だが定理はどこかの定理の一点となり<br />世界平和とは何ら関係のない秩序を守っていることは、おぼろげながら分かる。<br />無用な数字がないように、無用な数学もない。<br />嗚呼、理系脳の友人たちはあの頃からその真理に気づいていたのだ。<br />黒板のサインコサインタンジェントの呪文の向こうに<br />こんなにオモチロイ無限世界をみていたのだ。<br /><br />──あの頃から数十年、本書を読んで自分の中に残ったものは<br />「理系様は勝ち組」という人生の最終定理であった。(寂)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-705.html" target="_blank">ナマコプレイ記</a>つづき。<br />ナマコ王子にムカムカしながらナマコ猟を続ける。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-4.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">尽 く し て ね え 。</span></strong><br />自分の中ではこのイケメン部屋に入ったら<br />王子の顔に問答無用でナマコ投げつけてるイメージ。<br />オラオラこれが欲しかったんだろうが!この変態がぁぁぁぁぁ!!!<br />…的な。<br /><br />■ナマコ猟の様子2<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-6.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />ナマコぎっしりという恋愛ゲームには稀有な絵面。<br />心の目で見ると、レアナマコが混じっているのがわかる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-1.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />だまれうるさいだまれ。<br />べっ、べつにナマコ猟ちょっと楽しいとか思ってないんだからばかぁぁ!!<br /><br />◆萌えゲーにありがちなサービス衣装チェンジ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-2.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />そんなうにくろで買ったみたいなパジャマで<br />サービスどやぁって顔してるオマエが心底むかつくんじゃ。<br />ディティール大事。ディティール大事。(二度言いました)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-3.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">もうほんと無理ですごめんなさい。</span></strong><br />ナマコ王子の秘密もたいしたことなかったし。<br />まあナマコ猟はコツが分かると楽しい。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-632.html">日本人形</a>とか<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-664.html" target="_blank">ババアゲーム</a>と違って<br />別ルートがある訳じゃないので、1回コッキリで終えられるのはいいね。<br /><br />なまこあたたかい目で王子を見られる人にオススメ。<br />
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WJ2015年34号

ONE PIECE794 「サボの冒険」わはは!表紙絵いいね!( ´∀`)bグッ!やっぱドフラの顔は秘密で終わるんかいの。まぁソレはソレでいいけどさ。伏線満載だった前回と比べると、今回はスピードダウンというか何かこう番外編を読んだような別空気感。疲労困ぱいして爆睡しているルフィたちの姿はやっぱりアラバスタ編を思い出させる。しかしキュロスとローばかりか、ベラミーが寝とる!!!いや多分今回のメインはサボが「長い間記憶喪... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE794 「サボの冒険」<br />わはは!表紙絵いいね!( ´∀`)bグッ!<br />やっぱドフラの顔は秘密で終わるんかいの。<br />まぁソレはソレでいいけどさ。<br /><br />伏線満載だった前回と比べると、今回はスピードダウンというか<br />何かこう番外編を読んだような別空気感。<br />疲労困ぱいして爆睡しているルフィたちの姿は<br />やっぱりアラバスタ編を思い出させる。<br />しかしキュロスとローばかりか、ベラミーが寝とる!!!<br /><br />いや多分今回のメインはサボが<br />「長い間記憶喪失あった為にエースとルフィと関わりを持たなかった」<br />というネタばらしだったんだろうが<br />なんというか個人的に「うーん」ってカンジだった。<br />その辺は別にぼかしといてもよかったなあと。<br /><br />多分、サボは後付けキャラだ。<br />別にサボのことはキライではないが、いまだ自分の中で、<br />「60巻もの後出しじゃんけん」をするほどの<br />必要性を考え中のキャラ、というのが正直な印象。<br />や、クドいけど決してキライとかじゃねんだよ?<br /><br />エースも最初は、後付けキャラだなあと思ってた。<br />約20巻の後出しだったが、それは読んでいる内に<br />ルフィ・白ひげ・黒ひげを結ぶ線であり、<br />ゴールド・ロジャーの欠片であり、頂上決戦を生むと言う<br />十二分に後出しする価値のあるキャラだったのだと納得した。<br />だからこそ、サボにも意味があるんだろうと勘ぐってしまうのだ。<br /><br />予想の1つとして、ワンピースの世界を繋ぐものは<br />「肉親のそれ」ではないというのがあるのかなと思ったり。<br />本来、革命軍にはドラゴンがいる。<br />だがルフィを動かし、または手を組む理由は親子の絆ではなく<br />信頼という不確かで確かなモノなのだろう。<br />そういう意味で革命軍に「ルフィとの絆」が必要なのだろうとは思う。<br /><br />アラバスタ編でひょいと出てきたエース。<br />そしてドレスローザ編でひょいと出てきたサボ。(伏線はその前からあったが)<br />むしろここまでこの2編をシンクロさせていることが気になる。<br />アラバスタで「海軍の功績」として葬られたルフィたちの活躍。<br />そして、<br />ドレスローザでひれ伏した海軍と、明るみに出た「海賊の功績」。<br /><br />その前後もちょっと興味を惹かれる。<br />ドラム王国→アラバスタ→(ジャヤ)→空島という流れだったことを思い出すと<br />パンクハザード→ドレスローザという流れが<br />「新たに医師を船に乗せる」という部分がシンクロしている。<br />そう、ローのことだ。<br /><br />またジャヤで初めてベラミーに会った事を考えると<br />このドレスローザが終わった時点でベラミーが同じ部屋で寝ていることも、<br />なにやら含むものがあるような気がする。<br />ベラミーは空島を全否定した上で、ルフィたちを空島に送った伏線とも言える。<br /><br />ストーリーとしてはゾウと言う島にいくであろうし、<br />その後にワノ国編が控えているだろうとは思うのだが<br />彼はまた、空島と話を繋ぐために再登場したんじゃないだろうかとか。<br />前回のウルージさんの伏線もあるし。<br />実はゾウが空に在る…ってことはないか。(ぶつぶつ)<br /><br />アラバスタとドレスローザのリンクについては<br />来週の休載を使ってまとめるとしておいとく。<br />とりま伏線を非常に考慮して動いているこの漫画で<br />「60巻ものあとだし」というのが、すごく気になるんである。<br />その割に「記憶喪失」と「理想のお兄ちゃん」であるサボの設定が<br />若干セオリー過ぎて雑というか、そんな観が拭えない。<br /><br />そして最後にカラスに乗って(?)移動するサボが<br />どうやらカラスと話しているシーンがあるのも気になる。<br />ワンピは案外に、細かい設定を順守している。<br />例外としてメリー号が喋るという(一応あれは妖精がやったのだが)設定はあったが<br />基本的にその手のファンタジーは使われない。<br />ドレスローザでオモチャが動いていた様子にも<br />「喋っとる!!!!!」とルフィたちが驚いていたくらいだ。<br /><br />つまりただの「カラス」が喋る筈はないのだ。<br />カラスは心話のようなものではなく、はっきりフキダシで喋っている。<br />ならば<br />①カラスモデルの能力者<br />②見えないがカラスを使う小人かなんかがいる?<br />うーん、まあ無難に考えて①だろうかなあ。<br /><br />だが1羽でないあたり、これも「覚醒」した能力なんだろうか。<br />パラミシアはドフラが言っていた通り、<br />己だけでなく周囲にも影響を及ぼせるらしいが<br />ゾオン系も力の強化だけでなく、同種生物を操れるような能力を<br />身につけるようなことがあるんだろうか????<br /><br />いや、なんかそれもヘンな気がする。<br />悪魔の実の話や見聞色に繋がるようなハナシならいいのだが<br />今回みたいに記憶喪失的なオチみたいに<br />サボ後付け故の雑な設定が入り込んでるんじゃないかと<br />ちょっとヒヤヒヤして見てしまうのだ。<br /><br />800話でキリのいい出だしにしたい故の<br />しばらくダラダラ話なんかなあとかとも思ったりするのだが(笑)<br />藤虎と海軍、ルフィたちの出発(船どうするんだとか)、<br />ベラミー、世界会議、サニー号の面々と<br />片付けることも沢山あるから、ソレも必要と言えば必要か。<br /><br />ところでコアラちゃんと同じく<br />「要件人間」でキレてるハックさんがかわええ。<br /><hr size="1" /><br />暗殺教室:ジャンプ表紙スゴイな(爆)。ジャンプ表紙史上<br />     一番簡単で一番金かかってんじゃね。(爆)<br />     作中10か月だけど3周年って表紙のアオリもワロタ。<br />     作中2ヶ月が連載どんだけに相当するかは分からんけど<br />     「終わらせる」キモチが明確にあるから、この話面白いんだよね。<br />食戟:食べた後でも入ると言う説は、自分的にはナイけど(笑)<br />   今回のテーマは「客の喜ぶ顔を考える」ってことか。<br />ベストブルー:読みやすいんだけどなあ。<br />      今ジャンプは地味部活もの漫画多いから、<br />      なんかメジャーものが地味に見えるという不思議。<br />ヒーロー:ステイン(だっけ?)は悪役だけど<br />     なんか最期が是非見たくなるイイ悪役だよな。<br />     ヒーローものは悪役の品格も大事。<br />     デクの「助けに来たよ!」がワクワクする!うひょー!<br />金未来杯:1話目「少女復旧リカバリー」<br />     絵は安定してて可愛い。ジャンプネタも悪くないけど<br />     オリジナルでもう少しギャグが突き抜けてたら好みかも。<br />ダンス:おお、やっぱり競技シーン面白くなるね!<br />    ワタリちゃんのトラウマ話になるのだね。<br />銀魂:歴史上では逆賊となる新選組に繋がるのがイイね。<br />   近藤とお妙さん、どうなるのかねえ。<br />   つーか銀魂自体どーなるんだっつうね。<br />ニセコイ:ああ、やっぱり千棘ルート誘導か~。<br />相撲:すまん。最後のゆーまのポーズが一瞬笑えた。<br />魔法:モブの見分けがつきませんがなにか。<br />超能力:いや照橋さんの存在がもう超能力だろ。<br />カガミカミ:なんか駆け足だなー。<br />ジャスティス:チラリズム超え過ぎたのがよくなかったんじゃないかね。<br />ワ―トリ:絵に描いたようなイヤな人間がまた味があっていい(笑)<br />     ユーマサイドも修サイドも面白そうだなあ。<br />デビリーマン:おや、案外アッサリ結末が。<br />     カネの戦いネタが上手く考え出せれば、結構面白いと思うんだけどなー。<br />ブリーチ:正直ユーハバッハの配下キャラをよく把握していないので<br />    死神に話が戻ってくるとほっとするわ。(笑)<br />磯兵衛:スコップ持ってるんだから穴広げろよww<br /><br />本日、休日出勤中。三連休どころか三連勤だお。とほ。<br />朝書き上げられんかったので、昼休憩中にあぷ。<br /><br />きょうはここまでぇぇーーーーーーーーーーーいぃぃぃ。<br />
  • Date : 2015-07-19 (Sun)
  • Category : WJ
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ご隠居さん

