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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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WJ2015年18号

ONE PIECE781 「本懐」ローが一気に過去のことやらなにやら喋りだして、死亡フラグ展開来なくてよかったっす。(ほ)ワンピのキャラは「絶対死なない」訳じゃないけど「未来」を見ながら死んでいったと思うのだ。だから過去だけしか見ていないローは何となくまだ死なないんじゃないかと思っていた。作品がブレてなかったと言う意味でも、安堵した。(笑)終盤に近い(遠い?)ドレスローザ編は実のところ、ローが主役だったと言っ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE781 「本懐」<br />ローが一気に過去のことやらなにやら喋りだして、<br />死亡フラグ展開来なくてよかったっす。(ほ)<br /><br />ワンピのキャラは「絶対死なない」訳じゃないけど<br />「未来」を見ながら死んでいったと思うのだ。<br />だから過去だけしか見ていないローは<br />何となくまだ死なないんじゃないかと思っていた。<br />作品がブレてなかったと言う意味でも、安堵した。(笑)<br /><br />終盤に近い(遠い?)ドレスローザ編は<br />実のところ、ローが主役だったと言ってもいいのかもしれん。<br />ローの物語を読んではじめて、<br />読んだときは泣けなかったエースの死が<br />なんだかすごく胸に迫ってきた感がある。<br /><br />コラさんとローの物語は、頂上決戦では書ききれなかった<br />エースを描いたものだったんじゃないかと、そんな気がした。<br /><br />頂上決戦はルフィたちの子供時代の回想もあったが<br />実のところあの場で一番重要なのは<br />「エドワード・ニューゲートの死」だったのだろうし、自分もそう感じた。<br />無論エースの死にもいろんなものは含まれていたのだが<br />ヒネた子供時代(笑)から一気に悟っちゃうトコまで語られたので<br />エースの境遇を理解するので精一杯だった。<br /><br />が、あのヒネた子供エースが、<br />ローの子供時代を読んで、なんとなくすとんと腑に落ちた。<br />誰も信用できないということ、<br />自分が生きている存在だと認められないことは<br />設定は違えど、多分こういうことなのだなと思った。<br /><br />ココで面白いのは、ドフラがソレに似た境遇でもあったことだ。<br />つまりはエースもローも、ドフラのようになる可能性があったのだ。<br />ある意味では、ルフィも。<br /><br />「生存理由」。レーゾンデートル。<br />これは多分思っているより、人の心に大きく作用する。<br />誰かに存在を認めてもらおうとおもったら<br />実はそれ以上に自分も努力しなくてはならない。<br />少なくとも「誰も信用しない」と思っている内は、まず無理だろう。<br /><br />その好い例が白ひげであり、悪い例がドフラだろう。<br />理解し合えないうちは何度ぶつかっても仕方ないと覚悟している白ひげと、<br />理解できないなら殺してしまえというドフラ。<br />それでもドフラなりに、コラさんには「猶予」を与えていたんだろう。<br />そう思うと、若干切ない気もする。<br /><br />子供時代、ただ「友達になりたい」と素直に慕うルフィに<br />エースの心が動くきっかけになったのは確かだろう。<br />じゃあ兄弟になろうぜ!というのは<br />白ひげと同じく、何もかも受け容れようという度量であると同時に<br />一歩間違えばドフラの「ファミリー」感覚にもなる。<br /><br />多分それを正しく導いてくれたのは、白ひげだろう。<br />エースには本当に大事な「オヤジ」だったのだ。<br /><br />ローの場合は、もちろんそれがコラさんだ。<br />自分に生存理由と、命をくれた人だ。<br />「親父」とも言える。<br />親の敵とばかりに、ローが捨て身になるのも無理はない。<br /><br />エースはそうならなかった。<br />まあ単純にオヤジと一緒に死んでしまったからであるが、<br />だからこそ、エースにはすべての絡繰りが見えたんじゃないだろうか。<br />「オレがこのまま死んだら、ルフィが駄目になる」と。<br />オレは笑って死ななきゃならない。<br />いや、笑って死ねるんだと、そう思ったのかもしれない。<br /><br />それはもう、血を超えた「兄」として愛情だろう。<br />またルフィの思慕を受けた「弟」のような感覚もあったかもしれない。<br />コラさんもそうだったのかもしれない。<br />ローへの親のようなキモチとともに、そんな思いをくれたローへの感謝が<br />「愛してるぜ!」という言葉になったのか。<br /><br />エースの「ありがとう」はコラさんの「愛してるぜ!」と同等の意味だろう。<br />さすがにエースの年齢でそんなストレートなセリフは言わないだろうが<br />コラさんの最期からそう思えて、改めてエースの死が泣けてきた。<br /><br />ルフィはそれを、真っ直ぐ受け止められた。<br />ジンベエがいて、仲間がいたからだ。<br />ローはそれを半分は受け止めたが、<br />後は半分は復讐という過去に囚われてしまった。<br />一人だったのだから、それも仕方がない。<br /><br />だがルフィと共闘を結んだことは、ローにとっても大きい変化だろう。<br />タイトルの「本懐」は、本来なら<br />ローが一人で敵を討つという本意を遂げられなかったことになる。<br />ドフラのイトイト能力、チート過ぎんだろ。<br />まあローも大概チートだが。(笑)<br /><br />けれどここでローが「一人では生きているのではない」ということを<br />良い意味で知るのならば、それは<br />コラさんの「本懐」だったんじゃないだろうか。<br /><br />といい話に思わせて、このペーパージオラマはwww<br />1年とか続いてもいいから、もっと精巧なのだったら組み立てるんだがな。<br />デアゴスティーニとコラボすればいいのにー。てかしてくれー。<br /><hr size="1" /><br />食戟:まあなんだかんだと面白いのだよね。<br />   しかしいま切り方を覚えるって、ガッコで何してたんだ幸平(笑)<br />ヒーロー:闘うおにゃのこカッコイイっ!お茶子ちゃん好きになったぞー!<br />魔法:コチラも良いカンジにおにゃのこ成長ー。<br />暗殺教室:おお、ってことはドチラにしろ殺せんせーは死なねばならんのか<br />     やるな、松井せんせー。<br />カガミカミ:おっ、慚鬼丸好みのタイプっす!ちょっとモモタロスっぽいが。<br />ニセコイ:万里花ちゃんのエピソードって何だったっけ…?<br />     個人的にはるりちゃんのジーサン話好きだったがな。<br />UBS:ことりさんwww<br />銀魂:いい引き。エリザベスいるけど感動の画。<br />斉木:おおう、ギャグ漫画なのにちゃんと友情にのっとってる件・・・。<br />相撲:関取だけ結び方が違うけど、これって単に個人のやり方?<br />ワ―トリ:今回はオサムに注目かな?<br />ロギイ:新展開様子見、かな。<br />読切:ああうん、スクエアなカンジ。(笑)<br />ブリーチ:捕縛された椅子でもなんという王様…。<br />卓球:それは卓球で地が出るんじゃなくて、カチューシャの所為じゃないか(笑)<br />学糾法廷:…所詮子供がやるからみたいなカンジにしてはイカンのでは?<br />磯兵衛:なんか爽やかなカンジでごまかされてる気がするけど、<br />    まあいいでしょう。(笑)<br /><br />あ、やっぱりNARUTOの短編あるんだな。<br />しかしボルトたちの話って…。まあいいけどさ。<br /><br />今日はここまでーーーーーーーーーーーーーぃぃぃ。<br />
  • Date : 2015-03-31 (Tue)
  • Category : WJ
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宿神 1・2巻

宿神 第一巻 (朝日文庫)夢枕 獏 朝日新聞出版 2015-03-09売り上げランキング : 5721Amazonで詳しく見る by G-Tools先に言っておく。この本を読むのは崇徳院が目的であると。(´・ω・`)キッパリ怨霊ブームから崇徳院の小説を捜したがチョイ役では出ていても主役にはなってくれないのである。まあ本書も主役ではないのだが良い役ドコロであることを願って、ページを開く。主人公は西行法師、──佐藤義清(のりきよ)である。歌人として... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022647698/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Gq58MBiZL._SL160_.jpg" border="0" alt="宿神 第一巻 (朝日文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022647698/haruhon-22/" target="_top">宿神 第一巻 (朝日文庫)</a><br />夢枕 獏 <br /><br />朝日新聞出版 2015-03-09<br />売り上げランキング : 5721<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022647698/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />先に言っておく。<br />この本を読むのは崇徳院が目的であると。(´・ω・`)キッパリ<br /><br />怨霊ブームから崇徳院の小説を捜したが<br />チョイ役では出ていても主役にはなってくれないのである。<br />まあ本書も主役ではないのだが<br />良い役ドコロであることを願って、ページを開く。<br /><br />主人公は西行法師、──佐藤義清(のりきよ)である。<br />歌人として有名であり、百人一首では<br /><blockquote><p>嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな</p></blockquote>と詠っている。<br />僧侶にしては何やら艶めかしい歌ともみえる。<br /><br />彼が出家した理由は、諸説あるが定かではない。<br />それを獏氏なりに西行の像を探ったものが本書だろう。<br /><br />西行は「北面の武士(※上皇付きの護衛)」であり、<br />クラスメイト(?)としてはあの平清盛がいる。<br />つまりは武士の世が到来するまさに過渡期だった訳だ。<br />行く行くは武士の頭領となる清盛は無骨者だが、、<br />人ならぬ出世欲が溢れているのが分かる。<br /><br />一方西行には、そのような猛々しさは見られない。<br />教養と風流を備えた、かなりのイケメンであったという。<br />が、彼は道ならぬ恋に堕ちてしまうのだ。<br />天皇の中宮妃・璋子(たまこ)への。<br />(※一説にはもう一人の妃だった得子と言う説もある)<br /><br />璋子と西行は17歳という歳の差があるのだが、<br />璋子にもちょっとした逸話がある。<br />天皇の妃でありながら、その前から上皇のお手つきだったとされる。<br />(※ここでは鳥羽天皇の祖父である白河上皇)<br />ちなみにこの璋子が生んだ子が崇徳院であり、<br />実際のところは上皇の子である。<br /><br />簡単に言うと「魔性の女」だった訳だが<br />本書では璋子と西行にある共通の秘密を作っている。<br />二人には「世ならぬもの」が見えるのだ。<br />心霊とも精霊とも魂ともつかぬもの──<br />「宿神」は人に何をもたらす訳ではないが在るべきところに在るのだと<br />ただ不明瞭な説明しかない。<br /><br />ちょっと宗教スキーな自分としては、興味が動いた。<br />多分だが、真言宗がベースにあるんじゃないだろうか。<br />真言宗は説明するのが難しい。<br />「言葉には表せないもの」だからこそ如来の教えなのであり、<br />宇宙ヤバいもの、みたいな意味があるのだ。<br /><br />崇徳院目当てで読み始めたが、<br />「怨霊」と紙一重の想いが、本書には沢山出てくる。<br />西行自身がそうなのだ。<br />我を忘れてしまうほどに物狂おしい恋心。<br />その想いが奔流となって、和歌へと流れこむ。<br /><br />心が、何かの境界線を越えた瞬間。<br />楽しさに、愛しさに、悲しみに、──もしくは怨みに、<br />ただ一心となった時、人は境地に足を踏み入れてしまうのだ。<br />鬼ヤバいその世界へ。<br />この舞台で崇徳院がどう描かれるのか、ワクテカが止まらない。<br /><br />1・2巻では西行の恋が生まれ、<br />璋子の死が二人を分かつところまでが描かれる。<br />西行の想いはこれで果てるのだろうか。<br />「宿神」の正体とは何か。<br />っていうか崇徳院はよ。はよはよ!<br /><br />4月に3・4巻が出るそうで、崇徳院への過剰な期待は持ち越し。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />つい先日あった怖い話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150330-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150330-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150330-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150330-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />幸いその時点ではクマーは自分に気付いていなかった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150330-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150330-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150330-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150330-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />そこで目が覚める。<br />休みだったので遅寝するつもりが、そこそこ早起きしてしまった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150330-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150330-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分は心からクマーを怖いと思っているのだが<br />こーゆー話をするとネタで怖いと思われる。<br />いやホントに怖いんだってばさ。<br /><br />でもツッコミどころを失うのは悔しいの!<br />
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暗号解読(上・下)

