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はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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紅茶と薔薇の日々

紅茶と薔薇の日々: 森茉莉コレクション1食のエッセイ (ちくま文庫)森 茉莉 早川 茉莉 筑摩書房 2016-09-07売り上げランキング : 33254Amazonで詳しく見る by G-Tools森鴎外の長女・茉莉(まり)さんのエッセイコレクション。オハツの1冊にするにはちょっと不向きだったかもしれない。様々な雑誌や全集からより抜きしているので「前にも書いたが…」「次に書こう」と書いてあっても話が繋がらず、「???」となるところが何カ所か... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433805/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/411yYBQKtjL._SL160_.jpg" border="0" alt="紅茶と薔薇の日々: 森茉莉コレクション1食のエッセイ (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433805/haruhon-22/" target="_top">紅茶と薔薇の日々: 森茉莉コレクション1食のエッセイ (ちくま文庫)</a><br />森 茉莉 早川 茉莉 <br /><br />筑摩書房 2016-09-07<br />売り上げランキング : 33254<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433805/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />森鴎外の長女・茉莉(まり)さんのエッセイコレクション。<br />オハツの1冊にするにはちょっと不向きだったかもしれない。<br /><br />様々な雑誌や全集からより抜きしているので<br />「前にも書いたが…」「次に書こう」と書いてあっても話が繋がらず、<br />「???」となるところが何カ所かあった。<br />まぁソレは自分の選書ミスなのでさておいて、<br />お嬢様ゆえの異世界感は間違いなく本書の味だと思う。<br /><br />基本は自称「食いしん坊」の茉莉さんの食エッセイであり、<br />それにまつわる鴎外パッパや家族との思い出が書かれている。<br />が、子供の思い出にしてはなんだかハイソであり、<br />ドラえもんでいうとスネ夫の自慢話を聞いてるのに近い気がする。<br />が、そこに全くイヤミがないのが、お嬢様たるユエンだ。<br /><br />1章ののっけから、幼い頃の思い出は「上野精養軒」と仰る。<br />そこでステェキかロオスト・ビイフかコオルド・ビイフを召し上がるのが常だとか。<br />またご家庭ではパッパがドイツの料理本を訳して作らせた<br />キャベツ巻やコロッケ、ポテトサラダなどが並んだとか。<br /><br />キャベツ巻──、多分ロールキャベツのことだろうが、<br />恐らく鴎外が「日本語ではキャベツ巻だな」とでも訳したのだろう。<br />この直訳語になにやら、混じりけの無い純度の高さを感じる。<br />そしてステェキである。<br />ステーキではないのである。<br />老舗とか肉が良質とか言う次元ではない、未知なる肉との遭遇を感じる。<br /><br />いや、胡瓜もみなんて庶民的な食べ物も出てくるのだが、<br />その食べ方も流儀とでも言おうか、茉莉さんのコダワリがあるのだ。<br />ご一緒にお茶漬け頂いたら喉が詰まるだろうが(笑)<br />食通気取りというのではなく、お嬢様のワガママとでも言おうか、<br />「はいはい、ではそのように」と思わせてしまう何かがあるのだ。<br /><br />エッセイというより、清少納言の枕草子のような空気を感じた。<br />徒然なるままに書き散らした小話というか<br />正直なトコロ、話がポンポン飛んだりする部分もある。<br />桃の話から芋の話、そこから鴎外の便通の話からサーベルの話、<br />そして鴎外がくれた手紙に心慰められたオチがつく。(笑)<br /><br />うん、いる。お嬢様にこういう人。<br />起承転結がシームレスでとめどないっていうか、オチないっていうか。<br />事実、本書は改行が極端に少ない。<br />段落の中で話が二転三転して、お嬢様お待ちくだされってなる。<br />だが確かに、そのお嬢様味がこの文章を作っている。<br /><br />コーラ中毒だという、お嬢様にあるまじきくだりもある。<br />が、茉莉さんはコーラには必ず<br />レモンと蜂蜜を少しばかり垂らしてお飲みになるのだそうな。<br />イヤ自分は炭酸飲めないからわかんないけど、もはや別物な気がする。<br />既にジャンクフードの域を脱しているような…。<br /><br />しかしやはり、パッパとの思い出が面白い。<br />ドイツ衛生学の信者だった鴎外は、<br />子供たちに火を通していないモノは食べさせなかったらしい。<br />果物も煮るんだそうな。<br />いやうん、ソレはうちのおかんが一時やってたから<br />何となく仲間意識を持たないでもないのだが。(↑とてもメイワクでした)<br /><br />とにかくパッパは娘が好きで、娘はパッパが好きなのだ。<br />きっとその愛情があったからこそ、茉莉さんは幾つになっても<br />筋金入りのお嬢様でいられるのだ。<br />だからイヤミがない。<br />部屋にガスコンロがない小さなアパートに在ってすら<br />(※鴎外の著作権が切れてからは自活されていたと聞く)<br />彼女の言葉には幸福なお嬢様が微笑んでいる。<br /><br /><blockquote><p>父は飲み物のチョコレエトが好きで、それを削って溶かして飲んでいた。<br />白縮の襯衣(シャツ)と洋袴(ズボン)下の父と、<br />白い分厚いカップに入ったチョコレエトと、兜虫が並んだような独逸語の本──(略)<br />(ココアではなくチョコレエトがメニューにあった)下北沢の風月堂を、<br />私は大好きであった</p></blockquote><br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめつれづれ。<br /><br />■誰得?!俺得!!素ボディ&レーシングカート<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161011-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161011-1.jpg" alt="20161011-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「サーキットの狂犬とはオレのことだあああ!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161011-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161011-2.jpg" alt="20161011-2.jpg" border="0" width="400" height="382" /></a><br /><br />「なんぴともオレの前は走らせねえぇぇぇ!!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161011-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161011-3.jpg" alt="20161011-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…ぴったり横走んなよ」<br /><br />まあ遊園地ではドッチも同じようなスピードだしな(笑)<br /><br /><br />■次回予告・ホネハウスリフォーム<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161011-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161011-6.jpg" alt="20161011-6.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />またやってまいました~。<br />例によって作業工程はほとんど写真撮ってないけど…。<br />お披露目だけ。<br /><br /><hr size="1" /><br />先日友達とキノコ鍋食べてきた。<br />キノコが多い鍋じゃなくて、ホントにキノコオンリー。<br /><br />■20~30種類くらいはいってんだぜ!<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161011-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161011-4.jpg" alt="20161011-4.jpg" border="0" width="402" height="202" /></a><br /><br />キノコってええダシでるんやねえ。最後の雑炊がメチャ美味かった。<br />夏に疲れた胃にやさしい外ゴハンでしたー。<br />
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甘いお菓子は食べません

甘いお菓子は食べません (新潮文庫)田中 兆子 新潮社 2016-09-28売り上げランキング : 19932Amazonで詳しく見る by G-Tools40代の女性に焦点を当てた短編集。6編が登場人物を通してほんのり連作になっている。結婚について私たちが語ること、語らないこと41歳にして、会って3時間でプロポーズされた女の心情と、周囲の意見。花車「もう僕はセックスしたくないんだ」と夫に言われた46歳の妻。遊郭などを取り仕切る女主人を花車と呼... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410120621X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51yhFJAHBLL._SL160_.jpg" border="0" alt="甘いお菓子は食べません (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410120621X/haruhon-22/" target="_top">甘いお菓子は食べません (新潮文庫)</a><br />田中 兆子 <br /><br />新潮社 2016-09-28<br />売り上げランキング : 19932<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410120621X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />40代の女性に焦点を当てた短編集。<br />6編が登場人物を通してほんのり連作になっている。<br /><br /><strong>結婚について私たちが語ること、語らないこと</strong><br />41歳にして、会って3時間でプロポーズされた女の心情と、周囲の意見。<br /><strong>花車</strong><br />「もう僕はセックスしたくないんだ」と夫に言われた46歳の妻。<br />遊郭などを取り仕切る女主人を花車と呼ぶ。<br /><strong>母にならななくてもいい</strong><br />キャリアウーマンの47歳の独身女性。実家の母が急逝し、<br />残された父や仕事、割り切った恋愛のさまざまを思う。<br /><br /><strong>残欠</strong><br />「坊ちゃん」の清のような生活をしてみるという42歳の専業主婦。<br />その理由が読むうちに理解できる。タイトルは欠けて不完全なものの意。<br /><strong>熊沢亜里紗、公園でへらべったくなってみました</strong><br />49歳でリストラされた独身女性。就活はままならない。<br /><strong>べしみ</strong><br />ある日突然、性器に男の顔のようなものが出来たアラフォー女性の話。<br />べしみは「癋見」で、天狗や鬼を模した能面のこと。<br /><br />女による女の為のR18文学賞(そんなのあるんだ…)受賞作ということで<br />ある意味非常に「女性向け」となっている。<br />40と言う若くはない、それでいて老いとも開き直れない妙齢。<br />「乙女心」と呼ぶには多少ホラーな(笑)心情は、やや生々しい。<br /><br />またどの話もスッキリ解決する訳ではない。<br />女性は「共感」することで満足を得る、などという俗説がある。<br />ああそうよねえ、そうなのよという読後感がオチだと考えると<br />なかなか鋭い構成であると思う。<br /><br />全く共感できない世代や性別でも恐らく<br />うわー、確かにババァ(失礼)とかこーゆー面倒なコト考えてそうだわとか<br />違う意味での「共感」を得るんじゃないかと思える。<br />「女性」という題材を上手く使っている。<br /><br />個人的には、短編集の中では毛色の少し違う「残欠]がよかった。<br />一見、主人の浮気をそれとなく感じている専業主婦という<br />この短編集に沿った話に見えるのだが、<br />実はこの主婦はアルコール中毒の治療中なのだ。