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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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女三人のシベリア鉄道

女三人のシベリア鉄道 (集英社文庫)森 まゆみ 集英社 2012-03-16売り上げランキング : 422448Amazonで詳しく見る by G-Tools千駄木の漱石が面白かったので、著者の作品の2冊ほど購入。法事で滋賀に帰る新幹線で読み始めたのだがページの中で東京駅はウラジオストクに、横浜はハバロフストクとなりバイカル湖の見えるイルクーツクへエカテリンブルクへと、北の大地を走る鉄道に心が揺られるような心地がした。以前に読んだ幻の時刻... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087468100/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51bOZ%2BlgUuL._SL160_.jpg" border="0" alt="女三人のシベリア鉄道 (集英社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087468100/haruhon-22/" target="_top">女三人のシベリア鉄道 (集英社文庫)</a><br />森 まゆみ <br /><br />集英社 2012-03-16<br />売り上げランキング : 422448<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087468100/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-893.html" target="_blank">千駄木の漱石</a>が面白かったので、著者の作品の2冊ほど購入。<br />法事で滋賀に帰る新幹線で読み始めたのだが<br />ページの中で東京駅はウラジオストクに、横浜はハバロフストクとなり<br />バイカル湖の見えるイルクーツクへエカテリンブルクへと、<br />北の大地を走る鉄道に心が揺られるような心地がした。<br /><br />以前に読んだ<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-472.html" target="_blank">幻の時刻表</a>での、<br />「日本から電車でパリへ行けた」というのが非常に面白かった。<br />当時の満州とシベリアを走る路線のことであり、当然直通ではないが、<br />時間をかけて肌で国境と国語を幾つも超えるというのが<br />飛行機とは違うアナログさがあり、興味を惹かれる。<br /><br />シベリア鉄道は明治末期に開通。<br />まだまだ船旅が一般的であったものの、この路線に乗り込んだ文豪たちもいる。<br />漱石は朝鮮・満州を旅しているし、荷風や利一も陸路でヨーロッパを目指している。<br />その中に電車にひょいと一人飛び乗った、気鋭の女性作家たちがいる。<br />与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子の3人だ。<br /><br />森さんがその3人の手記や作品を並べながら<br />2006年現在のシベリア鉄道を走るという旅行記だ。<br />女性作家たちの人生と森さんの旅、そして<br />国家の浮沈史がぎゅうぎゅうと盛り込まれており、<br />その時系列に多少あっぷあっぷすることもあるが<br />それこそが空路と陸路の旅の違いなのだろうと思える。<br /><br />自分も旅で、その地の乗り物に乗るのが好きだ。<br />空港から空港へ瞬間移動するかのような飛行機と違い、<br />車窓の景色はその国の普段着姿を見せるような気がする。<br />なんせ著者を含めて4人の女性旅行記のようなものだ。<br />目に飛び込んでくるかしましさは本来、450ページにすら収まらないだろう。<br /><br />実際、中身が濃すぎて評すら書きにくいのだが(笑)<br />とりあえずは先人の旅人たちを紹介しておこう。<br /><br />女流歌人として名高い与謝野晶子。<br />生涯5万首余の歌を詠み、更に13人の子を産み<br />オマケに並み居るライバルたちを押しのけ、夫・鉄幹と添い遂げた。<br />スーパーウーマンの上に肝っ玉母ちゃんである。<br />彼女はその鉄幹逢いたさに、敦賀からウラジオストクへの船に乗ったのだ。<br /><br />宮本百合子は17で文壇デビューした才媛だ。<br />世の中を斜めに見る才が彼女を駆り立てたのか、<br />プロレタリア文学や民主主義文学を経て、左翼運動家としても活動した。<br />晶子の時代はまだロシア革命以前だが<br />百合子は社会主義のソビエトと言う国に夢を見て、モスクワを目指した。<br /><br />林芙美子は百合子より数年後、パリに来ている。<br />夫を日本に残し、パリの恋人を追いかけてきたというから驚く。<br />芙美子は幼いころから行商の旅暮らしをしていた所為か、<br />言葉が通じなくともなんとかやってのけてしまうバイタリティがあり、<br />恋多きパワー多き、そして金の無い道中が何とも面白い。<br /><br />ちなみにこの「パリの恋人」にはヤカンを投げつけられて<br />恋が終わったというから、オチまで素晴らしい芸風である。(爆)<br /><br />この旅の道程を深く味わうには、ロシアの歴史が不可欠だ。<br />ロシアは最初からあんなバカでかい国だった訳ではない。<br />公国から大公国へ、そしてロマノフ朝帝政時代へ。<br />それもロシア革命によって潰え、社会主義国として道を歩きはじめる。<br />その立役者が、有名なレーニンだ。<br /><br />レーニンの死後、独裁に走ったスターリン。<br />その後もフルシチョフなど幾人かの指導者があったが<br />大きな転機としては、ソビエトが崩壊した期のゴルバチョフだろう。<br />細かいことはさておいて、シベリアの車窓を流れていく景色には<br />歴史が共に流れていると知れば、本書をなお楽しめる。<br /><br />恋のさや当てを勝ち抜いた晶子に、<br />モテモテの百合子や芙美子の写真が冒頭にあるのだが<br />言ってはなんだが、すごくフツーのオバチャンに見える。<br />しかし幾日もの旅をものともせず、列車で異国を駆け抜ける女たちに<br />何だか惚れてしまうキモチも分かる気がする。<br />事実、自分は芙美子さんにかなりヨロめいている。<br /><br />さあ紹介はココまでだ。<br />旅にガイドブックは必要だが、必要以上に知ってしまうと<br />旅そのものが持つ感激が薄れてしまう。<br /><br />この本は、ウラジオストクからの切符だ。<br />食糧を買い込んで、お気に入りの紅茶をいれたら<br />後はノンストップのシベリア鉄道の旅が待っている。<br /><br />счастливого пути! (良い旅を!)<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-952.html" target="_blank" title="ハロウィン編">ハロウィン編</a>つづき。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161107-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161107-1.jpg" alt="20161107-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…って祭なんスよ。元は死霊を払うアレだったらしいスけど」<br />「へー」<br />「ああ、そう言う…」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161107-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161107-2.jpg" alt="20161107-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「丁度よかった。仏壇に供えるオハギ作ったから」<br />(…なんか違うけど、ま、いっか)<br /><br />まあ日本で言うとお盆が一番近いんだろうなと思うけど<br />その扱いが全然違うのがまた面白いよね。<br />日本でお盆がハロウィンみたくなることは、まずないだろうしね。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161107-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161107-3.jpg" alt="20161107-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ハロウィンって仮装すんだって。一緒にやろーよ」<br />「やってるぜ」<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161107-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161107-4.jpg" alt="20161107-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「どこがだよー」<br />(…波平)<br /><br />ある意味、世界一簡単で簡単でない仮装。(笑)<br /><br /><br /><hr size="1" /><br /><br />今まで書評をブログと書評サイトの両方にあげてたんだが<br />よくよく考えたら2つあげる必要性が無いよなー、と思う今日この頃。<br />ホネはツイートで済む話だし。<br /><br />ただ書評サイトにあげてない評もあるので迷い中ではあるんだが<br />近々こちらは始末するかもしれません。<br /><br />と前置きしとく。<br />
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イワン・デニーソヴィチの一日

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)ソルジェニーツィン 木村 浩 新潮社 1963-03-20売り上げランキング : 23710Amazonで詳しく見る by G-Tools先日の棚マルオフ会で頂いた本。タイトル通り、イワン・デニーソヴィッチと言う人物のおはようからおやすみまでの暮らしを見つめたストーリーなのだがその日常とは、ラーゲル(強制収容所)の中。なら欝々とした悲惨な物語なのかと思いきや驚くほどの素朴な温かみとユーモアを含ん... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102132015/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Ec04E2N1L._SL160_.jpg" border="0" alt="イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102132015/haruhon-22/" target="_top">イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)</a><br />ソルジェニーツィン 木村 浩 <br /><br />新潮社 1963-03-20<br />売り上げランキング : 23710<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102132015/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />先日の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-943.html" target="_blank" title="棚マルオフ会">棚マルオフ会</a>で頂いた本。<br /><br />タイトル通り、イワン・デニーソヴィッチと言う人物の<br />おはようからおやすみまでの暮らしを見つめたストーリーなのだが<br />その日常とは、ラーゲル(強制収容所)の中。<br />なら欝々とした悲惨な物語なのかと思いきや<br />驚くほどの素朴な温かみとユーモアを含んでいる。<br /><br />それだけに250ページそこそこにおさまらない奥深さを感じる。<br /><br />──ラーゲルの朝は、夜も明けきらぬ未明から始まる。<br />イワン・デニーソヴィッチ・ショーホフは常なら起床の鐘と共に起きるのだが<br />その日はたまたま、具合が悪くて起きあがれなかった。<br />営倉入りになるところを、労役のみでなんとか免れた。<br /><br />薄い野菜汁と粥で朝食を済ませ、配給のパンは節約して隠す。<br />そうして整列して建築現場へ向かい、作業が始まる。<br />ショーホフは次第、煉瓦積みに時と寒さと忘れる。<br />良い班長が率いる班に所属できて、よかった。<br />風除けもない厄介な現場に回されることなく、やっていける。<br /><br />こうして1日を終え、今日も幸福な日であったと<br />ショーホフは満ち足りた思いで眠りにつく──<br />要約するとこんな話である。<br /><br />過酷な環境だからこそ、食事を大事にする。<br />労働の尊さが身に感じられる。<br />なによりここではスターリンを批判しようが、これ以上行きつく先がない。<br />外にはない「言論の自由」すらあるのだ。<br />強がりではなく、シューホフは心から「幸福」を感じているように思える。<br /><br />「幸福」とはハッピーという意味ではない。<br />ラーゲルと言う、一般にはマイナス100点くらいの状況で<br />毎日の小さなプラス1点や0.5点を勘定できる魂の在り方を<br />ショーホフは「幸福」と言っているのだ。<br /><br />それは恐らく、ロシアの過酷な気候の中で<br />国民が育んだ純朴さなのだろう。