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)サイモン シン 青木 薫 新潮社 2007-06-28売り上げランキング : 1818Amazonで詳しく見る by G-Tools前の記事で映画をみたあと、ソッコー本書を読み始めた。映画は面白かったのだが、エニグマがどんだけ複雑なのかという事とそれを破るというスゴさを、もうちょっと知りたくなったので。本書は上下巻に分けて暗号の歴史と現在を語ったものだが、サイエンスライターである著者の説明が、カンシンするほど... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410215972X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Br4tbu4aL._SL160_.jpg" border="0" alt="暗号解読〈上〉 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410215972X/haruhon-22/" target="_top">暗号解読〈上〉 (新潮文庫)</a><br />サイモン シン 青木 薫 <br /><br />新潮社 2007-06-28<br />売り上げランキング : 1818<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410215972X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-642.html" target="_blank">前の記事</a>で映画をみたあと、ソッコー本書を読み始めた。<br />映画は面白かったのだが、エニグマがどんだけ複雑なのかという事と<br />それを破るというスゴさを、もうちょっと知りたくなったので。<br />本書は上下巻に分けて暗号の歴史と現在を語ったものだが、<br />サイエンスライターである著者の説明が、カンシンするほどに上手い。<br /><br />情報はまず当たり前に、「隠して運ぶ」という初歩的な方法から始まり、<br />次第に「読むのに困難」という過程を経て、暗号となった。<br />例えばAをBに、BをCにズラして文章を書くとしよう。<br />この場合は1文字ズラすことが、「暗号のカギ」となる。<br />つまり暗号解読とは、「カギを見破る」ことなのだ。<br /><br />暗号作成は見破られる度に、複雑さを増していく。<br />しかし文章には文法というモノがあるが故に、何処かにカギが隠れている。<br />そのカギを探す手腕。<br />そしてその手腕を超える暗号の誕生。<br />暗号の欠点と進化が目まぐるしく頂点を争う。<br /><br />著者曰く、第一次世界大戦は化学者の争いであり、<br />第二次世界大戦は物理学者の争いだった。<br />その次期戦争が起こるとしたら、数学者の争いになるという。<br />言い得て妙だと思う。<br />既に先の大戦でも、情報戦が大きく雌雄を決した。<br />暗号に複雑さを課すと、文系脳の理解が及ばない世界の話になる。<br /><br />しかし著者は我ら文系脳を見捨てない。<br />ほら、何となく分かるだろう?という絶妙な説明で<br />難解な数式を噛み砕いてくれるのだ。<br />おお。おおお。おおおおお。なんとなくわかったきがする…!(※わかってません)<br /><strong>「言葉の意味はよくワカランがとにかくスゴイ自信だ」</strong><br />とはまさにこのことか。(※言いません)<br /><br />映画に出てきた「エニグマ」も、図解付きで説明してくれる。<br />この頃既に複雑化した暗号は、「暗号機」という専用機を生み出していた。<br />「HELLO」と打つと「PABUT」などとイミフな文字の羅列を生む。<br />が、それはエニグマ内部の部品の位置が「カギ」となっており<br />それ知っていれば、ちゃんと「HELLO」の文字列に再変換できるのだ。<br /><br />ただし部品組み換えによって生まれるカギは一京以上あるとされ、<br />その上毎日更新される。<br />「カギ」が分かっていても、解読に時間がかかり過ぎるのだ。<br />ナチスが「絶対に解読不能」と誇ったのも無理はない。<br />──が、その大量の計算をやってしまえばいいのだ。<br /><br />こうして暗号は、コンピュータの歴史へと繋がっていく。<br /><br />この本の構成が、またよく出来ている。<br />上巻は暗号は秘密裏に動いていた存在だったが、<br />下巻で暗号は「セキュリティ」という任務を負う。<br />つまり現代では、読者自身が暗号を使うのだ。<br />解読の手腕から守られる立場で読むことになる。<br /><br />コンピュータの世界だから、その仕組みは完全に数学の世界だ。<br />MOD関数は、エクセルでビンゴゲームを作るのに使ったことはあるが、<br />桁が違う。発想が全然違う。<br />ここに素数と言う今も美しい謎を含む数字を使って、<br />絶対堅固な暗号の城壁が築きあげられたのだ。<br /><br />しかし著者はよく分かっている。<br />文系脳が数字で攻めると本を放り出してしまう事を。<br />数字を使わずに、ね、何となく分かるだろうと例えを出す。<br />う、うん。うん。うすらぼんやりわかるきがしま…す…。<br />逆に薄らぼんやりだがそのスゴさが分かるのだから、マジ凄ぇ。<br /><br />しかし暗号の歴史は、常に破れることで潰えた。<br />いつかこの素数の砦も、破れる日が来る可能性があるのだ。<br />その未来に備えて、量子暗号が控えている。<br />量子論という理系様最大の印籠におびえる文系脳を、<br />やっぱり著者は最後まで見捨てない。<br /><br />いやでもなんとなく、うすらうすらぼんやりとは分かるのだ。<br />言葉の意味は分からんが、文系脳でコレだけ楽しめたのだから<br />へのつっぱりはいらんだろう。<br />うすらぼんやり★を5つ灯してみる。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ところでエニグマの解読には<br />フランスがドイツから暗号機そのものを入手したことが大きい。<br />それがポーランドで相当に解析が進んだのだが<br />最後はやはり手に負えず、イギリスに渡ったのだ。<br /><br />このエニグマ入手を描いたU-571という映画があるが<br />多分史実とは無関係である。(笑)<br />めっちゃアメリカ映画やったもん。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006YKTHQS/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BwmAIWNVL._SL160_.jpg" border="0" alt="U-571 [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006YKTHQS/haruhon-22/" target="_top">U-571 [Blu-ray]</a><br /><br />角川書店 2012-03-16<br />売り上げランキング : 6909<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B006YKTHQS/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />しかし今度は、日本の暗号の本が読みたくなった。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-636.html" target="_blank">深海の使者</a>に書かれていたのだが<br />なんとフツーの電話を通して薩摩弁で会話するという<br />すんごい暗号もあったらしい。<br />(しかし米軍では民族語を使い、成功した例もある)<br /><br />日本は陸軍の暗号はなかなかのレベルだったらしいが<br />チョイチョイお間抜けなエピソードがあるようだ。<br />ネットでいくつかは読んだのだが、まとめた本が読みたい。<br /><br />どうやらプチ暗号ブームが到来したようで、震撼してる。<br /><hr size="1" /><br />本書を読んだときのこぼれ話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150328-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150328-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150328-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150328-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150328-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150328-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />互いに本を買って読むので、互いの蔵書をよく把握していない。<br />が、相方に至っては自分の蔵書もイマイチ把握していない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150328-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150328-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分が本書にアタリを付けていたこともあり<br />サイモン・シンの名前を出したところ、ビンゴだった。<br />で、無事発見したのだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150328-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150328-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />見てみたらサイモン・シンの本が全部あったので<br />また今後読んでみる。
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【日記】映画2本。

SCREEN2015年4月号 (スクリーン)SCREEN編集部 近代映画社 2015-02-21売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools先週と今週で映画を2本みてきた。1本目はディズニーの「イントゥザウッズ」。よく知らないで見に行ったんだが、元ネタがミュージカルなのだな。「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「赤ずきん」「ラプンツェル」の時間軸が同時進行で重なったストーリーを軽快なミュージカルで歌い上げている。「ラプンツェ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00S5TJZ8G/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61KEjhj1GQL._SL160_.jpg" border="0" alt="SCREEN2015年4月号 (スクリーン)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00S5TJZ8G/haruhon-22/" target="_top">SCREEN2015年4月号 (スクリーン)</a><br />SCREEN編集部 <br /><br />近代映画社 2015-02-21<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00S5TJZ8G/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />先週と今週で映画を2本みてきた。<br /><br />1本目はディズニーの「イントゥザウッズ」。<br /><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/3enCxOaRht4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br /><br />よく知らないで見に行ったんだが、元ネタがミュージカルなのだな。<br />「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「赤ずきん」「ラプンツェル」<br />の時間軸が同時進行で重なったストーリーを<br />軽快なミュージカルで歌い上げている。<br /><br />「ラプンツェル」がストーリーの土台になっている。<br />元々は妊娠した妻のため、夫が魔女の畑の野菜を盗んでしまい<br />代わりに生まれた子供を魔女に取られてしまうと言う話。<br />これを「子の無い夫婦が呪いを解くため、魔女に言われたものを集める」<br />と改編されている訳だ。<br /><br />集めるモノは「白い牛」「赤い頭巾」「黄色の髪」「金の靴」…。<br />おお、なるほどって感じ。<br />赤ずきんがちょっとがめつい少女になっていたり、<br />ジャックが結構本気で残念なお馬鹿さんだったり、<br />バカ王子が歌う所為で本当に馬鹿っぽかったりと、なかなかキャラは面白い。<br /><br />個人的に、童話が改編されるということに興味がある。<br />ディズニーなんかはその総本家だろう。<br />昔は「本当は怖いグリム」的な本がよく出ていたが<br />R18部分をさくっと処理するその手腕は、なかなか天晴だと思う。<br /><br />が、今回のシンデレラにはグリムの方が適用されていた。<br />シンデレラが白い鳩や死んだ母に助けられたり、<br />「金の靴」がでてくるのはグリム原作だ。<br />(ペローのシンデレラ(サンドリヨン)ではガラスだったとか、もしくは<br /> 「毛皮の靴」の誤訳という説も聞いたことがあるが真偽は不明)<br /><br />■イメージ画像(多分違う)<br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00P0JH6XA/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51s%2BJ1G%2BahL._SL160_.jpg" border="0" alt="もこもこ!! 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  • Date : 2015-03-26 (Thu)
  • Category : 日常
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夜の国のクーパー

夜の国のクーパー (創元推理文庫)伊坂 幸太郎 東京創元社 2015-03-19売り上げランキング : 338Amazonで詳しく見る by G-Tools元より伊坂氏の作品は「斜め45度行く現実」みたいなすこしふしぎファンタジー要素を含んでいるが本作品は冒頭から非常にファンタジー色が強い。語り手はなんと「猫」だからだ。ストーリーの視点は3つ。中世とも近世ともつかない小国で暮らす野良猫。その国の伝説。そして、その国へ迷い込んできたらしい... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488464025/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51vTw994o0L._SL160_.jpg" border="0" alt="夜の国のクーパー (創元推理文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488464025/haruhon-22/" target="_top">夜の国のクーパー (創元推理文庫)</a><br />伊坂 幸太郎 <br /><br />東京創元社 2015-03-19<br />売り上げランキング : 338<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488464025/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />元より伊坂氏の作品は「斜め45度行く現実」みたいな<br />すこしふしぎファンタジー要素を含んでいるが<br />本作品は冒頭から非常にファンタジー色が強い。<br />語り手はなんと「猫」だからだ。<br /><br />ストーリーの視点は3つ。<br />中世とも近世ともつかない小国で暮らす野良猫。<br />その国の伝説。<br />そして、その国へ迷い込んできたらしい男。<br />猫は倒れていた男の胸の上に座りながら、国の現状を語る。<br /><br />その小国の民たちは、馬や銃という存在すら知らない。<br />無論、猫だってそんなモノは知らない。<br />そこへ突然馬や銃をもった隣国に王を殺され、国を支配される。<br />民たちの生活は一変する。<br />猫の生活はそんなに変わらない。<br />欠伸をしたり背筋を伸ばしたり、鼠を追いかけたりしている。<br /><br />その国には伝説の化け物があった。<br />「クーパー」と呼ばれるそれは、毎年生まれる。<br />が、誰も見たことはない。<br />退治した者は、透明になって消えてしまうからだ。<br />帰らぬ人となった勇者を、人は「クーパーの兵士」という。<br /><br />民たちは祈る。<br />今こそ「クーパーの兵士」たちが助けてくれる時なのではないかと。<br />人間たちの希望と絶望を、猫はそのビー玉のような目で見つめている。<br />けれど欠伸が出る。<br />鼠も気になる。<br />だって猫だもの。<br /><br />ほい、ストーリーはここまで。<br />伊坂氏でなかったら、「なんじゃこの突飛もない荒唐無稽な設定は…」と<br />身体中の毛を逆立てて、フーッっと唸ってしまうかもしれない。<br />しかし、なにかが気になる。<br />尻尾が無意識に、ぱふんぱふんと床を叩いてしまうのだ。<br /><br />伊坂氏曰く、猫の尻尾は自意識と別に動いているものらしい。<br />だから尻尾の言う事は、聞いておいたほうがいい。<br />恐る恐る本書を鼻面に近付けて、ふんふんと嗅いでみる。<br />やっぱり気になる匂いがする。<br />ぱかーと口が空いてしまう。<br />フレーメン反応だ。(※猫がたまに(゚Д゚)ってなるアレ)<br /><br />【参考】<a href="https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E5%8F%8D%E5%BF%9C&amp;es_sm=122&amp;source=lnms&amp;tbm=isch&amp;sa=X&amp;ei=PWgSVbusG4Ph8gXI0oKICw&amp;ved=0CAcQ_AUoAQ&amp;biw=1242&amp;bih=594#tbm=isch&amp;q=%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%80%80%E7%8C%AB&amp;imgdii=Pk6srvO57PWMrM%3A%3Bo_2EYFf7ZRgUfM%3BPk6srvO57PWMrM%3A" target="_blank">「フレーメン 猫」の画像検索結果</a><br /><br />まだ分からない。<br />だが時折、ぴこっ、ぴこっとその正体が、本書から見え隠れする。<br />思わず腰を持ち上げて、びびびと尻尾を逆立てる。<br />前足から一直線にソレに飛びかかるのだが、掴めない。<br />すぐそこに見えて隠れている真実が、なかなか見えてこない。<br /><br />何時の間にか夢中になっている。<br />焦れたように姿を現した真実に、えいやっとジャンプする。<br />遂に真実を捕まえた!<br />──なんてこったい。正体はコレだったのか。<br />そこではっと我に返る。<br /><br />分かっていても、喉がゴロゴロと鳴ってしまう。<br />だってもう、これは本読みの性(さが)なのだもの。<br />野に生える猫じゃらしだって、魅せ方次第で飛びついてしまうのだもの。<br />畜生、伊坂氏に遊ばれていたのかと思いつつ<br />くか、と欠伸が出る。<br /><br />眠いのではない。<br />ましてや退屈したのではない。<br />尻尾と同じで、安堵すると本能的に出てしまうのだ。<br />──はいはい、負けましたけどソレが何か?<br />ごろんと背を向けて寝るも、尻尾がぱたん、ぱたんと動いてしまう。<br /><br />はいはい、次が出たらまた買っちゃうけど、ソレがニャにか?<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-639.html" target="_blank">阿呆ファイナルファンタジー</a>最終章。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150325-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150325-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />もうこの時、暑いわダルいわで二人ともタンクトップ1枚みたいな恰好だった。<br />(この絵ではマッパだが・笑)<br />田舎のばーちゃんたちは<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-633.html" target="_blank">生足ヘソ出しマーメイド</a>(※1話目)の癖に(笑)<br />こーゆー格好は何となく目立ってしまうらしい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150325-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150325-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />そんなこんなで、ばーちゃん家に到着。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150325-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150325-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150325-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150325-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />田舎なので玄関から縁側から裏口から、フリーダムに来客がある。<br />近所にお寺さんがあり、ワシらもこの和尚さんも知ってはいるのだが。<br /><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150325-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150325-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />たった数分で、ウワサにどんだけオヒレついてんだよ。<br /><br />田舎こええぇよ。<br />電車止まるし鉄橋歩く羽目になるしクマー怖いし<br />ウワサ屈折するし。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル<br />
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WJ2015年17号