<br /><br />自分は酒は付き合い程度にしか飲まないし<br />ジーサンが半分この病気に足をツッコんでいたので<br />一昔前のドラマにありがちな(笑)飲むわ暴れるわという<br />アナログなタイプにしか心当たりがない。<br /><br />が、その描写をひどく生々しく感じた。<br />この病が「治療」というより「自己との戦い」であること、<br />気が狂いそうなほど永遠に続く「禁止」、<br />それをギリギリのところで踏みとどまっている姿など<br />自分の知らない事である筈なのに、ひどくリアルな気がした。<br /><br />多分だが、このストーリー達の主人公が男性だったとしたら<br />その印象は随分と変わるのではないかと思う。<br />弱さとも甘さともつかない、愚痴とも決心ともいえない<br />ねっとりとした生々しさは、女性ならではの形を成している。<br />先に「女性向け」と言ったのは、そういう意味だ。<br /><br />多少、冗長な部分が無くもないのだが<br />これまた女性の1人語りと言う構成では、功を奏している。<br />コレがデビュー作だということで、次作の題材を楽しみにしたい。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。ガチャいろいろ。<br /><br />■「かっこいいオッサン」と言うガチャ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-0.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-0.png" alt="20161003-0.png" border="0" width="296" height="300" /></a><br /><br />コレをとりま2つだけゲット。<br /><br /><br />■いつぞやのジムガチャとオッサンの活用法。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-1.jpg" alt="20161003-1.jpg" border="0" width="400" height="355" /></a><br /><br />「トレーニングのおかげで、ちょっと持てるようになったんだ」<br />「ふーん」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-2.jpg" alt="20161003-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ふんっ!」<br />「!?」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-3.jpg" alt="20161003-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ちょっとだけどねー」<br />「…いや、かなりすげー」<br /><br />汎用性高そうなので、まじでフルコンプしたい。<br /><br /><br />■カプセル枯山水(ガチャ)<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-7.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-7.png" alt="20161003-7.png" border="0" width="300" /></a><br /><br />いやこれ欲しくて探してたんだよね!<br />コレを使いたいがために、箱庭をチョット手入れする。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-5.jpg" alt="20161003-5.jpg" border="0" width="480" height="458" /></a><br /><br />が、却って庭をキチンと造りたくなり、また大工仕事をしたくなってきた。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161003-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161003-6.jpg" alt="20161003-6.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />そんな訳で、砂は保留。<br />現在、手元では増築リフォームに絶賛取りかかり中…。(苦笑)<br /><br />
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七十歳死亡法案、可決

七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)垣谷 美雨 幻冬舎 2015-02-10売り上げランキング : 78503Amazonで詳しく見る by G-Toolsスゴいタイトルである。その名の通り、日本で70歳以上の高齢者は何らかの方法で死亡させられるという法案が、強行採決で通る。施行は2年後──と言う設定だ。まあ実際にそんな法案が通ることはなかろうが、事実日本の高齢者は全人口の3割に迫る数字にのぼり、財政でも医療や年金が占める率は高い。いわゆ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344423054/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61awsZldDEL._SL160_.jpg" border="0" alt="七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344423054/haruhon-22/" target="_top">七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)</a><br />垣谷 美雨 <br /><br />幻冬舎 2015-02-10<br />売り上げランキング : 78503<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344423054/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />スゴいタイトルである。<br />その名の通り、日本で70歳以上の高齢者は<br />何らかの方法で死亡させられるという法案が、強行採決で通る。<br />施行は2年後──と言う設定だ。<br /><br />まあ実際にそんな法案が通ることはなかろうが、事実<br />日本の高齢者は全人口の3割に迫る数字にのぼり、<br />財政でも医療や年金が占める率は高い。<br />いわゆる「2025年問題」も持ち上がっている。<br />楽観視していい状況ではない事は確かなのだ。<br /><br />当然、賛成派と反対派とで毎日、TVやニュースで討論が繰り返されている。<br />が、主人公である主婦は密かに賛成派だ。<br />ワガママな義母の介護生活に、15年も耐えたのだから。<br /><br />夫は仕事ばかりで、介護どころか話すら聞いてくれない。<br />息子は銀行を辞め、ずっと引きこもりが続いている。<br />娘には家を出てから、距離を置かれている。<br />当の義母は感謝の言葉すら口にしない。<br />昔は 昔はこんなではなかったのに──<br /><br />無論、日本の財政の問題は高齢化社会によるものだけではないし<br />極端と言えば極端なストーリーなのだが、全くのフィクションでもない。<br />身につまされる程には、リアルな距離にある。<br /><br />先日読んだ<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-929.html" target="_blank">犯罪は老人のたしなみ</a>はスウェーデンの話だが<br />日本と違って、寝たきり老人はほぼいないと言われている。<br />なんのことはない。<br />延命だけの治療は基本、行われないからだ。<br />──自力で食べられなくなったとき、それは「死期」ということになる。<br /><br />また介護施設の概念も、日本のそれとは少し違う。<br />うちも大叔母が入っていたが、「集団生活」と言う前提で<br />入居者は管理の下、同じスケジュールで過ごすことになる。<br />大叔母はずっと一人暮らしで、歌や踊りで身を立てていた。<br />なので逆に全員で童謡などを唄わされる時間が大嫌いで<br />「右も左もジジババばっかりでかなんわ!」と憤慨していた。<br /><br />まあ大叔母もがっつり「婆」的な年齢だったので<br />ツッコミを誘う優良なボケではあったのだが<br />その後みるみるボケをかます気力も衰えたのは、胸に痛かった。<br /><br />海外の老人小説は「老人ホーム」と言っても、日本のような閉塞感がない。<br />酒を呑んだり旅行をしたり、時には事件に巻き込まれたり(笑)と<br />賄い付きのアパートメントに暮らしている感覚なのだ。<br />スウェーデンでも介護は「自立の援助」として在る。<br />国の補助があるからこそ、老人たちは「自活」ではなく「自立」に専念できる。<br /><br />福祉大国の名はダテじゃない。<br />「平均寿命」ではなく、「健康寿命」に焦点を当てているのだ。<br /><br />本書の、その部分に大胆な形で切り込んだ部分は賞賛したい。<br />が、家庭介護の解決という範囲に話が留まったのは残念。<br />日本の高齢者社会は多分、もっと別の問題を多々含んでいる。<br />問題小説と言うには、丸く収まりすぎ感がなくもない。<br /><br />ただこの小説には「やり手の首相」が出てくるのだが<br />その首相が発案し、議員を順番で「トークさせる番組」がある。<br />確実にネットでイジられそうな題材だが(笑)、悪くないと思う。<br />目下この国に大事なのは、国民に<br />「選ぶ」のではなく「考える」姿勢を産むことじゃないかとも思う。<br />「イイネ!」や「シェア」の先にまだあるもの。<br /><br />小説だからオチはついているが<br />コレは問題小説と言うより、問題提起小説であろう。<br />そういう意味では本書はとっつきやすく、いい題材だと思う。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />日本のスゴイを賞賛した番組がいくつがある。<br />自分もアレは別にキライではないが<br />逆バージョンもたまにはやればいいと思う。<br /><br />日本では勉強出来ないものを勉強したくて海外へ行く人、<br />日本が及ばない海外の伝統や制度だってあるのだから<br />そこを明らかにしないと公平ではないと、いつも思う。<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。X線?編。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160928-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160928-1.png" alt="20160928-1.png" border="0" width="400" height="286" /></a><br /><br />「んー?」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160928-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160928-2.png" alt="20160928-2.png" border="0" width="400" height="286" /></a><br /><br />「おお、なるほど」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160928-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160928-3.png" alt="20160928-3.png" border="0" width="400" height="286" /></a><br /><br />「次はコイツか」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160928-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160928-4.png" alt="20160928-4.png" border="0" width="400" height="286" /></a><br /><br />「おもしろかったー?」<br />「いや全然」<br /><br />変わんねーもんな、コイツらじゃ。(笑)<br /><br /><br /><hr size="1" /><br /><br />実家で百均に立ち寄った時、みつけたウッドクラフト。<br />ホネにはサイズがちと大きいのだが、コレだけはいいサイズだった。<br /><br />■くるま!<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160928-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160928-5.jpg" alt="20160928-5.jpg" border="0" width="314" height="946" /></a><br /><br />100円ではかなりの完成度。お家のインテリアとかにはよさげ。<br />でもワシのホネは真っ赤なスポーツカー乗るタイプじゃなさげ。<br /><br />…霊柩(強制終了)<br />
