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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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神と人との間

潤一郎ラビリンス〈12〉神と人との間 (中公文庫)谷崎 潤一郎 中央公論新社 1999-04-18売り上げランキング : 329354Amazonで詳しく見る by G-Toolsしばらく続いた谷崎マイブームも落ち着いていたのだが、先日「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展に行き、物販で1冊買ってしまった。いやうん、代表作はほぼ読んだのだが谷崎は他にも短・中編があり、戯曲やシナリオなども手掛けているので、さすがにそこまでは手が回らない。つかそのゾ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122034051/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DCDTF36SL._SL160_.jpg" border="0" alt="潤一郎ラビリンス〈12〉神と人との間 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122034051/haruhon-22/" target="_top">潤一郎ラビリンス〈12〉神と人との間 (中公文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />中央公論新社 1999-04-18<br />売り上げランキング : 329354<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122034051/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />しばらく続いた谷崎マイブームも落ち着いていたのだが、<br />先日「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展に行き、物販で1冊買ってしまった。<br /><br />いやうん、代表作はほぼ読んだのだが<br />谷崎は他にも短・中編があり、戯曲やシナリオなども手掛けているので、<br />さすがにそこまでは手が回らない。<br />つかそのゾーンは「谷崎潤一郎全集」とかの泥沼地域なので、<br />足を踏み入れるとか危険がデンジャラスに危ない。<br /><br />そんな訳で「潤一郎ラビリンス」という、タイトルからして<br /><strong><span style="font-size:x-large;">出口のない変態へようこそ</span></strong>みたいな<br />作品集の1冊だけを読むことに。<br />全巻揃えると16巻らしい。<br />買わんぞ!(決意)<br /><br />中編「神と人との間」は<br />谷崎と千代夫人、佐藤春夫に起こった「細君譲渡事件」を元にしている。<br />詳細は<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-628.html" target="_blank">蓼食う虫</a>評に書いたが、要は<br />あんま好みじゃねーから嫁(゚⊿゚)イラネっていうワガママを<br /><strong><span style="font-size:x-large;">文学的にまとめたという谷崎の力技</span></strong>である。<br /><br />だが蓼食う虫の間男(?)は、佐藤春夫ではないという話があるらしい。<br />実は千代夫人は最初、別の作家に譲る話が出ていたとかで<br />配役的には佐藤春夫は主人公の従兄弟であるとか。<br />ドッチにしても猫の子じゃあるまいし、<br />そんな簡単に嫁を右に左に動かしてエエものか。<br /><br />が、「神と人との間」はまごう事無きこの三角関係を描いたもので、<br />中見のドロドロ具合もさることながら、<br />それをしれっと書いてる谷崎の神経がすげぇなと。(苦笑)<br />年代的には「神と人~」が事件の2年後、、「蓼食う虫」が7年後に書かれたもので、<br />後者は比較的冷静に書かれたものと言えるかもしれない。<br /><br />──片田舎で医者をする気弱な男と、文壇で名の売れた男。<br />気の合った友人同士が、同じ芸者に心を寄せる。<br />芸者と医者は互い想いを寄せるように見えたが<br />医者は身を引き、作家と芸者が夫婦になる。<br /><br />しかし作家の女遊びはやまず、妻に酷い仕打ちをする。<br />医者は後悔と未練から、この関係から離れることが出来ない。<br />芸者はただ従順な女になり下がり、作家はますます妻を疎む。<br />だがただ待ち続ける医者の心にもふと<br />純愛だけではない醜い想いがふつふつと湧いてくる──<br /><br />明らかに作家は谷崎であり、医者は佐藤春夫である。<br />が、ストーリーは医者の心に寄り添うように書かれる。<br /><strong><span style="font-size:x-large;">もうホントお前すごいよ。</span></strong><br />まぁ作家を正統化するようなストーリーでないことは確かだが<br />医者も芸者もいらっとするキャラに仕上がってるあたり、パない。<br /><br />芸能ゴシップ記事のようなストーリーに、<br />「神」と言うタイトルはどうも大仰で、そぐわない。<br />だがもし神が人の運命を動かす存在であるならば、<br />これは人でありながら人を動かし、<br />その尊厳を踏みにじった者たちを嘲ったタイトルとも思える。<br /><br />友人と妻をモノのように扱った作家<br />勝手に身を引き、己自身を踏みにじった医者<br />同じくただ流されるだけの芸者<br />無論、悪人は作家ではあるのだが、<br />貞淑を嫌ったという谷崎独自の価値観を、ここに見るような気もする。<br /><br />相手を思いやらぬことは、確かに悪だ。<br />だが己を殺してじいっと耐えることも、違う意味で悪であると<br />歪んだ価値観ながら、何か考えさせられるものがある。<br />──とソレらしい話になってるとこがまた<br />このオッサンのすげートコなんだけどな!(笑)<br /><br />他、対話劇「既婚者と離婚者」、短編「鶴唳(かくれい)」。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309750214/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51T2CttFdKL._SL160_.jpg" border="0" alt="谷崎潤一郎文学の着物を見る: 耽美・華麗・悪魔主義 (らんぷの本)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309750214/haruhon-22/" target="_top">谷崎潤一郎文学の着物を見る: 耽美・華麗・悪魔主義 (らんぷの本)</a><br />大野 らふ 中村 圭子 <br /><br />河出書房新社 2016-03-29<br />売り上げランキング : 60144<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309750214/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />まあそんな訳で「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展ミニレポ。<br /><br />着物姿のお客さんが結構来ていた。<br />館内の説明を読んでいると、谷崎文学は<br />登場人物の着物の鮮やかな描写とモダンさから<br />着物ファンの読者も多いらしい。へえ。<br /><br />今までどんな着物かなんて視点では見てなかったので<br />コレが実物を見たらスゲー面白かった。<br />写真が撮れないので、弥生美術館のツイートを拝借。<br /><br />■本書・神と人との間の芸者の着物<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160526-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160526-1.png" alt="20160526-1.png" border="0" width="400" /></a><br /><br />華やかな柄ながらも、色合いに慎ましやかさが窺われる。<br /><br />■<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-712.html" target="_blank">痴人の愛</a>のナオミの着物<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160526-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160526-2.png" alt="20160526-2.png" border="0" width="400" /></a><br /><br />コレが…!と納得の大胆不敵なお着物。<br />想像以上にナオミが出てた。<br /><br />■<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-767.html" target="_blank">細雪</a>の雪子の着物<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160526-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160526-3.png" alt="20160526-3.png" border="0" width="400" /></a><br /><br />「お嬢様」の空気全開。浮世離れ感がよくわかる。<br /><br />他にも<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-708.html" target="_blank" title="春琴抄">春琴抄</a>の琴の、目も覚める程に艶やかなピンクの着物やら<br />「蓼食う虫」での千代夫人モデル・美佐の着物は<br />「神と人~」とまた違い、何処か現代的な力強さをも感じる。<br /><br />谷崎が小説の着物の描写に、キャラを色濃く塗りこんでいるのだとしたら、<br />これらを一見してから、谷崎作品を読む価値はある。<br />また見にいらしているお客さんも、どこかモダンで目を引く着物を召していらっしゃる。<br /><br />非常に面白い展覧会だった。オススメ。<br /><hr size="1" /><br />カンケーない話。<br />ツイッターでツイートから桃太郎を作るアプリやってみたら<br />谷崎が割り込んできてワロタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160526-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160526-4.png" alt="20160526-4.png" border="0" width="400" /></a><br />※全文は<a href="http://appli-maker.jp/analytic_apps/36978/results/107677874" target="_blank" title="コチラ">コチラ</a><br /><br />最初しか出てこなかったけど、谷崎の桃太郎とか<br />桃の時点でモザイクかかってそう。(笑)<br /><br /><br />ちょっと絵を描いたり写真撮る時間がないので、今日はこんだけ。<br />