ONE PIECE780 「ハートの呪縛」休載を終え、さーてワンピだ♪とページを捲ってみたらひょええええ!そーだったそーーだった!!ローが死にかけてたんだったよ!!(時間差衝撃)と、マジで召される5秒前──、かどうかはワカランがドフラとローの会話シーンから。「オレに不老不死の術を掛けろ」というドフラに「国民のケツをなめてこい」とワンピにしてはお下劣なロー。(笑)当然、交渉は決裂するが。(ケツだけに)←やめなさいこ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE780 「ハートの呪縛」<br />休載を終え、さーてワンピだ♪とページを捲ってみたら<br />ひょええええ!そーだったそーーだった!!<br />ローが死にかけてたんだったよ!!(時間差衝撃)<br /><br />と、マジで召される5秒前──、かどうかはワカランが<br />ドフラとローの会話シーンから。<br />「オレに不老不死の術を掛けろ」というドフラに<br />「国民のケツをなめてこい」とワンピにしてはお下劣なロー。(笑)<br />当然、交渉は決裂するが。(ケツだけに)←やめなさい<br /><br />この「不老不死の術」は本当なのだろうか。<br />少なくともそういうウワサ付きで、オペオペの実に<br />大変な付加価値がついているということは間違いない。<br />本当だとしたら逆に、「不老不死の人間」が実在すると考えられる。<br />…そんなモンがラスボスだったら溜まらんわな。(苦笑)<br /><br />しかし少なくとも現在は、不老不死とされる人間は出ていない。<br />余程うまく身を隠さない限り、気味の悪い人間として有名になるハズなのに。<br />というか実際にヨミヨミの実のブルックの過去を思えば<br />(あれ、ヨミヨミの実は伝達できない一回限りの実なのか???)<br />そんなにイイモノとは思えないのである。<br /><br />所詮、噂はウワサである。<br />少し事実と捻じ曲がっている可能性はある。<br />例えば「不死」ではなく、2回分の命が手に入る、とか。<br />繰り返せば「不死」になるハズだから、嘘ではない。<br />オペオペの能力者1人分で永遠の命と言うのは<br />あまりに等価交換比率が高すぎるように思うのだ。<br /><br />が、2人分の命というと、思い出す人物がいる。<br />「黒ひげ」だ。<br /><br />前回、「黒ひげに2つの血が入っている」という妄想を書いたが<br />2つ分の命と考えてみてもいい。<br />仮に遺伝で2つの能力を持てるなら、命2つでも同じことが言えるかもしれない。<br />黒ひげはひょっとして過去に<br />オペオペの能力者の命を奪ったことがあるのだろうか──?<br /><br />それでも頂上決戦のカーテン内で<br />白ひげの能力をどうやって奪ったのかという謎は残るのだが<br />それはおいといて、「命(と能力)を二つ持つ」ことが<br />「不老不死」というウワサに繋がったというセンは考えられなくもない。<br /><br />「命」=心臓ではないと思ってるんだが。<br />オペオペほど簡単でないとはいえ、「心臓」というモノで出来るなら<br />既にヤってるヤツが居てもおかしくない。<br />そもそもそれなら、オペオペの能力者が相手の心臓奪った方がよかろう。<br />「自分には施せ」ず、「自分を犠牲」にしかできないんじゃないかな。<br /><br />オペオペの能力者が死を感じた時、<br />最期に1度だけ放てる能力なんじゃないだろうか。とか。<br /><br />さて、最後のコマでは「よく聞け」というローの声が<br />どうやらルフィにだけ聞こえているスンポーのようだ。<br />「!?」という吹き出しがあることから、回想シーンの声ではなさげ?<br />ローが能力を駆使して、ルフィに声を届けていると考えられる。<br />なんかちょっとナギナギの能力っぽい。<br /><br />や、ここでホントにローが能力を2つ宿していたらオモロイのだが<br />話が長くなるので、今回はナシとする。<br />ローがここで死んだらマジでビックリするが<br />多分、死なないんじゃないかなあと希望を含んだ予想。<br />悪魔の実に関する謎解きか、Dという忌み名の謎。もしくは両方。<br />これらは多分ローが背負っていると思うのだ。<br /><br />少なくとも自分が「D」だということをルフィに告げるまでは<br />ローの死はない…、……と思うんだけど。<br />もし来週ローが一気にベラベラしゃべったら、<br />立った立ったフラグが立ったってことになるかもしれんな。(遠い目)<br />本当に「2つの命(仮)」をもたらすなら、それは恐らくルフィに…<br /><br />じゃどっちにしてもローにフラグ立っちまうじゃん。(´・ω・`)<br />いやいや、ローは生きて欲しいぜ。コラさんが生かした命なんだからよ。<br />そんな事になったら鼻セレブ1箱使ってしまうわ。<br />いやでもまさかマンシェリー姫が出てきたのは<br />ローのフラグを補うためとかそんな<br /><br />鳥カゴも縮んできたみたいで、ドレスローザ終了のカウントダウンか?<br />(でも多分カウントダウン自体が長い)<br />でもこの鳥カゴって、自分が中に入ってないと出来んのかしら。<br />ソレに火や水・煙やら系のロギア系には無効なんじゃ?<br />トレーボルやサボなら脱出できそう。<br />さらに外から攻撃されたら袋のネズミじゃね??<br />怖い技ではあるけど、無敵ではなさげ。<br /><br />これまた来週が気になりますのう。<br /><hr size="1" /><br />暗殺教室:はっはっは!ビッチ先生のアレがココで来るか!<br />     いやー、これは設定的にもナイスな殺し技。お見事!!<br />ヒーロー:爆豪が勝つかなとは思うけど、自分もお茶子ちゃんを応援したいっ!<br />     一番のお気には梅雨ちゃんだが、どんどん可愛くなってきた(´∀`*)<br />ロギイ:悪党ガンガンぶっ飛ばすからちょいと路線が変わる?様子見。<br />食戟:イヤ厨房もすげーけど、客席も一人でまわしてんの?洗い物は??<br />相撲:この女子高生はなんのためにおるん???<br />    お尻ばっかりだから花を添えてるんだろーか。でもヒロインは例の妹ではないのか。<br />カガミカミ:なんですかツンデレ少女の登場ですか?(わくわく)<br />      学園モノで主人公格がパーカーにブレザーONする確率高過ぎるな。<br />銀魂:桂と近藤は強かったのかとか、沖田と神楽は公式なんかとか<br />   山崎もアンパン以外で探索方っぽいコトすんのかとかイロイロあるが<br />   一番心が躍ったのはエリザベスと斉藤のコンビである。<br />魔法:ホウキってカスタマイズしてええのね(笑)<br />   トサカ先輩もいい人ぽいが、シスコンとのエピソード来るのか楽しみ。<br />読切:ホラーぽくはないが、この一筆書きみたいなユーレイはいいなw<br />   人間より犬の描き方がミョーにこなれて上手い(笑)<br />UBS:かつてこんなにそそられないパンモロがあったろうか。<br />ニセコイ:本編よりプラスの改編物が気になる。<br />     コレってどーなの?小野寺ちゃんの価値下がらね??<br />こち亀:サンミ―自体は知ってるけど、食べたこと無いな~。<br />学糾法廷:光の屈折的なトリックかねぇ。<br />     ドッチにしてもこの壮大なプールは笑えるなwww<br />卓球:何となく途中から男の娘じゃないかと思った(笑)<br />磯兵衛:火ノ丸めっちゃ推しとるなww<br /><br />きょうはここまでーーーーーーーーぃ。<br />
  • Date : 2015-03-24 (Tue)
  • Category : WJ
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旅のお供に殺人を

旅のお供に殺人を (創元推理文庫)コリン・ホルト・ソーヤー 中村 有希 東京創元社 2015-02-13売り上げランキング : 22864Amazonで詳しく見る by G-Tools献本でいただいた本。──なので、《海の上のカムデン騒動記》シリーズの最終巻だけ読むと言うファンの方には非常に失礼な読み方をしてしまったことをお詫び。だだだだって老人がわんさか出るって聞いちゃったから!(必死)老人スキーの抗いがたい衝動をお許しください…。高級老人... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488203094/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61pF-zV6HBL._SL160_.jpg" border="0" alt="旅のお供に殺人を (創元推理文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488203094/haruhon-22/" target="_top">旅のお供に殺人を (創元推理文庫)</a><br />コリン・ホルト・ソーヤー 中村 有希 <br /><br />東京創元社 2015-02-13<br />売り上げランキング : 22864<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488203094/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />献本でいただいた本。<br /><br />──なので、《海の上のカムデン騒動記》シリーズの<br />最終巻だけ読むと言うファンの方には<br />非常に失礼な読み方をしてしまったことをお詫び。<br />だだだだって老人がわんさか出るって聞いちゃったから!(必死)<br />老人スキーの抗いがたい衝動をお許しください…。<br /><br />高級老人ホーム「海の上のカムデン」。<br />本来なら快適に保たれた豪奢な室内で、<br />優雅に退屈を潰しながらも、何ごともない余生を過ごすのが<br />上流階級の「正しい老後」なのだろうが<br />どうやらここはそうではないらしい。<br /><br />主人公は凸凹コンビのばーちゃん二人。<br />体格も正反対ながら、性格も真逆。<br />好奇心をアクセル全開で踏むばーちゃんと、<br />ゆったりどっしりとソレにブレーキをかけるばーちゃん。<br />いや失礼、二人のお気にいり警部に倣って、レディと呼ばねばなりますまい。<br /><br />このレディの溢れんばかりのバイタリティが<br />厄介ごとを呼ぶのかはたまた引き寄せてしまうのか、<br />彼女たちに限っては「退屈を潰す」ような暇はなさそうだ。<br />語学旅行と出かけた一泊二日のメキシコ旅行で、<br />恐ろしい殺人事件が起こってしまうのだから!<br /><br />とはいえ、ミステリーはお味噌汁みたいなモンで<br />なんというかストーリーを潤す(?)為にあるのだろう。<br />メインディッシュは二人のレディに負けじ劣らぬ、<br />カムデンの爺婆…、否、紳士淑女たちのキャラだろう。<br /><br />そりゃ子供でも躾けるのは大変だというのに<br />もはや人生の酸いも甘いも噛み抜いてスルメのようになった彼らは<br />退くことも媚びることも省みることも必要ない。<br />年功序列でトップレベルに達してしまった<br />「♪ありのままのわたしでいいの~」に我ら若造が敵う訳もないっ…!<br /><br />が、年功序列で悲しみや苦しみも沢山経験した年齢だからこそ<br />「晩年」に人生を謳歌する姿は、こちらが見ても清々しい。<br />死など達観して常に新しいことにチャレンジし、<br />また体力の衰えもモノともせずに好奇心を振り回し、<br />時にはイケメンにむふむふしている姿など、<br />ちょっとシワがいっただけで(失礼!)、女子高生のごとき初々しさだ。<br /><br />ラストではハリウッド顔負けのアクションシーン(?)もあり、<br />イヤもう読んでる方がヒヤッヒヤ。ばーーーーーちゃーーーん!<br />やめてやめて!貴女の前にコッチの心臓が止まるから!!<br />(このヒヤヒヤ感が老人本の味でもあるんだが)<br />しかしこのアクセル踏む方のばーちゃんの<br />ビミョーに話を聞かないカンジ、何処かで知ってる…。<br />ウチのおか…<br /><br />イ、イヤきっと、ばーちゃんの三歩進んで二歩下がらない感じが<br />シリーズを読めばチャーミングに見えてくるのに違いない。<br />とにかく、お年寄りが元気というのが、いい。<br />ヨレヨレとしぼんだジーサンにはまだ(まだ?)手が出ないわって方に<br />オススメできる安心なジジババ本じゃないだろうか。<br /><br />そしていつか貴方も老人スキーの世界へ!<br />逆R60のワビサビは、ハマると癖になる禁断の味!<br />老人スキーの門戸はいつでも開いておりますぞ…!【宣伝】<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-638.html" target="_blank">阿呆ファイナルファンタジー</a>は続くよどこまでも。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />しかしもうワシらの体力ゲージは1ケタ。<br />1時間以上は猶に経過しているので、前駅に戻る方がアブナイ。<br />ならば──、進むしかないのだ。前に。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />※危険ですからよい子は絶対真似しないでね!<br />※しないだろフツー。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ジャンピング厳禁地帯でなんちゅー歌をうたっとったのか。<br />で、鉄橋の外観をぐぐって捜したのでご覧いただこう。<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br /> ■ ここをあるきました。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150322-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150322-6.jpg" border="0" width="420" /></a><br /><br />…おわかりいただけるだろうか。<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>ホントに橋だけで柵もなんもねーんだコレが。</strong></span>(爆)<br />左手の鬱蒼としたのが山な。<br /><br />さ、次で終わるぞー。<br />
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舟を編む

舟を編む (光文社文庫)三浦 しをん 光文社 2015-03-12売り上げランキング : 113Amazonで詳しく見る by G-Toolsじしょ【辞書】多くの言葉や文字を一定の基準によって配列し、その表記法・発音・語源・意味・用法などを記した書物                  大辞林 第三版/三省堂ほうほう、成程。しかし改めて「一定」「基準」とはなんだろう?いってい【一定】1 一つに定まって変わらないこと2 順序や方法などが決まっ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768806/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51s9z0-ChML._SL160_.jpg" border="0" alt="舟を編む (光文社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768806/haruhon-22/" target="_top">舟を編む (光文社文庫)</a><br />三浦 しをん <br /><br />光文社 2015-03-12<br />売り上げランキング : 113<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334768806/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><blockquote><p><strong>じしょ【辞書】</strong><br />多くの言葉や文字を一定の基準によって配列し、<br />その表記法・発音・語源・意味・用法などを記した書物<br />                  大辞林 第三版/三省堂</p></blockquote><br />ほうほう、成程。しかし改めて「一定」「基準」とはなんだろう?<br /><br /><blockquote><p><strong>いってい【一定】</strong><br />1 一つに定まって変わらないこと<br />2 順序や方法などが決まっていること</p></blockquote><blockquote><p><strong>きじゅん【基準】</strong><br />物事の基礎となるよりどころ。また、満たさねばならない一定の要件</p></blockquote><br />しかし辞書の「基準」は「一定」ではない。<br />ウチにも古い広辞苑があるが、収録語は変わってしまっている。<br />学生時代は常に宿題の傍らにあり、<br />予習を導いてくれた辞書の「基準」は、誰が決めているのだろう?<br />──まじめ君である。<br /><br /><blockquote><p><strong>まじめ【真面目】</strong><br />1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。<br /> 本気であること。また、そのさま<br />2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。<br />3 本書の主人公 ○馬締 ×真面目</p></blockquote><br />新入社員のまじめ君は言語ヲタクの才を見込まれ、新しい辞書編纂を託される。<br /><br /><blockquote><p><strong>おたく【ヲタク】</strong><br />ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。<br />特定の分野だけに詳しく、そのほかの知識や社会性に欠ける人物をいう<br />まじめ君の頭脳は言語へのキレは素晴らしいが<br />コミュニケーション力と恋愛力は大きく欠けている。</p></blockquote><br />しかしまじめ君は漕ぎ出すのだ。<br />足りな過ぎるオンナゴコロへの配慮と豊富過ぎる語彙をもって<br />恋文と辞書の言葉の海へと。<br />──その舳(へさき)は、15年後へと繋がる。<br /><br /><blockquote><p><strong>ことば【言葉/▽詞/▽辞】</strong><br />1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。<br />2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。</p></blockquote><br />本当に、言葉は海だ。<br />掬っても掬っても、底が見えない。<br />けれど海を渡らなければ人や場所、感情へも行きつくことが出来ない。<br />ウン十年毎日欠かすことなく言葉を口にしていても<br />既知や未知の言葉に溺れてしまう事がある。<br />その舟を編んでくれるのが、辞書だ。<br /><br />敢えて難癖をつけるなら、もっと深い海を探索したかった。<br />恋愛と言う要素をつけたことから<br />確かに万人に分かり易い人間模様を作ってはいるのだが<br />その分辞書というテーマがやや希薄になり、<br />まじめ君のキャラも大人しくなってしまった感がある。<br /><br />蝉が十年を地中で過ごす様に<br />辞書編纂という仕事は、ほとんどが地道な作業だ。<br />そこに光を当てたのなら、いっそもっとディープな内容でもいい。<br />コレを読んで思わず、本屋に辞書を買い走りたくなるような。<br /><br /><blockquote><p><strong>ざんねん【残念】</strong><br />1 もの足りなく感じること。あきらめきれないこと。また、そのさま。<br />2 悔しく思うこと。また、そのさま。<br />「 いい題材と好みの設定だっただけに、少々──だ」</p></blockquote><br /><br />個人評価:★★★★<br /><br />【参考】<br />漫画の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-161.html" target="_blank" title="暴れん坊本屋さん">暴れん坊本屋さん</a>にも辞書編纂のことが少し描かれている。<br />コチラはギャグだが(笑)、これを読んで辞書って凄いなと改めて思ったので。<br /><br /><hr size="1" /><br />まだ続くのか<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-637.html" target="_blank">阿呆ファイナルファンタジー</a>。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150321-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150321-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150321-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150321-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />が、無論そんなことはなく、間もなく我らに希望の光が見えた。<br />ずっと鬱蒼とした山の景色だったのが、ちらと田んぼが見えたのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150321-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150321-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150321-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150321-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150321-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150321-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まじ鉄橋。ばり鉄橋。チョー鉄橋。<br /><br />続く。<br />
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世界の[宗教と戦争]講座