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犯罪は老人のたしなみ

犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 木村 由利子 東京創元社 2016-09-10売り上げランキング : 44268Amazonで詳しく見る by G-Tools普段翻訳モノをほとんど読まないのだがロウジンスキーとしては見過ごせないタイトルで購入。原題は「Kaffe med rån」、スウェーデン語で直訳すれば「強盗とコーヒー」。すげーな。コーヒーはどうやってロウジンノタシナミに変身したんだろう。舞台はさる老人... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488151051/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519zafIRV6L._SL160_.jpg" border="0" alt="犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488151051/haruhon-22/" target="_top">犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)</a><br />カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 木村 由利子 <br /><br />東京創元社 2016-09-10<br />売り上げランキング : 44268<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488151051/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />普段翻訳モノをほとんど読まないのだが<br />ロウジンスキーとしては見過ごせないタイトルで購入。<br />原題は「Kaffe med rån」、<br />スウェーデン語で直訳すれば「強盗とコーヒー」。<br />すげーな。コーヒーはどうやってロウジンノタシナミに変身したんだろう。<br /><br />舞台はさる老人ホーム。<br />5人の老若、いや老老男女たちは重大な問題について合議していた。<br />オーナーが変わってからというもの、酷い待遇になった。<br />コーヒーは自販機、食事は冷凍モノ、他にもあれこれ規制され、<br />有意義であるべき老後がちっとも楽しくない。<br /><br />世界でも有数の福祉先進国をうたわれる北欧が舞台だと思うと<br />なんだか別の衝撃が身体を突き抜ける。<br />老人小説は読みたいけど、君たちの国だけはやっちゃいけないんじゃ…?<br />しかしこの事が後に、別の衝撃をも生むことになる。<br /><br />自分達の「老後」を充実させるために色々オイタを、<br />否、工夫を凝らしてオーナーと闘いを繰り広げる彼らだったが<br />ステキでナイスなアイディアを思いつく。<br />こんな暮らしをするくらいなら、刑務所の方がよほどマシだ。<br />数年で出てこれるような「犯罪」を犯して刑務所で暮らし、<br />その後はその「戦利品」で楽しく暮らせばいい──<br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">いやもうなにいってんのこのヒトたち。</span></strong><br /><br />ゆとりなの?福祉大国のゆとりなの?<br />通常の老人小説と違うトコで心がザワつくわ。<br />しかも彼らは人を不幸にするような犯罪を好まない。<br />誰も傷つかない、損をしない、罪のない犯罪を目指そうと誓うのだ。<br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">いやもうな(略</span></strong><br /><br />思いついたのは国立美術館の名画。<br />これを誘拐し、身代金をいただくのだ。<br />さあ老人だらけの窃盗団、歩行器に乗っていざゆかん──<br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">(略</span></strong><br /><br />ほぼ老人の座談会だけで計画は決められ、<br />セキュリティやその他諸々は目視だけで確認するというアナログさ。<br />同じ老人小説の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-734.html" target="_blank">もう過去はいらない</a>や<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-639.html" target="_blank">旅のお供に殺人を</a>のようなドキバクとはまた違う。<br />なんかこのジーサンバーサンを正坐させて並べたくなる衝動に襲われる。<br /><br />そんなもん上手くいくワケないやろ!!<br />ええか人生っちゅうのはキビシイねん!ンな簡単に…<br /><strong><span style="font-size:x-large;">成功してまうんかーーーーーい!┌(`Д´)ノ)゚∀゚)スパーン</span></strong><br /><br />いや、ストーリーが雑な訳ではないのだ。<br />次から次へと彼らを襲う困難は細かに描写されているし<br />それを切り抜ける手腕もキッチリ書かれている。<br />だがその度にシャンパンを開けて乾杯している姿に<br />思わずカクテルグラスを掲げて「なんでやねーーん!」と言いたくなる。<br /><br />多分だが、細かに書かれている事でのテンポの悪さもある。<br />ストーリーとしては映画「人生に乾杯」的な老人犯罪なのだが<br />時代が変わり、アナログさがウリ(?)の老人と<br />テクノロジー社会に微妙な段差ができており<br />そこにスロープを敷いたような「甘さ」も若干なくはない。<br /><br />が、そんな「お嬢さんお坊ちゃん」的なジジババであるのも<br />スウェーデンという福祉大国ならではのキャラかもしれない。<br />国ごとに老人小説を分析したら、案外面白いのかも。<br /><br />そんな訳で、老人小説は翻訳モノも積極的に読みたく思った次第である。<br />老人小説は中年のたしなみ。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />先日実家に帰った時の話。<br /><br />子どもの頃からずっとつきあいのある又従兄弟がいる。<br />親戚と言うより感覚ではトモダチなのだが<br />そやつのオッチャンが夏にガンで亡くなったので<br />今回はそのお悔やみと言う用事もあった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160921-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160921-1.png" alt="20160921-1.png" border="0" width="435" height="264" /></a><br /><br /><br />オッチャンはホスピスのような病練に入院していたので<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160921-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160921-2.png" alt="20160921-2.png" border="0" width="437" height="287" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160921-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160921-3.png" alt="20160921-3.png" border="0" width="436" height="287" /></a><br /><br />オッチャンは生演奏で六甲おろしを熱唱し<br />その夜のうちに亡くなった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160921-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160921-4.png" alt="20160921-4.png" border="0" width="436" height="271" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160921-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160921-5.png" alt="20160921-5.png" border="0" width="433" height="282" /></a><br /><br />無論お返し(?)にワシはばーちゃんの葬儀ネタを披露し<br />互いにゲラゲラ笑っておひらきとなった。<br />関西やなあオモタ。<br /><br />しかし小さい頃からバカ話ばっかりしてたワシらも<br />墓や葬儀の話するようになったんだなと、感慨深い逢瀬でもあった(笑)<br />
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不死症

不死症 (実業之日本社文庫)周木 律 実業之日本社 2016-06-03売り上げランキング : 18911Amazonで詳しく見る by G-Tools※注:ややネタバレを含みますゾンビ映画が好きである。死体ながら独特の進化を遂げ、更に強化されるというポケモン顔負けのホラーキャラクターであるのがスゴい。日本でもゾンビ映画はあるのだが(全部は見てないが)海外のゾンビ映画とは多少趣が異なり、どちらかというと「怨霊」オカルト色が強い。だがソレ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Lwlyu1mYL._SL160_.jpg" border="0" alt="不死症 (実業之日本社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top">不死症 (実業之日本社文庫)</a><br />周木 律 <br /><br />実業之日本社 2016-06-03<br />売り上げランキング : 18911<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />※注:ややネタバレを含みます<br /><br />ゾンビ映画が好きである。<br />死体ながら独特の進化を遂げ、更に強化されるという<br />ポケモン顔負けのホラーキャラクターであるのがスゴい。<br /><br />日本でもゾンビ映画はあるのだが(全部は見てないが)<br />海外のゾンビ映画とは多少趣が異なり、どちらかというと「怨霊」オカルト色が強い。<br />だがソレも日本という風土やキャラを生かしたものだと思うので<br />ソレはソレでよく出来ていると思う。<br /><br />そういう意味で本書は珍しい「ゾンビ作品」だ。<br />コレは作品の出来云々より、ゾンビの存在を考える上で面白い。<br />そんな訳で書評というよりゾンビ評(?)になるのだがご容赦。<br /><br />物語は爆発から始まる。<br />なんとか崩壊した建物から這い出した女性は、記憶を失っていた。<br />しかし助かった人間たちの話から、ここが製薬研究所で<br />自分はあるプロジェクトの責任者であったことがわかる。<br />が、考えている時間はなかった。<br />そこかしこからゾンビが出現し、襲い掛かってくるのだ!<br />更にゾンビは、傷口から感染することが分かり──<br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">まさにThe海外映画のゾンビです。</span></strong><br /><br />ただ本書ではゾンビと言う呼称でなく、<br />インディアンに伝えられる特殊な病の「ウェンディゴ」と呼ばれる。<br />精霊憑きの状態で、人肉が食べたくなるという異様な症状がでるらしい。<br />だが個人的には名前がゾンビでもアンデッドでも<br />ストーリーにはあんまり関係ない気がするのだが。<br /><br />映画のゾンビは、何やら妖しい呪文を唱えて生き返るというような<br />オカルト宗教的なキャラ付けが最初だったらしい。<br />それがロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で<br />ノロノロと集団で動きつつ、生きた人間を食べようとする<br />「モンスター」として定義づけられたのだ。<br /><br />その怖さは、殺された人間がゾンビとして復活してしまう点にある。<br />同時に頭を破壊すればOKという弱点も用意されているので、<br />一歩間違うとただのスプラッタ映画になってしまう。<br />あくまでノロノロ・じわじわ迫る恐怖というのが、ゾンビ映画の醍醐味と思うのだが<br />そう言う点で同ロメロ監督の「ゾンビ」はホント名作である。