<br />ロシアの風土が産んだプロレタリア文学──<br />──と締めくくるべきなのだが、自分はこれを読んでいて<br />ふと有名なロシア民話「イワンのばか」の空気を感じた。<br /><br />「イワンのばか」は一見、愚直なほどの純朴さを語った物語だが<br />実は社会主義礼賛話ではないかと思っている。<br />軍人と商人の兄は悪魔に欲を唆されるが<br />農民であるイワンは働くこと以外、心を惑わされない。<br />──農民諸君、キミ達こそ№1だ!というハナシに思えるのである。<br /><br />「イワン・デニーソヴィッチ~」は、著者の実体験から書かれた。<br />スターリン批判による逮捕であったという。<br />この本はフルシチョフという一瞬の雪解け時期のタイミングに出版され、<br />国内で教材としても使われたという。<br />強制収容所というソビエトのタブーを扱った小説は<br />まさに雪解けの春を感じさせるような「自由」にみえる。<br /><br />が、それはあくまで本書に「社会主義国の礼賛」があったからこそではないか。<br />スターリンと言う独裁者を弾じるのにも都合がいい。<br />否、著者が政治に乗っかって書いたという意味ではない。<br />ショーホフ、すなわち著者は確かに、<br />祖国と同朋への純粋な愛情から「幸福」を感じたのだろう。<br /><br />だが同時に、社会主義と言う国家が出版を許可したからには<br />そんな思惑が透けて見える気がするのだ。<br />純粋さと不純さ。<br />この本の存在そのものが、国家を表した「文学」ですらある心地がする。<br /><br />どちらの「イワン」もただ純粋だ。<br />きっとロシアの本質は、本来そこにあるのだろう。<br />だから彼の「幸福」に心打たれる。<br />幸福は遠くにあるのではなく、そこにあるのに気づかないだけなのだと。<br /><br />──今日も良い本を読んだと、私は<br />「少しも憂うつなところの無い、ほとんど幸せとさえいえる1日」に<br />満ち足りた気持ちで眠りに落ちた。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。庭づくり編。<br /><br />■当初は池を作るつもりだったのだが<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161020-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161020-1.jpg" alt="20161020-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「水」を作る材料を買うのが面倒だったのと<br />ドッチを作るか悩んでたのもあり<br /><br /><br />■畑に変更。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161020-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161020-2.jpg" alt="20161020-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />クワも作った。木を削って着色しただけだが。<br /><br /><br />■庭付き1戸建て全景<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161020-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161020-3.jpg" alt="20161020-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><br /><br />■俯瞰図。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161020-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161020-4.jpg" alt="20161020-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">でけぇよ。</span></strong><br />シルバニアの家がどんどん種類増えてくの、分かる気がするわ。(苦笑)<br />もうホント作業室欲すぃ…。<br /><br /><br />■畑作業の1コマ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20161020-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20161020-5.jpg" alt="20161020-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「おじいさん、お茶が入りましたよ」<br />「誰がおじいさんだ」<br /><br /><br />ちなみに草部分は百均で売ってた人工芝。(ハサミで切れる)<br />土部分は粘土に着色したものに<br />これまた百均に売ってるグリーンの疑似砂みたいなのをくっつけた。<br /><br />また年末までにいろいろオモチャでるらしいので<br />出たらまた大工するかもです。ハイ。<br />
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不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)米原 万里 新潮社 1997-12-24売り上げランキング : 3899Amazonで詳しく見る by G-Tools普段エッセイ系の本はあまり読まないのだが(単純に他に読みたいものがあるので手が回らない)オリガ・モリソヴナの反語法や嘘つきアーニャの真っ赤な真実がとてもよかったので、読んでみようという気になった。米原さんの職業である、通訳についてのエッセイ。実体験を面白おかしく語ったモノにとど... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101465215/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51F5BBRSRSL._SL160_.jpg" border="0" alt="不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101465215/haruhon-22/" target="_top">不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)</a><br />米原 万里 <br /><br />新潮社 1997-12-24<br />売り上げランキング : 3899<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101465215/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />普段エッセイ系の本はあまり読まないのだが<br />(単純に他に読みたいものがあるので手が回らない)<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-860.html" target="_blank">オリガ・モリソヴナの反語法</a>や<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-845.html" target="_blank">嘘つきアーニャの真っ赤な真実</a>が<br />とてもよかったので、読んでみようという気になった。<br /><br />米原さんの職業である、通訳についてのエッセイ。<br />実体験を面白おかしく語ったモノにとどまらず、<br />通訳とはなにかという概念をその立場から説明し<br />また母語がその人間形成の基盤になるという理論など<br />非常に奥深い内容になっている。<br /><br />が、その例えや説明が非常にこなれていて、上手い。<br />また読んでいて楽しい。<br />自分も人に説明することを生業とするので、読んでいてよく分かる。<br />米原さんが通訳という職業を通して、どれだけ<br />場の空気と理解をまとめあげる事に心を砕いていたかが。<br /><br />書評というモノもある意味、本の通訳であろう。<br />ある時は饒舌に、ある時はシンプルに<br />ある時はネタバレし、またある時は内容とは全く違う話をし<br />手を変え品を変えアプローチしないと、千差万別の本の<br />「こんなに面白い!」「こんなに感動した!」という印象と内容は伝えきれない。<br /><br />だがこのエッセイは、通訳者の語る言葉だからこそ面白いし、唸る。<br />ヘンに門外漢の自分がしたり顔で語るより(笑)<br />黙ってこの本をあなたに手渡したほうがいいだろう。<br />通訳者だからこその「通訳者にしか通訳できない本」なのかもしれない。<br />さすが米原さん、タダモノではない。(笑)<br /><br />なので自分にチョット関わる「訳」の話で〆ることにする。<br /><br />仕事先で、英会話レッスンをパーティション越しに聞く機会があった。<br />「最近あったことを英語で話してみて」と言うお題なのだが<br />コレが語学力ではなく、米原さんのおっしゃる通り「文化の違い」から<br />話がややこしくなってしまい、ひそかに面白かった。<br /><br />生徒「紅葉狩りに行ったんですが…、えーと…」<br />先生「紅葉狩りは日本の言葉ですから、ピッタリの訳は難しいです<br />   紅葉を見に出かけた、でいいでしょう」<br />生徒「しみじみ日本の秋を感じ…」<br />先生「そんな難しい表現、ぱっと出てこないでしょう?<br />   楽しんだ、でいいんじゃないですか」<br />※どちらもちょっといらっとした感じが伝わってくる<br /><br />初級のクラスだから、分かる言葉で内容を伝える事が肝要だ。<br />先生の言うことは間違っていない。<br />が、細やかな日本語の機微を伝えたい生徒さんの言い分も分かる。<br />だがそれを伝えるためには「MOMIJI-GARI」という日本語を<br />具体的に伝えるだけの語学力と日本文化の知識が必要になる。<br /><br />気になったので調べてみると、紅葉は「autumn foliage(秋の葉)」<br />または「autumn leaves(秋の葉)」「autumn colours(秋の色づき)」で通じるが<br />最近では「leaf peeping」という単語ができ、<br />日本のそれに近い感覚で、海外でも「紅葉狩り」が楽しまれているという。<br />だがそれも、現代英語を調べたうえで身につく単語だ。<br /><br />語学力と言うステイタスが重要視されがちな通訳だが<br />最も大切なのは「異なる文化」を繋いでいる事だろう。<br />日本語同士でも諍いや行き違いは起こるのに<br />異文化コミュニケーションを円滑に進めるというのは<br />訳者の中にワールドワイドな世界があるからこそのように思う。<br /><br />だから米原さんの書くものは面白い。<br />他のエッセイを読むのがさらに楽しみになった。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-928.html" target="_blank" title="人力車編">人力車編</a>続き。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-1.jpg" alt="20160925-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「改めて行きやすぜ!」<br />「おー京都いいなー」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-2.jpg" alt="20160925-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「コチラ200年前の京都で」<br />「うん…?」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-3.jpg" alt="20160925-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「こここコチラ白亜紀のおおおお!」<br />「のあああああ!!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-4.jpg" alt="20160925-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ビックリしやしたねー」<br />「何で出来てんだこの車…」<br /><br />タブレットで世界(?)旅行。<br />実は職場から借りてるヤツだがすっかり私用品。(笑)<br /><br /><hr size="1" /><br />先日実家に帰った時に妹とガチャでゲットした鳥獣戯画<br />映画「参勤交代リターンズ」を見に行った帰り。<br /><br />■ワシのは紙コップ下のカエルだけで、あとは妹の分<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-5.jpg" alt="20160925-5.jpg" border="0" width="300" height="300" /></a><br /><br /><br />■使用例<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160925-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160925-6.jpg" alt="20160925-6.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ココは俺が食い止めるけろー!お前は行くけろー!」<br />「鳥獣戯画さんっ…!」<br /><br />ハリウッドにありそうな、なんかいい場面。<br />全骨が泣いた的な。<br />ちなみに本来はスマホスタンド。<br /><br /><br />