世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)井沢元彦 徳間書店 2011-10-07売り上げランキング : 118869Amazonで詳しく見る by G-Tools宗教本が好きである。別に宗教かぶれしている訳ではないが、国家や民族の歴史を見る際宗教の影響というものは馬鹿に出来ないウェイトを占め、成程なぁと唸らされる事が多々あるのだ。本書はユダヤ・キリスト・イスラム・仏教・神道・儒教が章で分けられている。スターリンのことを「…という悪いやつがい... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419893441X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zDFEqyQlL._SL160_.jpg" border="0" alt="<決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419893441X/haruhon-22/" target="_top"><決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)</a><br />井沢元彦 <br /><br />徳間書店 2011-10-07<br />売り上げランキング : 118869<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/419893441X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />宗教本が好きである。<br />別に宗教かぶれしている訳ではないが、<br />国家や民族の歴史を見る際<br />宗教の影響というものは馬鹿に出来ないウェイトを占め、<br />成程なぁと唸らされる事が多々あるのだ。<br /><br />本書はユダヤ・キリスト・イスラム・仏教・神道・儒教が章で分けられている。<br />スターリンのことを「…という悪いやつがいて」などと<br />平易な表現(笑)に終始してあり、非常に分かり易い。<br />「それはどうかなー」と感じる部分も無くはなかったが<br />全体的には各宗教の特徴と歴史が比較でき、良書と思う。<br /><br />どの章も面白かったので迷うところだが、日本の宗教を取り上げよう。<br />日本の代表的な宗教は、仏教とされる。<br />が、ブッダが起こした仏教とはかなり違う。<br />そもそも日本には神道が生活に浸透している上で<br />テトリスのように上手く隙間に組み込んだものだからだ。<br /><br />ここが日本人の面白いところだ。<br />そもそも唯一神と多神教では考え方がまるで違うのだが<br />多神教はある意味、「いい加減さ」を受け入れることでもある。<br />日本人と言えば真面目で几帳面というイメージがあるが<br />これを読んでいると、すげーアバウトな民族だなとすら思った。<br /><br />八百万の神という例えがあるが、<br />ホントに日本人は神様がどんだけいようが構わないし<br />「格」というものをさほど重視しない。<br />大社に祀られた神様も、便所の神様も等しく神様なのである。<br />多分「八百万」の中にキリストを入れちゃうくらいの鷹揚さなのだ。<br /><br />日本人がそこそこ信じているものがあるとしたら、「霊」だろう。<br />「ケガレ」や「呪い」があり、それと折り合いをつけるために<br />神社詣でや寺参り、葬式やお祓いと言ったものが今でも在る。<br />「縁起担ぎ」もその一端だろう。<br />これらと大きく矛盾を訴えないものが、日本にとって「良い宗教」なのだと思う。<br /><br />そういう意味では、日本人が唯一神と仲良くやっていくことは難しいだろう。<br />言い方を変えれば「神様は全て神様」という純粋な信仰心なのだが、<br />それは同時に無神経さと言い換えてもいい。<br />故に日本には、めっちゃやさしくて寛大な神様が必要なのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-249.html" target="_blank">親鸞</a>に浄土宗・浄土真宗のことを書いたことがあるが<br />民衆を救うために究極まで教えを圧縮したため<br />この時点でもう「仏教」とはかなり違うものになっている。<br />※芥川の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-506.html" target="_blank">神神の微笑</a>がコレを面白くツッコんでいる<br />なんと「南無阿弥陀仏」と唱えるだけの簡単なお仕事なのだ。<br /><br />よくよく考えれば「阿弥陀様」だけを信じる唯一神の筈だが<br />この阿弥陀様はとにかくやさしいのである。<br />仮に10月に仮装パーティに参加して12月にクリパを楽しんでも、<br />真心を込めて拝めば、「うむ」と赦してくれるのである。<br />すごく日本人向きなのが分かる。<br />こんなアバウトさは、多分世界でも稀有なのではないか。<br /><br />だがそれだけに、神という存在をかけて戦争や<br />テロを起こす心情が理解できないという部分が、日本人にはある。<br />著者は韓国が儒教国であることを例にとっており、<br />日本が「ゆるす」度量を美徳とするところに食い違いがある、と言う。<br />さすがにこれは宗教観だけで片付けていい問題ではないが、<br />「己の常識が正ではない」という観点には、成程と思うところがある。<br /><br />全部は書ききれないが、他の宗教の章も面白かった。<br />ユダヤ・キリスト・イスラムは実は同じ神を崇めていることや<br />旧ソ連とアメリカは何故相容れなかったのか、<br />イスラムのスンニ派とシーア派の歴史、<br />ユダヤ人差別をヴァチカンが黙認していた理由など<br />歴史的にも時事的にもなかなか興味を惹かれる項目が並んでいる。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><br />補足:<br />本書で知ったオモシロ仏教知識。<br />戦時中、日本の13の宗派で合同法要をする話が持ち上がったが<br />1つとして共通のお経が無く、結局立ち消えになったのだとか。<br />それでも宗教的な対立が起こらないのだから<br />日本人のアバウトさは結構「神」レベルなのかもしんない。<br /><br /><hr size="1" /><br />阿呆<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-636.html" target="_blank">ファイナルファンタジー</a>、まだまだコンティニュー。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150319-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150319-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />両脇にはクマザサがもっさり生い茂っている。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150319-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150319-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />この頃すでに熊は最「凶」生物だと思っていたので、チョーこええぇ。<br />死んだフリじゃなく、マジで死ねる自信ある。<br />しかし二人とも体力的に限界で、前駅まで戻る気力もなかった。<br />つーか最悪の場合電車が来る。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150319-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150319-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />が。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150319-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150319-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150319-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150319-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />──そうして鬱蒼と草木の茂る山へ、我々は足を踏み入れた。<br />この時になって車掌さんがケゲンな顔をしていた理由が分かった。(遅)<br /><br />続く。<br />
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深海の使者

深海の使者 (文春文庫)吉村 昭 文藝春秋 2011-03-10売り上げランキング : 56827Amazonで詳しく見る by G-Toolsフィリピン沖で戦艦「武蔵」が発見されたニュースが賑わっているが、2年前にも旧日本軍の遺物が発見されている。伊号第四百──、または伊400型とも言われる。「ゼロ戦」や「戦艦大和」は当時の技術として非常に優れていたことから有名だ。しかし大空と大洋の下、海底で密かに蠢いていた兵器があった。旧日本海軍の「潜水... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167169495/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EEgSHcfqL._SL160_.jpg" border="0" alt="深海の使者 (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167169495/haruhon-22/" target="_top">深海の使者 (文春文庫)</a><br />吉村 昭 <br /><br />文藝春秋 2011-03-10<br />売り上げランキング : 56827<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167169495/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />フィリピン沖で戦艦「武蔵」が発見されたニュースが賑わっているが、<br />2年前にも旧日本軍の遺物が発見されている。<br />伊号第四百──、または伊400型とも言われる。<br /><br />「ゼロ戦」や「戦艦大和」は<br />当時の技術として非常に優れていたことから有名だ。<br />しかし大空と大洋の下、海底で密かに蠢いていた兵器があった。<br />旧日本海軍の「潜水艦」である。<br /><br />第二次世界大戦で潜水艦と言えば<br />映画にもなったことからドイツのUボートなどが思い浮かぶが<br />ところがぎっちょん、日本にもスゴイのがあったのだ。<br />なんと日本からドイツを往復したと言う。<br /><br />この大戦では、日本は日独伊三国で同盟を結んでいた。<br />同盟つったって、日本はヨーロッパから遥か極東にある。<br />今みたいにメールやスカイプがある訳でなし、<br />そもそも連合国軍を敵にしている四面楚歌な状態では<br />空路や海路でホイホイ出かけていくことも出来ない。<br /><br />そこで物資輸送や人材派遣、情報交換など<br />同盟関係を密にするために潜水艦が使われたのだ。<br />ドキュメンタリーだけに密度が濃い。そして漢字量が凄い。<br /><strong>第一南遣隊司令部は第十海軍特別根拠地隊司令部に命じて<br />第百一海軍工作部と緊急合同会議を指示し<br />先任参謀山崎貞直大祭化参謀と機関参謀蓮沼進機関大尉が<br />第百一海軍工作物事務室に電話連絡…</strong>ってお経か!(#゚Д゚)<br /><br />いやいや、本当に凄いのだ。<br />この頃の潜水艦は、「潜水も出来る」戦艦という意味であり、<br />「深海をずっと進む」仕様になってないのだ。<br />更に機密を携えてドイツを目指す隠密行動だから、<br />普段は海洋上を進み、敵機を発見したら潜水する。<br /><br />これが半年近く続く。<br />今の自衛隊の潜水艦は水や酸素も電気分解で作れるようになっており<br />長期間潜水を続けることも可能らしいが、当時は本当に「密室」だった。<br />100人以上にのぼる乗組員たちが十数時間も密室に籠り<br />酸素不足に耐える下りは読んでいても肺が苦しい。<br /><br />また極端に水を制限された生活をするため<br />飲料水の問題だけえなく、身体のヨゴレも凄まじいのだとか。<br />なんかもう、読んでいても臭い。(笑)<br />が、五度の派遣のうち往復できたのは、たった一機だけだった。<br />まさに死線を潜った作戦だったのだ。<br /><br />吉村氏のドキュメンタリー作品は、ある意味ではオチが無い。<br />淡々と並べられた史実と結末が、何処へ辿り着くかは読者次第だ。<br />自分が味わったのは、「ああ、もう少しだったのに」と<br />無意識に応援してしまう日本人の性(さが)とでも言うべきものだ。<br />一瞬考えて、怖いなと思う。<br /><br />愛国心という程でなくとも、人は多少なり自国を是としてしまう。<br />サッカー観戦でも、そしておそらく戦争でも。<br />原爆が落とされるまで日本が足掻いてしまったことも、<br />きっとこういう「当たり前」のものが根幹にあるのだろう。<br />そういうことを「怖い」と感じた。<br /><br />戦艦発見のニュースにしても、色んなものを削ぎ落として、<br />「世紀の大発見」と呷ることは少々違和感を感じてしまう。<br />自分も戦艦や戦闘機なんぞ見るとうっかりかっけぇとか思ってしまうが<br />発見されたそれらは、浪漫である前に「殺人兵器」だったのだから。<br /><br />今回戦艦関係をぐぐってると、某ゲームの記事がわんさか出てきた。<br />ヲタク大国として(笑)平和になった日本もそれはそれで結構なのだが、<br />根底にある歴史や犠牲もきちんと知って欲しいなと思った。<br />(本当のヲタクはちゃんとその辺も承知していると思うが)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><br />補足:<br />冒頭で書いた伊400型潜水艦は、世界唯一の潜水型空母だ。<br />敗戦色の濃かった日本が作ったとは思えない斬新なもので、<br />終戦時にはアメリカ本土に攻撃を仕掛けるために既に出航していたという。<br />その技術に驚愕し、漏洩を懸念したアメリカが艦を没収、<br />ハワイ沖に沈めたと言うのが通説だ。<br /><br />どうあれ日本の戦局が変わることはなかったろうが、<br />ポツダム宣言の受諾があと数日遅かったら、<br />日本本土が受ける傷跡は、もっと悲惨になっていたかもしれない。<br /><hr size="1" /><br />阿呆な<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-634.html" target="_blank">ファイナルファンタジー</a>続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150318-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150318-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150318-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150318-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />無論、途中にコンビニや自販機なんて気の利いたモノはない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150318-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150318-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />田舎の1駅は、結構長い。(教訓)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150318-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150318-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150318-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150318-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まじ山。ばり山。チョー山。<br /><br />で、まだ続くのかよっていう。
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WJ2015年16号

ONE PIECE 休載先週の続きを書こうと思ってたんだが1週間経つと何書こうとしてたのか忘れるね!ははは!(鳥頭)えーっと、あー、そうそう、血統因子とか悪魔の実とかその辺の話をしてたんだよな、うん。うーんとうーんと。(記憶を何とかほじくりかえしつつ)エネルの表紙連載から考えて、Dの一族が月に居た可能性は高い。最初からいたのか、何処からか来たのかは分からないがそこから地上に下りたことは恐らく間違いないだろう。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE 休載<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-630.html" target="_blank">先週</a>の続きを書こうと思ってたんだが<br />1週間経つと何書こうとしてたのか忘れるね!ははは!(鳥頭)<br />えーっと、あー、そうそう、血統因子とか悪魔の実とか<br />その辺の話をしてたんだよな、うん。<br />うーんとうーんと。(記憶を何とかほじくりかえしつつ)<br /><br />エネルの表紙連載から考えて、<br />Dの一族が月に居た可能性は高い。<br />最初からいたのか、何処からか来たのかは分からないが<br />そこから地上に下りたことは恐らく間違いないだろう。<br /><br />当時から「地球人」は多分いただろうが、<br />侵略や略奪という意味の「パイレーツ」ではなく<br />土地に入植して開拓するような「ヴァイキング」の意味で<br />D一族は地球を根城にしたのではないかな。<br /><br />空島やシャンディアの民たちはそれではないか。<br />彼らは遥か遡れば、月の民に起源があるんじゃないか。<br />隔離された島で濃い血を継いだからこそ<br />覇気や見聞色のような力が多くみられるんじゃないだろうか。<br /><br />その内、彼らと地上で「交配」もされたろう。<br />だから人間の中にも、覇気を使う者が出る。<br />ここで不思議なのが「魚人」だ。<br />彼らは元からいたのか?<br />それとも交配による新人類だったのか?<br /><br />個人的には「元からいた」方を推奨したいのだが、<br />「月の民が作り出した」という可能性もなくはない。<br />ともあれ空島やシャンドラ、魚人というのは<br />月の民にとって「信頼できる協力者」=「友」だったんじゃないか。<br />後にポーネグリフを託すほどの。<br /><br />前置きがまた長くなったが(前置きなんかい!)<br />そもそも月の民にこの「能力」はなかったんでないかな。<br />「月の民」と「地球人」による突然変異かもしれない。<br />それが「D」と呼ばれる半月の一族となったのか?も???<br /><br />エネルは空島人だが、羽がついていない。<br />それは「交配」があったからじゃないのかな。<br />で、更に予想だが、万一エネルに子供が出来たら<br />その子は「ゴロゴロの実」の能力者か、<br />能力者A' (ダッシュ)になるんじゃないだろうか?<br /><br />エネルと同時に能力者となるか、もしくは<br />エネルの死後に能力者になれるとか、そんなの。<br />元々は「能力」は「遺伝」するものだったんじゃないかと思ったり。<br />デッケンのマトマトの実はそうして能力を継いだのでは??<br />(ペルとチャカもそうかもしれない。が、ゾオン系なので、<br /> 先祖から「伝達」の仕組みを知らされていたとも考えられる)<br /><br />だが「交配」が進むと、上手く遺伝されないこともあるのかもしれない。<br />もしくは子供が居ないまま死んだ能力者がいたりとか。<br />そこに現れるのが「悪魔の実」なんじゃないかな~。<br />で、「実」で受け継いだ能力はもう遺伝されないんじゃないかな。<br />再び「実」に戻ってしまうとかそんなので。<br /><br />だからエネルが子を残さず死ねば、<br />ゴロゴロの実はいずれまた悪魔の実に戻ってしまう。<br />その後は「実」でしか伝達しない。<br />「血が加わった」時だけに発生し、その代々に限り遺伝する。<br />──という仕組みだと仮定。<br /><br />「空白の歴史」で一族を含めた「国」が滅んだ時、<br />多くの「悪魔の実」が発生したんじゃないだろうか。<br />その後、遺伝できる者はほぼ居なくなった。<br />ついでに、この滅亡から逃れた月の民が「空島」で<br />地上に隠れ残ったのが「シャンディア」なのかもしれん。<br /><br />まあそれは今は置いといて、<br />今もまだ遺伝体質を持っている者は、少ないが居るんじゃないか。<br />隔離されたような生活をしていた者。<br />だから小人も遺伝体質を持っているかもしれない。<br />あと予想だが、エネルとデッケン。<br />──黒ひげ。<br /><br />前回にも書いたが、仮に能力が遺伝されたとして<br />更に悪魔の実を食ったらどうなるんだろう。<br />2つとカウントされるのか、「実の能力」は別カウントなのか。<br />ひょっとして「新しい血」が入れば、もう1つ食えるのでは?<br />月の民と地上人のハーフが能力を有したように<br />クォーターなら2つの能力を有せるのでは?(※妄想ですよ)<br /><br />──黒ひげが魚人の血を引いている、とか。<br /><br />無論、それだけでは出来ない。<br />白ひげのグラグラの能力を奪った際、何をしたのか<br />グラグラを実に戻すか、「能力」をそのまま取り出すことまで出来た訳だ。<br />どうしたのかはサッパリわからんが、黒ひげは<br />体質と知識の両方があったが故に、W能力使いになったんじゃないか。<br /><br />ところで「血」が条件だとしたら<br />ルフィは多分魚人のハーフとかクォーターではないが<br />ジンベエから輸血をうけたという伏線がある。<br />人間と魚人双方から輸血が嫌がられているこの世界で<br />ルフィは「初めてのケース」なのではないか。<br />なら、何かの可能性がある???<br /><br />まあ全部ハズレる可能性もあるんだけど(笑)<br />休載を利用してちょっと妄想の回にしてみた。<br /><hr size="1" /><br />暗殺教室:もう茅野ちゃん自身に敵意はなさそうだけどねえ。<br />     暗殺漫画なのに死亡フラグ立つとは思ってなかった。(笑)<br />     回避するとしたらどうストーリーを持ってくのか、楽しみ。<br />ハイキュー:旭はどこでヒゲオヤヂになったんだ。<br />      いいねえ、日向も景山もバカっぽくて。<br />トリコ:なんだろう。悲しむべきなのか吹きだすべきなのか。<br />ヒーロー:ワンフォーオールはそのまま、継承者の力が溜まってくのかな。<br />     これもオールマイトの死亡フラグ?<br />食戟:四ノ宮、こんなキャラやったか?<br />UBS:パンチラどころかパンモロだな。<br />銀魂:あー、真選組に浪士組時代があったなら読みたいな。<br />   でも銀魂の芹沢は対近藤じゃなくて対土方だもんなー。<br />魔法:ツンデレ娘好きだよね、田畠せんせ。<br />ニコセイ:やっぱりベタやったか。(笑)<br />     つぐみちゃんも同居なら居候話おっけー。<br />読切:うーん、なんか色んな漫画要素が混ざってる感じだなー。<br />ブリーチ:時々ユーハバッハッハの鼻毛が面白く見えてかなわん。<br />斉木:この念写能力まじほすぃ。<br />カガミカミ:やっぱ学園ものと融合になるのか(笑)<br />ロギイ:・・・この娘は一体何歳の設定なんだ。微妙。<br />学糾法廷:これもちょっと法廷モノと学園モノの堺が曖昧になってきたな。<br />磯兵衛:みんなトイレいうてるやん(笑)<br /><br />今日はここまでーーーーーーーーぃ。<br />
  • Date : 2015-03-17 (Tue)
  • Category : WJ
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蔵盗み