<br /><br />とりま本書のウェンディゴ、すなわちゾンビは割とイマドキの子たちである。<br />というより、現代にゾンビというモノが普及(?)しているためか<br />登場人物たちは特に理由もなく「頭を狙う」事を知っており、<br />研究者と言う理系がいるためか「感染」のこともすぐ察するのである。<br />いわゆる「鉄板」である。<br /><br />ゾンビ映画は昔のものを見ても面白いが<br />最新は最新で「ほええ、最近のゾンビときたらブツブツ」みたいな<br />中年が現代っ子に説教するみたいな「トンデモ」部分がまた楽しい。<br />「ドーンオブザデッド」や「28日後」といった映画で<br />走るゾンビという飛び道具が出現したときはワロタ。<br /><br />故に鉄板過ぎて、本書のゾンビは微妙だ。<br />製薬会社と言う場所が設定された時点で<br />「バタリアン」的なウィルスやワクチンがあるんだろーなーと<br />いうところまで鉄板だった。<br />ゾンビ映画を見る者には、出オチと言っても過言でない。<br /><br />ゾンビは半スプラッタ要素があることから、邦画向きでない。<br />海外のようにお家にいつでも銃があるワケじゃないので<br />非常に効率の悪いゾンビ退治になる。<br />(その怖さを生かした「アイアムアヒーロー」は、日本ゾンビの成功例かも)<br />なので多分自衛隊のお世話になるんだろうなと思ってたら<br />やっぱり出てきたので、そこも鉄板だった。(笑)<br /><br />まあゾンビ自体が何十年も前のロメロ映画を踏襲したものなのだが、<br />日本ゾンビは更にキャラ付けしにくいのかもしれない。<br />集団よりも貞子みたいなのが一人で奮戦した方が<br />日本事情にあってるし、ぞっとする。<br /><br />研究所内に太陽光発電機があったり、<br />水耕栽培の野菜畑があったり、なんか<br />「君にもできるゾンビ世界生存」的なゆとりにも笑った。<br />まあ確かに日本人はゾンビと戦うよりも<br />引きこもって助かる方がリアリティあるけどさ。<br /><br />まあそんな訳で、ストーリーとしては微妙だったのだが<br />日本という風土とゾンビを考えるのは楽しかったので★3つ進呈。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。<br />ツイッターで「夏休みを写真4枚で振り返る」と言うタグがあったので参加。<br /><br />■あははうふふつかまえてごらんなさい<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-2.png" alt="20160916-2.png" border="0" width="400" height="294" /></a><br /><br />まあ海なんかここ数年行ってないけどな。<br /><br /><br />■ゆうひをみてるとじぶんがちっぽけに(略<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-3.png" alt="20160916-3.png" border="0" width="400" height="327" /></a><br /><br />はいはい生きててごめんなさいよ(鼻ホジ)<br /><br /><br />■すなにかいたらぶれたー<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-4.jpg" alt="20160916-4.jpg" border="0" width="252" height="400" /></a><br /><br /><a href="http://applision.com/culture/24301/" target="_blank" title="SandDraw">SandDraw</a>と言うフリーのアプリ。<br />描いた後は波で消すという浪漫仕様。<br />リンク先はあいほん用だけど、Androidでもあるっぽい。<br /><br />   ↓コレが波にさらわれる切なさと来たら。<br />   <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-6.jpg" alt="20160916-6.jpg" border="0" width="169" height="300" /></a><br /><br /><br />■観光地的ショットで<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-5.jpg" alt="20160916-5.jpg" border="0" width="403" height="400" /></a><br /><br />海よりなにより、コイツらの心のふるさとココだよね。<br /><br /><br /><hr size="1" /><br />別件。ガチャで取った遊園地の乗り物的なアレ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-1.jpg" alt="20160916-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「コレで街をぶっとばそーぜ」<br />「…小銭持ったか?」<br /><br />小銭がエンジンでガソリン。コスト悪いわ。(笑)<br />いや小銭貯めるとこ開ければ、ある意味永久機関なのか?<br />
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坑夫

坑夫夏目 漱石 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools漱石作品の中でも地味な1作かもしれない。本作には島崎藤村が予定していた連載が間に合わず、急きょ漱石が書くことになったという背景がある。それが90回を超える連載になったというのだから代原にしては随分と雄弁である。(笑)また面白いことに、漱石の考えた話ではないのである。漱石のもとに「私の体験を小説にしませんか」と尋ねてきた輩が... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKUIW/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Tymk5NsYL._SL160_.jpg" border="0" alt="坑夫" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKUIW/haruhon-22/" target="_top">坑夫</a><br />夏目 漱石 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKUIW/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />漱石作品の中でも地味な1作かもしれない。<br />本作には島崎藤村が予定していた連載が間に合わず、<br />急きょ漱石が書くことになったという背景がある。<br />それが90回を超える連載になったというのだから<br />代原にしては随分と雄弁である。(笑)<br /><br />また面白いことに、漱石の考えた話ではないのである。<br />漱石のもとに「私の体験を小説にしませんか」と尋ねてきた輩がおり<br />最初は漱石も断ったものの、前述の理由で<br />炭坑に関わる部分だけチョイスすることにしたという。<br />作家本人に自分の体験売りに行くとか、時代ののどかさを感じるね。<br /><br />主人公の青年は、どうやら家を出てきたらしかった。<br />その経緯は詳しく語られないのだが、どうもそこそこのボンボンで<br />2人の女性と三角関係になり、状況に耐えられずに飛び出してしまったようだ。<br />状況としてはなんとなく、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-899.html" target="_blank">虞美人草</a>の文学者を思わせないでもない。<br />ちょっと甘ちゃんな苦悩を感じるあたりも。(笑)<br /><br />だが本人は大まじめに、生きるべきか死ぬべきかと悩んでいる。<br />そうしてふらふらしているところを、ある男に声をかけられる。<br />儲かる話があるんだが、どうだと。<br />胡散臭いことこの上ないキャッチセールスである。<br />それが「炭坑」のバイト募集であることは、言うまでもない。<br /><br />炭坑の劣悪な環境を目の当たりにして、<br />ボンボンは死への切望と生きたいという想いの間で揺れる。<br />人はなんのかんの言っても、「生きる」という本能の前に<br />そうそう自由になれないのだ、というこれまた「エゴ」の形の1つを描いている。<br />が先にも書いたように、「元ネタ」から漱石が拾った選択が興味深い。<br /><br />当時の時代背景から見て、「足尾銅山」があると思われる。<br />銅の産出がノっていた明治時代、足尾は日本一の大鉱脈だった。<br />多くの坑夫が駆り出され、劣悪な労働環境と鉱毒を生み、<br />田中正造でも有名な「日本初公害」を引き起こした。<br />漱石が連載を始めた当時は、まさに正造の反対運動の真っ最中だったのだ。<br /><br />つまりは非常な「時事ネタ」だったのだ。<br />提供者が体験を売りに来たのも、この辺が背景かもしれない。<br /><br />漱石が現場取材に行ったという記録はないらしい。<br />多少の参考文献はあったかもしれないが、<br />漱石はほとんどこの物語の主人公と心情を「創作」したわけだ。<br />他人の体験からのみ話を書いたのだとしたら、<br />ココまで文学的にストーリーをおさめたのはすごいと思う。<br /><br />が、社会問題を扱ったと考えると、漱石のマイペースさに苦笑も漏れる。<br />炭坑という環境が労働者の健康を蝕んだというくだりはあるのだが、<br />それはひたすら主人公の生死観を通している。<br />社会的な責任には全く触れていない。<br />個人的にその「元ネタ」が、どんな話だったのか、非常に気になる。<br /><br />だが言い換えれば、小手先で上手く社会派小説にまとめるよりも<br />「人間とは」という己のテーマを突き詰めたかったのだろう。<br />その辺は相変わらず漱石先生だと思うのだが<br />ここにも少しばかり、先生の微妙な変化があるような気がしている。<br /><br />どちらかと言えば「風景描写」のように<br />淡々と起承転結を綴ることが漱石の味でもあったが<br />主人公の感じる「死への恐怖」は、いくらか感傷的ですらある。<br />今まであまり「共感」を感じることのなかった漱石キャラだが<br />少なくとも「生への本能」という分かりやすいテーマから<br />主人公が感じているモノは理解できるのだ。<br /><br />漱石の作品はここから「青春三部作」に繋がる。<br />これまで「情」に訴えることのなかった漱石が<br />どんな風に「青春」を綴るのか、楽しみである。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。刀編。<br /><br />■刀も買いますた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160817-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160817-1.jpg" alt="20160817-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />元々刀は別の食玩で買って、既に写真遊びもしてるんだがね。<br />まぁちょっとだけよんってコトで、<br /><br /><br />■合わせ技。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160817-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160817-2.jpg" alt="20160817-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ヅラと浴衣を合わせてみた」<br />「オレもやるオレもやる!」<br /><br />以前に作ったヅラと浴衣。<br />本当はサムライ的な羽織袴をつけさせたいのだがなぁ。<br /><br /><br />■合わせ技。その2。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160817-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160817-3.jpg" alt="20160817-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「こう?こうかな!?」<br />「…コレジャナイ感がすごいな」<br /><br />以前に作ったズラとハッピだと、バカ殿感がすごい。<br /><br /><br />■刀と来れば。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160817-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160817-4.jpg" alt="20160817-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「御命頂戴つかまつる!」<br />「きゃーっ!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160817-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160817-5.jpg" alt="20160817-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「残念でしたー!もう切れてますー!」<br />「バターか」<br /><br /><br />切れてるバター的な。(あれ便利だよな)<br />いや丁度この時期、ちょっと腰を痛めましてね。<br />座っても寝ても腰が痛いものだから、いっそはずせたらいいのにとか思って。<br /><br /><hr size="1" /><br />そんな訳で今回は実家に帰るの取りやめにして、近場で夏休み。<br />新しいポケモン求めて、昨日はアキバをぶらぶら。<br />東京駅で1種手に入れたけど、アキバはコイキングだらけで収穫ナシ。<br />いたるところコイだらけ。なんでや。<br /><br />今日もちょっと出かけようかなー。<br /><br /><br />