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辞書になった男 ケンボー先生と山田先生

辞書になった男 ケンボー先生と山田先生 (文春文庫)佐々木 健一 文藝春秋 2016-08-04売り上げランキング : 164202Amazonで詳しく見る by G-Tools──辞書には魔物が住んでいる。言葉という無限世界に挑むそのブ厚い書は我々の道標でありながら、同時にとてつもない迷宮に誘い込む「魔物」なのである。これはその「魔物」に憑りつかれた2人の男の話である。「新明国」こと新明解国語辞典。その独特な語釈が人気を呼び、「新解さん」... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906856/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qc2kwfQwL._SL160_.jpg" border="0" alt="辞書になった男 ケンボー先生と山田先生 (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906856/haruhon-22/" target="_top">辞書になった男 ケンボー先生と山田先生 (文春文庫)</a><br />佐々木 健一 <br /><br />文藝春秋 2016-08-04<br />売り上げランキング : 164202<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906856/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />──辞書には魔物が住んでいる。<br />言葉という無限世界に挑むそのブ厚い書は<br />我々の道標でありながら、同時に<br />とてつもない迷宮に誘い込む「魔物」なのである。<br /><br />これはその「魔物」に憑りつかれた2人の男の話である。<br /><br />「新明国」こと新明解国語辞典。<br />その独特な語釈が人気を呼び、「新解さん」という愛称もある。<br />一方、学校からも推薦され、<br />絶大な信頼を得る「三省堂国語辞典」、略して「三国」。<br />どちらも三省堂の誇るベストセラー辞書である。<br />言ってみれば、全く個性真逆のアイドルだ。<br /><br />まずこのアイドルたちの個性を知るのがいい。<br />たとえば「恋愛」の項目をひいてみよう。<br /><br />新明国ちゃんの第三版曰く<br /><strong>特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒にいたい、<br />出来るなら肉体的な一体感も得たいと気持ちを持ちながら、それが、<br />常にはかなえられないで、酷く心を苦しめる・(稀にかなえられて歓喜する)状態。</strong><br />何だか生々しい上に、微妙に説得力とツッコミどころに揺れている。<br />辞書なのに、思わず通読したくなる魅力に溢れている。<br />こんな子とお付き合いしたら楽しいだろう。<br /><br />一方三国ちゃんの第三版はこう言う。<br /><strong>男女の間の、恋いしたう愛情(に、恋いしたう愛情がはたらくこと)。恋。</strong><br />シンプルだ。痺れる程に正統派だ。<br />一緒に学校へ行きたくなるクールビューティだ。<br />授業を宿題を助け、いい奥さんになるタイプだ。多分。<br /><br />そのアイドルを生み出したのが、<br />「三国」のケンポー先生、「新明国」の山田先生だ。<br />しかしこのアイドル達をデビューさせるまでには<br />この二人の先生の知られざる軋轢があったのだ。<br />しかもその謎は──、すべて二人の辞書が物語っているのである。<br /><br />一見、辞書たるもの三国ちゃんのごとくあるべきだと思う人も多かろう。<br />だが新明国ちゃんには、確固たるポリシーがあるのだ。<br />その理由には思わずハートを撃ち抜かれる。<br />そして意外にも、新明国ちゃんは保守的なコなのだ。<br />その語録は定番モノを抑え、流行モノにはなかなか手を出さない。<br /><br />お固く見える三国ちゃんは、新しいモノ好きである。<br />「ウルトラマン」という言葉をいち早く載せたのも<br />「ABC」という男女の恋愛段階を載せたのも、三国ちゃんなのである。<br />ギャップ萌である。<br />思わずドキドキするではないか。<br /><br />基本的には二人の編纂者をめぐるイザコザ話なのだが、<br />それぞれの辞書の性格がそこに由来しているという点で<br />ただのゴシップ話ではないところがミソだ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-638.html" target="_blank">舟を編む</a>と<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-649.html" target="_blank">博士と狂人</a>を読んで以来、<br />辞書編纂に興味を持ったのだが、確かに途方もない作業だというコトがわかる。<br />だからこそ「魔物」がいるのだ。<br /><br />もう一気読み必然。<br />二人の編纂者の話と国語辞書の魅力に、読む手が止まらない。<br />しかしその一方、玄関を飛び出して本屋に駆けだしたくなる。<br />うおおお辞書を!辞書を読みたい!!<br />新明国ちゃんと三国ちゃんをこの目で!!!!<br /><br />いやはや、確かに辞書には魔物がいるのである…。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />先週、両国でやってる「<a href="http://yo-kai2016.com/" target="_blank" title="大妖怪展">大妖怪展</a>」に行ってきたのだが<br />いやーよかった!おもしろかった!<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160829-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160829-1.png" alt="20160829-1.png" border="0" width="445" height="381" /></a><br /><br />妖怪・幽霊の浮世絵をピックアップした展覧会だが<br />特にショーケース内に展示してある「和本」に釘づけ。<br />描きこみ率がぱねぇ。<br />手書きにしろ版モノにしろ、溜息漏れるレベル。<br /><br />物販で多分版で刷ったモノが売られていたが<br />そのお値段数万円から数十万。<br />買うのは無理だが、一度じかにジックリ眺めてみたいわ。<br />ショーケースに入ってたやつは、人が多くてあんまり立ち止まって見れんかった。<br />妖怪ウォッチとコラボしてるので、お子様多くて余計に…。<br /><br />東京の開催は終わって、次は大坂に移動する。<br />興味のある人はぜひぜひ。<br /><br />■物販で思わず買ったモノ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160829-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160829-2.jpg" alt="20160829-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />河鍋暁斎のホネバッグ。<br />隠し絵のようにホネをのせてみる。(笑)<br />浮世絵と言えば江戸の菱川や歌川などが有名だが<br />明治の河鍋暁斎の絵もすごく(・∀・)イイ!!<br /><br /><br />■物販で思わず買ったモノ。その2.<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160829-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160829-3.jpg" alt="20160829-3.jpg" border="0" width="352" height="400" /></a><br /><br />一筆箋なのだが、元ネタはコチラ。<br />※大妖怪展のサイトより抜粋。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160829-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160829-4.png" alt="20160829-4.png" border="0" width="446" height="422" /></a><br /><br />妖怪と言うか、人の病気などをひきおこす虫ようなものなのだが<br />微生物的な緻密さとのアンバランスさが何だか笑える。<br />絵だけグッズにすると子どものラクガキみたいなのだが<br />その訳の分からなさが魅力的。<br /><br /><br />■その後、お好み焼きともんじゃ食ってきた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160829-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160829-5.jpg" alt="20160829-5.jpg" border="0" width="400" height="400" /></a><br /><br />東京に来た頃は、もんじゃあんまり得意じゃなかったんだが<br />アレってジャンクな味をチョイスしたほうが却ってウマイのな。<br />今回は「ドリア」のもんじゃを始めて食べたんだが<br />(要は中にゴハンが混ぜこんである)コレがマジ美味かった!!<br />ワシ個人としては、モチとかのもんじゃよりコッチが好きかも。<br /><br /><br />とまあ、大満足して帰途についたのだが<br />どこかで<span style="font-size:x-large;"><strong>家のカギを無くした</strong></span>ことが判明。<br />たまたま10分くらいで相方が帰ってきたので、<br />然程待ちぼうけしなくてすんだのだが。<br /><br />ついでに1ページも読んでない本もなくなって、ショック2倍…。<br />けれどなあ、その日はたまたま電車でも立ってる時はスマホ見てて、<br />座った時もずっと寝てて、カバンから本をとりださなかったので<br />いったいどーやって落としたのか謎…。<br /><br />きっと多分、妖怪の所為なのね~~?そうなのね?<br />
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あきない世傳金と銀 2

あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) (ハルキ文庫 た 19-16 時代小説文庫)高田 郁 角川春樹事務所 2016-08-09売り上げランキング : 44Amazonで詳しく見る by G-Toolsあきない世傳金と銀・源流編 の続き。学者の家から商人の家へ奉公に出た娘・幸の物語。「早瀬」というサブタイトルは河川の急流部のことだが、地形学では幼年期の河川を差す。前回の「源流」は幸の生い立ちだったが、今巻では幸が商売の世界に足を踏み入れることになる。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758440271/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MSd%2BmcUHL._SL160_.jpg" border="0" alt="あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) (ハルキ文庫 た 19-16 時代小説文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758440271/haruhon-22/" target="_top">あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) (ハルキ文庫 た 19-16 時代小説文庫)</a><br />高田 郁 <br /><br />角川春樹事務所 2016-08-09<br />売り上げランキング : 44<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758440271/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-829.html" target="_blank" title="あきない世傳金と銀">あきない世傳金と銀・源流編</a> の続き。<br /><br />学者の家から商人の家へ奉公に出た娘・幸の物語。<br />「早瀬」というサブタイトルは河川の急流部のことだが、<br />地形学では幼年期の河川を差す。<br />前回の「源流」は幸の生い立ちだったが、<br />今巻では幸が商売の世界に足を踏み入れることになる。<br /><br />高田さんはみをつくしシリーズでの食べ物描写に定評があるが、<br />今回の物語の売りは、呉服の彩だ。<br />この時代の衣類も、季節を告げる大事なアイテムだ。<br />季節に応じて綿を入れ、抜き、色と素材を選ぶ。<br /><br />幼い幸に華やいだ衣が映えず、きりりとした色が似合うというくだりから<br />その楚々とした美しさが慮られる。<br />──文字から想像の翼が広がる。<br />本を読む者に、これ以上の楽しさはないだろう。<br />(だから漫画やイラストでキャラを描いたノベル類が好きではないのだが)<br />食べ物でなくとも、高田さんの描く呉服の錦は物語を鮮やかに彩る。<br /><br />さて内容。<br />奉公先の遊び人長男、強面次男、そして本の虫三男。<br />前巻ではなんとなく、幸と三男がイイ感じであったのが、<br />三男は夢を追いかけて家を出てしまう。<br />そして幸はまだ中学生くらいの年頃ながら<br />遊び人長男の後妻にされてしまう。<br />それも信頼していた番頭によって。