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細雪

細雪 (中公文庫)谷崎 潤一郎 中央公論新社 1983-01-10売り上げランキング : 6762Amazonで詳しく見る by G-Tools新潮文庫から上・中・下の分冊が出ているが敢えてごんぶとの1冊本を購入。分冊にすると、予想外に読み切って外でムキャーとなったり、結局2冊もって出ることになったりするので。長編なので後回しにしていたというのもあるが、個人的には他の著作をほぼ読んだ後にしてよかったなと思う。万一、イキナリこれを読んでい... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412200991X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/418M9QDR31L._SL160_.jpg" border="0" alt="細雪 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412200991X/haruhon-22/" target="_top">細雪 (中公文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />中央公論新社 1983-01-10<br />売り上げランキング : 6762<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412200991X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />新潮文庫から上・中・下の分冊が出ているが<br />敢えてごんぶとの1冊本を購入。<br />分冊にすると、予想外に読み切って外でムキャーとなったり、<br />結局2冊もって出ることになったりするので。<br /><br />長編なので後回しにしていたというのもあるが、<br />個人的には他の著作をほぼ読んだ後にしてよかったなと思う。<br />万一、イキナリこれを読んでいたら<br />自分の心の「なんだかわからない箱」に、谷崎を放り込んだやもしれない。<br /><br /><br /><br />言わずと知れた、旧家に育った四人姉妹を描いたストーリー。<br />長女として本家を継いだ鶴子、分家となった幸子、<br />そしてアラサーでまだ片付かない雪子と妙子。<br />兵庫・大阪・京都という西の文化の季節で描いた絵巻物語──<br />…というのが一般的なあらすじである。<br /><br />3人目の妻となった松子さんの四姉妹をモデルにしており、<br />ストーリーもなかなか実際に近いものであるとか。<br />そういう意味では奇想天外な事件が起こる訳ではない。<br />基本的には妹たちの嫁入り先を案じる姉の想いであり、<br />いわば他人にはどーでもよいハナシなのだ。<br /><br />が、読まされてしまうのだ。<br />四姉妹と言うと名作「若草物語」などが浮かぶが<br />アレよりどっちかというと、最近の日常淡々系アニメに近いかもしれない。<br />次は!?次はどうなる!?という緊張感ではなく、<br />滔々と続く日常風景にとろとろとついていってしまう。<br />で、何時の間にか最終回まで見てしまった、みたいな。<br /><br />お嬢様パワー、かもしれない。<br />影は薄いが実質リーダーである長女と、<br />常におっとり刀で体力不足と戦っている次女と、<br />見合いが攻略できない三女と、この中ではツッコミ役に近い四女。<br />4つの浮世離れがひとつになった<br />「終わらぬお茶会」のような不思議な時空が読者をとらまえる。<br /><br />恐らくだが、谷崎の心境そのものなんじゃないだろうか。<br />四人姉妹のうふふきゃっきゃした関係が、<br />このオッサンのツボを突き、「!」と思わせたのではあるまいか。<br />いわゆる<span style="font-size:large;"><strong>「萌え」</strong></span>である。<br />マゾにしろフェチにしろ、このオッサンの萌えに火をつけたら<br />もう読者は引っ張り込まれるより他はないのである。<br /><br />「細雪」は戦時中に執筆されたが、<br />時節にそぐわないと言う理由で連載を中止されたとされる。<br />(それでも私家本にして作ったと言うからホンマもんの同人本である・笑)<br />そらそうだろう。<br />1億火の玉と言われた時代に、オッサンが一人で萌えておる話なんぞ<br />毒にはなっても薬にはならない。(笑)<br /><br />切迫していた筈の戦局は、ほぼスルーされている。<br />それだけに「お嬢様時間」という異空間が際立つ。<br /><br />姉妹で足の爪を切るシーンが妙に艶めかしいあたりは<br />ややフェチの匂いを感じなくもないが<br />まあまあまあ、やはり代表作と言われるだけあって<br />ぐっと変態度を抑えた美麗文学ではないか──、と思っていたのだが。<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>最後の最後でキたよこのオッサン。</strong></span><br /><br />ある意味では、この余韻を残し過ぎるこのラストは<br />源氏物語・夢浮橋の模倣とも深読みできなくもない──が。<br />余韻どころか爆弾おいてかれた気分だよ!!<br />このラストのお蔭で、タイトルまで深読みさせられたわ!<br />四人姉妹の萌えにこんなオチつけてええの!?<br /><br />今のアニメならネットでそのラストを巡って<br />賛否両論その意味がカンカンガクガクと論議されそうである。<br />──が、深いと言えば深い。<br />ふわふわと始まったこの「娘(とう)さん(※大阪地方の古い方言)」時間は<br />終盤、ドトウのように現実の波に押し流されていく。<br />永遠に続くかと思われたお茶会は、何時の間にか終わっていたのだ。<br /><br />前半の夢のような美しさと、後半のリアル。<br />読者は衝撃のラストから顔をあげ、この世界にはもう<br />娘(とう)さんという清らかなUMAが居ないことを思い知るのである。<br /><br />──と言う文学的意味がホントにあるのか不明だが(笑)<br />とりあえず900ページにわたる超大作に<br />こういう結末をどかんとつける谷崎の度胸がスゴい。<br />フツーなら勿体なくて出来ないんじゃないだろうか。<br />つくづくとヘンなオッサンである。<br /><br />が、ただのヘンなオッサンではない。<br />タダモノではないヘンなオッサンなのだ。<br />結局中巻分から一気に読んで睡眠不足に陥れられたことからも、<br />やはりこの言葉で締めくくりたい。<br /><br /><strong>──谷崎は、立派な変態である、</strong>と。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネる毎日。<br /><br />■安心してください。合成ですよ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151112-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151112-1.jpg" alt="20151112-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />でも今宝くじ当たったら、ホネ10体くらい買いそう。<br />まあ宝くじ買ってないんだが。<br /><br /><br />そしてついにホネを動かす暴挙に。<br /><br /><br />■れっつあくてぃぶ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151112-2.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151112-2.gif" alt="20151112-2.gif" border="0" width="231" height="231" /></a><br /><br />「ホネホネロック」って書いても若い人わかんねーよなー<br />と思ってたら、案外知られててびびった。<br /><br /><br /><br />■ちょっと通りますよ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151112-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151112-3.gif" alt="20151112-3.gif" border="0" width="231" height="231" /></a><br /><br /><br /><br />■通常清掃と超高速清掃。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151112-4.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151112-4.gif" border="0" width="231" height="231" /></a> <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151112-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151112-5.gif" alt="20151112-5.gif" border="0" width="231" height="231" /></a><br /><br /><br />やだ、動くホネたのしい。(自分だけが)<br />