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異世界居酒屋「のぶ」

異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)蝉川 夏哉 宝島社 2016-08-04売り上げランキング : 10423Amazonで詳しく見る by G-Toolsタイトルに惹かれて購入。「ダンジョン飯」という漫画がある。ゲームにあるダンジョン「魔宮」「洞窟」「森」なんかにうじゃうじゃ出てくる魔物も、調理すれば美味しく召し上がれます(笑)というちょっと変わった題材(食材?)の漫画だがコレはその逆かもしれない。物語の中のような中世の世界に、なぜか... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800260000/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SnSYxG1iL._SL160_.jpg" border="0" alt="異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800260000/haruhon-22/" target="_top">異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)</a><br />蝉川 夏哉 <br /><br />宝島社 2016-08-04<br />売り上げランキング : 10423<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800260000/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />タイトルに惹かれて購入。<br /><br />「ダンジョン飯」という漫画がある。<br />ゲームにあるダンジョン「魔宮」「洞窟」「森」なんかに<br />うじゃうじゃ出てくる魔物も、調理すれば美味しく召し上がれます(笑)<br />というちょっと変わった題材(食材?)の漫画だが<br />コレはその逆かもしれない。<br /><br />物語の中のような中世の世界に、なぜかガッツリ日本の居酒屋がある。<br />屋号は「のぶ」。<br />トンデモ設定のようだが、ちゃんと(?)<br />「正面入口は異世界に繋がっており、裏口は現代日本に繋がっている」とあり<br />ただトンデモではなく、ファンタジーなワケだ。<br /><br />イメージ的にローマ帝国のようなその国には、<br />衛兵や貴族、僧侶たちがフツーに生活をしており、<br />ぼそぼそしたパンやジャガイモといった、それらしい食生活をしている。<br />が、そこにクチコミで評判の店が。<br /><br />メシがとにかく美味い。<br />信じがたいが、生の魚まで食えるという。<br />店主のことは「タイショ―」と呼ぶんだ。<br />席に着くと「オトーシ」というモノがでてくるから、こう言え。<br />「トリアエズナマ!!!」と。<br /><br />中世の人間の舌に日本の居酒屋が合うのか?とか<br />そんなこたァどうでもいい。<br />読んでる自分達がウマいのだ。(笑)<br />そうそう、おでんにはちょっとカラシをつけてな!<br />おっ、大根から行くたぁ通だねおにーさん!<br /><br />そう、カラアゲはそのままもウマいけど、レモンもいいよな!<br />寒い日のトンジルにアンカケドーフ、<br />オトーシもエダマメにシオカラにサトイモノニッコロガシと色々。<br />トリアエズナマにレーシュにアツカン、<br />それぞれ料理でチョイスすると、またウマいんだよな、と。<br /><br />実際、居酒屋は外国人にも人気らしい。<br />こんなに種々雑多な料理と酒があるという細やかさは<br />日本ならではの文化だろう。<br />一度ドイツに住む友人の旦那(が、ロシア人)と居酒屋に行ったことがあり、<br />いろいろな料理があると喜んでいた。<br /><br />ジャーマンポテトってなに?って言われた時は爆笑したがな!<br />(※同じようにベーコンと組み合わせた料理があるようだが、別物)<br /><br />読みながら、何かに似ているなぁと思っていたのだが<br />よくある「日本文化は素晴らしい!」的なテレビ番組のノリだ。<br />別に自分もあの手の番組は、キライじゃない。<br />やはり、日本を褒められるのは悪い気はしない。<br />細やかさや安全度の高さは、確かに日本人の持つ武器だと思う。<br /><br />ただあの手の番組は、日本人の自分ですら知らない自国文化があり、<br />「へー」と思う事もあるからこそだ。<br />そういう意味では、「居酒屋メニューうまいうまい」になっているのは<br />ちょっと薄いなという気がなくもない。<br />「グルメ」というジャンルにしては、少し浅い。<br /><br />だが「ちょこちょこ頼んで盛りだくさん」な居酒屋スタイルに似ていなくもない。<br />そういう意味では、確かに「居酒屋小説」なのだろう。<br />コレが吉牛や和民が舞台だったら、店主と客の独特の距離感は出せない。<br />その点はうまくできている。<br />コミカライズでもこの雰囲気は十分イケるだろうし、<br />テンポ的にはそっちの方があってるかもしれない。<br /><br />1話1話が短いので、通勤電車でちょこちょこ読むにはイイカンジだが、<br />ちょっとガッツリ感に足りない辺り、ライトノベルだなあというカンジ。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />自分は何かを食べる時、<br />「コレを始めて食べた人間は、どーゆー流れでコレを食おうとしたのか」とか<br />「コレを外国人が食べたらどう思うか」とか、結構考えたりする。<br /><br />そういう意味で日本文化番組は興味あるし、この小説も題材的には好みだと思う。<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。お墓買いました篇。<br /><br />■お盆とは。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-1.jpg" alt="20160814-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「で、そもそもお盆ってナニ」<br />「地獄の釜っ蓋が開く日っつーんだけどな」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-2.jpg" alt="20160814-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ココから来たんだ!すごい!」<br />「米しか出ねぇよ、そこは」<br /><br />っていうかオマエらどこからきたの…。<br /><br /><br />■お盆とは。その2。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-3.jpg" alt="20160814-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「で、盆の前には迎え火っつーのを玄関で炊いて、お迎えする」<br />「へー」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-4.jpg" alt="20160814-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「もっかい向こうの世界に逝っちまうだろ、ソレ」<br /><br />ホントは土焼きの皿の上で、おがらという木片を燃やします。<br />まねしないでね!(できないよ!)<br /><br /><br />■お盆とは。その3。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-5.jpg" alt="20160814-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「盆が終わったら、また帰る。大体4日間くらいだな」<br />「え!そんな短いの!」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160814-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160814-6.jpg" alt="20160814-6.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ウチで飼ってやろうよ」<br />「そーゆーんじゃねーんだよ」<br /><br /><br />…野良墓?<br />その内なんか芸覚えるかもな。鬼火だしたり墓石動かしたり。<br />すずしいなつにさいてき。(どうだろう)<br /><br />===============================================<br /><br />なんか先日の墓ツイに沢山リツイートといいねを頂きました~。<br />常についったに張り付いてる訳じゃないのでタイミング逃すんだけど<br />いつもRT&いいね頂いてる方々、ありがとうっ!<br />
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パルプ

パルプ (ちくま文庫)チャールズ ブコウスキー Charles Bukowski 筑摩書房 2016-06-08売り上げランキング : 4656Amazonで詳しく見る by G-Tools「最高にサイテーな傑作!」という帯文句で購入。初ブコウスキーで作風を知らない上、確かに「サイテー」な内容ではあるのだが(笑)ちょっと独特の味わいがあった。主人公は自称凄腕の探偵。「死んだと思われている作家を捜す」と言う依頼から、話は始まる。凄腕探偵の手でサスペンスが... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433473/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51C9djVQMZL._SL160_.jpg" border="0" alt="パルプ (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433473/haruhon-22/" target="_top">パルプ (ちくま文庫)</a><br />チャールズ ブコウスキー Charles Bukowski <br /><br />筑摩書房 2016-06-08<br />売り上げランキング : 4656<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433473/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />「最高にサイテーな傑作!」という帯文句で購入。<br />初ブコウスキーで作風を知らない上、<br />確かに「サイテー」な内容ではあるのだが(笑)<br />ちょっと独特の味わいがあった。<br /><br />主人公は自称凄腕の探偵。<br />「死んだと思われている作家を捜す」と言う依頼から、話は始まる。<br />凄腕探偵の手でサスペンスが動き出すのかと思いきや、何も動かない。(笑)<br />探偵は酒を呑むか競馬でスるだけの簡単なお仕事をし、<br />ちょろっと捜査を始めたかと思うと、ま、明日ガンバローみたいに引き上げる。<br /><br />ダーティーハリーのような、やり方に問題はあるが敏腕とかそんなんじゃない。<br />「オレはまだ本気出してないだけ」が服を着て<br />下品で口汚い発言を繰り返す、絵に描いたようなサイテー男。<br />分かりやすい魅力はなにひとつない。<br /><br />他の登場人物も大概だ。<br />ひたすらスタイルと顔の良い美女キャラや、<br />わかりやすいマフィアと子分みたいな敵役に、<br />横柄なバーテンとイカレたモブキャラ達。<br />それはまさに「パルプ・マガジン」の世界だ。<br /><br />パルプ・マガジン。<br />アメリカなどにあった低質で安っぽい紙で作られた大衆雑誌。<br />「パルプ・フィクション」という映画が昔あったが<br />「くだらない話」というような意味合いらしい。<br />そう。