<br /><br />しかし番頭は、商売人としての幸に期待をかけたのだった。<br />だが高田さんのストーリー、そんなにう都合よく進むハズがない。(笑)<br />番頭にも呉服屋にもトンでもない事態が起こるが、<br />ココで強面次男がいい味を出す。<br />コレは次男が男をあげる回とだけ言い置いて、触れないでおく。<br /><br />また時代と関西の季節行事が、また別の色どりを添える。<br />その頃から現代にまで町民たちに根付いている、<br />天神さんや住吉さんといったやわらかな響きと信仰心が<br />江戸ものとはまた違う、はんなりした活気を醸し出す。<br />地蔵盆のくだりは、懐かしさすら覚えた。<br />(※地蔵盆…西のみにある盆時期の子供行事)<br />高田さんの描かれる話、やはり好きだなあ。<br /><br />みをつくしシリーズの番外編をお待ちの方も多いと思うが<br />美味いに間違いないデザートの前に、<br />呉服のウィンドウショッピングと洒落こんでは如何だろうか?<br />無論、そんなにのらりくらりとはしていられずに<br />こちらの新刊も心待ちにしなくてはならなくなるが…。(笑)<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />カンケーない話。<br />喋る商売なので人一倍気をつけているのだが、うっかり風邪ひいてますた…。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-1.png" alt="20160821-1.png" border="0" width="434" height="244" /></a><br /><br /><br />アホみたいな話だが、本当に平熱が分からない。<br />昔はちょっと高めだった気がするのだが、一時期は低かった。<br />で、今は<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-2.png" alt="20160821-2.png" border="0" width="435" height="230" /></a><br /><br /><br />高くても大丈夫な時と、全然ダメな時がある。<br />先日、どうも身体がゾクゾクして熱を測ると37℃。<br />コレくらいが一番ワカランで困る…。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-3.png" alt="20160821-3.png" border="0" width="435" height="244" /></a><br /><br /><br />実は自分は変温動物なんだろうかと疑うこと多々。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-4.png" alt="20160821-4.png" border="0" width="435" height="251" /></a><br /><br /><br />健康な36度なのか?微熱の36度なのか?<br />しんどくなければ治った事にするのだが、読みがハズれると却って長引く。<br />全く厄介な身体である。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-5.png" alt="20160821-5.png" border="0" width="437" height="257" /></a><br /><br /><br />しかしそもそも<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160821-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160821-6.png" alt="20160821-6.png" border="0" width="435" height="272" /></a><br /><br /><br />今朝計ったら5度台になっていたので、やっぱり低温期なのだろう。<br />とりあえず治ったようで安堵。<br />相方はまだげほげほやっているので、さりげに近寄らないようにしている。<br /><br /><br />1~5分くらいのバラつきなら自分も構わないのだが、1度も違うとさすがに不便。<br />誰か他にこーゆー人いる????<br />
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自由学校

自由学校 (ちくま文庫)獅子 文六 筑摩書房 2016-06-08売り上げランキング : 174561Amazonで詳しく見る by G-Toolsちょっとお久しぶりに獅子文六。読む昭和レトロとでも言うべき空気が、結構気に入っている。──物語は一人のダメ亭主から始まる。時は戦後の日本。民衆が、女性が、若者が口々に「自由」という言葉を声高に掲げ始めた頃である。ダメ亭主もぽつりと、自由を主張した。妻にナイショで会社を辞めたのである。容貌ばかり... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433546/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51d8HIF8AXL._SL160_.jpg" border="0" alt="自由学校 (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433546/haruhon-22/" target="_top">自由学校 (ちくま文庫)</a><br />獅子 文六 <br /><br />筑摩書房 2016-06-08<br />売り上げランキング : 174561<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433546/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ちょっとお久しぶりに獅子文六。<br />読む昭和レトロとでも言うべき空気が、結構気に入っている。<br /><br />──物語は一人のダメ亭主から始まる。<br />時は戦後の日本。民衆が、女性が、若者が口々に<br />「自由」という言葉を声高に掲げ始めた頃である。<br />ダメ亭主もぽつりと、自由を主張した。<br />妻にナイショで会社を辞めたのである。<br /><br />容貌ばかりは大物然としているものの<br />地蔵のように動かず、屁のような返事ばかりし、<br />オマケに金銭感覚も皆無の亭主が、既に数か月前に無職となり、<br />小遣いをもらってフラフラしていたというのだから、妻はキレた。<br />「出ていけッ!」と逆三行半を突きつけた。<br /><br />戦後、オンナと靴下は強くなったなんて言うが、<br />確かにこの妻、相当にシッカリ者なのだ。<br />亭主が給料を使い果たしても、自分の稼ぎでなんとかやっていたから<br />甲斐性ナシが出て行ったトコロで痛くも痒くもないのである。<br />むしろ快適なくらいである。<br /><br />妻は「自由」を手に入れたのだ。<br />そうしてひょんなことで、「自由」を叫ぶ若者や<br />「不自由ない」身分の男と知り合う。<br />一方、亭主も「自由」を謳歌していた。<br />時間にも金にも囚われない生活を、やっと見つけたのだが──<br /><br />60年も前に連載された話だというが、コレが滑稽ながら深い。<br />戦後に「自由」という初めてのオモチャを与えられ<br />みんながそれを振りかざし、行き詰まる。<br />纏う空気こそ確かにレトロだが、<br />その「自由」の在り方は、現代にも通ずるものがある。<br /><br />「自由」が「縛られない」ことだと考えると、<br />もうそこで「自由」そのものに囚われてしまう。<br />「何一つ不自由がない」環境では、<br />自由そのものの価値が失われるだろう。<br />「自由」とは何だろう、と思う。<br /><br />個人的には、「自己ある由」なのではないかと思う。<br />そこに自分というものが在るかどうか。<br />新しいから古いからと流されるのではなく、<br />自分が取捨選択しなければ、手には入らない。<br />けれど自己だけを考え、他人を捨てるのは「自由」だろうか?<br />──果たして夫婦は、「自由」になれるのか?<br /><br />オチは読んでいただくとして、面白い小ネタがある。<br />「ゴールデンウィーク」を生み出したのは、この小説なのである。<br />この「自由学校」は映画化されているのだが、なんと<br />松竹と大映が同じものを作り、同時上映に踏み切った。<br />コレが5月で、映画の興行が非常によかったため<br />テレビの「ゴールデンタイム」のごとく、「ゴールデンウィーク」と呼ばれたそうな。<br /><br />同じ映画をブツけるなんて、愉快な企画だ。<br />今もやればいいのに。<br />スポンサーや集客の兼ね合いで出来ないのだろうか?<br />イヤイヤ、これこそ作る方も見る方もシアワセになれる<br />「自由」な発想ではないだろうか。<br /><br />いや~~、「自由」ってホントにおもしろいですね~。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。<br /><br />■はかこじぞう。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160818-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160818-1.jpg" alt="20160818-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「おお、墓だって暑いもんなー」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160818-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160818-2.jpg" alt="20160818-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「いや、夜中に並んで恩返ししにきてくるかなって」<br />「かさこじぞうかよ」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160818-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160818-3.jpg" alt="20160818-3.jpg" border="0" width="559" height="302" /></a><br /><br />「キタ…」<br />「こわっ!!!!」<br /><br />見て分かる通り、雑な合成だけど(笑)<br />金があれば墓まとめ買いして墓地作りたい。<br /><br />コレがホントの豪勢(オヤジか)<br /><br /><br />■ブランコを作る。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160818-4.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160818-4.gif" alt="20160818-4.gif" border="0" width="268" height="283" /></a><br /><br />下のモノ↓が作りたくて。<br /><br /><br />■♪くちぶっえはなっぜ~~ とおくまできこえるのっ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160818-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160818-5.gif" alt="20160818-5.gif" border="0" width="400" height="301" /></a><br /><br />有名な話だが、あのハイジのブランコは<br />最高速度は時速68kmに達し、6階の窓から飛び降りたのと同じっつーのを<br />初めて聞いたときはワロタ。こわすぎ。<br /><br />まじ♪たすけて~~おじいさん~~って歌っていいレベル。<br />(まず歌ってるレベルではあるまい)<br />
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村上海賊の娘 3・4