蔵盗み 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)輪渡 颯介 講談社 2015-03-13売り上げランキング : 3709Amazonで詳しく見る by G-Tools文庫化を心待ちにしているシリーズ。古道具屋 皆塵堂・猫除けに続く第3弾。死人が出た家屋やよんどころない出来事があった店の家財道具をなんでもかんでも引き取ってしまう皆塵堂。当然のようにイワクがくっついてくるのだが、店主も小僧も、ついでに飼い猫もそんなことは気にしない。ただ皆塵堂にくる「... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062930544/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61G125WHDXL._SL160_.jpg" border="0" alt="蔵盗み 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062930544/haruhon-22/" target="_top">蔵盗み 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)</a><br />輪渡 颯介 <br /><br />講談社 2015-03-13<br />売り上げランキング : 3709<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062930544/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />文庫化を心待ちにしているシリーズ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-427.html" target="_blank">古道具屋 皆塵堂</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-536.html" target="_blank">猫除け</a>に続く第3弾。<br /><br />死人が出た家屋やよんどころない出来事があった店の家財道具を<br />なんでもかんでも引き取ってしまう皆塵堂。<br />当然のようにイワクがくっついてくるのだが、<br />店主も小僧も、ついでに飼い猫もそんなことは気にしない。<br />ただ皆塵堂にくる「アルバイト」だけは真っ当に怖がる。<br /><br />皆塵堂に呼ばれるように引き寄せられる「アルバイト」で<br />巻ごとに主人公が違うのが、このシリーズの特徴だ。<br />1巻ではバリバリの霊視男が、2巻では不幸すぎるズンドコ男が、<br />そして本書3巻では、濡れ衣の罪で店を追われた男が<br />盗賊の片棒を担いで皆塵堂の下見に入る…という設定だ。<br /><br />が、皆塵堂はなんでもかんでも引き取ってしまうため、<br />古道具屋というよりはゴミ屋敷に近い風体をしているらしい。<br />無論、店主も小僧も飼い猫も気にしない。<br />毎回「アルバイト」だけが、奥の蔵に近寄ることすらできない<br />前衛的レイアウトに困惑するのである。<br /><br />1代目も2代目も屈した「整理整頓」だが<br />この3代目盗賊男は、蔵を開けると言う快挙を為すのだ。<br />怖い・汚い・かわいい(猫が)の3Kの職場が<br />「小綺麗」くらいにはあがったのだから、大変な進歩だ。<br />…恐らく主人公が変わる次巻で、キープできているかは疑わしいが。<br /><br />ともあれ、登場人物の個性と語り口の面白さだけではなく<br />「怪異」がなかなかにオットロシイのも、本シリーズの味だ。<br />入水した女に押し込み強盗に惨殺された家の亡霊、<br />加えて人形が出てきたのが、個人的にタイムリーだった。(笑)<br />詳しくは<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-632.html" target="_blank">先日の駄漫画</a>を参照のこと。(笑笑)<br /><br />絵的な怖さと言うのは、日が経つと忘れてしまう。<br />自分など1日で忘れる。<br />が、脳内でイメージした怖さは結構リアルだ。<br />文字の中で人形がカクリと動いた瞬間、<br />向こうの部屋の闇に何か居るような気配がして、思わずドキリとする。<br /><br />──が、その日本人形の正体が×××だというのだから<br />なんかもう怖いんだかオモロイんだか。(笑)<br />さて、その正体は読んで確かめていただくとして、<br />輪渡氏の恐らくオモシロスキーな成分も上手く物語に溶け込み<br />何やらヤミツキにさせるのである。<br /><br />次巻でもきっと4代目の「アルバイト」が登場し、<br />1・2・3代目と合わせて一層賑やかに、そしてオットロシくなるのだろ。<br />だが相変わらず店主と小僧はどこ吹く風で、<br />猫も相も変らずブサかわええのだろう。<br /><br />ああもう、次も楽しみでならんわ!<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-633.html" target="_blank" title="伊勢の車窓から(笑)">伊勢の車窓から(笑)</a>の続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150316-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150316-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150316-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150316-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />実際、この路線は今現在、台風被害の影響で数年使われていない。<br />乗客はふーんって感じで待つ人もいれば、さっさと降りる人もいた。<br />タクなり家に電話するなり、常の対処方法があったんだろう。<br />弁当食べて昼寝するとか。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150316-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150316-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />しかしビギナーが2時間車内で待つのはツライ。<br />そしてこの映画が頭に浮かんだことも否めない。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009D9UJMS/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/612eNDHiBPL._SL160_.jpg" border="0" alt="スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009D9UJMS/haruhon-22/" target="_top">スタンド・バイ・ミー [Blu-ray]</a><br /><br />ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2012-11-21<br />売り上げランキング : 3348<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009D9UJMS/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ばーちゃんの駅はもう次の駅だ。<br />2時間待つなら、歩いたって一緒だろうと。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150316-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150316-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />多分、1時間くらい待ってもバスで行けばいいのにとか思ってたんだろうな。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150316-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150316-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />続くのだ。<br />
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蛇を踏む

蛇を踏む (文春文庫)川上 弘美 文藝春秋 1999-08売り上げランキング : 103463Amazonで詳しく見る by G-Toolsすごく、不思議な作品だ。引き込むという意味なら物凄い吸引力があるがその分読んでいる者を突き放す力も強い。──と、読んだ後で芥川賞受賞作だと知り成程なァ、と少し納得したり。読みやすいか読みにくいかで言えば、文章は読みやすい。スパン、スパンと話の流れは切れがいい。が、なんというか「書いてあることは分かる... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167631016/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519GKQFQEHL._SL160_.jpg" border="0" alt="蛇を踏む (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167631016/haruhon-22/" target="_top">蛇を踏む (文春文庫)</a><br />川上 弘美 <br /><br />文藝春秋 1999-08<br />売り上げランキング : 103463<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167631016/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />すごく、不思議な作品だ。<br />引き込むという意味なら物凄い吸引力があるが<br />その分読んでいる者を突き放す力も強い。<br />──と、読んだ後で芥川賞受賞作だと知り<br />成程なァ、と少し納得したり。<br /><br />読みやすいか読みにくいかで言えば、文章は読みやすい。<br />スパン、スパンと話の流れは切れがいい。<br />が、なんというか「書いてあることは分かるけど、言いたいことが分からない」<br />とでも言おうか、2割ほどの消化不良感が残る。<br />まぁそれが芥川賞らしいといえば、とてもらしい。<br /><br />3つの短編集。<br /><strong>「蛇を踏む」</strong>は蛇を踏んでしまった女性が、<br />帰宅すると蛇の化身らしき女が家に住み着いているという奇妙な話。<br /><strong>「消える」</strong>は兄が文字通り「消えた」話。<br />時々「見える」兄は結婚を控えており、家族はその対策を講じる。<br /><strong>「惜夜記」</strong>は夜をテーマにした短編集となっている。<br />1つの連作と切れ切れの話が交互に繰り返されていく。<br /><br />幻想小説、と言っていいのだろう。<br />この手の小説は余り深く考えず読むべしと言うのも理解している。<br />上手く飲み込めるとその不条理さが癖になるので、<br />この類の小説は結構嫌いではない。<br />だがこの本では今一つ上手く飲み込めなかった。<br /><br />著者のあとがきで、自作を「うそばなし」と例えていた。<br />あー、うーん、そうか。<br />割り切った感というか、「つくりごと」ありきというか、<br />最初から「理解できない世界」を作ろうとする空気に<br />なんとなく「置いていかれた感」が拭えないのかもしれない。<br /><br />同じ荒唐無稽で突飛な設定を書くにも<br />「嘘みたいな話でしょ」というのと「最初から嘘の世界を作ろう」というのでは<br />微妙に違うんじゃないだろうか。<br />精神論みたいな話だが、それくらいすごく微妙な違和感なのだ。<br />気がにしなければ飲み込んでしまえる小骨くらいの。<br /><br />まぁ元より評価の分かれる作品なんだろうが<br />確かにこの短さで、これだけの世界観を詰め込めるのは才能だとは思う。<br />薄くホラーを感じさせるところなど、かなり好みと思える描写も多くあったが<br />つるっと読み終えたものの、やっぱり肌に馴染まない感が先に立った。<br />もう1冊著作を読んでみるかなあ。<br /><br />むーん、なんで芥川賞ってこんなに難しいの…(´ε`;)<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />文字でネタバレしたことがあるような気がするけど<br />ばーちゃんの田舎話まったり進行。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150315-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150315-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150315-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150315-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ばーちゃん家へは何回か乗継をしたあと、地元ローカル線に乗る。<br />ワンマン電車で半分くらいが無人駅が続く。<br />2時間に1本くらいなので、乗り逃すと大変なことに。<br /><br />多分まだ免許とりたてで、この時は電車を使用していたのだと思う。<br />まあドッチでも同じくらいの時間がかかるのだが<br />この事件があってから車でいくようになった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150315-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150315-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150315-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150315-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150315-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150315-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>「生足ヘソ出しマーメイド」</strong></span>とはこのことか。<br />誤魔化し聞かない 薄着の曲線は確信犯の しなやかなSTYLE。<br />(T.M.Revolution HOT LIMITより)<br />田舎にありがちな綿100%っぽいワンピ着たおばーちゃんだった。<br /><br />しかしこの車内で家のようにくつろぐ気概は<br />この土地では必要不可欠な要素だったのだ──<br /><br />つづく。<br />
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新編 百物語

新編 百物語 (河出文庫)志村 有弘 河出書房新社 2005-07-05売り上げランキング : 731462Amazonで詳しく見る by G-Tools名前の通り、百の怪異物語。宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが非常に読みやすい現代語訳となっている。怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが「日本の怪談」の在り方そのままというか天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。故に... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51B86D1HBYL._SL160_.jpg" border="0" alt="新編 百物語 (河出文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">新編 百物語 (河出文庫)</a><br />志村 有弘 <br /><br />河出書房新社 2005-07-05<br />売り上げランキング : 731462<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />名前の通り、百の怪異物語。<br />宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが<br />非常に読みやすい現代語訳となっている。<br /><br />怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては<br />手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが<br />「日本の怪談」の在り方そのままというか<br />天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。<br />故に本の評ではない話になるのだが。<br /><br />「百物語」の起源ははっきりしないらしいが、<br />今でも小説やドラマ、夏の特番にも使われるくらいだから<br />超日本人のフィーリングに合った風物詩だと言っていいだろう。<br />話を重ねれば重ねる程、異様な空気が薄く層を成すような何かは<br />日本の怪談ならではの産物のような気がする。<br /><br />よく「ホラー」と「怪談」の違い、すなわち<br />海外と日本の怪異の違いなどが言われるが、面白いことを聞いたことがある。<br /><br />日本のユーレイは基本「怨念」に突き動かされるものであり、<br />恨みを買った者が静かに背後などに立ち、最期には取り殺されてしまう。<br />が、これはガイジンにすると怖くないのだそうである。<br />自分にはカンケーないからだ。<br />ガイジンにとっては、13日の金曜日やゾンビのようなのが<br />無差別にチェーンソーやらを振り回すから怖いのだそうだ。<br /><br />まぁ最近は、邦・洋画どちらもミックスされつつあるから事情も変わるが、<br />この指摘は案外鋭い気がする。<br />「怨念」という考えは、身体という物体と別の<br />「何か」が信じられているからこそ出る思想と言える。<br />いわば宗教が背景になっているとも考えられるのだ。<br /><br />日本の怪談は、死者の「何か」が成仏できずに現れる。<br />本書は百の物語を「鬼」「魔物・妖怪」「幽鬼」「死の予兆」<br />「死霊・悪霊」「人魂」「動物」「怪談奇談」に分けてあるのだが<br />9割近くはウラミハラサデオクベキカーな話なのだ。<br />中には「そんなオチあるかぁ(#゚Д゚)!!」みたいなのもあるが(笑)、<br />自分も確かに「恨み」の存在ありきとして納得してところがある。<br /><br />しかしキリスト教なんかで言えば、<br />魂が彷徨っていると言う考えは恐らく、グレーゾーンであろう。<br />人は死んだら、天国か地獄に行ってオシマイにせねばならないのだ。<br />キリストですら「復活」はアリでも、「生まれ変わり」はいかんのだ。<br />だからホラー映画の怪物も、墓や井戸でずっと待ってるような曖昧なのではなく、<br />明るく元気に活動しちゃうんじゃないか。(笑)<br /><br />だからホラーの主人公達も、元気だ。<br />目には目を、歯には歯をでゾンビたちを返り討ちにする。<br />が、その正当防衛が通じないのが日本のユーレイなのだ。<br />キモチの問題というとても微妙で繊細な日本的なソレを<br />アメリカでは掃除機で吸い取ってしまうのだから、笑える。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51j7R1VWmML._SL160_.jpg" border="0" alt="ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]</a><br /><br />ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2014-12-03<br />売り上げランキング : 880<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />確かに、対処策があった方が安心なハズなのだ。<br />だがダイソンからそんな「ただ一つの掃除機」がでても<br />多分日本人は近所の寺の坊主を呼びにいくのだろう。<br />「対策が無い」という理不尽さよりも<br />「死者の恨みを聞く」という理不尽さを選ぶのだ。<br /><br />先にも書いたように、今は国内外の映画も混ざってきて<br />「リング」みたいにビデオ見た人間が無差別に殺されるとか<br />海外からもオカルト的映画が出ていたりもするが<br />そんな日本の怪談の「源泉」のようなものを、本書で味わったカンジ。<br /><br />またどの話も妙に設定が細かく<br />オチはヘンでも時代や場所、人名が特定されていたりするのは<br />日本人の特質の1つでもあるのかなと思ったり。<br />そういう意味でなかなか面白い本であった。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />怪談っつー程でもない話だが、昨日から今朝にかけて<br />「日本人形を育てるアプリ」っつーのをやった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-1.jpg" border="0" width="300" height="283" /></a><br />※一般には日本人形が苦手な人が多いようなので<br /> オッサンアイコンで修正を加えております(よりによって)<br /><br />いやなんかツイッターに上がってたのを友人と喋ってて<br />「これ最後、消しても消してもアプリが残るんじゃね」<br />「勝手に起動して、真夜中に音声でるできっと」<br />「これはLINEくるで。今後ろにいますとか」<br />「何時の間にか自撮り写真のデータがあったり」<br />と言ってる内にやりたくなってしまったのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分はホラー自体は大丈夫なのだが、大きい音が苦手。<br />なのでコレも音でびびらされるのだけ心配だったんだけど。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />なんという緊張感の無さ。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-6.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />早く終わらせたい一心で、人形なでくりまわしてた。<br /><br />ちなみに実際やってる人用に。<br />心霊コレクションはエサの蝋燭の度合いを変えてやるとコンプリできる。<br />多分だが、成長してすぐ・違うものに変身する一瞬・次成長直前あたり<br />のタイミングを全巡でやるとコンプリート出来る。<br />途中から気が付いたので、自分は出来なかったけど。<br /><br />いや、もうやんない。めんどい。(苦笑)<br />
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ウエンカムイの爪