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よちよち文藝部

よちよち文藝部久世 番子 文藝春秋 2012-10売り上げランキング : 25041Amazonで詳しく見る by G-Tools書店員で漫画家という実話ネタを書いた暴れん坊本屋さんが非常に面白く、他にも本ネタ漫画を読んだ。本書はまだ未読だったので購入。名前からすると「文豪作品入門書」っぽいが、どちらかというと文豪の楽屋オチ的な視点なので作品よりも作家を知っていた方が面白い。だが太宰・漱石・中也・志賀・芥川・中島敦…と教科書でも鉄... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163757503/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51uShMQkGjL._SL160_.jpg" border="0" alt="よちよち文藝部" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163757503/haruhon-22/" target="_top">よちよち文藝部</a><br />久世 番子 <br /><br />文藝春秋 2012-10<br />売り上げランキング : 25041<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163757503/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />書店員で漫画家という実話ネタを書いた<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-161.html" target="_blank">暴れん坊本屋さん</a>が非常に面白く、他にも本ネタ漫画を読んだ。<br />本書はまだ未読だったので購入。<br /><br />名前からすると「文豪作品入門書」っぽいが、<br />どちらかというと文豪の楽屋オチ的な視点なので<br />作品よりも作家を知っていた方が面白い。<br />だが太宰・漱石・中也・志賀・芥川・中島敦…と<br />教科書でも鉄板の作家たちなので、馴染み深い。<br /><br />太宰の「桜桃忌」参加レポに、<br />漱石の「坊ちゃん」がもしSNSをやってたらという妄想。<br />中也は「ホントは黒目がち美青年じゃなかった」暴露に<br />文豪作品をゲームにしたらどうなるか、<br />はたまた文豪が「桃太郎」を書いたらどうなるか…、などなど。<br />※芥川・尾崎・百聞の桃太郎は実際にある 【参考】芥川の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-170.html" target="_blank">桃太郎</a><br /><br />現在ちまちま読みすすめてるので、三島や谷崎もオモロイのだが<br />川端康成「<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-618.html" target="_blank">雪国</a>」へのツッコミが秀逸だった。<br /><strong><span style="font-size:x-large;">「 * が 邪 魔 。 」</span></strong><br />いわずもがな、脚注としてついている「*」マークのことである。<br />そうそう、冒頭のトンネル抜けたとこで既についてるもんな!(爆)<br /><br />あと梶井基次郎が「檸檬ていうよりバナナ向きの顔」ってのに、思わず噴飯。<br />み、みんなが敢えて口をつぐんでいたことを…!<br />番子さん勇者かよ。<br /><br />いや、コレは上手い。<br />これこそ文豪作品の面白さと思う。<br />自分は昔からそれなりに文豪作品は読んだが、<br />あくまで教科書の延長上だった。<br />が、大人になってから読み返して、その印象が変わった。<br /><br />作品の中に、作家が居座っているのだ。<br />無視しようとしても、作家の存在が濃すぎてスルーできない。<br />そうして作家の来し方や人となりを調べてみると<br />それが面白いほど作品に重なる。<br /><br />最近読んだ<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-721.html" target="_blank">おじさんはなぜ時代小説が好きか</a>にもあったが、<br />大衆向けに小説を書くと言う意識が生まれるまで<br />文学というのは派閥・仲間同士で見せ合う内輪作品でもあった。<br />それだけに作品の独創性というのは「己自身」でもあり、<br />言わば「変な人」であるほど、名文豪だったのではないだろうか。<br /><br />個人的主観だが、中でも「自虐ネタ」に長けたのが太宰であり、<br />己を出すことが不得手なヒッキーが芥川であり、<br />「完璧なオレ」を目指したのが三島であるように思うのだ。<br />漱石なんかは当時珍しく「小説とはこうあるべき」とでもいうような<br />セオリーを持っていた印象があるので、なかなか崩しにくいのだが。(笑)<br /><br />ともあれ、どれもこれも「これがオレなんじゃああぁぁ!」という個性が丸出しなのだ。<br />ある意味、洗練された現代小説にはない化石だ。<br />大人になればなるほど、ツッコミどころが出てくる。<br />だからこそ、たまらなく面白い。<br />谷崎なんかは「己」と「大衆」を上手く融合させたからこそ、大御所なのだ。<br /><br />文学って教科書のイメージがあってどうも…、という方には<br />まさに本書はオススメの一冊だ。<br />怖くない!怖くないよ!!<br />この人たち才能はあるけど、大人げない人たちばっかりだから!<br />三島なんか自分が好きすぎて、ヌード写真集だしてるからね!<br /><br />……やっぱ怖いわ。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408532019X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31t0l26R-LL._SL160_.jpg" border="0" alt="薔薇刑―細江英公写真集" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408532019X/haruhon-22/" target="_top">薔薇刑―細江英公写真集</a><br />細江 英公 <br /><br />集英社 1984-09<br />売り上げランキング : 1037748<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408532019X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />のちに完全復刻盤も出たが、55000円という値がついている。らしい。<br />海外の英語版を買った方が手軽とも。<br /><br />別に見たいとは思わんが、スゲーなとは思う。<br /><hr size="1" /><br />トリのトラウマ。<br />トリトラウマ。なんかややこしいな。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150919-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150919-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150919-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150919-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ホントに妹がふすまを開けたその瞬間、事件は起こった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150919-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150919-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150919-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150919-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150919-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150919-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />マジ、スズメまで入って来た時は<br />トリと前世で因果があるんじゃないかと思い始める。<br /><br />でもまだ続く。
  • Date : 2015-09-19 (Sat)
  • Category : 漫画
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痴人の愛