ご隠居さん (文春文庫)野口 卓 文藝春秋 2015-04-10売り上げランキング : 35014Amazonで詳しく見る by G-Toolsここでも何度も書いたが、老人小説が好きである。そう言うジャンルが確立されている訳ではないのだが。若者が山あり谷ありのアドベンチャー世界を走り、迫りくるミステリーを千切っては投げ千切っては投げ、悪漢をぎゃふんと言わせ、恋の花を咲かせるのもそれはよい。だがそれが老人となることで、いとあはれな趣きを醸... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/516q7%2B7opxL._SL160_.jpg" border="0" alt="ご隠居さん (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top">ご隠居さん (文春文庫)</a><br />野口 卓 <br /><br />文藝春秋 2015-04-10<br />売り上げランキング : 35014<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ここでも何度も書いたが、老人小説が好きである。<br />そう言うジャンルが確立されている訳ではないのだが。<br /><br />若者が山あり谷ありのアドベンチャー世界を走り、<br />迫りくるミステリーを千切っては投げ千切っては投げ、<br />悪漢をぎゃふんと言わせ、恋の花を咲かせるのもそれはよい。<br />だがそれが老人となることで、いとあはれな趣きを醸し出す。<br /><br />山野をこけつまろびつよたよたと歩き、<br />ミステリーの伏線を3歩歩いて忘却し、<br />ストーリーと無関係に風前の灯火になってる姿などを読むと<br />フィクションではない胸の痛みと動悸と息切れが止まらない。<br /><br />や、別に老人が右往左往するのを喜んでる訳ではなく、<br />老人でなくては出せないダシがあるってことだ。<br />長年干したスルメ(失礼な)の味は、食べて見なくては分からない。<br />ワビサビ味もあれば、若者に負けぬ気骨ある老人味もある。<br />そういう意味で本書も、また一風違った風味がある。<br /><br />主人公は「鏡磨(と)ぎ」のジーサン。<br />当時の鏡は今のようなガラス製ではなく、金属板に金属メッキをしたものだ。<br />今でいうと包丁やスチール家具に、自分の姿が映るようなもんだろうか。<br />なので品質はそんなには良くなく、また時間の経過で曇ってしまう。<br />この表面を磨ぎ直し、メッキを施してくれるのが「鏡磨ぎ」だ。<br /><br />ジーサンは結構にお得意さんがいる。<br />鏡を磨ぐついでの、よもやま話サービスがウケているらしい。<br />が、たかが鏡研ぎにしては知識が広い。<br />得意客たちはみなその正体を不思議に思っているのだが<br />ジーサンは巧みに話を煙に巻いてしまう。<br /><br /><strong>三猿の人</strong> それでは爺が、ウナギの話でもしましょうかのう<br /><strong>へびジャ蛇じゃ</strong> 得意先の若旦那に、ヘビの話など教授する爺<br /><strong>皿屋敷の真実</strong> 出戻りの娘と語るお菊の真実。<br /><strong>熊胆殺人事件</strong> 熊胆のことまで詳しく知っている爺とは。<br /><strong>椿の秘密</strong> 妾らしい美女が語る不思議な打ち明け話。<br /><strong>庭蟹は、ちと</strong> ついに爺の正体が語られるッ!!<br /><br />タイトルで分かる人は分かるだろうが、落語ネタが多用されている。<br />落語ネタ小説としては以前、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-133.html" target="_blank">幕末時そば伝</a>を読んだことがあるが<br />ある意味、アレの真面目バージョンと言えるか。<br />故にある意味ではライトな内容ではあるのだが<br />江戸文化がこまごまご書かれているあたり、読んでいて面白い。<br /><br />鏡磨ぎと言う職業を選んだのが、またいい。<br />元手が然程かからないため、老人が多かったんだそうだ。<br />とは言え結構な力仕事なので、「高齢者」と言う意味の老人ではなく<br />「リタイヤ組」という意味の老人だと思われる。<br />「ご隠居さん」というタイトルに、相応しい題材だ。<br /><br />コレはちょっとネタバレになってしまうのだが<br />鏡磨ぎは加賀からの出稼ぎ業であることも多かったのだとか。<br />メッキに使う金属が、北陸の方で産出されていたからだ。<br />ストーリーに関わる大きなネタバレではないのだが、<br />知っているとちょっと結末で「ほうほう」と思える。<br /><br />あと、鏡の拵えにレベルが上から7段階あるのは<br />今回本書で初めて知った。<br />うむうむ、これは為になった。φ(`д´)メモメモ...<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-535.html" target="_blank">数えずの井戸</a>で番町皿屋敷は多くの派生バージョンがあると書いたが<br />「皿屋敷の~」でその背景が語られている。コレも面白い。<br />鏡磨ぎサービスのよもやま話がウリの爺だが<br />読者にも時代小説ならではのアレコレを語ってくれる。<br />老人ならではのさりげな「語り部」小説だ。<br /><br />時代物なら鉄板の人情味に<br />滑稽噺から江戸グルメに捕物、不思議怪異までついてオトクである。<br />それだけにオチが割とキチンとついてしまったのが<br />ちょっと物足りない気がしないでもないが<br />最後にびしっと年の功でキメるのも、また老人小説の味わいなる1つであろう。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />スマホのバカゲーを時々やるのが、最近シュミになりつつ。<br /><br /> <a href="https://itunes.apple.com/jp/app/id997636428" target="_blank">■なまこれ~イケメンmeetsなまこ~</a><br /><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-1.png" border="0" width="350" /><br /><br />遊び方は簡単に言うとコレ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-2.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />なんかしらん、ナマコを献上するとナマコ王子の謎が解けるらしい。<br />一見モブみたいな王子に全然興味はないが<br />なんでナマコなんかは気になるじゃないか。<br />そんな気軽なキモチでDLしてみる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-0.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-0.jpg" alt="20150717-0.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">もう帰りたいキモチでイッパイです。</span></strong><br />なんだよナマコの話って。<br />しかしそもそもコチラからは一切発言ができず、<br />ひたすらナマコを取るしかできないのがまたムカつく。<br /><br />■ナマコ猟の様子<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-5.jpg" border="0" width="225" height="364" /></a><br /><br />…いや、ナマコって言うより…、いやいやいやいや。<br /><br />■ナマコには種類があり、ランクがある<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-4.jpg" border="0" width="221" height="298" /></a><br /><br />マナマコとかトゲクリイロナマコとかジャノメナマコとか<br />イロイロ名前付いてんだけど、<span style="font-size:x-large;"><strong>どうみてもうん…</strong></span>(自重)<br />これが100とか200とか300とか大漁で獲れ、ナマコ王子に献上する。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-3.jpg" border="0" width="224" height="315" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">なにコイツしゃらくせぇ。(#゚Д゚)</span></strong><br />てかオマエ別にナマコ玄人っぽくないじゃん。<br />ナマコTシャツとかナマコポスター貼ってる様子もないし<br />ナマコフィギュアくらい部屋に置いとけよ!(ヲタクか)<br /><br />ていうかナマコ王子の身体や服がイイ加減ですごい気になる…!<br />バカゲーとはいえ、もう少しディティールに凝ってもいいんじゃね?<br />どーゆーストーリーになってるのか知らんが<br />コイツとラブラブになるのは凄く抵抗があるぞ。<br /><br />続く。
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こんなに変わった歴史教科書

こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)山本 博文 新潮社 2011-09-28売り上げランキング : 109914Amazonで詳しく見る by G-Tools歴史・時代小説が好きなので今でも結構歴史番組やニュース記事は目を通す。なので書かれていることは8割方知っていたが改めて自分の時代と今の歴史の教科書が比較出来てよかった。本書では昭和と平成の歴史教科書で改訂された内容を、古代・中世・近世・近代ごとに区分し、中学校教科書の編集員である... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101164460/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZuNCPNCoL._SL160_.jpg" border="0" alt="こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101164460/haruhon-22/" target="_top">こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)</a><br />山本 博文 <br /><br />新潮社 2011-09-28<br />売り上げランキング : 109914<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101164460/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />歴史・時代小説が好きなので<br />今でも結構歴史番組やニュース記事は目を通す。<br />なので書かれていることは8割方知っていたが<br />改めて自分の時代と今の歴史の教科書が比較出来てよかった。<br /><br />本書では昭和と平成の歴史教科書で改訂された内容を、<br />古代・中世・近世・近代ごとに区分し、<br />中学校教科書の編集員である筆者が解説を加えたものだ。<br />歴史小説を読む者として、初ねて知った時に<br />「うえぇぇぇぇっっっ!?」って思ったモノだけあげておく。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>①あのオッサンは聖徳太子じゃない。</strong></span><br />平成生まれの若い方は知らないだろうが<br />昔々、五千円札と一万円札は聖徳太子だったんじゃよ…。(遠い目)<br />まあそんでも冠を載せて袍を着て、笏を持った例の姿は見たことがあるだろう。<br />昔は「聖徳太子像」とされていたらしいが、現在では<br />「聖徳太子と伝えられる像」と注釈がつくらしい。<br /><br />この本には書かれていなかったが、<br />聖徳太子自身が架空の人物でないかとされる説もある。<br />じゃあ私達の使っていた五千円札・一万円札のアレは誰…?<br />広い意味での偽札!?<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>②鎌倉幕府はイイクニじゃない。</strong></span><br />「イイクニつくろう鎌倉幕府」。<br />まさに語呂合わせにピッタリの年号だったが、<br />1192年は「源頼朝が征夷大将軍になった」という節目ではあるが<br />「幕府成立」とは書かれていないとのこと。