村上海賊の娘(三) (新潮文庫 わ 10-4)和田 竜 新潮社 2016-07-28売り上げランキング : 18Amazonで詳しく見る by G-Tools村上海賊の娘 1・2 の続き。題材は第一次木津川口の戦い。長く続いた本願寺vs信長の睨み合いの中、本願寺に兵糧を運び入れようとした毛利軍とそれを阻止せんとした織田配下の水軍との衝突である。1・2巻では砦の攻防戦で、つまりは陸上戦であった。今巻は海戦──、まさに両軍本領発揮の戦場である。自分も戦乱... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349800/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hT7AMRC2L._SL160_.jpg" border="0" alt="村上海賊の娘(三) (新潮文庫 わ 10-4)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349800/haruhon-22/" target="_top">村上海賊の娘(三) (新潮文庫 わ 10-4)</a><br />和田 竜 <br /><br />新潮社 2016-07-28<br />売り上げランキング : 18<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349800/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-897.html" target="_blank">村上海賊の娘 1・2</a> の続き。<br /><br />題材は第一次木津川口の戦い。<br />長く続いた本願寺vs信長の睨み合いの中、<br />本願寺に兵糧を運び入れようとした毛利軍と<br />それを阻止せんとした織田配下の水軍との衝突である。<br />1・2巻では砦の攻防戦で、つまりは陸上戦であった。<br />今巻は海戦──、まさに両軍本領発揮の戦場である。<br /><br />自分も戦乱の海原を駆け、軍船(いくさぶね)に乗り込む。<br />が、ここで悩む。<br />ハテどちらの陣営につけばよいのか?<br /><br />織田陣営の主力は、地侍と関西海賊団だ。<br />信長という存在と己が地位の関係をよく理解している地侍は<br />己が家の名誉と存続が念頭にある。<br />対して海賊団は信長のことなど「オッサン」扱いであり、<br />ただ面白おかしく戦うことに己が誇りがある。<br /><br />本願寺側の主力は毛利軍である。<br />だが実際に前線で戦うのは、毛利配下にある海賊たちと、<br />そして一向宗の門徒たちである。<br />同じく家のために戦う毛利配下たちと、「極楽へ行くため」に戦う門徒たち。<br />それぞれの咆哮を耳にし、戦場で右往左往している自分がいる。<br /><br />元はといえぼ信長と本願寺の陣取り合戦だが、<br />戦場には上部の思惑など関係ない。<br />誰しもがただ、己が為に戦う。<br />その理由は己の欲の為でもあり、家というしがらみの為であり、<br />利己的であるが故いっそ純粋ですらある。<br /><br />互いに憎み合う訳でもないのに、戦の狂気は止まらない。<br />何が正しいのかもわからぬ内に、ただ熱だけが高まっていく。<br />「者ども、死ねやぁぁ!!」<br />将の鬨の声に、兵は死に物狂いで高ぶる。<br />きっと戦場と言うのは、こんな場所なのだと思った。<br /><br />その中に1人、家にも神にも縛られぬ者がいる。<br />村上海賊の娘だ。<br />戦を華やかなものと考えていた彼女は、現実に失望する。<br />そうして悩んだ末、答えを見いだす。<br />──戦に正誤などない。<br />自分が正しいと信じるから、皆戦うのだ。ならば自分は──<br /><br />彼女の選んだ答えは、戦に更なる炎を注いだ。<br />正しくはないのかもしれない。<br />だが誰しもが、一歩も引けぬ答えを賭して戦っている。<br />自分も戦場でただ、声にならぬ声をあげる。<br />誰も負けるなと。けれどそんなことはあり得ない。<br /><br />──決着は、着く。<br />勝った爽快感と負けた喪失感が、まぜこぜになる。<br />やり場のない感情に、喉の奥が痛くなる気がする。<br />これほど無駄で甲斐の無い──、そして<br />これほど純粋に己が為に戦ったつわものたちも、無い。<br /><br />村上海賊の娘は、実在すらはっきりしない人物だ。<br />歴史書の隅に存在したかもしれない軌跡がわずかに在るだけで。<br />だが木津川の戦いですら、歴史の教科書では<br />「長く続いた信長と本願寺の戦い」という1行のなかに集約される。<br />ただでさえ歴史は、勝者の思惑に書き換えられてしまう。<br /><br />無かったかもしれない。<br />だが在ったかもしれないという行間に垣間見える敗者の想い。<br />歴史小説を面白いと思うのは、こういう作品に出合えた時だ。<br />エンターテインメント性を前面に出していることも含めて、<br />個人的には文句なく★5つ。<br /><br />──本書は、人々を歴史の海へと駆り立てる。<br />『歴史の財宝か?欲しけりゃくれてやる!<br /> 読んでみろ!さあ者ども、もっともっと歴史本にハマれぇぇぇ!』<br /><br />世はまさに大海賊時代ッ!!<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />巷で話題のポケモンGO。<br />職業柄一応知っといた方がいいかなと、お試してみる。<br />しっ、仕事なんだからねっ!別に楽しくなんかないんだから馬鹿あ!!!(なぜツンデレ)<br /><br />■とりあえずやってはいるものの<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-1.png" alt="20160729-1.png" border="0" width="300" /></a><br /><br />…ポケモン世代じゃないので、特に萌えがないんだよね。<br />ただ仕組みは面白いなあと思った。<br />ちょっと前に流行ったイングレスと同じようなモンなんだな。<br /><br /><br />■コレだったらハマる。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-5.png" alt="20160729-5.png" border="0" width="300" /></a><br /><br />ホネモン。とにかく骨ばっかり出てくる。<br />とにかくわしだけがたのしい。<br /><br /><br />こんな風に実際の景色とポケモンで写真が撮れるので<br />ソッチで遊んでみる。<br /><br />■やる気のあるカイロス君とやる気のないホネ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-6.png" alt="20160729-6.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br /><br />■ポケモンに襲われるホネモン。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-2.jpg" alt="20160729-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><br />■お客様にお迎えしてみる。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-3.jpg" alt="20160729-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><br />■「今新聞とると、6ヶ月分のドードーがつきますよ!」<br /> 「間に合い過ぎてます」<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160729-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160729-4.jpg" alt="20160729-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />※ドードー…ポケモンにでてくるモンスター。ゲームでは出過ぎ。<br /><br /><br />あとはジムを体験したらアンインストールしようと思っていたのだが<br />なかなか出来ないでいる。<br />レベル5から挑戦は出来ても、ジムマスターほとんどレベル20近くて<br />どれくらいレベル合わせるべきなのか分からん…。<br /><br />しっ、仕事なんだからああああ!!!<br />
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自転車日記

自転車日記夏目 漱石 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools明治文豪にツッコめ祭、今は「坑夫」を読んでいるのだが読み終わるのは少し先になりそうなので、ちょっと短編を読む。漱石がロンドン滞在中の体験らしいが、ホトトギスに掲載されたのは吾輩は猫であるより前である。ぱっと見は漢詩の読み下し文のようだが、よくよく読むとこまめにギャグのジャブとフック入れてくるあたり初期のお茶目で愉快な... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKCEY/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ow56S8n8L._SL160_.jpg" border="0" alt="自転車日記" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKCEY/haruhon-22/" target="_top">自転車日記</a><br />夏目 漱石 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXKCEY/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />明治文豪にツッコめ祭、今は「坑夫」を読んでいるのだが<br />読み終わるのは少し先になりそうなので、ちょっと短編を読む。<br /><br />漱石がロンドン滞在中の体験らしいが、<br />ホトトギスに掲載されたのは<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-871.html" target="_blank" title="吾輩は猫である">吾輩は猫である</a>より前である。<br />ぱっと見は漢詩の読み下し文のようだが、<br />よくよく読むとこまめにギャグのジャブとフック入れてくるあたり<br />初期のお茶目で愉快な先生が見え隠れする。<br /><br />その高尚な文章と比べていただくために<br />今回は敢えてネタバレで、現代文要約を書く。<br /><br />================================================<br /><br />1日目。家主のバーサンに言われて、自転車に乗る。キタコレ。<br /><br />もう乗るっつーか落ちるために買う訳ですよ。自転車。<br />先生様が最初はママチャリにしとけとかいうが、<br />日本男児たる者、そんなモン乗れるかっつーの。<br />したらコイツ、チョーボロい自転車すすめるワケ。<br />でもまあどーせ落ちるのに新品もボロもねぇわなってんで、買ったった。<br /><br />またこの自転車っつーのが、マジヤバい。<br />引いたら股に当たるし、押したら道に飛び出すし。マジデンジャラス。<br />もうね、練習とかそんなレベルじゃないの。<br />先生様は早く乗れって言うけど、ハンドル握る以外あと転ぶだけよ。(笑)<br /><br />ヨシじゃあ僕が後ろから押してやるよって言われても、<br />結局押されて、顔からツッコんで転ぶっていうね。<br />ちらほら人が見てっけど、見んなよオレに惚れんなよ。<br />結果、ケーサツにここ馬道だからって追い出されて、<br />帰ったらバーサンがワクテカでどうよって聞いてくる。やかましいわ。<br /><br />2回目。坂道だ。坂道なら自転車勝手に進むんじゃね?オレ天才。<br />先生様がさあ乗れって言うけど、もう乗るっつーか<br />走る自転車様に人間をくっつけとくカンジ?<br /><br />いやもう自転車なめてたわ。<br />家並超えて女生徒群超えて、平地になっても止まんねーの。<br />仕方なく車道から歩道に乗り上げて、塀にぶつかって止まる。<br />またケーサツが出て来て、ははは骨が折れますなとか<br />誰が上手いこと言えと(略)<br /><br />3回目。知人宅にて、最近自転車始めたんだよねとか言っちゃう。<br />オマケに坂道を走るのは爽快ですなとか言っちゃう。<br />御令嬢が、なら一緒に遠乗りでもしませんこととか言い出してオレピンチ。<br />いやデモデモダッテとか自分でもわかんねー言い訳して、2日間凹んだ。<br /><br />4回目。先生様と某貴公子と自転車で出かける。<br />そこへ急に荷車が出てきたから大変だ。<br />ヤバい。このままいけば衝突。右に曲がっても左に曲がっても<br />両君どちらかを犠牲にしてしまう。<br />賢明なオレ氏、自転車から落ちる。<br /><br />両君、じゃあ前を走り給えと言うが、<br />道は分かっても、曲がりやすいほうにしか曲がれないんだっつーの。<br />当然、同じところをグルグル回る訳ですよ。<br />コレはイカンとハンドルを捩じったら急スピンがかかり<br />何故か後ろを走ってた知らない人が転んだ。<br /><br />チョーシこいて「お気の毒ww」とか言っちゃったけど<br />マジ余裕なかったのマジすまん知らない人。<br /><br />5回目。「人間万事塞翁が馬」というが、<br />先日のは「人間万事漱石の自転車」ってやつかね。(うまいこと言ったオレ)<br />よーしパパ張り切って、公園から大通りに出ちゃうぞー。<br />で、またチョーシぶっこいて荷車と馬車の間抜けようとしたら<br />今度は知らない自転車にさーっと割り込まれて、オレ氏また転ぶ。<br />思わず寄り掛かったら馬に自転車蹴られるわで、もうサイアク。<br /><br />なにもうオレ自転車で死ぬの?イギリスまじこええ。<br /><br />================================================<br /><br />もうね、石垣にツッコんでスネ打つわ木にぶつかって爪剥がれるわで、<br />結局転んだだけで乗れねぇの。(笑)<br />オマケに家主のバーサンのデブは馬鹿にしてみてくるし<br />その妹のガリはもっと馬鹿にしてみてくるし、オレますます引きこもる。<br />マジ時間の無駄遣いだったわ。(笑笑)<br /><br /><br />細かい内容は省いてあるが、大体こんなカンジ。<br />家主に気分転換に自転車を進められてやってみるも<br />結局この後、漱石は本格的な神経症を患う。<br /><br />面白おかしく書いてあるが、結果的には漱石はある程度は、<br />自転車を乗りこなせるようになったらしい。<br />が、アラフォーの手習いである。困難を極めたのは確かであろう。<br />また当時の自転車にブレーキがなかったらしいことなど、<br />英国の随筆としても読んで楽しい。<br /><br />現代風に書くとホントにおちゃらけ文なのだが、<br />敢えて格調高く書かれている原作をぜひ読んでいただきたい。<br />漱石先生の凄さが分かる。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。梅雨バージョン。<br /><br />以前に折り紙で傘を作ったのだが<br />いずれちゃんと傘を作りたいと思っている。<br /><br />■出勤前に傘の仕組みを考える。