痴人の愛 (中公文庫)谷崎 潤一郎 中央公論新社 2006-10-25売り上げランキング : 433088Amazonで詳しく見る by G-Tools数日前に読み終えていたのだが、7月30日が谷崎忌ということで、ちょっと合わせてみた。カッフェーで15歳の少女に目をつけ将来妻にするつもりで面倒をみることにしたサラリーマンの男。世間一般の「結婚」というものにどうも抵抗があり夫と妻による夫婦という堅苦しいものでなく、恋人のような友達のような関係を... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Pl5cnF3kL._SL160_.jpg" border="0" alt="痴人の愛 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top">痴人の愛 (中公文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />中央公論新社 2006-10-25<br />売り上げランキング : 433088<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122047676/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />数日前に読み終えていたのだが、<br />7月30日が谷崎忌ということで、ちょっと合わせてみた。<br /><br />カッフェーで15歳の少女に目をつけ<br />将来妻にするつもりで面倒をみることにしたサラリーマンの男。<br />世間一般の「結婚」というものにどうも抵抗があり<br />夫と妻による夫婦という堅苦しいものでなく、<br />恋人のような友達のような関係を築けたら…思っていた。<br /><br />が、男の未定な予定は大きく狂わされることになる。<br />少女は金銭的にも恋愛的にも奔放に育ち、<br />もはや男の手に余る「女王様」になってしまう。<br />離縁しようにも、己の心がそれに耐えられない。<br />文字通り妻の尻に敷かれながら、その愛に潰されていく──<br /><br />アンタ予言者か!と思う程に<br />谷崎の描く女性は古臭さを感じさせず、現代的だ。<br />今でいうなら「片付けられない症候群」な「肉食系女子」あたりだろうか<br />一読しても昭和22年に書かれたとは思えない。<br />が、同時に自分の中である古典文学が強烈にイメージされた。<br /><br />「源氏物語」だ。<br />無論、このサラリーマン男が光源氏なワケはない。<br />逆だ。<br />紫の上が光源氏的な恋愛観を持ったパラレルであり、<br />現代版「源氏物語」でもあると思った。<br /><br />紫の上は、ロリから熟女までイケちゃう光源氏に<br />当時の理想の女性に育て上げられた女性である。<br />立身と言う意味では最高の栄華を手に入れたが<br />そのストレスは結構なモノだったろうと思われる。<br />今の時代なら弁護士つけて、光源氏から<br />結構な「精神的苦痛」で慰謝料をとれるのではあるまいか。<br /><br />源氏物語は、女性の描いた「理想」である。<br />エリートイケメン100%安心サポートの上で<br />ダーリンの浮気にはらはら涙を流したり、歌を詠んだりする。<br />「ダーリンの浮気者ー!」と電撃を喰らわせることは決してない。<br />多少そうでない姫君も描かれてはいるものの、<br />少なくとも紫の上だけは、そんなはしたないことはなさらないのだ。<br /><br />光自身は人妻の部屋にほいほい忍びこんだりする癖に<br />自分の妻だけはそんなことになったら、激怒する。<br />まあでもどんな女性も見捨てない信念は立派だと思うので<br />光源氏の恋愛に文句をつけるつもりはないが、要は<br />紫の上がその気になれば、光源氏を掌で転がすことも可能だった筈なのだ。<br /><br />紫式部が書いた女性像だからこそ<br />紫の上は最高の愛と苦しみに耐え抜いたヒロインだったが<br />どこか谷崎の中で<br />「いやいや、女ってのはそんなタマじゃないぞ!」と<br />肉食系・紫の上を書くに至ったんじゃないだろうか。<br /><br />平安の女性が読んだら、扇の裏で美しい眉をひそめつつ<br />こっそり「いいぞもっとやれ」と呟くやもしれない。<br />ふと思う。<br />このフェチのおっさんは、千年の時を超え戦後まで変わることのなかった<br />「女性の鑑」を打ち破りたかったのではなかろうか。<br /><br />貞淑でなくてもいい。<br />結婚よ妻よという枠にはまらなくていい。<br />いるのかいないのか分からないような空気嫁になるくらいなら<br />いっそ悪女でいい。<br />俺は一生、惑わされる男でありたいと──<br /><br />まあぶっちゃけつおい女の人じゃないと<br />ボクチン踏んでもらえないしね!(´・ω・`)<br />──とまぁ、確かに変なオッサンではあるが<br />案外にこの時代、谷崎の奔放な女性像に<br />励まされたり救われた女性もいたかもしれない。<br />私のままでいいのだと。<br /><br />平安と昭和で女性も随分変わったろうが<br />どんな癖にある女性も見捨てない谷崎は<br />昭和の変わり果てた「光源氏」であったのかと──。<br /><br />イヤ、ないか。(笑)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />余談<br />少女の名「ナオミ」にサラリーマン男が<br />「まるで外人みたいで洒落ている」と褒める下りがあるのだが<br />「ナオミ」という名は今聞くと日本名が逆輸入されたように聞こえるが<br />元は旧約聖書にあやかった名前で、外人名が本家なんだそうだ。<br /><br />この谷崎の小説で、ナオミという名前が日本に定着したと言われる。<br />スゲーな!オッサン!!!Σ(゚д゚) <br /><br /><hr size="1" /><br />しょうこりもなく夏らしい話を続ける。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />確か南国リゾート的なとこだったと思う。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />オヤジギャグすいません。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />鼻にぶちあたり、とんでもなく流血したという。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150730-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150730-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />…夏らしい話。(ヲイ)<br />
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春琴抄

春琴抄 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1951-02-02売り上げランキング : 1822Amazonで詳しく見る by G-Tools谷崎を初めて手に取ったのは猫と庄造とふたりのをんなだと思っていたがそのずっと昔に、自分は谷崎に会っていた──谷崎をただの変態だと思っている人は(誰が思わせてるんだ)ぜひこの春琴抄に打ちのめされて欲しい。100頁に満たない薄さだが、句読点を無視した息詰まるほどの文章と古語と現代語の淵に揺れる日本語の美が、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PbaH6ubzL._SL160_.jpg" border="0" alt="春琴抄 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top">春琴抄 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1951-02-02<br />売り上げランキング : 1822<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005044/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />谷崎を初めて手に取ったのは<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-271.html" target="_blank">猫と庄造とふたりのをんな</a>だと思っていたが<br />そのずっと昔に、自分は谷崎に会っていた──<br /><br /><br /><br />谷崎をただの変態だと思っている人は(誰が思わせてるんだ)<br />ぜひこの春琴抄に打ちのめされて欲しい。<br />100頁に満たない薄さだが、<br />句読点を無視した息詰まるほどの文章と<br />古語と現代語の淵に揺れる日本語の美が、滔々と続く。<br /><br />それでも、読み難くない。<br />不思議なほどに文字たちは、するすると脳内に沁みこんでいく。<br />最初、電車の中で開いたことを後悔した。<br />何の音に邪魔されることの無い静かな場所で<br />沼のような閉塞感を伴う文字のなかに沈みたいと、そう思った。<br /><br />「鵙(もず)屋春琴伝」という冊子を手に入れた谷崎が、<br />春琴と呼ばれた三味線名手とその弟子の<br />墓参りに訪れたことから物語は始まる。<br /><br />薬種問屋の大店の娘・琴は、怜悧で美しい。<br />だが幼い頃に盲となり、その日より<br />佐助は彼女の手となり足となり、眼となって奉公した。<br />三味線の稽古に出かける琴のその手を引き、<br />食事の世話から着替え、風呂あがりの身体を拭う事までも──<br /><br />ここで「厠の世話も」って書いちゃうトコが谷崎だよな(´・ω・`)<br />オーケイ、大丈夫だ問題ない。<br />もうそれくらいじゃアンタの作品には怯まないぜ。<br />むしろ「用をお足しになるのにご自分の手は使わない」と書く<br />その高等テクニックに痺れたわ。<br /><br />琴は佐助の主人であり、三味線の師匠でもあった。<br />その教えは厳しく、「阿呆」と罵倒したり、<br />撥(ばち)で身体を打ち据えたりすることもある。<br />しかし佐助は琴に心酔しており、決して口答えすることもない。<br />琴には嗜虐性快楽の傾向があったのではないかと、谷崎は分析する──<br /><br />無論、小冊子・三味線の名手云々は全てフィクションであり、<br />全部谷崎の脳内お花畑である。<br />が、半リアルな設定に己のシュミをチラ見せしつつ<br />読者を煽る手腕が天晴れすぎる。<br />谷崎があとウン十年遅く生まれてたら、夏コミに降臨してたと思う。