<br />1180年から1192年の間の様々な説の間で揺れており、<br />いまだ決着はついていないというのが、正しいトコロらしい。<br /><br />コレも本書ネタではないが、同様に<br />大化の改新も今は646年が通説なのだそうだ。<br />学生時代は得意だったんだよと言う人も、<br />今歴史のテスト受けたら、案外点数悪いかもしれないっすよ。(笑)<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>③武田騎馬隊はいなかった。</strong></span><br />なんかこの時代の馬はポニークラスのサイズだったため<br />(※正確にはポニーよりはもう少し大きかったとも)<br />馬は移動にのみつかわれ、戦闘の時はウマから降りたとかいう。(笑)<br />これは歴史小説の見せ場的にショック。。・゚・(ノД`)・゚・。<br />小さいお馬さんに乗る武将。畜生かわいいじゃねぇか。<br /><br />コレも余談だが、日本の馬はそもそも西洋馬と違い<br />体型がどっしりしている分、馬力があったらしい。<br />その分非常に気性が荒く、騎馬隊のような整然とした動きを<br />訓練すると言うのも難しかったんだそうな。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>④士農工商はなかった。</strong></span><br />もう四文字熟語の域に達するイキオイの完成度だというのに<br />そんなのもはなかったってアンタ。<br />実際は武士>>>>>>>武士以下という身分があっただけで<br />そんなに細かいものではなかったという意。<br />明治維新後の「四民平等」も、実際平等じゃねーだろってんで今は記載されない。<br /><br />これとは少しズレるが、「一揆」と言われるものも<br />教科書で受けたイメージとはちょっと異なるものらしい。<br />領主はTVドラマみたいに悪人ばっかりじゃなかったらしく<br />結構話し合いなどで穏便に済むことも多かったんだとか。<br /><br />でも「農民が一致団結する」=「一揆」なので<br />全国で話し合いが行われても、「全国で一揆が起こった」ことになるらしい。<br /><br />内容はこんなカンジ。他にも今の教科書では<br />「大和朝廷」「仁徳天皇陵」という言葉が使われないことや<br />「戊申の役」「西南の役」が「戦争」に変わった理由など<br />昭和世代ならΣ(゚◇゚;)マジデッ!?ってネタがかかれている。<br /><br />歴史は基本「勝者の歴史」であり<br />今でも闇に葬られた歴史や曖昧な歴史が存在する。<br />そこから歴史の扉が新たに開けられたり閉じられたり(笑)する訳だが、<br />また新たな歴史小説やヒーローが生まれるかも知れない訳で<br />どちらに転んでも楽しい。<br /><br />難を言うなら、さっくり読める作りになっている所為か、<br />もしくは何か問題があるからか<br />中国や韓国の歴史にはほぼ触れられていない。<br />教科書問題といえばやはり中国のことがあるので<br />多少の専門家からの見解はつけて欲しかった気もする。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ツイッター友と話してて思い出した何の関係もないネタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150715-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150715-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ウチの高校には2つあった。<br />ばーちゃんがほそぼそとやってる店が近かったので<br />帰りに腹が空くと立ち寄った。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150715-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150715-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150715-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150715-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />厨房(?)奥まったとこにあるのだが<br />その日はたまたま席の角度でばーちゃんがみえた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150715-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150715-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />がっつり素手。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150715-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150715-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />食べてから友人たちに「ダシ入り」と言ったら、ごっつい非難されたが。<br />まあそれでも何回も行ったからね。<br />出す方も食べる方もオオラカな田舎のココロ。<br />
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WJ2015年33号

ONE PIECE793 「虎と犬」 電伝虫を通して、世界にドレスローザへの土下座を晒す藤虎。藤虎の「正義」は半分かっけぇなと思うし、半分どうだかなと思う。この一件を「海軍の手柄」でなく、「国民の主張」としたかった。それはスモーカーたちがやりたくても出来なかったことであり、やはりこの物語はアラバスタと対になっていたのだなと思わせる。だがそれはルフィたちに強さがなければ手の施しようのない事態を招いた可能性もあっ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE793 「虎と犬」 <br />電伝虫を通して、世界にドレスローザへの土下座を晒す藤虎。<br /><br />藤虎の「正義」は半分かっけぇなと思うし、半分どうだかなと思う。<br />この一件を「海軍の手柄」でなく、「国民の主張」としたかった。<br />それはスモーカーたちがやりたくても出来なかったことであり、<br />やはりこの物語はアラバスタと対になっていたのだなと思わせる。<br /><br />だがそれはルフィたちに強さがなければ<br />手の施しようのない事態を招いた可能性もあった。<br />今となっては分からないが、藤虎の能力が外から「鳥カゴ」に作用できたのなら<br />己の正義のためにかなりの犠牲をやむなしとしたこととなる。<br />なら土下座は世界政府の代わりだけでなく、<br />藤虎自身の謝罪も含んでいなければならない。<br /><br />だが確かにこの一件は、多くの自体を動かすのだろう。<br /><br />面白いのがサカズキの立ち位置だ。<br />サカズキは世界政府の絡繰りをすっかり把握しているようだが<br />海軍が「表の顔」だという立場に納得している訳ではないらしい。<br />五老星に面と向かってたてつくのも、彼らが同じく「表の顔」に過ぎず、<br />またサカズキより「裏」寄りであることの証のように思う。<br /><br />サカズキの立ち位置はどこにあるのか?<br />実は菅原文太さんが亡くなった時、<br />真っ先にではないが、ワンピのこともちょっと気になった。<br />「正義」という名のワンピ世界での「悪役」という妙位置に<br />実在の俳優をモデルする意味はなんだろう。<br /><br />少なくとも彼らは、「悪」の汚名を着て死ぬことはないだろうなと思ってた。<br />既に故人となった俳優がモデルの青キジ・藤虎は<br />この中では割と早めに「正義」にシフトチェンジするんじゃないかと思ってた。<br />まだ存命の俳優さんに関しては、しばらく「悪役」をしてもらっても<br />「いえいえ、これからですから!」と言えるようにしていたんじゃないかなあと。<br /><br />ストーリー云々というより、作者の心理の話だが<br />文太さんが亡くなった時、正直尾田先生の中でちょっと<br />「あちゃー」という思いがあったんじゃないかと余計な詮索をしたり。<br /><br />結論を言えば、本当の最後には<br />サカズキ含む海軍は全て、世界政府に刃を向けることになるんじゃないかな。<br />が、サカズキとボルサリーノはかなりギリまで対海賊の姿勢は崩さないだろう。<br />無論妄想ではあるが、この二人は憎まれっ子になる分<br />かなりいイイ役になるんじゃないかと思ってるんだけどね!<br /><br />あとは緑牛。コレがどちらにつく大将になるか<br />既に故人になっているならクザン側、<br />存命の俳優さんなら赤犬or政府側じゃないかと勝手に予想。<br />イロイロ候補はあるけど、楽しみだねえ!<br /><br />ともあれ、ドフラのタイーホは各国各組織に影響を及ぼしたモヨウ。<br />ドフラの商売は兵器にSMILE、悪魔の実自体にも及んでいたようだ。<br />サボたちが手に入れたのは、この取引リストだろうか?<br />てか既に取引際が出来る程、SMILEの供給は安定ラインにのっていたのか。<br />どんだけ居るんだよ、SMILE製の能力者。<br /><br />また「ある町」「ある空」「ある海」にも変化が。<br />「ある海」はサニー号の面々だな。<br />確かに仲介役のドフラがいなくなり、シーザーの価値はうなぎ上りだ。<br />シーザーを拘束しないと、SMILEの臭いの元は断てない。<br />逆にシーザーの行き先が、次のルフィの行く手を阻む可能性がでてくる。<br />カイドウってのが一番無難だけど、どうだろねぇ。<br /><br />「ある町」は単純に、ジュエリー・ポニーが<br />なんらかストーリーの鍵に関わっているのだろう。<br />黒ひげから海軍に捕まった筈だが、今はフリーの身のようだ。<br />逃げ出したのか、それとも海軍が放置せざるを得ない何かがあるのか。<br /><br />自他の年齢を変えられるとなると、かなり伏線の幅が出る。<br />ボニー自身に戦闘力が無くとも、かなり利用価値があるし、恐れる存在にもなる。<br />また「不死」をローがもたらしえるというのも気になる。<br />二人がいれば悪役の鉄板「不老不死」が実現する訳だ。<br />まあこの辺は、またボニーが出てきたら考えよう。<br /><br />「ある空」ではウルージさん。<br />空からも何らかの存在が関わって来るって訳か。<br /> ①空島キャラの誰か<br /> ②地上からいずれかのキャラが空島へ向かった<br /> ③…エネル関連?<br />いやもうエネルきたらどーしよとわっくわく。((o(´∀`)o))ワクワク<br /><br />そしてシャンクスとカイドウチラ見せ。<br />伏線てんこ盛りだな今回ヲイ!!!!((o(´∀`)o))ワクワク<br /><br />で。ルフィとローの首を取るまで、お家に帰れない藤虎。<br />ピンチとも取れるんだけど、ひょっとして<br />藤虎はしばらく「帰る」つもりがないのではとも思える。<br />ここで弱った二人にトドメを刺すのは、彼の「正義」にはふさわしくない気がする。<br />せめて「借り」を返してからだろう。<br /><br />次の冒険先はフツーで考えるなら「ゾウ」なのだが<br />ビッグマムの件もまだ残っとるしのう…。<br />伏線もてんこ盛りだし。<br />次にどこから展開クルか気になるわさ。<br /><hr size="1" /><br />新連載:ベストブルー。あ、キリコさんの人か。<br />    思いのほかすごいフツーのスポーツ漫画だが。まあ様子見。<br />ヒーロー:タクと新幹線で移動するヒーロー好きだw<br />     飯田君の名乗り、ここで来るか!胸熱。<br />     でもステインとの勝負がつくとは思えない。<br />     むしろ身体が心にかなりの傷が生じそうで不安。<br />     グラントリノがいることでかなりの勝負はできそうなのと、新デク期待。<br />食戟:目指すは台湾の屋台か。<br />   向こうが辛さでくるなら、辛さを消すようなものかな。<br />暗殺教室:渚が勝つかもしれないが、やはり<br />     殺せんせーを殺るという方向に落ち着くのでは?と予想したり。<br />魔法:いいメガネ(笑)<br />ダンス:部活だから移動はジャージでなくてはいかんのだろうか。<br />    でももう真澄先輩がいかついドナルドにしか見えない。<br />    わたりちゃんド緊張。つっちー、男を見せろ!<br />相撲:こんなに関取が宙を舞ったら、N○K放送ハリウッド並だよなww<br />銀魂:異三郎…。(´・ω・`) うん、イイ役だった。よかた。<br />デビリーマン:おお、四天王的展開!面白くなってきた!<br />斉木:いや、斉木なら島ごとテレポートくらいできそうだがな。<br />カガミカミ:読んでると面白いんだけど、<br />      全体的に話があっちゃこっちゃしてんのが気になるなあ。<br />代原:設定は面白いなw<br />磯兵衛:磯兵衛、万札風呂とか入るタイプだな。<br />こち亀:これどこまでフィクションなんだwww<br /><br />ニセコイ・ワ―トリは休載。<br />編集後記に一応「H×H休載」って律儀に書いてたの今気が付いたわ。<br />来週から金未来杯かー。良作品でるといーね。<br /><br />きょうはここまでぇぇーーーーーーーーーーーいぃぃぃ。<br />