確かにこの本も「あるある」なカンジで、それっぽくて安っぽいのだ。<br />(この「安っぽさ」に微塵の不自然さもない翻訳も素晴らしい)<br /><br />依頼は増え、途中からワケが分からなる。<br />宇宙人が出てきた時は、くだらなさすぎて吹き出しそうになった。<br />主人公も他キャラもストーリーもグダグダ。<br />サイアクである。<br />──なのに、何か目が離せない。<br /><br />多分それはストーリーの魅力というより、作家本人の魅力なのだ。<br />男の破天荒さは作家のそれであり、そこから目が離せないのだ。<br />坂口安吾にちょっと似ているかもしれない。<br />自分のダメさを売りにしていた安吾と路線が近い。<br />「無頼派」というやつだ。<br /><br />ストーリーは確かに「パルプ」なのだが、<br />主人公がそこかしこに吐く暴言は、紙のように軽くない。<br />下品でくだらなくも、彼は世界のすみっこで戦っているのだという<br />不思議な「可愛げ」のようなものがある。<br />負け犬の遠吠えのような、切なさがある。<br /><br />探偵小説というのでもない。<br />上手い小説というのともちょっと違う。<br />感動に全米が泣いたということも、多分ない。<br />下品なのは間違いない。<br />けれどそれがいい。<br /><br />ブコウスキーはこの著作を完結させた後、直ぐに亡くなっている。<br />1本筋の通った「くだらなさ」は、今もファンが愛してやまないのだろう。<br />「最高にサイテーな傑作!」。なるほどである。<br /><br />個人評価:★★★<br /><br />他のブコウスキー作品を読んだ最後にコレを読んでたら<br />きっともっと感慨深かったんだろうなあ。<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160808-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160808-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まあ思い出しても思い出しても、ネタしかないんだけど。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160808-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160808-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />※注1 <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-599.html" target="_blank" title="千羽鶴を折ったおかん話。">千羽鶴を折ったおかん話。</a><br />帰るたびにふきだしそうになるので、ソレはソレでよかった。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160808-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160808-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />※注2 <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-825.html" target="_blank" title="棺桶にコロッケを入れるおかん話。">棺桶にコロッケを入れるおかん話。</a><br />ホントにあった(その考えが分からなくて)怖い話。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160808-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160808-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160808-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160808-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ウチの押し入れや本棚にばーちゃんの遺品があるワケなかろう…。<br />ったく、油断すると笑いをぶっこんでくる家だよココは。<br />
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地球から来た男(と、ボッコちゃん)

地球から来た男 (角川文庫)星 新一 角川書店 2007-06売り上げランキング : 35122Amazonで詳しく見る by G-Tools10年ぶりくらいに星新一氏の本を読む。自分が初めて読んだ文庫本が、星新一氏だった。タイトルも覚えている。「マイ国家」だ。まだ小学生で、文庫本はオトナの本で難しいのだと思い込んでいたからこのシンプルな面白さは衝撃的だった。また中学生の頃、その面白さについ授業中に隠し読みをして先生に取り上げられたこ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041303222/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51knr2MCqFL._SL160_.jpg" border="0" alt="地球から来た男 (角川文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041303222/haruhon-22/" target="_top">地球から来た男 (角川文庫)</a><br />星 新一 <br /><br />角川書店 2007-06<br />売り上げランキング : 35122<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041303222/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />10年ぶりくらいに星新一氏の本を読む。<br /><br />自分が初めて読んだ文庫本が、星新一氏だった。<br />タイトルも覚えている。「マイ国家」だ。<br />まだ小学生で、文庫本はオトナの本で難しいのだと思い込んでいたから<br />このシンプルな面白さは衝撃的だった。<br /><br />また中学生の頃、その面白さについ授業中に隠し読みをして<br />先生に取り上げられたことも思い出深い。(大笑)<br /><br />久しぶりに星新一氏のショートショートの世界を堪能。<br />ああ、こんな読み心地だったなあ、と思う。<br />シナリオ本のように状況とキャラをさくっと説明して<br />事件が起こり、展開し、番狂わせのオチが来る。<br />まさに「起承転結」のみのストーリーだ。<br /><br />そんな話を今までに何百、何千篇も書かれているのだから<br />当然テイストは似てくる。<br />本書は17のショートショート集だが、それを読みつつ<br />「そう言えば以前、こんな作品あったな」と他のショートショートを思い出したりする。<br />それも含めて、変わらぬスタイルを楽しんだ。<br /><br />本書に「ゲーム」という話があるのだが、<br />これを読んで「生活維持省」という別の話を思い出した。<br />本書から別の著作の話をするのもアレだが(笑)<br />「ボッコちゃん」に中の1つだが<br />この「ボッコちゃん」はホント、星新一氏の傑作。<br />どれをとっても面白く、今でもよく覚えている。<br />(ならその書評を書けばいいのだが、手元に本がない)<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101098018/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51t17z2RTDL._SL160_.jpg" border="0" alt="ボッコちゃん (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101098018/haruhon-22/" target="_top">ボッコちゃん (新潮文庫)</a><br />星 新一 <br /><br />新潮社 1971-05-25<br />売り上げランキング : 1696<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101098018/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />「生活維持省」に勤める男の話。<br />ざっくりいうと人口調整省であり、殺人が許されている。<br />が、オチでは自分自身が「調整対象」として指定される。<br />だが男は心から、人口増加で多々の問題や争い、<br />貧困に悩まされない世界に生まれて、幸福だったと思うのだ。<br /><br />すごく深い。<br />ブラックユーモアとも風刺とも、また幸福論とも取れる話だ。<br />それをたった数ページでまとめ上げる手腕に、シビレた。<br />本書の「ゲーム」も設定は似ているのだが、また違う話になっている。<br />長い星新一読者には、1粒で2度美味しい。<br /><br />星新一作品のお気に入りを聞かれれば<br />この「生活維持省」と同作品内の「おーい、でてこーい」が瞬時に浮かぶくらい<br />自分の中で「星新一」なショートショートだ。<br />手始めに読むなら、ぜひ「ボッコちゃん」をオススメ。<br /><br />なんの書評なのか自分でも分からなくなってきたゾ。(笑)<br /><br />個人評価:★★★<br />でもボッコちゃんは★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ごくごく個人的なイメージなのだが<br />星新一氏の本はシンプルな線の挿絵が似合う気がする。<br /><br />どうもカバーやイラストのイメージが微妙に合わなかった。<br />あくまで個人的にね。<br /><hr size="1" /><br />しばらく忙しくてホネで遊べなかったので、久しぶりにワード絵。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160804-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160804-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br />が。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160804-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160804-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br />なんせ相方は冬に手袋をすると、手から湯気があがる。<br />防寒具どころか冬でも熱を逃がす必要がある。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160804-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160804-3.png" alt="20160804-3.png" border="0" width="435" height="277" /></a><br /><br /><br />「暑い」と言って不思議そうな顔をしているのがムカツクらしい。(大笑)<br />まあそんなキモチもワカランでもないので、ほどほどに付き合う。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160804-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160804-4.png" alt="20160804-4.png" border="0" width="436" height="279" /></a><br /><br /><br />そんな二人は、隠居後の居住希望地域も差がある。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160804-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160804-5.png" alt="20160804-5.png" border="0" width="435" height="278" /></a><br /><br /><br />結婚前は遠距離だったのだがよもや結婚後も遠距(自己規制)<br /><br />
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一〇〇年前の女の子