(はよいけ)<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160727-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160727-1.jpg" alt="20160727-1.jpg" border="0" width="400" height="351" /></a><br /><br />金属に穴をあけたり溶接したりする技術があれば<br />そのままの形でミニチュアを作ればいいのだろうが<br />とりあえず今回はボール紙を代用。<br />骨組みを作ったら、後は和紙を貼り付ける。<br /><br /><br />■傘貼りのアルバイト。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160727-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160727-2.jpg" alt="20160727-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ハロワで見つけたんだ」<br />「ふーん(ツッコむのも面倒くせぇ)」<br />「空き時間で出来るし、浪人中のお侍にも人気だって」<br />「ツッコまねぇからな、絶対」<br /><br /><br />そんな訳で出来た傘で雨アニメ作成。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160727-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160727-3.gif" alt="20160727-3.gif" border="0" width="390" height="390" /></a><br /><br />「よく降るなー」<br />「夏になったら何して遊ぼうかー」<br />「…楽しそうだな、お前は」<br /><br />関東も今週あたり梅雨明けという噂を聞いたが、どうなんだろうね。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160727-4.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160727-4.gif" alt="20160727-4.gif" border="0" width="390" height="390" /></a><br /><br />今回使ってるのは「Sqirlz Water Reflections」というフリーソフト<br />英語バージョンだが、何となく感覚で使える。<br />雪を降らしたりもできるので、お遊びに最適。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160727-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160727-5.gif" alt="20160727-5.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />「つい見ちゃうよなー」<br />「よねー」<br /><br />雨漏り部分だけ手書き。<br />小さい頃住んでた家、すこし雨漏りしたんだよな。<br />今思えば貴重な体験か。<br /><br />
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村上海賊の娘 1・2

村上海賊の娘(一) (新潮文庫)和田 竜 新潮社 2016-06-26売り上げランキング : 54Amazonで詳しく見る by G-Tools和田氏の小説作品は一応、のぼうの城・忍びの国・小太郎の左腕と全部拝読した。映画にもなった「のぼうの城」は個人的に「もう一声!」だったが作品は全体にキャラ作りが現代的で、話筋も軽快で非常に読みやすい。また素材が「メジャーに属するややマイナー」というか、創作の余地がある部分をチョイスしているのが、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349789/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61sPuTq0YBL._SL160_.jpg" border="0" alt="村上海賊の娘(一) (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349789/haruhon-22/" target="_top">村上海賊の娘(一) (新潮文庫)</a><br />和田 竜 <br /><br />新潮社 2016-06-26<br />売り上げランキング : 54<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101349789/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />和田氏の小説作品は一応、<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-15.html" target="_blank" title="のぼうの城">のぼうの城</a>・忍びの国・小太郎の左腕と全部拝読した。<br />映画にもなった「のぼうの城」は個人的に「もう一声!」だったが<br />作品は全体にキャラ作りが現代的で、話筋も軽快で非常に読みやすい。<br /><br />また素材が「メジャーに属するややマイナー」というか、<br />創作の余地がある部分をチョイスしているのが、またいい。<br />本書も文庫化を楽しみにしていたのだが、<br />文庫は全4巻で、3・4巻は7月末に出るらしい。<br />この厚さなら前後巻でいっぺんに出して欲しかった。(苦笑)<br /><br />だが1日で2巻を一気に読んでしまったほど面白かった!<br /><br />時は戦国、信長が天下統一に向けてブイブイ言わしていた頃である。<br />列強諸国の武将たちよりある意味、信長には宿敵が在った。<br />──石山本願寺。<br />先日の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-892.html" target="_blank" title="親鸞~完結編">親鸞~完結編</a>の一向宗の寺院であり、<br />門主・顕如(けんにょ)は親鸞の11代目の孫にあたる。<br /><br />第六天魔王(=要はめっちゃ仏敵やで!って意味)とまで言われた信長が<br />宗教団体相手に10年も手こずったのは有名だ。<br />要は本願寺のある石山の場所を譲れイヤ譲らんというハナシが、<br />門徒や周囲勢力を巻き込んだ大事故になってしまったのだ。<br /><br />その勢力の要となったのが、毛利氏である。<br />中国地方をほぼ手中にし、大きな水軍も抱えていた。<br />信長と本願寺の間でのらりくらりとしていたが、<br />ついに両方からの救援要請に、腹を括らねばならなくなった。<br />──織田につくか?本願寺につくか?<br /><br />瀬戸内海には大小さまざまの海賊衆がある。<br />毛利に帰順した海賊衆。<br />織田方につく海賊衆。<br />そしてまだ同盟を結んでいない、独立した海賊衆──<br />「海賊王」が率いる「村上水軍」を引き込むことが、毛利の選択肢だった。<br /><br />やっべぇ。ゴールドロジャーでてきたよ。(大笑)<br />「探せ!淡路島に全てを置いてきた!」とか<br />予告編が脳内再生されて、一人で爆笑。<br />いやうん、こーゆートコが現代的で面白いんだww<br /><br />この海賊王(笑)の娘が、そのまま本書のタイトルになっている。<br />またこの娘が面白い。<br />醜女で嫁の貰い手が無く、20歳にもなって長兄に毎日怒られている。<br />が、醜女というのは「大柄で目が大きくて彫りが深い」という、<br />つまりは当時の美的センスでの醜女である。<br /><br />多分現代で言うと、アンジェ―リーナ・ジョリーとか<br />キャメロン・ディアス、ミラ・ジョヴォヴィッチあたりの<br />日本人離れした顔をしているのだ。この姫は。<br />が、毛利の使者のイケメンは<br />「娘を嫁にすれば協力してやる」という海賊王の申し出を<br />「このような醜女を!」と蹴ってしまう。もったいねー!!<br /><br />さあ娘は嫁に行く気満々だったから、これまた大変。<br />フラれて(´・ω・`)ショボーンとなっているところに<br />行きがかり上助けた一向宗の爺に<br />「南蛮人を見慣れた堺人には、姫様は美人ですよ」と言われ<br />一路堺を目指すのである。<br /><br />「海賊嫁に…、オレはなるッッ!!!」(笑)<br /><br />が、婚活海賊の娘は海原で織田方の海賊衆と出会ってしまう。<br />しかも織田の役人を、勢い余って殺してしまう。<br />だが海賊たちは自由だ。<br />織田の役人よりよほど娘の気ッ風を気に入り、<br />しゃーないな、とオチを付けてしまう。<br /><br />またまたこの関西海賊団たちがめっさオモロイ。<br />強いわボケるわツッコむわで、もう読んでいて何度も吹き出してしまった。<br />またこの海賊衆たちに「オモロイヤツ」がウケるのも<br />決してストーリーに無関係ではなく、<br />現代的な改変ながら、上手く使われているトコロがすごい。<br /><br />ともあれ娘は、気のいい海賊たちがいる織田方にも、<br />自分が助けた農民たちのいる一向宗にも繋がりがあり、<br />微妙な立場に立っている。<br />そして本願寺には、雑賀衆の孫一がいる。<br />これまた司馬先生の「尻喰らえ孫市」を読んだ自分も<br />関西海賊団も好きだが孫一も好きすぎて、困る。(一緒にすんな)<br /><br />一進一退の戦場──<br />だがそこに信長本人が自ら、兵を率いて現れる。<br />2巻はココまで。<br />ぎゃーーー!3巻が待ち遠しい!!!(ごろんごろん)<br /><br />いやもう出たらすぐ買う!すぐ読む!!!<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />以前のホネツイまとめ。<br /><br />■囲炉裏を作りますた。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160715-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160715-3.gif" alt="20160715-3.gif" border="0" width="331" height="232" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-885.html" target="_blank" title="以前に買ったキャンドルライト">以前に買ったキャンドルライト</a>のリベンジ。うーん。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160715-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160715-1.jpg" alt="20160715-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160715-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160715-2.jpg" alt="20160715-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「今日の鍋、うめーな!!」<br />「ダシ変えてみたんだ」<br /><br />天然なのか人造なのか迷うトコロ。<br /><br /><br />■実は写真はコイツが撮っています。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160715-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160715-4.jpg" alt="20160715-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />お馴染み、映画泥棒のミニフィギュア。<br />ええ、コイツらが撮ってるんですよ。<br />ワタクシメが時間を惜しんでせっせと(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァと撮ってるワケじゃなく。ええ。<br /><br /><br />■こんなカンジ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160715-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160715-5.jpg" alt="20160715-5.jpg" border="0" width="350" height="468" /></a><br /><br />映画館以外では役に立つヤツらです。ええ。<br />
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死神の浮力