  • Date : 2015-07-14 (Tue)
  • Category : WJ
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嶽神伝 孤猿 (下)

嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)長谷川 卓 講談社 2015-05-15売り上げランキング : 109328Amazonで詳しく見る by G-Tools嶽神伝 孤猿 (上)の続き。シリーズ通して歴史背景はメジャーであり、ストーリーも上下巻読みきりの形にはなっているのだが山の者のキャラが結構な人数で前作を引き継いでいるのでこれから読む人はセットで読むことをオススメ。オマケに今巻で無坂と肩を並べて戦う「二ツ」が「南稜七ツ家秘録 血路」「死地」と... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931125/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51FRxM45M8L._SL160_.jpg" border="0" alt="嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931125/haruhon-22/" target="_top">嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)</a><br />長谷川 卓 <br /><br />講談社 2015-05-15<br />売り上げランキング : 109328<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931125/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-701.html" target="_blank">嶽神伝 孤猿 (上)</a>の続き。<br />シリーズ通して歴史背景はメジャーであり、<br />ストーリーも上下巻読みきりの形にはなっているのだが<br />山の者のキャラが結構な人数で前作を引き継いでいるので<br />これから読む人はセットで読むことをオススメ。<br /><br />オマケに今巻で無坂と肩を並べて戦う「二ツ」が<br />「南稜七ツ家秘録 血路」「死地」という作品の主人公だと読んでいるうちに判明。<br />道理で妙に強ぇし、ややこしい過去だなと思ったら。<br />南陵七ツ家…のほうはまた読むとして、<br />このシリーズがまだ続くことを考えて、ちょっと自分のためにまとめとく。<br /><br />【時系列順まとめ】<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-378.html" target="_blank">嶽神伝(上)</a>/<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-380.html" target="_blank">(下)</a><br />1542年~ 信玄が父・信虎を追放し、信濃平定に乗り出した頃。<br />武田と婚姻を結んだ諏訪家娘・小夜に薬草を届けることから<br />小暮衆・無坂との縁ができる。<br /><br />無坂 30代後半~40代前半あたり<br />妻に先立たれ、息子と娘二人がいる。<br />妹が嫁いだ久津輪集落は、若い者が少なくなったことから<br />山を下りて里で暮らすことを決心する。<br />長たちの寄合で、山の者は久津輪との付き合いを断つとされる。<br /><br />一方同じく人が少なくなったことから、他の集落を襲う集落が出てくる。<br />山の者たちは事態をおさめるため、奔走する。<br />「山で関わったものを見捨てない」という山の掟が<br />無坂を否応なしに、諏訪や武田、北条の戦況にも引き込んでいく。<br /><br />メモ:トヨスケは山中で死をみとった男から引き取った(→孤猿)<br />   弥蔵は巣雲の長の下で働いている(→嶽神)<br />   二ツは最後の方で無坂と知り合う(→孤猿・南陵七ツ家)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-701.html" target="_blank">本書・嶽神伝 孤猿</a><br />1549年~ 武田が台頭しはじめ、上杉や北条へ戦地を広げた頃<br />寄合で4年の「外れ」を沙汰された無坂。<br />今川の家臣を助けたことから、信虎の庶子を探すことになる。<br />さらに日吉という少年(=秀吉)を介して、二ツと再会する。<br /><br />が、そこに前作で他集落をことから地を追われた鳥谷衆が関わって来る。<br />また二ツには武田とさる因縁があり、その身を追われている。<br />無坂はまたもや戦況に巻き込まれていく。<br /><br />作中で歳月が経ち、無坂の沙汰は解けるが<br />一時は死んだと思われた信虎の子が生きているのではと思い、<br />尚も山々を駆け巡る。<br />全ては「山で関わったものを見捨てない」という掟が、無坂を突き動かす。<br /><br />メモ:病み衰えた小夜姫と無坂が「孤猿」の最後で、赤子の多十と出会っている。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-373.html" target="_blank">嶽神 (上) 白銀渡り</a>/<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-375.html" target="_blank">嶽神(下) 湖底の黄金</a><br />1581年~ 信玄が死に、勝頼の代で衰退していく武田。<br />幼い嫡子を密かに落ち延びさせるため、山の者に託す。<br />その者こそが多十。<br />女を殺した罪で、一人渡りを続ける山の者だ。<br /><br />一方武田の隠し金を巡り、真田の使う忍が暗躍する。<br />その手で金山の集落が襲われ、娘たった一人が生き延びる。<br />多十は行きがかり上、この二人子らを抱えてしまう。<br />さらに多十の罪も、計略によるものではないかと言う疑惑が生ずる。<br /><br />メモ:弥蔵は巣雲衆の長となっており、<br />   北条早雲は弥蔵のことを「嶽神」と呼んでいる。<br />   早雲(と配下の風魔の小太郎)のみ全作通して登場している。<br /><br />評ではなくなってしまったが<br />全体を把握しとかないと自分が読みにくい&書きづらいので。<br />ちなみに山の者だけでなく、敵方の忍もあとからあとから出てくるが<br />「ククク…」と思わせぶりに出てくるのは大概、<br />無坂たちにやっつけられるから覚えなくていい。(笑)<br /><br />タイトル通り「嶽神」という存在が大きなテーマとなっている。<br />数年から数十年に一度現れるとされ、<br />あらゆるものに関わり、導くという知力に長けた者だ。<br />遠い昔、争いの絶えなかった山を駆け、人心を説いたと語り伝えられている。<br /><br />だとすれば最初の「嶽神」はどんな者であったのか。<br />既に「嶽神」と呼ばれている弥蔵にどんなストーリーがあったのか。<br />無坂は弥蔵と時代を共にしているが、無坂は嶽神ではなかったのか?<br />そうではないかと言われるシーンはあるものの<br />無坂編は二ツの因縁を含んだまま、何処か曖昧なラストとなっていた。<br />そして多十編が「嶽神」という結末を継ぐ者になるのか?<br /><br />このシリーズはまだ続くのだ。<br />あとがきでは「上下巻×4の予定」と書かれているが<br />無坂編のみの数なのか、多十編を入れているのかは分からない。<br />前者だとしたらとてつもない数になりそうだが(笑)<br />確かに里の戦と一線を画した「山」という場所は余りに広く、余りに壮大だ。<br /><br />敵が現れてはやっつけるという黄金パターンが続くのに飽きさせないのは<br />山の者の生活のつましさが、非常に魅力的だからだ。<br />戦国と言う華やかな下克上絵巻に登場しながら<br />彼らは己にかかる火の粉を振り払い、ただ掟を順守しているだけだ。<br />山のごとく動かない、その価値観。<br /><br />ふと思う。<br />風林火山で知られる武田信玄の実像は、小説内には全く出てこない。<br />だが戦略だけをみせられ、なんとも慌ただしく<br />ぎらぎらした欲望だけが印象に残る。<br />それは本当の「山」との対比なのではないだろうか。<br /><br />果たしてこの物語にどんな歴史が絡み、<br />どんな結末が待っているのか、今からワクワクする…!<br />──が、ソレまで覚えている自信がないので<br />取り敢えずメモ書きとさせてもらった次第。(笑)<br /><br />いや、細かい話は飲み込まなくても<br />山田風太郎並の忍術vsハードボイルド山男の合戦が楽しめる。<br />お好きな人は、是非っ!!<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />先日の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-702.html" target="_blank">地震ネタ</a>で思い出した事。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150713-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150713-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150713-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150713-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150713-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150713-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150713-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150713-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150713-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150713-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />名誉のためにいっとくと(今更名誉も何もあったもんじゃないが)、<br />今はもろもろの事情で何か着て出てくるが、ずっと風呂上りパンイチ裸族だった。<br />ウチのおとんはちゃんとパジャマ着て出てくる。<br />自分も妹もそうである。<br /><br />他の家でとーちゃんがパンイチ裸族の例を何件か聞いたことあるが<br />本人や他の家族はそうでなかったりする。<br /><br />裸族は一家族につき1人という天の采配があるんだろーか。<br />夏休みの自由研究にいかがですか。(やんねーだろ)<br /><br />
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嶽神伝 孤猿 (上)