(真顔)<br /><br />さてこう書くと、ドS令嬢+真性のツンという琴に注目してしまうが<br />本書のラスボスはあきらかに佐助である。<br />というか<strong><span style="font-size:x-large;">マゾを純愛で擬態した凄腕作品</span></strong>だと思う。<br />最後、佐助は醜くなった琴を見ぬために目を潰すのだが、<br />実は自分はこのシーンを、幼少のおりに見ていたのだった。<br /><br />小さい頃だったので、話筋はほとんど覚えていない。<br />恐らくおかんがテレビ放映の「映画・春琴抄」を見ていたのを、一緒に見たのだろう。<br />佐助が目を潰すシーンだけが、脳にぐっさり突き刺さった。<br />タイトルも覚えていなかった。<br />が今になってやっと、アレが谷崎との出会いだったのだと思い至った。<br /><br />幼きその衝撃は、佐助こえええぇぇ!!に尽きた。<br />その所為か、佐助をそのまま受け止められない。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-661.html" target="_blank">谷崎潤一郎マゾヒズム小説</a>にもあったが、<br />恐らく佐助は「苛められる状況」を悦ぶ真性のマゾとしか。<br />だから琴と夫婦になどなりたくないのである。<br />墓に入っても2歩も3歩も下がって、虐げられ続けたいのである。<br /><br />純愛を擬態したと書いたが、そうではないかもしれない。<br />マゾこそが純愛であると、谷崎は説きたかったのかもしれない。<br />そんなバナナ。(´・ω・`)<br />だが確かにこれは純愛小説にしあがっている。<br />マゾであるが故に。<br /><br />これほどにマゾを正当化し、<br />マゾに真っ当なる美と感動を与えた作家がいただろうか。<br />谷崎、おそろしい子…!<br />しかもウン十年前に自分の心に入り込んでいたとか、マジで恐ろしい…。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />春琴抄はすでに6回も映画化されているようで<br />自分が見たのは年代的に、三浦友和と山口百恵バージョンだろう。<br />幼稚園とか小学校低学年くらいだったと思う。<br /><br />子供の前で谷崎見るとかどーゆーおかんやねんと思われそうだが(笑)<br />ウチはもともとチャンネル権がおかんにあり、<br />子供だからと言って優先的に見せてもらえなかったんである。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />アニメなどもそれなりに見たが、スポーツ中継やドラマ<br />お笑い系を子供にしてはよく見ていた。と思う。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />妹は歌番組やドラマを見ないと小学校のクラスの話題に<br />ついていけないからと見ることを主張し、<br />おかんは相変わらず見たい番組を主張していた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />多分半分くらいは妹の記憶が正しかった。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150722-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150722-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />もう少し続く。<br />
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卍 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1951-12-12売り上げランキング : 28955Amazonで詳しく見る by G-Toolsもう幾冊目になったか谷崎作品。変態ばっかり全面に出してるので一応フォローしとくと谷崎の文章は本当に読みやすいのだ。古文なら古文、現代文なら現代文のリズムをストーリーの中でBGMのように奏でる。メガネを取ったらカワイコちゃんというか、変態仮面の下に美しい日本語が溢れている。まあ変態仮面のインパクトが強過ぎ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005087/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51B12QNRZ6L._SL160_.jpg" border="0" alt="卍 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005087/haruhon-22/" target="_top">卍 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1951-12-12<br />売り上げランキング : 28955<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005087/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />もう幾冊目になったか谷崎作品。<br />変態ばっかり全面に出してるので一応フォローしとくと<br />谷崎の文章は本当に読みやすいのだ。<br />古文なら古文、現代文なら現代文のリズムを<br />ストーリーの中でBGMのように奏でる。<br /><br />メガネを取ったらカワイコちゃんというか、<br />変態仮面の下に美しい日本語が溢れている。<br />まあ変態仮面のインパクトが強過ぎて気が付かない事もあるのだが(笑)<br />ソレも含めて大御所だなあと感じる。<br /><br />が、今回初めて谷崎に物申す。<br /><br />裕福な財+理解ある夫=余りある時間<br />で習い事に費やしあそばすセレブな奥さまが主人公。<br />が、そこで出会った蠱惑的な女に翻弄されていく。<br />女友達が姉よ妹よと呼び合う、いわゆる「百合」のような関係は<br />次第に純白さを失い、爛れたものになっていく──<br /><br />女の毒牙は、アルコールのように効いていく。<br />度重なる嘘や我儘も何時の間にか<br />自分が望んだことかのように脳内に沁みて、麻痺してゆく。<br />セレブ奥とその主人、そして光子の婚約者とあらゆるものを巻き込んで<br />「卍」の字のように雁字搦めになって動けない。<br /><br />少々下世話な設定で始まるが<br />ストーリーが女の手管に飲まれていくあたりから<br />読者まで檻の無い檻に閉じ込められていくような閉塞感に囚われる。<br />さすが谷崎、ただの変態ではないと〆たいところだが<br />今回ばかりは別のことが気になって仕方なかった。<br /><br />全文関西弁という異色の作品だが<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>そんなトコに「のん」はいれへんのんじゃ!</strong></span><br />微妙な言葉遣いに関西人の血がざわざわする。<br /><blockquote><p>伺いましたのんですけど…<br />実に長いのんで…<br />思たりしましたのんですけど…<br />お邪魔に出ましたのんですけど…</p></blockquote>もう最初のページだけでのんのんのん、余計な「のん」が多過ぎる。<br />フランス人か!とワケの分からないツッコミをしてしまう。<br /><br />谷崎は関西弁の美しさを非常に気に入っていたらしい。<br />ソレは分かる。<br />作中かなり通な関西弁も使われており、そこは凄いと思うのだが<br />恐らく谷崎の聴いた関西弁が非常に京都寄りであることと<br />「のん」という柔らかい響きを谷崎自身が好んだと思われる。<br /><br />関西弁に伴う変化形は難しい。例えば<br />来る=「来た」「来はった」「来はる」などがあるが<br />未然形には「来ぃひん」「来てへん」「来はらへん」「来ゃーへん」など、<br />命令形には「来てや」「来ぃや」「来(こ)いや」「来んかい」と法則性がない。<br />個人的には関西弁はリズム重視の言葉であり、<br />故に似非関西弁に五月蠅いのだと思う。<br /><br />まあ関西弁講座はおいといて、「のん」も使うことは使う。<br />京都の「どす」と同じく、言葉をはんなりさせる魔法の1つでもある。<br />「何をしてるんですか」は「なにしてんねん」で無論OKだが<br />「なにしてはるのん?」と小首を傾げて言われたら<br />可愛さが一気に増すじゃろ?つまり、そう言う事だ。(どういうことだ)<br /><br />多分谷崎もこの魔法にヤられたのであろう。<br />舞台はどうやら大阪の方らしいのに、<br />全ての登場人物が京ことば風なのも、どーしても気になる。<br />赤ペン持って「のん」を消したい衝動に襲われる。<br /><br />しかしココで気が付いた。<br />つまり谷崎は<span style="font-size:x-large;"><strong>京都弁フェチ</strong></span>なのだ。<br />それも「のん」縛りというマイナーマニア。<br />耽美小説に見せかけて、またお前のフェチ小説やったんかい…!<br />なんてこったい。<br /><br />やっぱしあんさん、立派な変態ですのん…。(←間違った関西弁)<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />【前回のあらすじ】<br />チェックイン前だが、ホテルに荷物を預けることにしたものの<br />ハンドバックだけで異常な重さがあるので<br />ブラックホールカバンの抜き打ち検査を敢行。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150628-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150628-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150628-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150628-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />しかしこれで納得がいった。