一〇〇年前の女の子 (文春文庫)船曳 由美 文藝春秋 2016-07-08売り上げランキング : 2738Amazonで詳しく見る by G-Tools100年前の女の子──、、ひらたくいえば100歳のばーちゃんである。著者の祖母の「テイ」は米寿を過ぎたあたりから、昔を語ることが多くなったのだそうだ。100年前と言えば、元号は明治である。祖母は明治・大正・昭和、そして平成という4つの時代を生きたことになる。ちいさな「テイ」のささやかな、そして色鮮... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906635/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51REvzfApfL._SL160_.jpg" border="0" alt="一〇〇年前の女の子 (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906635/haruhon-22/" target="_top">一〇〇年前の女の子 (文春文庫)</a><br />船曳 由美 <br /><br />文藝春秋 2016-07-08<br />売り上げランキング : 2738<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906635/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />100年前の女の子──、、ひらたくいえば100歳のばーちゃんである。<br />著者の祖母の「テイ」は米寿を過ぎたあたりから、<br />昔を語ることが多くなったのだそうだ。<br />100年前と言えば、元号は明治である。<br />祖母は明治・大正・昭和、そして平成という4つの時代を生きたことになる。<br /><br />ちいさな「テイ」のささやかな、そして色鮮やかな歳時記が<br />まるでカメラで写し撮ったかのように、細やかに描かれる。<br /><br />実母は出産して間もなく家出をし、その後に養女に貰われたなど<br />幼少のテイの苦労話から始まるのだが、<br />なにより「村の歳時記」の細やかさに心洗われる。<br />テイの村に限らず、おそらく明治にどこにでもあった日本の風景が<br />四季の中にたっぷり溶け込んでいる。<br /><br />群馬の県境にあるこの村では、冬にはからっ風が吹く。<br />まだ春先の寒さの中、子ども達は一里を歩いて小学校に入学する。<br />初めての遠足で、白米の握り飯の弁当をもっていったことが書かれる。<br />テイの家は農業と養蚕をしているが、普段から白米を食べられる訳ではない。<br />米の飯や「ごちそう」を食べられるハレの日であったからこそ、<br />四季折々の祭事は強くテイの心に残ってたのだろう。<br /><br />線路の土手に、汽車のおじさんがキャラメルを投げてくれること。<br />他の村の火事を助けた御礼に、生まれて初めてカステーラを食べたこと。<br />「八十八夜」に茶を摘み、家で呑む今年の茶をつくること。<br />夏が来る前に「井戸替え」をすること。<br />田植えは「早乙女」と呼ばれる女たち活躍の季節であること。<br /><br />そうして息つく間もなく、蚕の世話も始まる。<br />梅雨時期に川でウナギを取って精を付けたら、すぐに暑い夏が来る。<br />七夕、そしてお盆を迎えるために、仏壇をきれいに磨く。<br />秋が来ればお月見に十日夜、<br />瞬く間に正月様を迎える冬が目の前だ。<br /><br />村に回ってくる小間物屋、寒紅売りに富山の薬売り、<br />節分に雛の節句、草餅を作るのに挽く石臼のごーろごろという音<br />そうしてまた、春がやってくる──<br /><br />本書の2/3はテイの幼少時代の話で<br />あとは学生から社会人の頃の話になるのだが、<br />俄然、この前半部分が読んでいて楽しい。<br />特に食べ物の描写が群を抜いて多いのは<br />やはりその時代にそれだけの「心躍るイベント」であったからだろう。<br /><br />1年は目が回るほどに慌ただしく忙しいのに、<br />どこかのどかで、ゆっくりと時間が流れている心地がする。<br />毎日が同じ繰り返しでないことが、逆に豊かさを生むのやもしれない。<br />季節と季節の間にけじめがあること。<br />「特別のごちそう」を食べることで身体を労い、心の景気をつける。<br /><br />ウチのバーチャンなんかも、よく言っていた。<br />昔に食べた物はいまよりずっと美味しかったと。<br />無論、旬や取れたての食べ物の醍醐味があったことも確かだが<br />何よりつましい毎日の中で「とびっきりの日」という思い出が<br />その味を一層色濃く、何時までも褪せないものにしていたのかもしれない。<br /><br />それはモノが豊かにある現代では、多分できないことなのだ。<br />季節と関係の無い「スピード」を求め、<br />24時間365日何もかもが揃っている今の世の中では。<br />ふと、「うらなりキューリ」のことを思い出した。<br /><br />夏にバーチャン家に行くと、出来過ぎたオバケキューリが成っている。<br />ばーちゃんはたまにそれを味噌汁の具にする。<br />ソレが大層うまい。<br />バーチャンにすれば捨ててしまってもいいモノなのだが、<br />自分が好きなものだから、よく作ってくれた。<br /><br />今はその畑も潰され、バーチャンもいない。<br />それは寂しいというより、昔を思い出す味があるという<br />今もどこかやさしい思い出となっている。<br />派手さはないが、この本にはそんな不思議なやさしさがある。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。作ってみたシリーズ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-899.html" target="_blank" title="先日の答え">先日の答え</a>はハンモックですた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160722-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160722-1.jpg" alt="20160722-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />背景はタブレット。お手軽簡単。(笑)<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160722-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160722-2.jpg" alt="20160722-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「わーい、オレもオレもー」<br />「だからやm」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160722-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160722-3.jpg" alt="20160722-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…ホントに学習しねーな、おめーはよ」<br /><br /><br />ハンモック、ネットで編み方を調べたが、キッチリ書いてるトコが余りない。<br />いっそハム買ってきて、あの網使ったろかと思ったり。(笑)<br />ホネからハンモックの作り方学ぶとかおもわなんだわ…。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160722-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160722-4.jpg" alt="20160722-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「てるてる坊主つってな、雨を止ませるマジナイだ」<br />「マジか」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160722-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160722-5.jpg" alt="20160722-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…お前がナニ考えてる分かっちゃったけど、やめろ」<br /><br /><br />コレも首をくくる縛り方を検索。<br />別に作り方は難しいもんじゃないんだけど<br />グイと引っ張るとホントにきゅっと締まって、ちょっとゾーッとした。<br /><br />まさかホネからそんなもん学ぶとは。<br />ホネ、奥深すぎる。<br />
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虞美人草

虞美人草夏目 漱石 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools「明治文豪にツッコめ」祭、作品としては5つ目。(他、派生読書3冊)それまで「大学の先生様」だった漱石は朝日新聞に入社、職業を「作家」として初の作品となる。新聞の連載として始まった「虞美人草」は、読者の目にどう映ったろう?多分だが、イマイチだったんじゃないかと思うのだ。以前に読んだおじさんはなぜ時代小説が好きかにあったの... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXK5DM/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41wwgMRc-wL._SL160_.jpg" border="0" alt="虞美人草" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXK5DM/haruhon-22/" target="_top">虞美人草</a><br />夏目 漱石 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXK5DM/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />「明治文豪にツッコめ」祭、作品としては5つ目。(他、派生読書3冊)<br /><br />それまで「大学の先生様」だった漱石は朝日新聞に入社、<br />職業を「作家」として初の作品となる。<br />新聞の連載として始まった「虞美人草」は、読者の目にどう映ったろう?<br />多分だが、イマイチだったんじゃないかと思うのだ。<br /><br />以前に読んだ<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-721.html" target="_blank">おじさんはなぜ時代小説が好きか</a>にあったのだが<br />「文学作品」というのは基本、仲間内で見せ合うものであったという。<br />漱石のインテリ風文章は、文学通には恐らくウケが良かったはずだ。<br />また「内輪ネタ」が有効な世界であり、コレまでの作品に<br />実際の漱石の弟子や友人がモデルであったりしたことも<br />一層仲間内で盛り上がるネタになったんじゃないかと思う。<br /><br />しかし新聞連載は、大衆が読者となる。<br />この時代、新聞がどのくらいの家庭層に普及していたかは分からないが、<br />既に「大衆小説」のはしりが生まれていることを思えば<br />一般読者から見た「虞美人草」は、やや難解ではないだろうか。<br />漱石先生が張り切っているだけに。(笑)<br /><br />ざっくりいうと、恋愛小説である。<br />が、<strong><span style="font-size:large;">「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳す</span></strong>という逸話を持つ先生だ。<br />糖度が低いこと健康食品のような恋愛小説と言える。<br />また「恋愛」というより「恋愛に生まれるエゴ」を描きたかったっぽいトコが<br />漱石先生らしくて、個人的にはスゴく面白かったが。<br /><br />2人の男が、京都旅行をする場面から始まる。<br />1人は鬱持ちの哲学者で、妹があるらしい。<br />かたや一度試験に落ちた外交官志望者で、こちらも妹がある。<br />互いに妹をやってもいいつもりでいるようだが、<br />無論そんな簡単な話を、漱石先生が書くハズはない。<br /><br />哲学者の妹は美人で教養もあり、またプライドもあった。<br />飄々として自分の思うようにならない外交官志望の男より、<br />将来有望な文学者の男を婿にしたいと考えていた。<br />第三の男の出現である。<br /><br />が、この第三の男がまた煮え切らない。<br />彼には恩師があり、恩師は自分の娘を貰わせるつもりでいた。<br />哲学者の妹に呼ばれればホイホイとついていきながら、<br />恩師のお声がかかればホイホイと出かけていく。<br />まあこの男がしっかりしていたら、この作品は3行で終わってしまうが。(笑)<br /><br />更に恩師は、京都に来ていた二人の宿近くに住んでいたのだ。<br />そこで哲学者は少しばかり、恩師の娘に興味を惹かれていた。<br />──そう、これは6人の男女が織りなす六画関係なのだ。<br />月9のドラマになりそうなネタながら、いわゆる「キュン死に」することもなく<br />ただイライラする展開が続く。(大笑)<br /><br />ちょうど<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-879.html" target="_blank">草枕</a>の「非人情」の世界と、その後の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-885.html" target="_blank">二百十日・野分</a>の<br />「格差社会」「エゴ」というペーソスをブレンドして、<br />「恋愛」というポピュラー題材を一滴垂らしたような。