嶽神伝 孤猿(上) (講談社文庫)長谷川 卓 講談社 2015-05-15売り上げランキング : 27685Amazonで詳しく見る by G-Tools【参考】シリーズ既刊本嶽神 (上) 白銀渡り/嶽神(下) 湖底の黄金嶽神伝(上)/(下)お気に入りの山の民小説の続きデタ――(゚∀゚)――!!相方が「買っといたよ」と差しだしてくれたのはヨイが下巻から渡され、「上巻は?」と尋ねると「(家の)どこかにある」としれっと言われナナメ延髄切りを喰らわすとこだった... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931117/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MJgjMz0xL._SL160_.jpg" border="0" alt="嶽神伝 孤猿(上) (講談社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931117/haruhon-22/" target="_top">嶽神伝 孤猿(上) (講談社文庫)</a><br />長谷川 卓 <br /><br />講談社 2015-05-15<br />売り上げランキング : 27685<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062931117/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />【参考】シリーズ既刊本<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-373.html" target="_blank">嶽神 (上) 白銀渡り</a>/<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-375.html" target="_blank">嶽神(下) 湖底の黄金</a><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-378.html" target="_blank">嶽神伝(上)</a>/<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-380.html" target="_blank">(下)</a><br /><br />お気に入りの山の民小説の続きデタ――(゚∀゚)――!!<br />相方が「買っといたよ」と差しだしてくれたのはヨイが下巻から渡され、<br />「上巻は?」と尋ねると「(家の)どこかにある」としれっと言われ<br />ナナメ延髄切りを喰らわすとこだったが、無事発掘された。<br /><br />さてこのシリーズ。<br />史実と架空ミックスの歴史モノだが、題材が(・∀・)イイ!!<br />時は戦国。甲斐の虎と恐れられた武田信玄──、にスポットは当たらない。<br />むしろ信玄は全く出てこない。<br />武田軍侵攻によって影響を受ける周囲の国々の攻防戦に<br />世俗から切り離された「山の者」が関わっていく顛末を描く。<br /><br />史実の信玄の日本取ったるどー物語は、実父を追放するところから始まる。<br />そこからまずは信濃を平定し、領土を広げていく。<br />その領土に接していたのが上杉謙信と北条家だ。<br />(後に家康と信長もこのラインに接することになる)<br /><br />信濃平定のとっかかりに婚姻関係にあった諏訪家を叩きのめし、<br />娘をちゃっかり側室にいただく信玄。<br />その娘に薬草を届けていた山の者・無坂は知らず戦況に巻き込まれていき、<br />最終的には山の掟により、4年の間集落に立ち入ることを禁止される。<br />ここまでが前作の話だ。<br /><br />その後を描いたのが本書であり、<br />武田・上杉・北条家との対立が激しくなってきた中<br />無坂は掟通りに山暮らしを続けているのだが<br />それでもやっぱり巻き込まれてしまうのである。<br />よっぽどのヒーロー体質か、不運体質なのかもしれない。<br /><br />時系列でいうと「嶽神伝」→「嶽神伝 孤猿」→「嶽神」であり、<br />「嶽神」は武田勝頼の時代となっており、主人公は多十という別の男だ。<br />が、本書の最初に登場人物一覧があり<br />そこにひっそり「多十」の名前があるではないか!!<br /><br />実は既刊では嶽神──数十年に一人と言われる伝説の山の者─<br />が一体誰であったのかハッキリ書かれていなかったのだ。<br />ここで繋がるのか…!と1ページ目から熱いキモチになったので<br />個人的には出た順に読むことをオススメ。<br /><br />という訳で、無坂は山暮らしをしている。<br />もう中年だが、山を掛ける足は変わらず健脚だ。<br />無聊の慰めに猿を1匹共にしているのだが、この猿が超癒される。<br />サルを肩に載せて山を走るとか、ナウシカかよお前!<br />いかついオッサンの癖に!もうもうもう!(大喜び)<br /><br />が、ここで違うサルが出てきて吃驚する。<br />日吉という子供──、って、秀吉じゃん!<br />足軽の子とも農民とも山の民とも諸説紛々の秀吉が<br />同じ山の者として無坂の前に現れる。<br />うおお!今回はサル2匹と大冒険!?(失礼な)<br /><br />…とかワクテカしてたら、秀吉少年はアッサリ尾張の国へ旅立ってしまい、<br />ちょっとガッカリしてたら、なんと竹千代くん(家康)までご登場。<br />薬好きで知られる家康が、なんと無坂から薬草の基本を教えてもらったことに。<br />う~~ん、そんなトコに繋げちゃうなんてコニクイ!<br />また日吉も竹千代もどこか大物の片鱗を感じさせ、魅力的だ。<br />特に秀吉はマジで山の者小説として読みたいわ。<br /><br />が、ストーリーは「子売り」をする集落があるという<br />ちょっと剣呑な話から始まる。<br />信玄の父・信虎の妾腹が攫われたことから、、<br />無坂は若様を探す羽目になり、子売りの噂を耳に挟む。<br />しかもやっぱり忍者がわんさか出て来て<br />無坂の山暮らし日記は、否応なくダイ・ハードなことになるのだ。<br /><br />前作語ってたら長くなったので、ここまで。<br />今、下巻1/3jほど読んだとこ!<br />面白くてつい一気読みしてしまう…!<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />先日地震があった時に思い出したネタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150711-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150711-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />余談だが、「地震雷火事親父」が「地震雷火事大嵐(おおやじ)」だという説があるらしいが<br />今のトコロは根拠のある語源とはされていない。<br />ドッチにしてもうちは「おかん」で正しい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150711-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150711-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150711-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150711-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150711-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150711-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150711-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150711-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />地震を恐れるのは悪いことではないのだが<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>ま ず 落 ち 着 け</strong></span> と言いたくなる。(笑)<br /><br />ホントに入浴のときに大地震きたら<br />マジであのまま飛び出すんじゃないかとかなり不安。<br />
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わが母の記

わが母の記 (講談社文庫)井上 靖 講談社 2012-03-15売り上げランキング : 99329Amazonで詳しく見る by G-Tools井上靖と言えば、国語の教科書に載っていた「しろばんば」を思い出す人も多いのではないか。※世代的な差があるかもしれない・笑「しろばんば」が井上靖の自伝的三部作の1つと知ったのは、随分後だ。いまだ他の二作品は未読であるが「わが母の記」は言ってみればスピンオフか番外編のようなものだ。青春時代を綴った三部... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062772221/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41asHBIXBaL._SL160_.jpg" border="0" alt="わが母の記 (講談社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062772221/haruhon-22/" target="_top">わが母の記 (講談社文庫)</a><br />井上 靖 <br /><br />講談社 2012-03-15<br />売り上げランキング : 99329<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062772221/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />井上靖と言えば、国語の教科書に載っていた<br />「しろばんば」を思い出す人も多いのではないか。<br />※世代的な差があるかもしれない・笑<br /><br />「しろばんば」が井上靖の自伝的三部作の1つと知ったのは、随分後だ。<br />いまだ他の二作品は未読であるが<br />「わが母の記」は言ってみればスピンオフか番外編のようなものだ。<br />青春時代を綴った三部作よりずっと後、<br />老いて毀(こわ・原文ママ)れていく母を見つめる半エッセイ小説となる。<br /><br />少し井上靖の生い立ちに触れねばなるまい。<br />「しろばんば」の洪作少年(=井上靖)は<br />祖父の妾であった「おぬい婆さん」の手で育てられ、<br />母や家族と縁の薄い幼少時代を送っている。<br />井上靖が「かの」という祖父の妾のもとで育ったことを反映しているそうだ。<br /><br />その所為なのか、井上靖が母を見る視点は恐ろしく冷静だ。<br />「花の下」「月の光」「雪の面」と3つに分けられた章は<br />それぞれ母が80才、85才、そして90才間際に逝去するまでの日々と<br />いわゆる「認知症」が進行していく様子を綴っている。<br /><br />最初は何度も同じ話を繰り返すくらいだったのが<br />昔のことばかりを話すようになり、数分前の会話を綺麗に忘れてしまう。<br />娘たちを「おばあさん」「お手伝いさん」と思い、<br />遂には井上自身を「三日前に死んだ」と思うようになっても<br />「これはどういうことだろう」「母は何を考えているのだろう」と<br />井上靖はただじっと考え続けるのだ。<br /><br />実際に母を見るのは姉や妹であり、妻や娘だから<br />単純な外から目線と言えばその通りなのだが<br />ただ母の行動を考え続けている姿は<br />不思議と何か、読み入ってしまうものがあった。<br /><br />余程若い世代でなければ、どこかで認知症との接点はあるだろう。<br />自分の両親はまだその域に達していないが<br />亡くなった祖父母やまだ健在のばーちゃんは<br />時々その曖昧な記憶世界に居た。<br /><br />うちのばーちゃんは、若い頃に離婚している。<br />じーさんがブっ飛んだ人だったので、耐えられなかったのだろう。(笑)<br />ロクな思い出はない筈だが、以前に見舞いに行ったときに<br />ばーちゃんは何故かじーさんが若い頃のノロケ話などを繰り返した。<br /><br />おかんなどは「そんな話せんとき」と眉を顰めるのだが<br />自分はちょっと不思議な思いでばーちゃんの話を聞いていた。<br />痴呆は無論、介護側には大変な労苦だが<br />本人の辛さや憎悪を剥いでいく面もあるのかもしれない。<br />そのついでに、子や孫のことも忘れてしまうのだろう。<br /><br />ただ補足しておくと、ばーちゃんは時々曖昧世界にいくだけで<br />大体はコチラの世界で、ブツクサ文句を言っている。<br />丁度、本書の最初の章くらいの姿だろうか。<br />ならばーちゃんの世界はいずれ楽しかったものだけで繋がっていき、<br />中年になった孫(笑)など除去されてしまうかもしれない。<br /><br />本書は妙に感動をつけ足したり、誇張するようなことがない。<br />だから思う。<br />これは死によって絆が切れることではなく<br />記憶の上で絆が切れることに、ずっと心の準備をしていた<br />「息子の記」だったのだろうと。<br /><br />この時代には「介護」「認知症」という言葉が無い。<br />「病」ではない「親の変化」として<br />井上靖は義務のようにそれを観察している。<br />冒頭で井上靖は、父の死に関して<br />「父の存在は子供にとって、死という具象への砦なのだと気が付いた」<br />「なら母が死ぬとき、それは今とはまた違った風通しの良さで<br /> 私の前に立ちはだかって来るだろう」と語っている。