ウエンカムイの爪 (集英社文庫)熊谷 達也 集英社 2000-08売り上げランキング : 58774Amazonで詳しく見る by G-Toolsちょっとオヒサのクマー本。しょっぱなに羆嵐・シャトゥーン・デンデラと濃ゆいのを読んだ所為か、随分落ち着いて読めるようになった。(笑)元より熊谷氏作品は「ウヒャーー(lll゚Д゚)!!」を求めて読むモンじゃないけど。撮影旅行中の主人公は、山の中で巨大なヒグマに出くわす。殺られる、と思ったその瞬間なんと... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087472302/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41V1MDDT1BL._SL160_.jpg" border="0" alt="ウエンカムイの爪 (集英社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087472302/haruhon-22/" target="_top">ウエンカムイの爪 (集英社文庫)</a><br />熊谷 達也 <br /><br />集英社 2000-08<br />売り上げランキング : 58774<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087472302/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ちょっとオヒサのクマー本。<br />しょっぱなに<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-420.html" target="_blank">羆嵐</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-455.html" target="_blank">シャトゥーン</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-456.html" target="_blank">デンデラ</a>と濃ゆいのを読んだ所為か、<br />随分落ち着いて読めるようになった。(笑)<br />元より熊谷氏作品は「ウヒャーー(lll゚Д゚)!!」を求めて読むモンじゃないけど。<br /><br />撮影旅行中の主人公は、山の中で巨大なヒグマに出くわす。<br />殺られる、と思ったその瞬間なんと<br />突如現れた一人の女性が、銃も無しに熊を遠ざけてしまう。<br />ずっとそのことが心に引っ掛かっていたが、<br />北海道で熊の追跡調査をする研究所の取材に出かけ、<br />奇しくも彼女と再会することになる──<br /><br />人間ドラマとしては、ちょっと出来過ぎ感もなくはない。(笑)<br />2章で北海道にキャンプに来た大学生サークルが出てくるのだが、コレが酷い。<br />ほろ酔い気分も手伝い、対岸にいるとは言え、<br />「クマさん」と話しかけて、あまつさえ餌をやったり石を投げるのである。<br /><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>馬 鹿 な の 死 ぬ の ?</strong></span><br />おクマ様の姿を現実に見てそんな暴挙にでるとか<br />脳内どんだけお花畑満開なの?<br />大事なことだから2回言うけど、馬鹿なの死ぬの?<br />物語上の演出とはいえ、ある意味ココは「ウヒャーーーー(lll゚Д゚)!!!!」だった。<br /><br />まあそういう意味ではベタなストーリーではあるのだが<br />主人公が取材した内容がちょっと興味深かった。<br /><br />「アンブレラ・スピーシーズ」という言葉がある。<br />日本語にすれば「傘種」、食物連鎖の頂点にある動物のことだ。<br />頂点にある動物の生態が安定していれば<br />その生態域の食物連鎖ピラミッドも安定しているということになる。<br />要はヒグマがそこから人里に出ている時点で<br />その生態域には問題があるという考えだ。<br /><br />ヒグマが増えすぎても、ピラミッドは崩れる。<br />かといって絶滅させてしまえば、恐らく他の弊害が出る。<br />しかし一定数で増減してくれなどと、野生動物に頼めるはずもない。<br /><br />甚大な数でなくても、クマが一家族増えれば新しいナワバリが必要になる。<br />だが一口に山森と言っても、木が生えていればイイというものでは無い。<br />人間にとって生産性の高い木を植林した山に放されても、意味はない。<br />果実や種実、やわらかい草花が自生していなくてはならない。<br />それでも、山にだって凶作の年はある。<br /><br />自分はクマーを最「凶」生物だと思ってるが、<br />だからクマが居なくなればいいなんて思ってる訳ではない。<br />かなりの(相当にかなりの)距離を置きながらも、<br />美しい野生動物だと思うし、山の神と崇められたのも理解できる。<br />だが「熊は危険な生物ではありません」という触れ込みもヘンだと思う。<br /><br />恐れていいと思う。<br />「遠くに在りて思ふもの」でいいと思う。<br />自然界の頂点に立つ王者には、それだけの距離が必要だ。<br />少なくとも自分がそう言う場所に訪れる場合は<br />「クマーに逢わない」よう心がけることが王への礼儀と思う。<br /><br />「共存」なんて軽く考えるものでは無いと思う。<br />観光客には「自然がいっぱいで素敵!」と見えても<br />クマーには「不自然」な土地もあるのだ。<br />死んだフリでクマをやりすごそうとしてるのと同じで、<br />人間の理屈が野生に通るとは限らない。<br /><br />小説なら、登場人物が助かればそれでハッピーエンドだが<br />現実問題で考えると溜息が漏れた。<br />そう言う視点で考えさせてくれたと言う意味では、良書だった。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />何のカンケーもなくバーチャン話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150311-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150311-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-367.html" target="_blank">台所太平記</a>の評の中で書いたことがあるが、<br />ばーちゃんはオジサンの家でずっと住み込みをしており、<br />オジサンが超和食党で、パンを食べることが無かった。<br />ので、時々買い物でこっそりパンを買って食べたりしていたらしい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150311-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150311-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150311-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150311-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150311-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150311-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">生</span></strong>でそのまま食ったので、当然年寄りの歯が敵う訳もなく<br />ばーちゃんは四苦八苦したが、食べることができなかったらしく。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150311-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150311-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />あんまり悔しかったのか、後日電話がかかってきた。<br />うん、こーゆー夢って破れると、凄いショックだよな。(笑)<br />その後何十年も同じコト言ってたからな、ばーちゃん。<br /><br />ホントはクマー繋がりでばーちゃんの田舎話書こうと思ったんだけど<br />長くなりそうなのでまた次に。
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WJ2015年15号

ONE PIECE779 「最期のケンカ」ゾロが禁酒をしていたらしい。(笑)一度体得したらあとは解禁なんか。鷹の目もストイックなんかどうかワカランな。(笑)それにしてもピーカのパンツ半像わらえる。SMILE工場、あっさりボカーンと破壊されたけどSADって液体なの気体なの?こんな風に無造作に壊して問題ないものなの??自分の中で絶賛この実なんの実気になる実のSMILEだが、話中に出てきた「血統因子」妄想をまとめとく。「血統因... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE779 「最期のケンカ」<br />ゾロが禁酒をしていたらしい。(笑)<br />一度体得したらあとは解禁なんか。<br />鷹の目もストイックなんかどうかワカランな。(笑)<br />それにしてもピーカのパンツ半像わらえる。<br /><br />SMILE工場、あっさりボカーンと破壊されたけど<br />SADって液体なの気体なの?<br />こんな風に無造作に壊して問題ないものなの??<br />自分の中で絶賛この実なんの実気になる実のSMILEだが、<br />話中に出てきた「血統因子」妄想をまとめとく。<br /><br />「血統因子」のそもそもの意味は競走馬あたりをぐぐると出てくる。<br />長所を掛け合わすと子供にソレが受け継がれるというものだが<br />悪魔の実は基本、遺伝には触れられていない。<br />食べた実によって発生し、死ぬことによってデリートされる仕組みだ。<br />が、「伝達」する仕組みはあるようだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-128.html" target="_blank">2013年3月4日号</a>に初出。(2年も経っている…だと?)<br />この時は自分もちょっとあやふやなことを書いているが、<br />とりま能力は「出産」で受け継がれることはないと前提しよう。<br />本来自然の摂理(=伝達)で行われるそれを、<br />人工的に受け継がれるようにしたのがベガパンクだ。<br /><br />悪魔の実は憑依するように、果実と身体を出入りすると仮定する。<br />遺伝子によるものではないにせよ、やはり能力者は<br />身体のどこかに悪魔の実の「源」のようなものを宿しているのではないかな。<br />宿主が死ぬと「源」は果実を求めて飛び出し、次の宿主を待つ。<br />ゾオン系はその距離が限られているのかもしれない。<br /><br />例えば「一番近い果物」に憑依するとか。<br />これが分かっていれば、遺伝のように特定の人物に能力を分け与えることが可能だ。<br />しかしこれを真似るのでは、能力者の死期を待たねばならないし、<br />1人につき1能力という効率の悪さは変わらない。<br /><br />「仮死状態」ならどうだろう?<br />宿主が死んだら消えてしまう「源」だが、生きたまま取り出したらどうなるんだろう。<br />宿主が死んでしまう可能性が無いとは言えないが<br />ひょっとして「仮死状態」なら、「源」は宿主がまだいるとカン違いして、<br />能力を「取り出す」ことが出来るのでは?<br /><br />ベガパンクの研究所にあった氷漬けの人間たちは<br />コールドスリープさせられている能力者の「源」ではないのかな。<br />元はインペルダウンの虜囚だろうが、彼らが寝ている間は<br />「源」のコピペが可能なんじゃないかなあ。<br />悪魔の実自体は、1人の身体にいるとカン違いしてるっぽいカンジで。<br /><br />さらにコピペだと、掛け合わせが可能なんじゃないか。<br />2つの能力が混ぜられるかどうかはギモンだが<br />銃器や剣に能力が宿るのはコピペの方じゃないのかなあ、とか。<br />切っただけで無機物に能力が宿ったりしたら<br />アワアワの実のカリファとか、フォークが能力者になっちゃうよな。(笑)<br />ってか果実自体が能力者になりうるわ。<br /><br />仮に2つ混ぜられるのだとしたら、大変なことだ。<br />黒ひげティーチが量産できてしまう。<br />悪魔の実が何を基準に「体に二つ入る」と考えるのかがミソかな。<br />心臓なのか人格なのか血なのか、もっと他のものなのか。<br />ティーチは元来、その「基準」を2つ以上持っていると考えられる。<br /><br />よくネットではティーチが心臓を複数持っていると言われるが<br />むーん、どうだろうなあ。<br />心臓だけで言うなら、タコやイカにも心臓2つ以上あるんだよね。<br />だが魚人の能力者は少ない。<br />今のトコロ、マトマトの実のデッケンくらいしか思い浮かばない。<br /><br />しかも「マトマトの呪い」という遺伝臭い流れになっている。<br />まあ伝達条件を知っていれば「遺伝させる」ことも出来るのだろうが<br />そもそもコレが間違っているのかもしんない。<br />もともと能力は「遺伝するもの」であり<br />「他人に伝わるようにした」のが悪魔の実なんじゃないだろうか。<br /><br />でも多分、今は遺伝能力者はほとんどいないのだ。<br />ルフィも遺伝の能力者ではない。<br />が、遺伝かも?と思える能力者が多くいないこともない。<br />デッケン。アラバスタのペルとチャカ。そして今回の小人族。エネルも微妙。<br />ひょっとしてエースも?と思ったり思わなかったり。<br /><br />もし遺伝の場合、悪魔の実を更に食べたらどうなるんだろう。<br />やはり2つと見なされる?<br />それとも元の身体のオリジナルと考えられて、プラスされる?<br />や、そんな難しい話じゃなくても、「血」が2つあれば<br />能力を2つ以上宿せるってのもあるかもしれない。<br />例えばティーチが、魚人族と人間のハーフだったりとか。<br /><br />輸血禁止というのは、差別的な意味だけじゃないのかも。<br />Dの一族に限って、2つの血は恐るべき力の基盤になり<br />政府がソレを恐れてるってのもある????<br />あ、うーん、これはちょっと長くなるな。(もう長いよ)<br />次週休載らしいから、来週にもうちょっとこの話をしたい。<br /><br />あ、本編ね。うん本編。<br />ええええええぇぇぇぇぇぇローが!!!?(それだけかい!)<br />いいいいや多分マンシェリー姫を保守してるからきっと…!<br /><hr size="1" /><br />最近中堅ドコロと新連載ががんばってンね!<br /><br />暗殺教室:殺せんせーと前担任の間に何かの約束があるのは確実だろう<br />     恐らく二人とも、武器としての触手の存在には反対なんじゃないのかな。<br />     殺せんせーの過去話、楽しみだあね!<br />ハイキュー:はっ、そういえばコレ県予選だったのか…!<br />UBS:イヤ話もなかなか面白いんだけど<br />   モブの女の子の雑顔がミょーにツボるわwww<br />相撲:いや絶対コレ踏ん張った時に鼻から水飛び出るで(笑)<br />ロギイ:別にロギイって超絶クールなキャラって訳ではなく、<br />    フツーにビビったり焦ったりはするのか。<br />    そう言う設定なんだよね。ブレた訳じゃないよね。<br />ヒーロー:気配…。気配…か…。うーん、まぁいいか。<br />カガミカミ:うささんが居なくなるのはちょと惜しい…!<br />銀魂:決戦へ向けて高まる緊張感と無関係に<br />   エリザベスと斉藤の対決から目が離せない<br />トリコ:もげた(笑)<br />魔法:なんかH×Hの蜘蛛を思い出した。奴ら元気だろうか…(遠い目)<br />超能力:ツンデレ堕つ。<br />ワ―トリ:女の子部隊、華やかでいーねwこの回面白いにゃー。<br />ブリーチ:一護が出てくると、ああ主役だって思い出す(笑)<br />     藍染、ずっと立たされてたの?バケツは?<br />学糾法廷:今回なんか作品の毛色が違ったな。<br />     裁判物からちょっとブレてしまった感。<br />磯兵衛:やっぱコレは2話がいんじゃね。<br /><br />東京タワーのワンピースのやつ、見たいなー。<br />ただし春休みの子供タイムが過ぎてから。<br /><br />今日はここまでーーーーーーーーぃ。
  • Date : 2015-03-10 (Tue)
  • Category : WJ
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オジいサン