<br />本読みは紙の重みをよく知っているからだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150628-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150628-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />実家に断捨離の本が買ってあった気がするが<br />昼寝の枕にでもしていたのだろうか…。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150628-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150628-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150628-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150628-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />「アンタの写真やのになんでいらんの!」<br />と憤慨していたが、取り敢えず今はいらん。<br /><br />おかんの荷物を持つためにコチラはボディバッグ1つで来ており、<br />出発前に「そーゆーワケで土産等も持ってこないように」と言い含めていたが<br />やっぱりカバンから茶団子1箱渡された。<br /><br />何が駄目なの?<br />日本語じゃ通じねぇの?<br />ゆーきゃんすぱーくじゃぱにーず?(あなたは日本語が炸裂ですか?)<br />
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谷崎潤一郎犯罪小説集

谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2)谷崎 潤一郎 くまおり 純 集英社 2007-12-14売り上げランキング : 78542Amazonで詳しく見る by G-ToolsGW終盤からミョーに忙しくなり、本のページを開くと夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんかうふっふー♪な状態が続いていた。(どういう)決して本書が眠い内容だったのではない。谷崎潤一郎フェティシズム小説集を買った後谷崎潤一郎マゾヒズム小説集と一緒にコッソリ買ってい... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087462498/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ieBPUtkWL._SL160_.jpg" border="0" alt="谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087462498/haruhon-22/" target="_top">谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2)</a><br />谷崎 潤一郎 くまおり 純 <br /><br />集英社 2007-12-14<br />売り上げランキング : 78542<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087462498/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />GW終盤からミョーに忙しくなり、本のページを開くと<br />夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんかうふっふー♪<br />な状態が続いていた。(どういう)<br />決して本書が眠い内容だったのではない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-656.html" target="_blank">谷崎潤一郎フェティシズム小説集</a>を買った後<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-661.html" target="_blank">谷崎潤一郎マゾヒズム小説集</a>と一緒にコッソリ買っていたコレ。<br />背表紙だけ並べると、すげぇ危ない人みたいだ谷崎。<br />そんなコトないよ!谷崎はそんな人じゃないよ!<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>ただのオープンな変態だから!</strong></span>谷崎は!!<br />全力でフォローしたいのに伝わらないファン心。<br /><br />4つの短編集、というよりは、3短編+1中編と言うべきだろうか。<br /><strong>柳湯の事件</strong><br />犯罪心理学で高名な学者の家に飛び込んできた青年。<br />売れない絵描きである青年は湯屋へ行った帰りで<br />自分が人殺しをしたのかどうか、判断して欲しいというのである。<br /><strong>途上</strong><br />ある博士が道すがら、知らぬ男に話しかけられる。<br />男は現代で言う興信所の人間で<br />博士自身のことを調査しているのだと、本人に告げる。<br /><strong>私</strong><br />寄宿舎に寝起きする学生たちの話。<br />そこへ盗難騒ぎがあり、「私」が疑われる。<br />余り折り合いの良くない友人が、そう決めているようなのだが…。<br /><strong>白昼鬼語</strong><br />心身症の気がある友人が、物書きに話を持ち掛ける。<br />ある謎を解いた。それによると今夜<br />さる場所で殺人が起こるから、見に行かないかと。<br /><br />成程、犯罪とまとめれば確かに犯罪小説だ。<br />だが谷崎の筆力は、つらつらとした書き方ながら、<br />描写の中にぐいと引き込んでしまうところに在ると思う。<br />薄気味の悪いおぞましさを描くのにも向いているが<br />やはりなんといっても、女性の描き方が上手い。<br /><br />イケメンや美女は物語には外せない魅力アイテムではあるが、<br />イイ加減、またかよと思う事もある。(笑)<br />みんながみんな白い肌と艶やかな黒髪と<br />吸い込まれそうなアヤシイ瞳をしていると<br />「はいはい、美形乙」などと感じなくも無かったり。<br /><br />が、谷崎の視点は変態が故に艶めかしい。<br />足とか足とか足とか足とか(くどい)、<br />足袋が白いとか、身に纏った薄物の皺がどーとか、<br />耳朶から襟足へ頤(おとがい)の角度がどーだとか<br />なにかこう妄想力を掻き立てられるのだ。<br /><br />本書は基本男性同士の会話で犯罪話がすすむのだが <br />蠱惑的な女性がでてくる4話目の「白昼鬼語」は<br />やはり谷崎の本領というか、惹きつけられる。<br />ミステリー自体に大きなトリックがある訳ではないのだが<br />こういうジャンルも書いていたのかと思うと<br />なかなか面白いチョイスである。<br /><br />来年は谷崎没後50年の翌年になるので<br />著作権がフリーになり、青空文庫で読めるようになるが<br />やはりなんとなく紙の上で読みたい作品なのだ。<br />液晶画面は手軽ではあるが、何処か<br />その世界への壁であるように思うのは偏見だろうか。<br /><br />谷崎作品は今のところ、どれを読んでも大きくハズレが無かったが<br />一つだけ忠告しておく。<br />この短編集を買う人は、3冊セットで買った方がいい。<br />あとから1冊だけ買う時の、タイトルの重圧がパネェから。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-667.html" target="_blank">先日行った伊豆</a>と関係あるような内容なネタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150515-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150515-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150515-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150515-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150515-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150515-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />全部能面のような顔をしており、カメラの方を見ていない。<br />ある意味、ポートレイトとしては悪い写真ではなかったのだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150515-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150515-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />不自然に思って尋ねたトコロ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150515-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150515-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />で、まだ続きがあるんだなコレが。<br />
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谷崎潤一郎マゾヒズム小説集

谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)谷崎 潤一郎 千葉 俊二 集英社 2010-09-17売り上げランキング : 16327Amazonで詳しく見る by G-Tools谷崎潤一郎フェティシズム小説集に続いてコレ。どちらかというと谷崎の比較的初期の作品というカンジで初々しい変態(?)が読めて面白かった。6つの短編集。少年同級の大人しいお坊ちゃんの家に呼ばれた主人公。だが学校での印象と違い、お坊ちゃんはとてつもない乱暴者だった。しかし... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408746606X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/516FZnfecEL._SL160_.jpg" border="0" alt="谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408746606X/haruhon-22/" target="_top">谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 千葉 俊二 <br /><br />集英社 2010-09-17<br />売り上げランキング : 16327<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/408746606X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-656.html" target="_blank">谷崎潤一郎フェティシズム小説集</a>に続いてコレ。<br />どちらかというと谷崎の比較的初期の作品というカンジで<br />初々しい変態(?)が読めて面白かった。<br /><br />6つの短編集。<br /><strong>少年</strong><br />同級の大人しいお坊ちゃんの家に呼ばれた主人公。<br />だが学校での印象と違い、お坊ちゃんはとてつもない乱暴者だった。<br />しかし主人公は、それが妙にクセになり…。<br /><strong>幇間</strong><br />幇間=道化やピエロのようなもの。お座敷などを盛り上げる役。<br />お調子者が高じて幇間を職業にした男。<br />惚れた芸者となんとかねんごろになりたいと思う。<br /><strong>麒麟</strong><br />孔子の話を元にした改編物。<br />衛の国の霊公は、夫人の言いなりで悪政を敷いている。<br />国を訪れた聖人の孔子に、民は期待するのだが。<br /><strong>魔術師</strong><br />とある公園のとあるサーカスが行う不思議な興行。<br />どちらかというと怪奇幻想ホラー風味。<br /><strong>一と房の髪</strong><br />個性的な未亡人に骨抜きになり、振り回される3人の男。<br />○○○○○の伏字部分が気になる(笑)<br />※雑誌掲載時からそうなってるらしいが<br /><strong>日本に於けるクリップン事件</strong><br />谷崎のマゾヒズム論。<br />マゾは相手の奴隷になるという「情況」を悦ぶのであって、<br />本当に奴隷になりたいワケではないのだそうだ。<br />(´・ω・`)知らんがな<br /><br />インパクトのあるタイトルではあるが、<br />正直なところ、自分の中で谷崎に然程「マゾ」のイメージはなかった。<br />このオッサンは確かに「フェチ」ではあるが、<br />一般で言われる「苦痛を快感とするマゾ」とは違う気がする。<br />一言でいうと変態さんなのだが。<br /><br />「日本に於ける~」は谷崎のマゾヒズム論エッセイで、<br />M側が相手に飽きて殺してしまったという実話を元にしている。<br />なんとなくこーゆーのはサド側に主導権があるイメージだが、<br />よく考えてみよう。(考えんなよ)<br /><br />サドもマゾも自分にはよくワカランが、<br />サドは多分「好きな子ほど苛めたい」のエスカレート版であり、<br />相手に飽きたら、そこでソレは終わってしまうのだ。<br />ならマゾは「好きだから苛められたい」であり、<br />相手に飽きたらそれはただの虐待であり<br />相手を憎悪する可能性を含んでいるのではないか?<br /><br />なら互いの関係は、実はサド側ではなく<br />マゾ側の掌(たなごころ)の上にあるのではないだろうか。<br />考えると、怖い。<br />ふと思い出すのが、タニザキの女性遍歴だ。参考:<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-628.html" target="_blank">蓼食う虫</a><br />殺人こそ起こさないものの、谷崎の愛情は<br />「踏まれたい」という価値が無くなったら、そこで試合終了なのだ。<br /><br />マゾとはなんなのだろう。<br />「ワタクシメを踏んでください女王様!」なんぞは<br />まだまだ初心者なのかもしれない。<br />「ワタクシメを踏ませてやるぞ!ふはは!」くらいなのが<br />本当のマゾなのかもしれない。<br /><br />本書でMに目覚めるとかそんなことはないのだが、<br />ようよう考えれば谷崎マゾヒズムを延々読まされている時点で<br />読者は谷崎にご奉仕しているのやもしれない。<br />「ワシの変態を読むがいいぞ!ふはは!」的な。<br /><br />「読まされてしまう」谷崎の筆力は、よもやここにあるのやもしれない。<br />Mを弱者と侮っていたら、それはまるで食虫植物のように<br />その掌にがっちり捕えられていたかのように。<br />何よりこんなタイトルの本を買わされて<br />評をあげていること自体が大変な羞恥プレイである。<br /><br />谷崎はM。<br />だが自分もM。<br />そして「おっ、また谷崎の評あがってんじゃんw」とか<br />ぽちっとしていただいた貴方もひょっとして。<br />──すべてはMになる。<br /><br />そうかそうだったのか…。<br /><br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />本書に犬が出てきたので、思い出した犬話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150424-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150424-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150424-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150424-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />近所に住んでた人だったので、散歩の途中に職場に立ち寄ってくれた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150424-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150424-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />マヂ、子供が乗れそうなくらいデカいんだコレが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150424-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150424-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150424-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150424-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />またもやたいした話ではないのに、続く。<br />
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谷崎潤一郎フェティシズム小説集

谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)谷崎 潤一郎 集英社 2012-09-20売り上げランキング : 12095Amazonで詳しく見る by G-Toolsうっかり本屋で見つけてしまった「谷崎潤一郎フェティシズム小説集」と「谷崎潤一郎マゾヒズム小説集」。なんつータイトルで出すんじゃい!(笑)2つ合わせてカウンターに出すのもなあ、となんとなくフェティシズムだけ買ったのだが。6つの短編集。刺青腕のいい彫り物師。その宿願はこの上な... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087466167/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61l0GHYYz1L._SL160_.jpg" border="0" alt="谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087466167/haruhon-22/" target="_top">谷崎潤一郎フェティシズム小説集 (集英社文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />集英社 2012-09-20<br />売り上げランキング : 12095<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087466167/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />うっかり本屋で見つけてしまった<br />「谷崎潤一郎フェティシズム小説集」と「谷崎潤一郎マゾヒズム小説集」。<br />なんつータイトルで出すんじゃい!(笑)<br />2つ合わせてカウンターに出すのもなあ、と<br />なんとなくフェティシズムだけ買ったのだが。<br /><br />6つの短編集。<br /><strong>刺青</strong><br />腕のいい彫り物師。その宿願はこの上ない肌を盛った美女に<br />己の魂を込めた刺青を彫ることだった<br /><strong>悪魔</strong><br />叔母の家に下宿することになった学生<br />そこには従妹と、その彼女に懸想する陰気な下宿人がいる<br /><strong>憎念</strong><br />「憎しみ」ほど素敵な感情はない、という語り手<br />彼はいつからか奉公人の男を憎く思い、ぞくぞくするほどだった<br /><strong>富美子の足</strong><br />足フェチの隠居が囲う蠱惑的な妾<br />その妾の足を描いてくれと頼まれた本人は、これまた足フェチで…<br /><strong>青い花</strong><br />資産家らしき男は、ここ最近尋常でない身体の衰退を感じている<br />それでも妾に洋服を買ってやるために、横浜へ共に出かける<br /><strong>蘿洞先生</strong><br />小説家の蘿洞先生を取材する記者。