<br /><br />感動というものはない。<br />だが淡々とし過ぎているほどのラストは<br />いつかの「その時」への不思議な共感を胸に残す。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />そんな話の後のばーちゃんネタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150709-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150709-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150709-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150709-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ちなみにケガはなかったのでご心配なく。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150709-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150709-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />が、ここでばーちゃんの苦しむ姿から<br />そのバーサンにある記憶がよみがえったらしく。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150709-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150709-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />「わが母の記」にも井上靖の母親が女性に対して<br />結婚したか出産したかということにのみ興味が高いと書いている箇所があり<br />なんか深いか笑わせたいんかと。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150709-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150709-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />その後、妹と割とシリアスな話をしつつどうしても<br />「出産やーーー!!!!」のバーサンが脳内を駆け巡る。<br /><br />はる「すまん。じわじわキて話に集中できん」<br />妹 「さもあらん。私もしばらく立てんかった」<br /><br />ということで許してくれた。<br />
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WJ2015年32号

ONE PIECE792 「土下座」 おお、ひそかにサボvsバージェス戦決着してたんかい。バージェスはまだメラメラの実を狙ってたらしい。強力な悪魔の実ならなんでもイイ訳じゃないんだな。確かに周到に悪魔の実辞典を調べ最初から「ヤミヤミの実」を狙っていたと言うあたりからも黒ひげなりのターゲット条件がある可能性は高い。ま、黒ひげはひとまずおいて、バージェスの挑発にキレるサボの様子を見ると頂上決戦に居合わせなかった理由... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE792 「土下座」 <br />おお、ひそかにサボvsバージェス戦決着してたんかい。<br /><br />バージェスはまだメラメラの実を狙ってたらしい。<br />強力な悪魔の実ならなんでもイイ訳じゃないんだな。<br />確かに周到に悪魔の実辞典を調べ<br />最初から「ヤミヤミの実」を狙っていたと言うあたりからも<br />黒ひげなりのターゲット条件がある可能性は高い。<br /><br />ま、黒ひげはひとまずおいて、<br />バージェスの挑発にキレるサボの様子を見ると<br />頂上決戦に居合わせなかった理由も語られそうな雰囲気だな。<br />自分では何となく、革命軍№2の立場では<br />大義を置いてまで駆けつけることが出来なかったのかなと思ってたが。<br /><br />革命軍の詳細はまだキチンと語られてはいないが<br />フツーに考えて、世界政府を含む世への反乱だろう。<br />それは当然、海軍とも全面対決になる。<br />当時のセンゴクを頂点とした赤犬・黄猿・青キジ率いる海軍は<br />「海賊王の息子の処刑」という正義を掲げた「一枚岩」の戦力だったといえる。<br /><br />この時点で革命軍が対立派として介入することは<br />立場的によくないとドラゴンが判断したのではないだろうか。<br />実際この後、青キジは海軍と袂を分かち、<br />スモーカーや藤虎のような懐疑派もでてくる。<br />恐らくだが革命軍は、ドフラの裏商売も掴んではいただろう。<br />革命軍は「耐える」時期だったのだと思われる。<br /><br />しかし今回は、違う。<br />革命軍の思惑と、ルフィへの手助けは目的が合致するのだ。<br />ドラゴンのGOサインに、サボは狂喜したろう。<br />エースの分までルフィを救いたいと、そう思ったに違いない。<br />そして同じ気持ちでいたエースを馬鹿にされ、キレたのも無理はない。<br />いやうん、妄想だけど。<br /><br />「要件人間」とキレるコアラちゃんかわええw<br />だがこのことからも、サボは基本冷静に物事に対処できる人間だと思われる。<br />自分一人の兄弟の情より世界の「未来」を<br />懊悩しつつも優先できるだけの判断力があったのだと思う。<br />だからこそ苦しかっただろうが。<br /><br />さあここで今週のメインイベント、藤虎の土下座舞台!!<br />本部には連絡せずに、一個人の判断で<br />「海軍が世界政府の過ちを認め、民間人に詫びた」わけだ。<br />このシーンを放映するために、藤虎の計画はあったのだ。<br /><br />藤虎はボスキャラではあるまい。<br />この計画のバックボーンが居るはずだ。<br />要は <strong>①赤犬か ②青キジか</strong> ということだ。<br />すんなり対立していく海軍図ができるので、②の青キジが有力なのだが<br />そもそも赤犬の人物像も不透明ではある。<br /><br />「絶対正義」と「だらけきった正義」を掲げていた二人。<br />しかし海賊を悪として憎んでいたのは赤犬の方であり<br />青キジは場合によっては海賊協力戦線をも選ぶ。<br />藤虎の「七武海撤廃」は、外面だけで見れば赤犬寄りの考えなのだ。<br /><br />だが藤虎の言葉からするに、七武海撤廃はあくまで第一段階であり<br />「世界政府の存在」に疑問を持っているように思える。<br />だとすれば青キジ寄り──、というか「革命軍寄り」の思想と言える。<br /><br />青キジが裏で革命軍と繋がっていても、不思議はない。<br />だがサボと藤虎は面識がなさそうだったので、<br />青キジが本当に独自で行動している可能性もあるが、<br />相当にフリーダムな駒として動いてる可能性もゼロではない。<br /><br />ともあれ、この藤虎の「土下座」に<br />赤犬がどういう反応を見せるかが注目だ。<br />配下が全員藤虎に倣っているところを見ると、藤虎派は結構な数がいるモヨウ。<br />そして多分、そろそろ「緑牛」という大将も登場するだろう。<br />海軍内部事情がどうなっているのか、期待。<br /><br />で、黒ひげの悪魔の実コレクションだが<br />ヤミヤミを最強と信じてゲットした後にグラグラの実を得て、<br />自身が食べるのか配下に食わすのかは知らんが<br />尚も能力者を狩っているという。<br /><br />今もまだ謎である「黒ひげがグラグラの実を得た方法」だが<br />今回は黒ひげでなくバージェスがやろうとしているということは<br />ヤミヤミの専売能力ではないということだ。<br /><br />ちょっと46巻のエースと黒ひげの対決を読み返してみたんだが<br />黒ひげは悪魔の実の能力を無効化はしても、吸収はしなかった。<br />というより、出来ないのだろう。<br />出来たのなら、アレが一番メラメラを盗る絶好の機会だったろう。<br />だから能力が欲しければ、仲間に引き入れるしかなかった。<br /><br />頂上決戦より少し前にドフラが、人身売買から手を引き<br />「時代はスマイルさ」と喋っていたシーンがあったと記憶する。<br />SMILEの製造が形になった頃だったんじゃないだろうか。<br />そうして黒ひげは、ドフラからその完成品第何号めかを手に入れる──<br />これで「仲間」にする必要はなくなった。<br />能力は実にして奪えばいいのだから。<br /><br />何故、能力を狩るのか。<br />悪魔の実はまだ情報が少ないのでコレも妄想だが<br />今のトコロ2つ考えている。<br />①名の売れた悪魔の実を独占する(商売として?戦力として??)<br />②ワンピースを手に入れるのに、必要な実or力がある<br />ま、今のトコロ完全な妄想。<br /><br />悪魔の実情報がまた開示されたら考えたい。<br />とりましばらくは海軍の情勢に注目かのう。<br /><hr size="1" /><br />NARUTO外伝700+10 「その瞳に写るもの」<br />あ、最初に一言だけいいすか。<br /><span style="font-size:large;"><strong>ま た ほ っ た ら か し か い ! (#゚Д゚)</strong></span><br /><br />いや映画に続くんだろうけどさ。<br />カグヤより上位の存在がどーとか、ハゲがイタチ信者だったとか<br />サラダの出生記録がないとか、そーゆーの全部スルー?<br />思いきりいいな!<br />ていうかうちは側の話ばっかりだけど、ボルト映画大丈夫なのか。(笑)<br /><br />ネギボーズぜんぶ引き取るらしい。<br />これでうちは一族復活やーーーー!<br />とかそんなバナナ。<br />ハゲがどーやって作ったかにもよるけど、うちはじゃないんだもんな。<br />つーかカブトに丸投げかよ!(笑)<br /><br />カブト「…ナルト君、さすがにこの人数は補助金だしてもらわないと」<br />ナルト「お前昔何やったか覚えてっか?」<br />カブト「すいませんやらせていただきます」<br />こんな流れだろうか。笑笑。<br /><br />いやまあ、サラダちゃんのサスケデコトン見られたから<br />もうそれでいいけどね。しかし<br />サラダ「私、火影になるの!」<br />サスケ「.…そう思っていた時期が私にもありました」(遠い目)<br />サラダ「え?」<br />なんかこうww子供たちの話はサワヤカなんだけど<br />パパたちの歴史を思うといろいろ笑えるっつーかwww<br /><br />「正真正銘私の子よ!」といったサクラのコマの後に<br />ナルトが「………」って顔してるのはなんだ。<br />まあどうやらサクラは身重の体で里の外に出ていたようだから<br />ナルトとしては「あの時期どこに行ってたんだってばよー」<br />みたいなギモンがあるのかもしれんね。<br /><br />「自分は愛されてないんじゃないか」という不安から<br />サラダちゃんが解き放たれてひとまずヨカッタ。<br />でもサスケもサクラも子供に説明しなさすぎだろw<br />ある意味、「ま、そんなパパとママだから私がしっかりしなきゃね!」<br />と成長したサラダちゃん物語なんかもしれん。<br /><br />で、やっぱりサスケの左腕ってないままなんかね。<br />そんなサスケに焼き魚そっとだすサクラちゃん素敵!<br />食いづれぇわwwww<br />ところでホントにどうでもいいんだけど、サスケが着てるのはチョッキ?<br />いや確かに昔から、独特な服着るコだったがよ。<br /><br />サスケ「…オレの家が無いんだが」<br />サクラ「あ、ちょっと破壊しちゃてww<br />    アナタのお給料ならすぐよすぐ!」<br />サスケ(…また働きに出なきゃいかんのか)<br />サラダ「今度はいつ帰って来るの?(涙目)」<br />サスケ(オレの家ができるまでだよ…(涙目))<br />などと色々な裏事情が浮かびますが。<br /><br />しかしサラダちゃんいいコだなあ。<br />君のお父さんホントに中二で大変だったんだけど<br />それを知らないで真っ直ぐ育つといいよ。<br />デコトンも兄さんの受け売りだから気を付けろ。<br />うちはの秘孔かもしんない。<br />そこ突かれると問答無用で相手許しちゃうツボ的な。(笑)<br /><br />香燐は姪っ子を可愛がる叔母ちゃんみたくなったんだね。<br />友達なら個人的にサクラたちと会えばいいのに。<br />まあ案外気が合うのかも。<br />香燐「えー、ウチもサスケに殺されかけたんだよ!」<br />サクラ「アタシもアタシも!」<br />うん、確かにこの二人にしか育めない友情。かも。