オジいサン (中公文庫)京極 夏彦 中央公論新社 2015-02-21売り上げランキング : 5159Amazonで詳しく見る by G-Toolsいやもうフイタ。余りに不審者なことになりそうだったので、途中から外で読むのをやめて、家で読んだくらい。京極氏の著作に厭な小説というのがある。とにかく厭な話を厭なカンジで厭に締めくくるという厭な小説だがコレは何の変哲もない爺の爺たる生活を爺のテンポで語ると言うひたすら爺な小説である。そっと頁... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122060788/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51FqI6VyGvL._SL160_.jpg" border="0" alt="オジいサン (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122060788/haruhon-22/" target="_top">オジいサン (中公文庫)</a><br />京極 夏彦 <br /><br />中央公論新社 2015-02-21<br />売り上げランキング : 5159<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122060788/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />いやもうフイタ。<br />余りに不審者なことになりそうだったので、<br />途中から外で読むのをやめて、家で読んだくらい。<br /><br />京極氏の著作に<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-68.html" target="_blank" title="厭な小説">厭な小説</a>というのがある。<br />とにかく厭な話を厭なカンジで厭に締めくくるという厭な小説だが<br />コレは何の変哲もない爺の爺たる生活を<br />爺のテンポで語ると言うひたすら爺な小説である。<br />そっと頁を捲るとインク臭ではなく、加齢臭がしそうな一品だ。<br /><br />僕達は(=自分だけが)こんな小説を待ってた・・・!<br /><br />「七十二年六箇月と1日 午前5時47分~6時35分」<br />というタイトルから始まる7日間の爺ライフ。<br />時間は章ごとにアトランダムだが、<br />どれも小一時間ほどの経過に過ぎない。<br />のだが、長い。<br /><br />ページ数がある訳ではない。<br />一人暮らしの72才の爺らしく、のっそり起きたりまったりしたり<br />ゆっくり飯を食べたり片付けたりしているだけなのだが<br />爺が時計を見ると5分くらいしか経っていなかったりする。<br />さりとて腹が空く訳でもなく、テレビをぼーっと見るのも好きではないので、<br />爺はとにかく丁寧に作業をこなし丁寧に物事を考えて時間を過ごすよう心掛けている。<br /><br />日曜日は地デジと電球と田中電機についてあれこれ考え、<br />月曜日は燃えるゴミを出して今日が何曜日だったかということと<br />携帯というものの必要性と語幹について考え<br />火曜日はカセットテープが燃えるゴミなのか燃えないゴミなのかの<br />回答に辿り着けずまた捨てそびれ<br />水曜日はスーパーに買い出しに出かけ、ソーセージの試食と<br />冷蔵庫内のしなびたキャベツとの行く末に思い悩み…<br /><br />♪ともだちよ これが私の一週間の 仕事です<br />テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ<br />テュリャテュリャテュリャテュリャリャーーーーー♪<br />てな具合だが、そこに行くまでもいろんな思考と<br />爺の生活スケジュールが入り込み、時間はぐねぐねと曲がりくねっている。<br />が、やっぱり5分くらいしか経っていない。<br /><br />そのタイムラグが思わず吹き出すほどにオモロイのだが<br />時折はっとさせられる。<br />年を取ると昔のことがつい昨日のように思われるのに、1日は長くなる。<br />子どもの頃は未来があんなに遠く、そして1日は短かったのに。<br />人生におけるタイムパラドックスの理由が、ふと臓腑に落ちる心地がする。<br /><br />無論、最近の70代はまだまだ老いとは言えないが、<br />本書の爺は進んで年波に逆らわぬように生きている。<br />だが時折噴出してしまう爺扱いへのやるかたない思いを、<br />真面目に憤ったり反省したり納得したりと、忙しい。<br />だがやっぱり5分くらいしか経っていない。<br /><br />たまに1日が10時間くらい増えればいいなんて思う時もあるが<br />時間は生涯を平均して平等なのかもしれない。<br />いつか自分も時間を持て余すことがあるのだろうかと<br />ちょっとしんみりした気持ちにもなる。<br />渋味とギャグをちりばめた塩梅も丁度いい。まさに年の功小説。<br /><br />ネットも交通も出前も「早い」ことに価値を置かれる現在。<br />爺視点のゆっくりしたメトロノームで世界を見るのも一興だ。<br /><br />♪月曜日にお風呂をたいて 火曜日はお風呂に入り<br /> テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ<br /> テュリャテュリャテュリャテュリャリャーーーーー♪<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />そう言えば、ウチの大叔母も生涯独身で一人暮らしだった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150308-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150308-1.png" border="0" width="420" height="256" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150308-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150308-2.png" border="0" width="420" height="256" /></a><br /><br />基本几帳面なので「足の踏み場がない」というようなことはなかったが、<br />棚や壁に至っては「隙間が無い」という状態であった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150308-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150308-3.png" border="0" width="420" height="256" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150308-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150308-4.png" border="0" width="420" height="256" /></a><br /><br />何十センチという長さだったらしい。<br />そんなになるんかジャガイモ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150308-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150308-5.png" border="0" width="420" height="256" /></a><br /><br />そう言うばーちゃんも入院時には、冷凍庫から昭和の肉が出てきたので<br />ドッチもドッチって気がするがね。<br />
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蓼喰う虫

蓼喰う虫 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1951-11-02売り上げランキング : 29805Amazonで詳しく見る by G-Tools歴史時代物に宗教モノ、他にも老人・クマー・家茂など本を選ぶ際に幾つか好きなジャンルがあるのだが、そろそろ谷崎というジャンルも立ち上げてもいいかもしれない。一昨年に猫と庄造と二人のをんなを読んでから、何度かリピした谷崎作品。なんという事の無い題材を、ついするするとページを捲らせてしまう引力がある。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qy0IMm0JL._SL160_.jpg" border="0" alt="蓼喰う虫 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top">蓼喰う虫 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1951-11-02<br />売り上げランキング : 29805<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />歴史時代物に宗教モノ、他にも老人・クマー・家茂など<br />本を選ぶ際に幾つか好きなジャンルがあるのだが、<br />そろそろ谷崎というジャンルも立ち上げてもいいかもしれない。<br /><br />一昨年に<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-271.html" target="_blank">猫と庄造と二人のをんな</a>を読んでから、何度かリピした谷崎作品。<br />なんという事の無い題材を、ついするするとページを捲らせてしまう引力がある。<br />巧みに人の「野次馬根性」を誘導するような引力も含めて<br />谷崎の心象や風景描写は、空気のようだ。<br />重さや軽さを感じさせず、ただするっと話の中に入ってしまう。<br /><br />離婚を考えている夫婦の、夫が主人公。<br />子供もあり、生活もそれなりに裕福で、<br />傍目には無難に夫と妻という役どころを演じているのだが<br />既に夫は妻を女として見ることがなく、<br />妻もそれを理解して、夫の承諾済みで不倫をしている──<br /><br />平成の御世なら「ま、そんな夫婦もいるでしょ」となるかもしれないが<br />これが書かれたのは昭和3年頃である。<br />ちょっとした当時のトレンディードラマ的な設定であり。<br />更に谷崎の実体験を語ったものでもある。<br /><br />谷崎の結婚歴を語るとややこしいのだが、<br />そもそも入れ込んでいた芸者の「妹」と結婚したことに始まる。<br />が、姉と違って家庭的な「妹」に次第に興味が薄れ、<br />その「末妹」を自分好みに育てようとする。(変態ですなあ…)<br />この「妹」に佐藤春夫が甚く同情し、二人の距離が近づく。<br /><br />この「末妹」が後に「痴人の愛」のモデルとなるのだが、さておき<br />次第に佐藤とイイ感じになった「妹」が、<br />谷崎の目に魅力的に見えてくる。(変態ですなあ…)<br />すったもんだあったらしいが、結局谷崎は「妹」を佐藤に譲る。<br />これが世に言われる「細君譲渡事件」だ。<br /><br />この一件を下地にしたのが、本書である。<br />ちなみにその後、谷崎はもう一度結婚に失敗したが、<br />最終的には理想の嫁さんをもらう。<br />どこぞの旦那のカミさんに、一目惚れしたのだとか。(アンタモスキネェ)<br /><br />長々と谷崎のゴシップを書き連ねたのは、<br />多分コレを知らないと、本書は「?」となるかもしれないからだ。<br />離婚を前提としながらも審判の日を伸ばし延ばしにする日常から<br />物凄く曖昧なラストで終わってしまう。<br />恐らく結末は「谷崎自身の結末」に繋がっているのだろう、と思われる。<br /><br />まあオチは実際に読んでいただくとして、補足。<br />谷崎は古典芸能にも造詣が深い。<br />主人公が義父の影響で文楽に興味を持つので、注釈が非常に多い。<br />注釈に邪魔されるのがヤな人は、<br />文楽を予習しておくとスッキリ読めるかもしれない。<br /><br />文楽は浄瑠璃という弾き語りに、人形劇をつけたものだ。<br />人形浄瑠璃というものが関西で発生し、今の文楽に繋がる。<br />最近はどちらの名も文楽を差すようだが、厳密には違いがあるらしい。<br />主人公はその源流ともいうべき淡路の人形浄瑠璃を見に行くのだが<br />その違いをつぶさに見ているくだりなどがある。<br /><br />概要だけ語れば、不倫中の妻に非があるようだが<br />離婚問題そっちのけで人形浄瑠璃にハマり、<br />義父にしれっと付き合っている様子からすると、夫も大概なのである。<br />そもそも夫も外に、必要な時のみの女もあるのだ。<br />ただタイミングだけが計れないと言う、奇妙な夫婦。<br /><br />主人公は妻を厭うている訳ではない。<br />むしろ自分好みの衣服をぴたりと用意する慣れ合いなどは重宝している。<br />それが無くなる日を寂しいとすら思いながら<br />女として妻を見られない事を悲しく、そして申し訳なく感じているのだ。<br /><br />タダの男側の言い訳じゃないの!と言われれば、その通りだ。<br />が、そんな「男の言い訳」を本にしてしまうところが、谷崎だ。(笑)<br />いわば谷崎は「古女房」「女」に対する私見を<br />日なた臭さのあるご当地芸能の味わいと<br />一段高い場所として見上げる古典芸能の格式になぞらえて<br />何となくそれらしい余韻までつけて、まとめてあるのだと感じた。<br /><br />なんかもうアンタすごいな!!!<br />当時の風景や男女の心理、<br />また古典芸能の知識などがふんだんにちりばめられ<br />古き良き含蓄を兼ね備えながらその実態は<br />「女房と畳は美(新)しいほうがよい」文学というギャップ。(←?)<br /><br />タイトルの「蓼食う虫」はことわざ通りに行けば<br />「まあ味も女の好みもイロイロだしネー」ということだ。<br />が、先述の佐藤春夫は谷崎ともめたときに<br />「秋刀魚の歌」というものを作っている。(※まだ青空文庫では読めない)<br />恋しい想いを秋刀魚にブツけた力作だ。<br /><br />「蓼(たで)」は不味くて食べられない意味の比喩だが、<br />アユの塩焼きにタデ酢をつけると、サッパリ辛くて美味い。<br />勝手な妄想だが、谷崎は<br />「サンマ」に対抗してこのタイトルつけたんじゃないだろうか。<br /><br />妻の味を、よくそんなモン食うねと揶揄しているのか、<br />それとも<br />妻が魅力を増すのをみて、その価値を見いだした佐藤に<br />遠まわしに感謝or嫉妬しているのか。<br />無関係だが、谷崎と妻の間にできた子供は鮎子ちゃんと言うらしい。(笑)<br /><br />、うん、やっぱりアレだよな谷崎。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />突然だが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />こちらとしては本人が好きで(?)デブるなら構わないが<br />成人病になって食事制限とか入院とか、面倒臭いことは御免である。<br />ダイエットは周囲からやらせることは難しい。<br />本人がその気にならないと、させられない。(←またマイペースだからこれが)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />半年くらいかけて徐々に体重が減少したので、<br />結果的には良いダイエットになったわけだ。<br />後は体重をキープしながら、健康麺から言えば少し運動すれば尚◎。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />その所為なのか、朝にふとみると<br />カップ麺の残骸や菓子の空き袋が放置されている。<br />いやオマエ、まだそんなレベルで痩せてねーし。<br /><br />ていうか隠れて食うならちゃんと最後まで隠せ。<br />
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この闇と光

この闇と光 (角川文庫)服部 まゆみ KADOKAWA/角川書店 2014-11-21売り上げランキング : 28516Amazonで詳しく見る by G-Toolsおー!面白かったーーーーーっっ!!!だけに、評が非常に書きにくい。この本をオススメするなら多分、一切の情報を持たないで読んでいただくべきと思うからだ。という訳で、100%ピュアピュアな読書を楽しみたい方はここで記事を読むのをやめて、またおいでくださいまし。イヤまあ、ちょっと一口味見して... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041023815/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51b2ffPwVgL._SL160_.jpg" border="0" alt="この闇と光 (角川文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041023815/haruhon-22/" target="_top">この闇と光 (角川文庫)</a><br />服部 まゆみ <br /><br />KADOKAWA/角川書店 2014-11-21<br />売り上げランキング : 28516<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041023815/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />おー!面白かったーーーーーっっ!!!<br />だけに、評が非常に書きにくい。<br />この本をオススメするなら多分、<br />一切の情報を持たないで読んでいただくべきと思うからだ。<br /><br />という訳で、100%ピュアピュアな読書を楽しみたい方は<br />ここで記事を読むのをやめて、またおいでくださいまし。<br />イヤまあ、ちょっと一口味見してからって人はスクロールで下へ。<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />・・・マジで、いいんだな?<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />主人公は4歳のレイア。<br />父親が「光の娘」と溺愛する程に、その姿は愛らしくて可憐だ。<br />だがその呼び名と反して、その目は光を見ることが出来ない。<br />盲なのだ。<br /><br />父親は大好きだ。彼女の世界の全てであり、光だ。<br />──が、ダフネは恐ろしい「闇」だ。<br />国王である父が居ない間、レイアはその恐怖に一人耐えている。<br />まだ幼いレイアがカップをひっくり返したり、上手く着替えが出来ないでいると<br />世にも恐ろしい声が怒鳴り、時には叩く。<br /><br />クマのぬいぐるみをひしと抱き、<br />「闇」の中、レイアは「光」が帰ってくるのを待っている──<br /><br />…という訳です。<br />え?まだ全然さわりの部分んじゃないかって?<br />そりゃまあ、1章の冒頭部分だけですからね。<br />えっ、もっと寄越せ?<br />マジすか。ピュア度が60%くらいになっちまいますよ?<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />本当にいいんだな?<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />父親のいない間、レイアは父が用意してくれたもので遊ぶ。<br />父が吹き込んでくれた「カセット」だ。<br />目の見えないレイアは、声でしか物語を聞くことができないのだ。<br />「赤ずきん」に「いばら姫」、「カエルの王様」、「白雪姫」…。<br /><br />「音楽」も聞く。時々ピアノの鍵盤も、叩いてみる。<br />お城にいたときは、テレヴィがあったのに。<br />けれど今は目が見えないから、テレヴィがあっても仕方ないのだけれど。<br /><br />という訳。<br />え、さっきと話が進んでないですと?<br />そりゃこれも1章の途中ですから。<br />なんと、まだ続きを話せと仰る。<br />もう知りませんよ。どうなっても。<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />後悔しませんね?<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />レイアは父親に文字を学ぶ。<br />触って読める本を、自分で読むようになっていく。<br />「ラプンツェル」「小公子」「小公女」「嵐が丘」<br />「デミアン」「草枕」「罪と罰」…。<br /><br />・・・・・・・・・?<br /><br />そして5歳の誕生日には、犬がプレゼントされた。<br />正確にはオーストラリアンシルキーテリア、だ。<br /><br />???????<br /><br />さあココまでです!ココまでですったら!!!<br />これ以上のネタバレは読むべきではありません!!<br />貴方の為に申し上げているのです!!<br />これ以上知ったら、この本の魅力は半減してしまう!!<br />続きが知りたくば、本屋へ行くか南国大河でぽちるのです!!<br /><br />えっ まさか<br />これ以上のネタバレを望まれると言うのか・・・?<br />なんと恐ろしい!本の魅力を80%オフにしても<br />この光と闇の絡繰りを知りたいと仰るのか!!<br />おお神よ…!<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />アンタも好きねぇ。(´∀`*)<br /><br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br />↓<br /><br />個人的には<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-608.html" target="_blank">その女、アレックス</a>よりよかった。<br />アレもキャラクターに読者が翻弄される物語だが<br />コッチの方がなんつーか、カワイイ顔してばばんばん★な感じ。<br /><br />あー、結局1章の話しかしなかったわー。<br />言いたいけど、やっぱり言えないわー。<br />語れないのもつれーけど、この面白さ半減させる方がつれーわー。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />今日は駄漫画もおやすみ。<br /><br />年に2回、半期まとめみたいなイラストを仕事で描く。<br />(べつに時事でなくともいいのだが、その方が分かり易いので)<br />ちなみに去年の今頃は<a href="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140310.png" target="_blank">真央ちゃんと羽生君</a>を、<br />2014前期はアナ雪を描いた。(※ディ●ニーは怖いから載せない・笑)<br /><br />が、2014年9月から現在まで、イマイチ明るいニュースがなかった。<br />ツイッター友にも相談に乗ってもらって<br />錦織君かUSJのハリポタか、いっそ駄目よダメダメ~にしとくかとか<br />ぼんやりした方向でPCに向かったら、突然脳内に彼が降臨。<br /><br /> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150304.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150304.png" border="0" width="300" /></a><br /> ※実際に仕事で使うのとは別デザイン<br /> ※似てないのは仕様です<br /><br />相談に乗ってもらった方々にはスマセ。<br />イヤでもよく考えればこの冬は<br />寒くなれば修造の不在を嘆き、温かくなれば修造の存在に感謝し<br />修造を想わぬ日はなかった気がするの。うん。<br /><br />今年は修造。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569820786/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XVoS9kTPL._SL160_.jpg" border="0" alt="(日めくり)まいにち、修造! ([実用品])" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569820786/haruhon-22/" target="_top">(日めくり)まいにち、修造! ([実用品])</a><br />松岡 修造 <br /><br />PHP研究所 2014-09-06<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569820786/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />…修造、実用品なんだ。笑。
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WJ2015年14号