死神の浮力 (文春文庫)伊坂 幸太郎 文藝春秋 2016-07-08売り上げランキング : 48Amazonで詳しく見る by G-Tools「死神の精度」の続編。前作を読んでいなくても本作だけでも読めるが、個人的に伊坂作品で1番好きなので、ぜひ合わせて読んでほしい。「死神」──大きな鎌を手にした黒ずくめのガイコツが生者の魂を奪う──というステロタイプが浮かぶが、ここでの死神は調査員、もしくはサラリーマンに近い。「監査部」が決めた人間を1... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906473/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51f7O4i8DPL._SL160_.jpg" border="0" alt="死神の浮力 (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906473/haruhon-22/" target="_top">死神の浮力 (文春文庫)</a><br />伊坂 幸太郎 <br /><br />文藝春秋 2016-07-08<br />売り上げランキング : 48<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167906473/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />「死神の精度」の続編。<br />前作を読んでいなくても本作だけでも読めるが、<br />個人的に伊坂作品で1番好きなので、ぜひ合わせて読んでほしい。<br /><br />「死神」──大きな鎌を手にした黒ずくめのガイコツが<br />生者の魂を奪う──というステロタイプが浮かぶが、<br />ここでの死神は調査員、もしくはサラリーマンに近い。<br /><br />「監査部」が決めた人間を1週間調査し、<br />その人間が「可」か「見送り」かを報告する。<br />──つまりは「死」か、「生き延びる」かだ。<br />死神が直接手を下す訳ではない。<br />「可」が出た場合は、8日目にその人間は必ず死ぬ。<br />だが逆に、調査中はその人間は死なないことに決まっている。<br /><br />ほとんどがテキトーに「可」を出す中で<br />千葉はなかなかにマジメに仕事をする死神である。<br />だからといってこの手のファンタジーにありがちな<br />気がやさしくて情に流されるような死神とかではない。<br />1週間キッチリ調べて、結局ほとんど「可」を出すのだ。(笑)<br /><br />だが、それも道理なのだ。<br />死神は人間の想像を超える時間を生き、死をみてきた。<br />そんな感傷には浸っていられない。<br />そんなドライでクールな死神の物語ながら、<br />その気真面目さとジェネレーションギャップにふふっとなる。<br /><br />前作は短編集だったが、今回は長編だ。<br />可愛い一人娘を殺され、マスコミが群がる夫婦の家に千葉がやってくる。<br />無論、千葉は「仕事」であり、子を失った両親への同情なんぞはない。<br />が、そのどこか時代ズレした受け答えに、夫婦はつい千葉を家にあげてしまう。<br /><br />娘を殺した犯人は分かっているのだ、という。<br />だが証拠不十分で無罪となり、もはや起訴されることは無い。<br />犯人は「サイコパス」なのだという。<br />良心の欠片もない犯人が形だけ罪を贖うくらいなら、無罪でいい。<br />──代わりに私たちが復讐してやるのだから、と。<br /><br />サイコパスものは数冊読んだ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-439.html" target="_blank" title="黒い家">黒い家</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-165.html" target="_blank" title="浴槽の花嫁">浴槽の花嫁</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-58.html" target="_blank" title="インタビュー・イン・セル">インタビュー・イン・セル</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-4.html" target="_blank" title="悪魔の経典">悪魔の経典</a>など。<br />本書では「25人に1人が良心の無い脳を持つ」と書かれている。<br />(コレには諸説あり、伊坂氏がストーリーに一番近い説を選んだものだが)<br />法や感情に縛られない彼らは「最強」であり、「最凶」なのだ。<br /><br />しかしそれは「人間相手」でのこと。<br />人間そのもののルールに当てまらない死神相手だ。<br />が、千葉は別に人助けをしようなどと考えている訳ではない。<br />仕事を遂行する上で、夫婦の側にいるだけだ。<br />頓珍漢な受け答えをしながら。<br /><br />そんな千葉にも、1つだけ心を動かすモノがある。<br />音楽だ。<br />地上の人間が全て死滅しても何とも思わないが<br />ミュージックが消えることだけは惜しいと思う。<br />それを作っているのが人間だという事は、この際関係がない。<br />千葉の心を動かすのは「音楽」そのものだけなのだ。<br /><br />善人ではない。<br />けれどそれが溜まらなく魅力的だ。<br />自分のときも千葉が来てくれたらいいのにと思う。(笑)<br />イヤ別に今のトコロ死神のお世話になる予定はないが、<br />参勤交代や戦国時代も見てきたという千葉である。<br />聞きたいことが山ほどある。(真顔)<br /><br />動物の中で、人間だけが死の意味を知り、恐れるといわれる。<br />そんな本能が感じる恐怖すらも、ネタにしてしまう不謹慎な伊坂作品。<br />だからこそ半端なファンタジーでないところが、好きだ。<br />頓珍漢ながらマジメに仕事をする千葉のように<br />トンデモな話なのに、作品はちゃんと死を見つめている。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ、七夕シリーズ終わり。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160712-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160712-1.jpg" alt="20160712-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「七夕ってロマンチックだなー」<br />「そうか?」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160712-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160712-2.jpg" alt="20160712-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「オレは居酒屋にいるみたいだけどな」<br /><br /><br />以下余談。七夕制作秘話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160712-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160712-3.jpg" alt="20160712-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「よし、全部切れたぞ。あとは貼り合わせて…」<br />「ふぇ」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160712-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160712-4.jpg" alt="20160712-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160712-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160712-5.jpg" alt="20160712-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…オマエが悪いんじゃないと分かってるが、抑えきれん」<br /><br /><br />実際に自分に起こった事。<br />ホネサイズで輪っかを作ろうと思い立ったのは良いが<br />コレが予想以上に小さくて面倒くさい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160713-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160713-1.png" alt="20160713-1.png" border="0" width="435" height="276" /></a><br /><br /><br />とりあえず折り紙を切りまくって、ついやり遂げた吐息を吐いてしまった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160713-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160713-2.png" alt="20160713-2.png" border="0" width="437" height="276" /></a><br /><br /><br />なんでそんな簡単なオチが読めなかったのか…。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160713-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160713-3.png" alt="20160713-3.png" border="0" width="434" height="265" /></a><br /><br /><br />
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千駄木の漱石

千駄木の漱石 (ちくま文庫)森 まゆみ 筑摩書房 2016-06-08売り上げランキング : 37229Amazonで詳しく見る by G-Tools漱石文学を読む為の派生読書。小説ではなく、漱石がイギリスから帰国し、千駄木に住んだ数年間のこもごもと著者の雑感を綴ったものである。「漱石史の中の千駄木のみ」という狭さだが、この頃の漱石は吾輩は猫である・坊ちゃん・草枕・二百十日の初期作品を執筆した頃で、自分の漱石祭と一致している。また詳しい... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433589/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XT2AU3BmL._SL160_.jpg" border="0" alt="千駄木の漱石 (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433589/haruhon-22/" target="_top">千駄木の漱石 (ちくま文庫)</a><br />森 まゆみ <br /><br />筑摩書房 2016-06-08<br />売り上げランキング : 37229<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433589/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />漱石文学を読む為の派生読書。<br />小説ではなく、漱石がイギリスから帰国し、<br />千駄木に住んだ数年間のこもごもと著者の雑感を綴ったものである。<br /><br />「漱石史の中の千駄木のみ」という狭さだが、<br />この頃の漱石は<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-870.html" target="_blank">吾輩は猫である</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-876.html" target="_blank">坊ちゃん</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-879.html" target="_blank">草枕</a>・<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-885.html" target="_blank">二百十日</a>の<br />初期作品を執筆した頃で、自分の漱石祭と一致している。<br />また詳しい内容ながら堅苦しい人物伝ではなく、<br />漱石にツッコむ感じが非常に的を得ていて面白い。<br /><br />東京都文京区千駄木には、旧漱石宅がある。<br />10年以上前には、なんと森鴎外も住んでいた家である。<br />その間にこの家屋を借りた人物があげられ、<br />場所的にもステイタス面でも、「エリートの住む町」だったことが分かる。<br />家賃は25円。<br /><br />時代の通貨換算は難しい。<br />何を基準にするかで、数千倍とも1万倍とも、その倍ともされる。<br />当時の漱石は大学講師(年棒800円)だけでは生活が追いつかず、<br />高校講師(年棒700円)などのバイトもしていた。<br /><br />が、家庭の事情などから仕送りやら何やらで、出費も多かったらしい。<br />しかも内訳をみると漱石先生、ひと月に本を20円くらい買うという。<br />ほぼ東京での家賃分の本を購入するというのは、相当だ。(笑)<br />夫人がやりくり下手だったこともあるらしいが、<br />金之助(※本名)という名の割に、漱石先生は金に縁遠かったようだ。<br /><br />著者には他に鴎外の著作があり(←こちらも是非読みたい)、<br />ちょいちょいと漱石との接点や比較が出てくる。<br />例えば鴎外が饅頭をのせた茶漬けを食べていた一方、<br />漱石は砂糖をのせたトーストを食していたとか。(ジャムも好物だったとか)<br />キミタチ、甘党も大概にしたまえ。<br /><br />たとえば鴎外が結構に「面食い」だったのに対して、<br />漱石先生は余りそういう事にこだわらなかったことなど、<br />(その代わり漱石はかなり女性蔑視も激しいが)<br />二人の生い立ちや境遇から、成程と思える比較があり<br />漱石の本ながら、鴎外のボンボンな人生が読んでいて楽しい。<br /><br />自分もそろそろ、薄々と気がついてはいたのだが<br />やはり漱石先生はチョット変な御仁である。<br />神経症にかかる繊細なメンタルを持ちながら<br />「吾輩~」の原稿料で、よーしパパ思い切ってパナマ帽買っちゃうぞーと<br />全額ぶっこんだという武勇伝も聞く。<br /><br />家庭内では随分アレな人だったようだが、<br />弟子や友人にはこれでもかとこまめな手紙をしたためる。<br />その数は2500通にものぼるらしい。