<br /><br />さて映画でボルトも「オレもオヤジのような火影に」的な展開になるのか、<br />そうなりそうだけど、そうじゃなくてもいいなと思ったり。<br />ミナト→ナルト→ボルトと続いたら、ホントにサラブレッド一家みたいで。<br />ナルトやサスケが持っていなかった資質が<br />ボルトやサラダに受け継がれていくというのもアリかなとか。<br /><br />久し振りに読むと、やっぱり構図が手馴れてるというか<br />コマ割りとかスッキリ見やすくて、さすがやなあと思った。<br />文句ばっか言ってたけど。(笑)<br />いやうん、ほったらかしも岸本先生の芸風だと思えばうん。<br /><br />最後なのに茶々いれてばっかですまそー。<br /><hr size="1" /><br />相撲:立ち合い組まないのってOKなん?しらんけど。<br />暗殺教室:結局は一騎打ちか。ですよね。<br />     烏丸の立ち位置はセーフなのか。微妙に渚派寄りなのか?<br />ヒーロー:念の修行ですな。<br />ダンス:そうなの!?前日から寝られないの!?<br />    試合がもりあがるか、この先の鍵だね!<br />斉木:汚れない体質(笑) アイドル成分ぱねぇな照橋さん。<br />食戟:移動がポイントってこと?<br />魔法:えっ、妖精さ…ん…?えっ?<br />ワ―トリ:影浦隊3人編成の真ん中は…、ガンナー?<br />     両手ガトリング砲みたくなってんで。<br />TOLoveる:おお、なんか久しぶりだな。いやまあやっぱり絵キレイだわ。<br />ニセコイ:えっ、タオル越し!?<br />銀魂:いやもうすっかり異三郎読む為に読んでるんだが。<br />こち亀:よもや両さんで入れ替わりネタとはなw<br />ジャスティス:うん?ひょっとして畳む気配?<br />代原?:英語ギャグ漫画。んー、もう1歩!<br />磯兵衛:馬鹿ばっかりでどきどきすんなw<br /><br />ところで土日にH×Hの一挙放送みたら、やっぱり面白くて悔しかったわ。(笑)<br /><br />  §<br />☆──☆<br />│ 冨│<br />│ 樫│<br />│ 先│<br />│ 生│<br />│ が│<br />│ 連│<br />│ 載│<br />│ 再│<br />│ 開│ ←短冊<br />│ し│<br />│ ま│<br />│はす│<br />│るよ│<br />│ほう│<br />│んに│<br />└──┘<br /><br />星に願いを。<br />きょうはここまでぇぇーーーーーーーーーーーいぃぃぃ。
  • Date : 2015-07-07 (Tue)
  • Category : WJ
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命売ります

命売ります (ちくま文庫)三島 由紀夫 筑摩書房 1998-02-01売り上げランキング : 108307Amazonで詳しく見る by G-Tools三島由紀夫レター教室以外にも「えっ、これが三島由紀夫!?」的作品が結構あると知り、もう1冊読んでみることにした。演歌か任侠映画みたいなタイトルだが中身は古典的なハードボイルドと現代風のライトコミカルを織り交ぜたようなストーリーだ。「週刊プレイボーイ」に連載されていたというこれまたちぐはぐ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480033726/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51FM1FM20HL._SL160_.jpg" border="0" alt="命売ります (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480033726/haruhon-22/" target="_top">命売ります (ちくま文庫)</a><br />三島 由紀夫 <br /><br />筑摩書房 1998-02-01<br />売り上げランキング : 108307<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480033726/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-216.html" target="_blank">三島由紀夫レター教室</a>以外にも<br />「えっ、これが三島由紀夫!?」的作品が結構あると知り、<br />もう1冊読んでみることにした。<br /><br />演歌か任侠映画みたいなタイトルだが<br />中身は古典的なハードボイルドと<br />現代風のライトコミカルを織り交ぜたようなストーリーだ。<br />「週刊プレイボーイ」に連載されていたという<br />これまたちぐはぐなカンジがなんとなく興味深い。<br /><br />ある日、新聞の文字が全部ゴキブリに見えてしまい、<br />生きることが嫌になってしまった羽仁男。(←はにお、と読む。なんかこれもワロタ)<br />だが自殺にも失敗し、自分の命を売る新聞広告を出す。<br />意外にも次々と買い手がつくも、彼自身は不思議にも死にそびれる。<br /><br />不倫した女房と死んでくれという老人。新薬実験を依頼する女。<br />母に生き血をすすらせてくれという少年に、<br />某国の情報漏洩を調査中のスパイまで。<br />しかしここで「休暇」をいれたあたりから、彼の人生設計(?)は狂いだす。<br />死を連呼する女と暮らしはじめてから、何かが恐ろしくなってきたのだ──<br /><br />面白いか面白くないかと言われたら<br /><strong>前 半 は 不 思 議 な ほ ど 面 白 く な い 。</strong><br />いや、すごく読みやすいし、面白い設定なんである。<br />すらすらと読めるのだが、これだけコミカル調の設定を<br />こんなに淡々と読んでいいのだろうかと思うくらいに起伏が無い。<br /><br />原因は多分、文体だ。<br />レター教室を読んだときにもソレは感じたが、<br />三島の文章は非常に正しいと言うか、キッチリしている。<br />情景や風景も主語と述語と置いて的確に描き出そうとするために<br />どこか冷静な距離を保ったうえで、ストーリーが進んでいく。<br /><br />レター教室は単純に娯楽作品だったから気にならなかったが、<br />「エンターテイメント」と「生死というシリアスな素材」の取り合わせに<br />そのちぐはぐさが妙に浮彫になっている。<br />が逆に、三島作品に改めて興味を持った。<br />このちぐはぐさをどこかで知っている。<br /><br />村上春樹だ。<br />春樹作品を全部読んだわけではないので<br />ファンの方には「はぁ?」と言われるかもしれないし、<br />自分でも上手く説明できないのだが。<br /><br />ついでに三島のことをいろいろぐぐってみたが<br />英語やフランス語を話している動画があって、ちょっと吃驚した。<br />略歴によるとドイツ語も話せたらしい。<br />病弱な身体を筋肉改造したという話からも<br />彼は結構な完璧主義者だったのかもしれない。<br /><br />人は精一杯生きて、精一杯死ぬべきだとでもいうような<br />彼なりのカタルシスがあったんではないだろうか。<br />その辺は春樹作品には見られない力技だ。<br />時代を不透明にしてしまう中性的な春樹作品と違って、<br />三島作品からは昭和臭も男臭さもプンプンする。<br /><br />だが修飾語が多いと言うか、「~のような」という表現法が<br />二人には共通している気がする。<br />死を達観したというか、死をも文字で表現しようとする距離感が<br />どことなく春樹を思わせたような気がしたのだ。<br />上手く言えないが。<br /><br />死というテーマを軽く始めた前半から<br />物語の後半はやや生々しさを持つ。<br />「プレイボーイ」を読む世代に合わせた死生観を狙ったのだろうか。<br />程よく男女仲を入れたあたりにも、そんな狙いを感じないでもない。<br />なかなか計算された作品かもしれない。<br />もう少し三島作品を読んでみたくなった。<br /><br />だが女性の乳房の表現が「古墳のよう」だったのは<br />はたして青少年たちにウケたのかどうか。(笑)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><br />最近ずっと<a href="http://gigamaker.jimdo.com/" target="_blank">鳥獣戯画制作キット</a>で遊んでた。<br />人気でずっとアクセスできなかったんだけど、ここ数日落ち着いたッぽい。<br /><br />上野の鳥獣戯画展の込み具合になぞらえて<br />最初は「こちらは待たずに遊べます!」って売り文句だったのが<br />「6時間待ちの状態です」って書いてたのがワロタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/21.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/21.png" border="0" width="500" /></a><br /><br />ドラッグで蛙絵や兎絵や文字を並べるだけで<br />オリジナル鳥獣戯画を作れると言う面白ツール。<br /><br />という訳で、こんなのを作ってた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/22.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/22.png" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/23.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/23.png" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/24.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/24.png" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/25.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/25.png" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/26.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/26.png" border="0" width="500" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/27.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/27.png" border="0" width="500" /></a><br /><br />さあアナタもレッツトライ鳥獣戯画。<br />
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ジャイロスコープ