<br />職業作家・漱石先生としては最高の方程式だったのかもしれないが、<br />一般読者にはちょっとほろ苦すぎたのではないかと思う。<br /><br />後年、漱石はこの作品をあまり気にいらないと発言したと聞く。<br />勝手な妄想だが、大衆に向けて初めて発した作品に<br />自分の計算違いを痛感した部分もあるんじゃないかと思ったり。<br />「そうか、もっとキュンキュンさせなくてはならんのか…!」とか<br />当然漱石先生は思ったりしない。<br /><br />「虞美人草」では女性側が誰を想っているかはハッキリ分かるのだが、<br />男性側は曖昧な理想と理屈ばかり捏ねていて、キモチが見えない。<br />後にココにツッコんだのが、「こころ」になったと思われる。<br />きっと漱石先生は「そうか!エゴをもっとちゃんと説明すべきだったんだ…!」<br />とか反省したんだと思う。<br />さすが先生、転んでも尋常じゃない起き上がり方。<br /><br />それは「ときめかないメモリアル」。<br />トキメキではなく理屈でストーリーが進んでいくため、<br />いやちょっとマジそんなんでエエの?と言う説得を経て、問題は解決する。<br />だが明らかに第三の文学者男の不始末話なので<br />アンチヒロインである哲学者の妹のオチは、不憫ですらある。<br /><br />ストーリーはイマイチかもしれないが、<br />やはり漱石先生の漢学文章は、読んでいて心地いい。<br />リズムの中に音があり、色があり、一枚の風景画がある。<br />今回いろいろツッコんではいるモノの、やはり<br />先生の文章は真似が出来るものではないと嘆息する。<br /><br />だがこうだからこそ、大文豪なのだろう。<br />彼が目指すのは「大衆」ではなく、あくまで自身の芸術なのだ。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。作ってみたシリーズ。<br /><br />■読んでみた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160718-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160718-1.jpg" alt="20160718-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「一句。”先日に ヲタクショップで 買いました"」<br />「日記じゃねーか」<br /><br />買ったのは手前の庭園セット。<br />なんかもう最近、こーゆーの見ると気がつくと買ってて困る。<br /><br /><br />■誘ってみた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160718-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160718-2.jpg" alt="20160718-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「磯野、虫取り行こうぜ」<br />「誰が磯野だ」<br />「じゃあ海賊王になろうぜ」<br />「ついでになるモンじゃねーだろ」<br /><br />麦わら帽子と虫取り網を作ってみた。<br />小さい頃はよくこのスタイルで出かけたものだが。(笑)<br /><br /><br />■聞いてみた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160718-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160718-3.jpg" alt="20160718-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「なに作ってんのー」<br />「…邪魔すんな」<br /><br /><br />■手を出してみた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160718-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160718-4.jpg" alt="20160718-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「オレもやるううう」<br />「あっ、馬鹿やめろ」<br /><br /><br />■絡まってみた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160718-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160718-5.jpg" alt="20160718-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…オレたち絡まりやすいから気を付けろって、前も言ったろ」<br /><br /><br />さてナニを作ってるでしょーか。<br />続きはウェブでー。<br />
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床下仙人

床下仙人 (祥伝社文庫)原 宏一 祥伝社 2001-01売り上げランキング : 34354Amazonで詳しく見る by G-Toolsありそでなさそで、やっぱりありそな現代社会の短編集。風刺を皮肉だけでなく、警告とユーモアを交えている辺り星新一のショートショートを彷彿とさせる。床下仙人 家族のために、家族を顧みず働く男の家に いつからか「仙人のような男」がのそりと現れ 新聞を読んだり歯を磨いたり、皿を洗ったりしている。 何時しか家... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396328338/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/516YLHQyLiL._SL160_.jpg" border="0" alt="床下仙人 (祥伝社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396328338/haruhon-22/" target="_top">床下仙人 (祥伝社文庫)</a><br />原 宏一 <br /><br />祥伝社 2001-01<br />売り上げランキング : 34354<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396328338/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ありそでなさそで、やっぱりありそな現代社会の短編集。<br />風刺を皮肉だけでなく、警告とユーモアを交えている辺り<br />星新一のショートショートを彷彿とさせる。<br /><br /><strong>床下仙人</strong><br /> 家族のために、家族を顧みず働く男の家に<br /> いつからか「仙人のような男」がのそりと現れ<br /> 新聞を読んだり歯を磨いたり、皿を洗ったりしている。<br /> 何時しか家に馴染んでいる仙人男に、男は…?<br /><strong>てんぷら社員</strong><br /> 営業ノルマに毎日あえぎ、クビを覚悟した若い男。<br /> うだつの上がらなさそうな中年の新入社員に<br /> 「まかせてください」と言われ、何故か危機を回避する。<br /> 後日、中年社員は「この会社は潰れます」としれっと宣言する。<br /><strong>戦争管理組合</strong><br /> 妻に離婚された男。マンションに帰ってみると、<br /> そこはジェンダーたちの本部になっていた──?<br /> 男女の地位を逆転させることを目的に、戦争を起こすのだという。<br /><strong>派遣社長</strong><br /> デザイン事務所に、派遣社員の営業が声をかけてきた。<br /> 「どうです。ここらへんで、社長を一人をおいてみませんか?」<br /> なんと、社長を「派遣」するのだという。<br /> さらに1ヶ月はお試し期間だと。<br /><strong>シューシャイン・ギャング</strong><br /> 突然、街中で強引に靴磨きをする少女にひっかかった<br /> リストラ&離婚されたばかりの中年。<br /> この「靴磨き商法」のビジネスパートナーに誘われる。<br /><br />一瞬トンデモ設定に思えるのだが、<br />現代社会の「穴」をふと垣間見るそのストーリーに<br />うん、なくはないかも、とも思わせる。<br />もう少し毒がキツくてもいいかなとは思うが、<br />この手の話で丸みがあるというのも、それはそれで味がある。<br /><br />個人的に、意外にアリじゃねと思ったのは「派遣社長」。<br />派遣社員というのはフツー「替えが効く社員」であり、下っ端であることが多い。<br />自分もやったことがあるが、事務雑務その他の職務で、<br />まあ自分が辞めても、また次の派遣がくるんだろうなというカンジだった。<br /><br />が、それが「社長」だったらどうだろう?<br />社の大黒柱とも言える、いわば経営方針がまるっと変わるのだ。<br />「社長」の履歴や実績その他からチョイスし、<br />じゃあウチは今月、この社長でいってみよーかー、てなカンジである。<br />軽い(笑)。でも面白い。<br /><br />まあ派遣できる=現在社長ではないワケで、<br />なんらか問題がありそうな気がしないでもないが(笑)<br />社長だって人間であり、得手不得手がある。<br />なら案外、違う会社ならフィットするかもしれない。<br />何より「絶対変わらない筈のモノ」が変わるのだから<br />社員にもちょっとした気分転換になる。<br /><br />イエ別に、自分の願望って訳じゃないデスヨ?<br />でもやっぱ社長って、自分だけはリストラはないって思ってるから<br />キモチもカラダもユルみがちだと思うの。<br />いやうん一般論ね。一般論。<br /><br />まあ派遣だからってイイのが来るとは限らない。<br />ひょっとしたら万が一にも、今の方がマシ<br />じゃなくて社長の良さを再認識できるかもしれ──<br />ナイか。<br />イエイエイエイエ、そうかなって思っただけでね。<br /><br />ですからワタクシの話ではありませんって。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。七夕シリーズ続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-1.jpg" alt="20160710-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「工作はいいから、オマエは絵を描け」<br />「んー」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-2.jpg" alt="20160710-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「お、上手いじゃねーか」<br />「ホント!?}<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-3.jpg" alt="20160710-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…ウマすぎだ。自重しろ」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-4.jpg" alt="20160710-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「もっとシンプルにだなー…そうじゃねーよ<br /> いいから次は短冊書け」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-5.jpg" alt="20160710-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「だからそうじゃねーよ。おめーの願いを書くんだよ」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-6.jpg" alt="20160710-6.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…あんまり神様、困らせんなよ」<br /><br /><br />■七夕完成。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160710-7.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160710-7.jpg" alt="20160710-7.jpg" border="0" width="500" height="478" /></a><br /><br />「ま、とりあえず出来たな」<br />「夜は晴れるかなー」<br /><br /><br />珍しく、今年の七夕は晴れましたなぁ。<br />
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