<br />弟子の作品にも目を通し、感想や評価をこまごまとつける。<br />教職はイヤだったらしいが、「先生」たる熱意もあったのだ。<br />金之助の金は金八先生の金なのだろうか(´・ω・`)<br /><br />デビュー作となった「吾輩~」は特に、<br />千駄木との関わりがこまごまと書かれている。<br />確かに「吾輩~」は、千駄木という町で生まれたのだと思える。<br />一度読んだ方は、コレを読むとさらに面白いかもしれない。<br />また「坊ちゃん」が松山の田舎を愚痴り続けたように<br />漱石は千駄木を豚臭いだの辺鄙だのとケチをつけまくっている。<br /><br />が後年、大家が都合でこの家に住むから引っ越してくれと言われ、<br />漱石は大いにコレを渋るのである。<br />「べっ、別に千駄木が好きなワケじゃないんだからっ!<br /> キライだから敢えて住もうって作家魂なんだからねっっ!<br /> …でもホントは気に入ってるんだから馬鹿ぁぁ!!!」<br />とんだツンデレである。(大笑)<br /><br />恋愛攻略ゲームで言うと(なぜソレで)<br />漱石はツンデレキャラなのかもしれない。<br />世間一般の大文豪という顔の裏に<br />厳しい漱石、やさしい漱石、おちゃらけ漱石、キレる漱石があり<br />切っても切っても顔が出てくる漱石にヤミツキになるのかもしれない。<br />金之助の金は金太郎飴の金か?<br /><br />弟子の小宮なんかはやりこみ過ぎて、廃人になってしまったのかもしれん。<br />(※小宮豊隆。漱石神社の神主と言われる漱石シンパ。笑)<br />作品も同じく「漱石の顔」が見えだすと、ずぶずぶハマってしまうのか。<br />いやもうワタクシメも今回、「ヘンなオジサン」漱石像についトキメキ、<br />今まで興味なかった書簡集や、更なる関連本に手が伸びてしまいそう。<br /><br />金之助の金は課金の金か?<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。<br />季節柄、コッチのシリーズを先に上げとく。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160708-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160708-1.jpg" alt="20160708-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「わー、なにコレ面白そう」<br />「七夕の準備だ。おめーも手伝え。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160708-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160708-2.jpg" alt="20160708-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「こーやって折り紙で輪っかを作ってだな・・・」<br />「簡単じゃん。ミα(゚Д゚ )マカセロ!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160708-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160708-3.jpg" alt="20160708-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「ぐごー 💤(=_=)」<br />「…単純作業だからこそメンドクセーんだよな、コレって」<br /><br />ホネサイズの折り紙にしたら、まあ辛いコト辛いコト。(苦笑)<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160708-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160708-4.jpg" alt="20160708-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「コレが網って言ってな」<br />「あ!オレもそれ作るー!!」<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160708-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160708-5.jpg" alt="20160708-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「…オレらからまりやすいから気を付けろな」<br /><br /><br />いや七夕飾りなんか作るのウン十年ぶりやで。<br />しかし骨だとこんな作業もたのすぃ。<br /><br />七夕シリーズまだ続く―。<br /><br />
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深紅の碑文(下)

深紅の碑文(下) (ハヤカワ文庫JA)上田早夕里 早川書房 2016-02-24売り上げランキング : 311667Amazonで詳しく見る by G-Tools前作と上巻の概要は深紅の碑文(上)に。滅亡に向かう地球と、陸上民と海上民という遺伝子も思想も別の道を歩む2つの種族を描いたSF。「海賊」の代表者の1人と話をする機会を持った青澄だが、互いの妥協点を見つけることはできず、交渉は決裂に終わる。ただ「イヤだ」という感情で、海賊は陸を受け入れる... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150312184/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514GKCY7E2L._SL160_.jpg" border="0" alt="深紅の碑文(下) (ハヤカワ文庫JA)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150312184/haruhon-22/" target="_top">深紅の碑文(下) (ハヤカワ文庫JA)</a><br />上田早夕里 <br /><br />早川書房 2016-02-24<br />売り上げランキング : 311667<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150312184/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />前作と上巻の概要は<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-887.html" target="_blank" title="深紅の碑文(上)">深紅の碑文(上)</a>に。<br />滅亡に向かう地球と、陸上民と海上民という<br />遺伝子も思想も別の道を歩む2つの種族を描いたSF。<br /><br />「海賊」の代表者の1人と話をする機会を持った青澄だが、<br />互いの妥協点を見つけることはできず、交渉は決裂に終わる。<br />ただ「イヤだ」という感情で、海賊は陸を受け入れることができない。<br />それは余りに理不尽でありながら、どこかで仕方ないと感じる。<br /><br />上巻の評にも書いたが、この作品は<br />ハリウッドのように派手なストーリーと感動的な大団円でないからこそ<br />重く胸にのしかかり、残る。<br />2つの種の相容れなさをもどかしく思いながらも、<br />人間という本質を残酷なほど克明に描いているとも思う。<br /><br />青澄の救援団体とは別に、<br />人類救済の措置が2つ並行して語られる。<br /><br />1つは、新しい「人種」。<br />秀でた判断力と合理性を兼ね備えた<br />ある意味オールマイティである「救済の子」と呼ばれる新人類。<br />魚類に近い形の海にすむ生物として<br />氷河期を生き抜く可能性の為に生み出された「ルーシー」。<br /><br />そしてもう1つは、25光年先の星へのロケット打ち上げ。<br />ずっと頓挫していた宇宙開発事業が<br />人類の「種」と人工知能を積んだ無人ロケットを計画する。<br />そのエネルギー源に、遥か昔に禁じられた「核」を使用することもあり、<br />滅亡を前にした危機状態に、計画はなかなか理解を得られない──。<br /><br />惑星の生命に関わることに、人類の力は及ばない。<br />故にどれも「分かりやすいハッピーエンド」に繋がるものではない。<br />ただ重苦しく、そしてどこか的外れである気もする。<br />だからこそ、思う。<br />同じ状況になったら、人類にはきっと<br />さほど変わらぬ選択肢しか残されないのだろう、と。<br /><br />科学と人間はもう切り離せない。<br />SFは夢だけで語れる「すこしふしぎ」物語ではない。<br />人類はもはや、過分な物を手に入れるだけの技術がある。<br />だが技術に責任を持たないことは、人類に必ず返ってくる。<br />それは現代も、そして何世紀先の未来であろうとも同じだ。<br /><br />上田さんのSFには、それがある。<br />科学と人類を、きちんと並べて考え無くてはならないという重み。<br />これこそが「SF」なのではないかと思う。<br /><br />ただ重いだけではない。少し前作のネタバレになってしまうが、<br />青澄は外交官を退職した際、知性体データの削除義務があったため<br />そのコピーを作って寄付している。<br />前作では既に人間型の形ではないコピーと<br />年老いた青澄がほんの数分、会話をするシーンがある。<br /><br />今作にも、そのシーンがそのままある。<br />前作では、ああその日が来るのだなという想いで読んだが<br />青澄の外交官以降の半生を読んだ今作では<br />全く同じはずの二人の会話が、酷く胸にしみた。<br />不覚にも、泣きそうになった。<br /><br />科学という重みを語る一方で<br />科学に夢や希望、それ以上の産物が生まれることがあることを<br />この物語は示唆している。<br /><br />これこそが「SF」なのではないかと、そう思う。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホントに好きだなあ、この話。<br />やっぱりこれも棺桶に入れたい…(´・ω・`)<br /><br />もうホント、そろそろワシ自身が入らんていうね。<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ・物干し台遊び。<br /><br />■ラプンツェルごっこ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160630-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160630-1.jpg" alt="20160630-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br />「ラプンツェルみたいだろ」<br />「フンドシ垂らしたりしねーよ、ラプンツェル」<br /><br />まあ緊急時でも掴むか掴まざるか悩むよね、フンドシ。<br /><br /><br />■青春ごっこ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160630-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160630-2.jpg" alt="20160630-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br />「…夕日見てると、イヤなことも忘れちまうよな」<br />「パンツも入れ忘れてんな」<br /><br />パンツは実は紙でパンツ形に切っただけのモノ。(笑)<br />布モノ苦手だけど、パンツは作りたいな。<br />(下着ばっかりやないか、オマエが作る気になるモノ)<br /><br /><br />■ジュラシックパーク?ごっこ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160630-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160630-3.jpg" alt="20160630-3.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br />「まあ小せぇコトなんか気にすんなよ」<br />「イヤ気になんだろ。どこに住んでるんだよオレたち…」<br /><br />背景は全部タブレット。いやー、タブレット便利。<br /><br /><br />■ロマンチックごっこ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160630-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160630-4.jpg" alt="20160630-4.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br />「人は死んだら星になるのかなー」<br />「ホネだろ」<br />「えっ」<br />「えっ」<br /><br />物干し台楽しい。作って良かった。<br />(お前がそう言うんならそうなんだろうお前の中ではな)<br /><br /><br />■花火酒。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160630-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160630-5.gif" alt="20160630-5.gif" border="0" width="322" height="224" /></a><br /><br />なんかコイツら、ワシより余程リア充な生活してる気がする。(笑)<br />いやワシも楽しいけどね!!←<br />
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