ジャイロスコープ (新潮文庫)伊坂 幸太郎 新潮社 2015-06-26売り上げランキング : 36Amazonで詳しく見る by G-Tools文庫派の人間に伊坂氏からのプレゼント。雑誌やアンソロジーで発表した作品を集めた短編集。+書き下ろし1篇。おなじみの伊坂氏や別味の伊坂氏、短編にぎゅっと濃縮還元された伊坂氏にライトな伊坂氏新発売の伊坂氏(?)などの詰め合わせ。浜田青年ホントスカスーパーの駐車場で営業する「相談屋」を手伝う事にな... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101250308/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41aWJivj5wL._SL160_.jpg" border="0" alt="ジャイロスコープ (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101250308/haruhon-22/" target="_top">ジャイロスコープ (新潮文庫)</a><br />伊坂 幸太郎 <br /><br />新潮社 2015-06-26<br />売り上げランキング : 36<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101250308/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />文庫派の人間に伊坂氏からのプレゼント。<br />雑誌やアンソロジーで発表した作品を集めた短編集。+書き下ろし1篇。<br />おなじみの伊坂氏や別味の伊坂氏、<br />短編にぎゅっと濃縮還元された伊坂氏にライトな伊坂氏<br />新発売の伊坂氏(?)などの詰め合わせ。<br /><br /><strong>浜田青年ホントスカ</strong><br />スーパーの駐車場で営業する「相談屋」を手伝う事になった浜田君。<br />いーかげんのような的を得ているような相談回答と<br />短編でもねじ込んで来る伏線が伊坂節。<br /><strong>ギア</strong><br />荒野を走るワゴン車には、他人ばかりが乗り合わせている。<br />世界の終わりとセミンゴの関係やいかに。<br />オチのない話だなと感じたが、あとがき読むとそれでいいらしい。<br /><strong>二月下旬から三月上旬</strong><br />主人公と幼馴染を巡る不思議回想録。<br />文学系雑誌に掲載されたということで、キレはよくないものの、<br />曖昧な余韻が不思議と残る。<br /><strong>if</strong><br />昔から後悔ばかりが生き方をしていた残る主人公。<br />ある日通勤中にバスジャックが起こり、またもや後悔にさいなまれる。<br />いやあ、まさに伊坂節だねえ。<br /><strong>一人では無理がある</strong><br />ストーカーに狙われる母子から始まるも、<br />何故か仕事でミスばかりやらかしている男が主人公。<br />ミスは何故チェックもされずスルーされるのか?ストーカーどうなった?<br /><strong>彗星さんたち</strong><br />伊坂氏には珍しい(?)お仕事小説。<br />新幹線清掃という仕事はきっと<br />自分達の知らないドラマが溢れてるんだろうなと思わせる。<br /><br />伊坂氏作品を読むようになってもう随分と経つが<br />一番フィットするのは、1巻読みきりサイズかなと個人的に思う。<br />散らばったパズルをはめ込んでいき、<br />最後のピースがカチッとおさまる瞬間が、いい。<br /><br />故に記憶違いでなければ伊坂氏作品は、<br />短編集も連作となっていたような気がするのだが、<br />今回のようにまったくバラバラの短編集は珍しいと思う。<br />が、この後に<strong>後ろの声がうるさい</strong>という書下ろしがついており<br />あ、やっぱ伊坂作品だと思わせる構成になっている。<br /><br />どれとは言わないが、短編の中にサンタクロースの話がある。<br />自分は今でも、サンタがいるといいなと思っている。<br />もちろん世間の絡繰りは知っている。<br />おかんが雑な人だったので、棚の上にプレゼントが置かれていたのを<br />幼稚園児で発見してしまったからだ。(しむらー、みえてるみえてるー)<br /><br />まあ雑でもなんでも、ウチには一応<br />プレゼントをくれる人がいたから、サンタリスト除外なのだ。<br />ひょっとして、本当に待っている子供の家になら<br />聖夜の奇蹟が起こってもいいではないか。<br />そんな齢がいもない妄想をちょろっと見せてくれるから、伊坂作品が好きなのだ。<br /><br />ところでサンタさん。<br />今はワタクシメもプレゼントがもらえないかあいそうなコです。<br />今年あたり、枕元にナニがアレしませんかね?<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-696.html" target="_blank">流しソーメンネタ</a>、コレにて終わり。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150704-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150704-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150704-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150704-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150704-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150704-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />先生とタイミングを合わせ、いざ尋常に勝負。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150704-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150704-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150704-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150704-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />※この後、竹の角度をいろいろと変え、<br /> 流しソーメンはスタッフで美味しくいただきました。<br /><br />ホント、予想以上に水の抵抗すげーの。<br />流しソーメンって聞くといつもこのネタを思い出してくすっとくる。<br />
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江戸猫ばなし

江戸猫ばなし (光文社時代小説文庫)光文社文庫編集部 光文社 2014-09-11売り上げランキング : 253306Amazonで詳しく見る by G-Tools時代物で猫物とかなんたる自分ホイホイ。気軽に読むつもりで購入したが、なかなかに面白かった。主 /赤川次郎「猫寺」と呼ばれる化け物屋敷に肝試しに出かけた男。しかしこの屋敷にも男にも裏があり… 猫評:★ 擬人猫は萌えないので仕立て屋の猫 /稲葉稔手伝いに雇っている娘を、我が子のよう... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768059/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HC7hoxl%2BL._SL160_.jpg" border="0" alt="江戸猫ばなし (光文社時代小説文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768059/haruhon-22/" target="_top">江戸猫ばなし (光文社時代小説文庫)</a><br />光文社文庫編集部 <br /><br />光文社 2014-09-11<br />売り上げランキング : 253306<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768059/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />時代物で猫物とかなんたる自分ホイホイ。<br />気軽に読むつもりで購入したが、なかなかに面白かった。<br /><br /><strong>主 /赤川次郎</strong><br />「猫寺」と呼ばれる化け物屋敷に肝試しに出かけた男。<br />しかしこの屋敷にも男にも裏があり…<br /> 猫評:★ 擬人猫は萌えないので<br /><strong>仕立て屋の猫 /稲葉稔</strong><br />手伝いに雇っている娘を、我が子のように気に掛ける仕立て屋。<br />飼っている猫も懐いているとあっては、放っておけない。<br /> 猫評:★★ 猫はただいるだけだが、正しい(笑)<br /><strong>与市と望月 /小松エメル</strong><br />猫絵を売り歩く与市。その1枚である「望月」は<br />実はただの猫絵ではなく、本物の猫になれるという…。<br /> 猫評:★★★ 猫絵師シリーズとかになってもいいキャラ設定<br /><strong>猫の傀儡 /西條奈加</strong><br />猫の寄合で、今年も傀儡師と傀儡が決まった。<br />猫の為に働いてくれる人間「傀儡」とは?<br /> 猫評:★★★ こちらもいい設定。猫が働き者過ぎる気もするが。<br /><strong>ほおずき /佐々木裕一</strong><br />不幸な事情で食い詰めてしまった男。<br />長屋にあるのは本と腹の虫、ふらりと訪れる猫くらいのものだ。<br /> 猫評:★★ 猫好きは何故猫好きをイイ人だと思うのだろう(笑)<br /><strong>九回死んだ猫 /高橋由太</strong><br />猫は9回生まれ変わると言う。<br />猫のもとにはまた例の「死神」が訪れた。<br /> 猫評:★★★ コレはアカン。卑怯。(´;ω;`)ブワッ<br /><strong>鈴の音 /中島要</strong><br />一族の自慢であった叔父が身を持ち崩した。<br />その原因を突き止めようと甥が奮戦するが。<br /> 猫評:★ 若干、猫の立ち位置に無理があるような…。<br /><br />思わずうるっと来てしまった「九回死んだ猫」。<br />名前の通り、「100万回生きたねこ」のお江戸パロディだ。<br />もう少しパロディ味を薄味にした方が良い気もするが<br />猫を飼っていた者のツボを突くという意味で、卑怯作品である。(笑)<br /><br />「100万回~」の方は自分は泣けなかった。<br />話がよくないと言う意味ではなく、ほっとしたのだ。<br />100万回もの死を繰り返しながらも、猫はずっと<br />「にんげんがだいきらいだった」のだ。<br />猫が悲しくなかったのなら、もうそれで十分なのだ。<br /><br />大きくなってから考えると、あの猫は<br />「置くいていかれること」を一度も経験しなかったのだ。<br />なんだか「100万回~」の評みたくなってしまったが<br />本書の「九回死んだ猫」はたった九回ながら<br />すべて飼い主を先に見送ってしまうことになった訳だ。<br /><br />自分ももう一度猫を飼いたいと思っているが<br />ある程度の年齢まで飼えなかったら、諦めようと思っている。<br />置いていくことだけはしたくないのだ。<br />無論、人間側の勝手な想像だとは分かってはいても<br />「ンだよ、いつものエサ出してくれる座布団いねーじゃねーか」<br />とかツンで来られたら、涙腺が崩壊してしまうのである。<br /><br />最近の報告では猫は犬と違い、<br />人間を「別の生物」ではなく、猫仲間だと認識しているという一説があるらしい。<br />ただし猫の癖にデカくて不器用なやっちゃな、とか思ってるんだとか。(笑)<br />仲間感覚だから、態度を変えることもしないという説らしい。<br /><br />故に猫は気まぐれで我儘と言われる。<br />でもソレでいいのだ。<br />ワンパクでも逞しく、厚かましく育って欲しい。<br />「九回…」のラストは個人的に卑怯であったけど(笑)<br />ふと。<br /><br />少なくとも猫にそんな思いをさせなくて済んだのだと<br />あの頃の悲しみがほんの1グラム、楽になった気がした。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-694.html" target="_blank">流しソーメンネタ</a>続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150702-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150702-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150702-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150702-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まあ実際は縦に切るのなかなか大変だったけどね。<br />小学生だし。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150702-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150702-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150702-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150702-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />滝の流れを利用したので、思ったよりイキオイが凄かった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150702-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150702-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />イグアスの流しソーメンツイートはもっぱら想像ではないのである。(笑)<br />続く。<br />
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