ONE PIECE778 「TACTICS №5」ふおお…!扉絵連載、ドコへもっていくんかとおもったらポーネグリフに繋がってたんかいっ!Σ(゚д゚) 割と重要そうなアイテムが、こんなトコでポロリとか。(笑)まあでもある意味、コレは後にジンベエと麦わら海賊団が再会するフラグとも言えるか。よーし、パパ今回はポーネグリフのほうを語っちゃうぞー。世界中に点在すると言うポーネグリフ。情報そのものを記したものと、他のポーネグリフの場所を示... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20121231104712c1a.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20121231104712c1a.jpg" alt="wj" border="0" width="110" height="160" /></a></td></tr></table><br /><br />ONE PIECE778 「TACTICS №5」<br />ふおお…!扉絵連載、ドコへもっていくんかとおもったら<br />ポーネグリフに繋がってたんかいっ!Σ(゚д゚) <br />割と重要そうなアイテムが、こんなトコでポロリとか。(笑)<br />まあでもある意味、コレは<br />後にジンベエと麦わら海賊団が再会するフラグとも言えるか。<br /><br />よーし、パパ今回はポーネグリフのほうを語っちゃうぞー。<br /><br />世界中に点在すると言うポーネグリフ。<br />情報そのものを記したものと、他のポーネグリフの場所を示したものが2種類ある。<br />その材質は破壊することも傷つけることも出来ないとされ、<br />(そこにどうして文字を掘るのかギモンだが、通常の方法ではないのかも)<br />つまりは紛失・書き換えができない、伝達に適した材質と言える。<br /><br />数は明らかになっていないが、本編には<br />アラバスタ・空島・魚人島でその内容が語られている。<br />内容は不明なものの、今は無きオハラと<br />ロビンが単独で見つけたものが他にも複数ある。<br /><br />書かれていた内容は、アラバスタでは「プルトンの在処」、空島では「ポセイドンの在処」<br />内容と言っても全文が書かれている訳ではないのだが<br />面白いのはどちらも魚人が関わっていることだ。<br />まさかアラバスタのソレに「トムさんがもってるおw」とは書かれていないだろうが<br />「魚人族にそれを託した」的なことは書かれてた?かも???<br /><br />これは麦わら海賊団が「順路」で来ている証拠でもあろう。<br />ならば次は当然「ウラヌスの在処」の筈だが、<br />魚人島のそれは「ジョイボーイなる者の謝罪文」だったのだ。<br />個人的にはこのジョイボーイが「海賊王の航路」の<br />オリジナルなんじゃないかと思ってるんだが、それはとりま置く。<br /><br />ともあれ魚人島には「ウラヌスの在処」は置かれなかった。<br />置くべきでないと判断したのか、出来なかったのかは不明だが<br />その場所になったのが表紙連載の「遺跡の町」なんじゃないか。<br />遺跡ということは、なにかしらで滅んだ町なのだろう。<br />水没した可能性もある。<br />トムさんのいたウォーターセブンも同じ運命を辿るかもしれないと考えると<br />何やらちょっと因縁を感じなくもない。<br /><br />迷子の子猫や犬のおまわりさんが住んでるということは<br />ここは海王類に「守られて」いるわけだ。<br />アラバスタの王族が、空島のシャンドラがそれを守っていたように。<br />本来なら魚人がウラヌスの在処のポーネグリフを守ってもいいのだが<br />そう出来ない事態が勃発し、それがジョイボーイの謝罪に繋がっているのかも?<br /><br />要は何事も無ければルフィたちは、この遺跡の町に行ってたんじゃないかって事。<br />ここでジンベエと半仲間の協定をとりつけ<br />別の「D」であるローに遭ったのは、運命と思えなくもない。<br /><br />ジンベエなら魚人島にあったポーネグリフの存在を知ってるんじゃないか?<br />オトヒメ王妃の墓の近くにあったのだから、その可能性はある。<br />なら文字は読めなくとも、見れば同じものだということが分かるだろう。<br />移動させるのは難しそうだから、ジンベエなら念の為<br />メモくらいとってくれるんじゃないかな。<br /><br />や、恐らくジンベエはビッグマムかその勢力下を訪ねるつもりだったんだろうから<br />この遺跡が打ち上げられた場所は、麦わら海賊団の航路上にあるのかも。<br />一体何時になるのかはワカランが(笑)<br />ロビンちゃんがこの文字を解読して「コレは…」となる場面が来るだろう。<br />いやもうホント、何年後だよっていう。(笑笑)<br /><br />ポーネグリフはワンピースと無関係ではないだろう。<br />「繋げることで読むリオ・ポーネグリフ」<br />つまりはDの歴史を知ることは恐らく、最終地ラフテルで大きなキーとなる。<br />コレも多分だが、ロジャーやレイリーはもう答えを9割方知っている。<br />だが多分「時間」だけが足りなかったのだ。<br />余命いくばくもないロジャーの時間だけが。<br /><br />なんにしろ、Dの歴史は魚人や空島人達の存在があってこそ<br />ずっと守られてきたのだ。(アラバスタもだけど)<br />いうなれば「異形」の者たちだ。<br />その者たちが理由も知らぬまま「守れ」と言われていたというのは<br />彼らにとって住みよい世界だったからだろう。<br />今のワンピース世界にあるような「差別」は恐らくなかったのだ。<br /><br />その均衡を崩した者が、いる筈なのだ。<br />「不老不死」というキーワードがでてきたことからも<br />ひょっとして今も生きていたりするのかもしれん。<br />Dの敵対者なのか、よもやDから出た反乱分子なのか、<br />世界政府・五老星・カイドウと怪しいのはイッパイいるので、まだ予測できないが。<br /><br />まあ本編の話をまったくしないのもアレなので、ちょっとだけ。<br />「TACTICS №5」って5つ目に思いついた作戦てことかw<br />あー!オオロンブスね!<br />キングパンチをただのお掃除係にしてしまうゾロ、あっぱれ(笑)。<br /><br />「三千世界」って最初、えれーでけー技名つけるなあと思ってたんだけど<br />ゾロの力によって伸びしろも無限って事なんかもな。<br />三千世界とは、仏教用語で宇宙の存在のこと。<br />でっけー世界が集まって更にでっけー世界を作ってるんだよ!的な。<br /><br />さあっ!やっとルフィとドフラ戦くるかっ!!<br /><hr size="1" /><br />新連載:バトルものくるの久しぶりだねー。<br />    前の読切はギャグもそこそこ入ってて読みやすかった気がする。<br />    連載でもそのさくっと感が生きれば続くかなと。<br />食戟:メガネ女子の緋沙子ちゃんも素敵っw<br />ロギイ:特徴ってあきらかに眉なしだろ。<br />ヒーロー:尾白くんのシッポがもっともふもふなら<br />     人気キャラになれたかもしれないのに。<br />ハイキュー:やっぱこれ試合の流れと見せ方が面白いんだなw<br />暗殺教室:前の担任は噛んでくるとは予想してたけど、よもやの身内が。<br />     まあでもこれは誤解(?)溶けそうなヨカン。<br />魔法:うむうむ、さくさく進んでいい調子。<br />超能力:ヤンキーいると海藤のキャラが微妙にあぶれてしまうなw<br />ニセコイ:千棘エンドだといまひとつ盛り上がらない自分。<br />ブリーチ:なんだかんだと頼りになるマユリ様www素敵w<br />     藍染がまさか実はイイヤツだったとかこねーだろーな。<br />相撲:戦後1回だけあったそうです。不浄負け。<br />学糾法廷:ってか猿飛君、アンタが犯罪者・・・。<br />磯兵衛:カーチャン主役で1冊描けそうなこの圧倒的存在感ッッ…!<br />    (他の主婦とあんま見分けつかないけど)<br /><br />卓球そろそろ終了フラグかねえ。<br />ジャンプ連載が続くかどうかって<br />毎週(´・ω・`)キリッとまとめられるかがミソなんだろうなー。<br />そういう意味で風呂敷デカい話は厳しい。<br />まあ何回か掲載されるようになると、少しは<br />読者から様子見される余裕が与えられるんだろうけど<br /><br />司馬先生の本を4冊読んだ所為で、仕事の時間が足りなくなった。(笑)<br />まあ自業自得なんだけどやべーわ。<br /><br />今日はここまでーーーーーーーーぃ。<br />
  • Date : 2015-03-03 (Tue)
  • Category : WJ
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胡蝶の夢 4

胡蝶の夢〈4〉 (新潮文庫)司馬 遼太郎 新潮社 2005-03売り上げランキング : 38905Amazonで詳しく見る by G-Tools胡蝶の夢 1胡蝶の夢 2胡蝶の夢 3「胡蝶の夢」とは、荘子の説話だ。蝶となってひらひらと舞う夢から覚めた荘子が、蝶であったことが現実か、それとも目覚めた己が現実かと疑問に思う。もし己がただ1匹の蝶だとしたら、儚いことだ。だが自由に舞うことも叶わぬ己も、儚いことでは同じではないか──新選組の小説なりな... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101152306/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DCVK6SKVL._SL160_.jpg" border="0" alt="胡蝶の夢〈4〉 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101152306/haruhon-22/" target="_top">胡蝶の夢〈4〉 (新潮文庫)</a><br />司馬 遼太郎 <br /><br />新潮社 2005-03<br />売り上げランキング : 38905<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101152306/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-622..html" target="_blank">胡蝶の夢 1</a><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-623..html" target="_blank">胡蝶の夢 2</a><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-624..html" target="_blank">胡蝶の夢 3</a><br /><br />「胡蝶の夢」とは、荘子の説話だ。<br />蝶となってひらひらと舞う夢から覚めた荘子が、<br />蝶であったことが現実か、それとも目覚めた己が現実かと疑問に思う。<br />もし己がただ1匹の蝶だとしたら、儚いことだ。<br />だが自由に舞うことも叶わぬ己も、儚いことでは同じではないか──<br /><br /><br /><br />新選組の小説なりなんなりを読んだ方なら、御存知だろう。<br />鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸へ戻り、<br />幕命で甲州へ赴いた際、新隊員をかき集めるくだりがある。<br />数百人程度とはいえ、短期間でよく集まったもんだと思っていたのだが<br />これが部落の民だったのだ。<br /><br />江戸の部落を取り仕切っていた13代目・弾左衛門は<br />幕府の制度に甘んじることで、大名並みの居を構えていたという。<br />ただ、身分だけが無かった。<br />巨額の富を持ちながら、「人」ではなかったのだ。<br /><br />万にもなる人員を動かせ、資金がたっぷりの御仁とくれば<br />薩摩や長州が目を付けない訳がない。<br />その前に良順がこれを止め、弾左衛門は交換条件として「人」の身分を欲する。<br />部落民たちはこうして、崖っぷちの幕府の片棒を担ぐこととなった。<br /><br />既にこの頃、慶喜は大政奉還を独断し、幕府は実質無くなっている。<br />弾左衛門をはじめ数十人はこの後、「人」の身分を与えられる。<br />明治には「部落解放令」が出される。<br />実質には公的に蔑称がなくなっただけで差別は残ったとは言え、<br />200年も絶対不動であったものが共に形を変えたというのは、興味深い。<br /><br />良順は後世、軍医総監となった。<br />寛斎は出世の道を蹴り、徳島の地で町医者に戻った。<br />が、70才で北海道の開拓人生を始める。<br />そして伊之助は──<br /><br /><br /><br />──長々と評を書いたが、正直なところどう締めくくっていいのか分からない。<br />彼らは何かを成した人間ではあるが、成し遂げた訳ではないのだ。<br />医学や語学、そして差別という因習は<br />解決されない問題を抱えながら、今現在も刻一刻と変化している。<br /><br />武と政が激しく火花を散らした明治維新。<br />その陰で文の世界では、さまざまなものが古い文化に刃を放っていた。<br />そこに血は流れない。<br />だが因習という敵は、武器では断ち切れない。<br />「新しいもの」を受け入れることは、人類の最大の挑戦かもしれない。<br /><br />自分達は多くの新しいものを受け入れてきた。<br />だがまだ多くの古いものにも囚われている。<br />本書の時代が遠いものとは思えず、<br />江戸時代と平成の狭間を、読後感がひらひらと彷徨う心地がする。<br /><br />同じ場所から飛び立ち、真逆の場所へ辿り着いた良順と寛斎。<br />しかし能力にも時代にも囚われなかった伊之助は<br />ひょっとして、はるか高い場所を自由に飛んでいたのかもしれない。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><br />関寛斎の生涯を求めて読んだが、<br />結果的にそうではなかったものの、非常に満足した。<br /><br />もともと自分は歴史物が好きだが<br />既読の本が何処かに繋がるのが、多分好きなのだ。<br />今回特にいろんな本が繋がって、ものすごくワクワクした。<br /><br />ONE PIECEが好きなのも、多分この辺の感覚による。<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-624..html" target="_blank">妹さんの3分クッキング</a>続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150301-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150301-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150301-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150301-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />多分配色センスとかレイアウトテクニック的な意味で言えば<br />妹さんのソレは別に悪くないと思うんだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150301-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150301-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150301-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150301-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />後年、昼に食べるまでそれを「アーモンドスライス」だと<br />思っていたことが判明したが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150301-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150301-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />やはり人は因習から逃れらぬのか(苦悩)<br />
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