<br />暖簾に腕押しのような答えばかりで、要領を得ない。<br />が、彼はこっそり先生に隠れた秘密を知ってしまう<br /><br />いやもうなんかタイトル通り。<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>全 て は F ( フ ェ チ ) に な る 。</strong></span><br />と、勝手に世界の真理に辿り着いてしまいそうな一品だ。<br />特にやはり足フェチである。<br />足フェチが読んだら、谷崎先生の揺るぎなさ・緩みなさ・歪みなさに、<br />励まされて涙ぐんでしまうんじゃないだろうか。<br /><br />特に「悪魔」がすごい。<br />田山花袋の「蒲団」で、主人公が女学生の蒲団を<br />くんかくんかするシーンがあるが、アレなどまだ可愛かった。<br />あきらかにこの話はK(キモイ)点越えである。<br />いやだって、鼻噛んだハンケチをげふんげふんげふん。<br /><br />しかしあまりに堂々と書かれると<br />変態行為も何か高尚な文学的意味があるんじゃないかと思ってしまう。<br />悟りの境地も周囲から見ると<br />ワケの分からん存在になってしまうがごとく<br />この足フェチのオッサンが「達人」に思えてしまうのである。<br /><br />足の美しさに、何かグッとクるモノがあるのは分かる。<br />眺めたいとか触りたいくらいなら、まあ分かる。<br />だがその足に<strong>踏まれたい</strong>という衝動が分からない。<br />これが助平ではない「フェチ」の領域なのだろうか。<br />奥が深すぎる。<br /><br />谷崎先生「来いよ、高みへ…!(キラーン)」<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />なんだかんだとマゾヒズム小説集の方も買いそうなのだが<br />これなら2冊一緒に買った方が<br />「あ、谷崎好きなんだ」という括りになった気がする。<br /><br />谷崎好きの社会的地位を得ているかどうかワカランが<br />少なくともマゾヒズムだけ買うよりよかったかもしれない。<br /><hr size="1" /><br />いまちょっとバタバタしておるので、<br />あんまりストーリー性の無いラクガキをつらつら。<br /><br />ちょっと前に「胸開きタートル」とかいう服が、ネットを騒がせてたじゃないスか。<br />※知らない人は<a href="https://twitter.com/Ladybeard_Japan/status/542958602932060160/photo/1" target="_blank" title="コチラ。">コチラ。</a><br />※刺激が強いかもしれないのでご注意<br /><br />ああっ!モノを投げないで!モノを投げないでください!!<br />東京来てォオー!!(゚д゚屮)屮と思ったことの1つは<br />「流行っている」とテレビやネットで話題になるモノを、実際に身近でみること。<br />↑の服は冬だったからまだ見たこと無いけど、すごい前に滋賀でみた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150415-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-1.png" border="0" width="417" height="264" /></a><br /><br />アレは見る気が無くても絶対見てしまう。<br />登山家は山があるから山に登るのだと言う名言があるが<br />谷があったら見ちゃうって。<br />ホントに流行ったら、心構えしとかないとヤバい。<br /><br />で、また最近ネットでこんなの見たんだけど<br /><a href="http://kaumo.jp/topic/466" target="_blank">「スウェットパンツのメンズ・コーディネート!上級おしゃれ着こなし術」<br /><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-6.png"border="0" width="300" /></a><br />はははそんなバナナとか思ってたけど、マジだった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150415-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-2.png" border="0" width="417" height="264" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150415-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-3.png" border="0" width="417" height="264" /></a><br /><br />別にファッションは個人の自由だけど<br />取り敢えずアレをカッコよく着こなしてる人はまだ見たことねえ。<br />ホントに「上級」なんだと思うぞ。(警告)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150415-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-4.png" border="0" width="417" height="264" /></a><br /><br />一時ベッカムの影響で「ソフトモヒカン」が流行ってたときは<br />ホントにたくさん見た。掴み取りできるくらい見た。<br />でもアレは違う。ホントのモヒカンだった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150415-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150415-5.png" border="0" width="417" height="264" /></a><br /><br />注目されるという意味なら、オサレってなんでもアリだとは思ってはいる。<br />でもそれは賞賛じゃなくて半分以上は「奇異」の目だよね。<br /><br />持ち物から靴まで危なげないコーディネートしてる人見ると<br />ああ、この人センスいいなあって思って落ち着く。<br />君の服で朝から脳内ツッコミだらけでソワソワしてる人が<br />いるかもしれないぞって話。<br /><br />いやうん、どうでもいい話。<br />
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蓼喰う虫

蓼喰う虫 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1951-11-02売り上げランキング : 29805Amazonで詳しく見る by G-Tools歴史時代物に宗教モノ、他にも老人・クマー・家茂など本を選ぶ際に幾つか好きなジャンルがあるのだが、そろそろ谷崎というジャンルも立ち上げてもいいかもしれない。一昨年に猫と庄造と二人のをんなを読んでから、何度かリピした谷崎作品。なんという事の無い題材を、ついするするとページを捲らせてしまう引力がある。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qy0IMm0JL._SL160_.jpg" border="0" alt="蓼喰う虫 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top">蓼喰う虫 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1951-11-02<br />売り上げランキング : 29805<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005079/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />歴史時代物に宗教モノ、他にも老人・クマー・家茂など<br />本を選ぶ際に幾つか好きなジャンルがあるのだが、<br />そろそろ谷崎というジャンルも立ち上げてもいいかもしれない。<br /><br />一昨年に<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-271.html" target="_blank">猫と庄造と二人のをんな</a>を読んでから、何度かリピした谷崎作品。<br />なんという事の無い題材を、ついするするとページを捲らせてしまう引力がある。<br />巧みに人の「野次馬根性」を誘導するような引力も含めて<br />谷崎の心象や風景描写は、空気のようだ。<br />重さや軽さを感じさせず、ただするっと話の中に入ってしまう。<br /><br />離婚を考えている夫婦の、夫が主人公。<br />子供もあり、生活もそれなりに裕福で、<br />傍目には無難に夫と妻という役どころを演じているのだが<br />既に夫は妻を女として見ることがなく、<br />妻もそれを理解して、夫の承諾済みで不倫をしている──<br /><br />平成の御世なら「ま、そんな夫婦もいるでしょ」となるかもしれないが<br />これが書かれたのは昭和3年頃である。<br />ちょっとした当時のトレンディードラマ的な設定であり。<br />更に谷崎の実体験を語ったものでもある。<br /><br />谷崎の結婚歴を語るとややこしいのだが、<br />そもそも入れ込んでいた芸者の「妹」と結婚したことに始まる。<br />が、姉と違って家庭的な「妹」に次第に興味が薄れ、<br />その「末妹」を自分好みに育てようとする。(変態ですなあ…)<br />この「妹」に佐藤春夫が甚く同情し、二人の距離が近づく。<br /><br />この「末妹」が後に「痴人の愛」のモデルとなるのだが、さておき<br />次第に佐藤とイイ感じになった「妹」が、<br />谷崎の目に魅力的に見えてくる。(変態ですなあ…)<br />すったもんだあったらしいが、結局谷崎は「妹」を佐藤に譲る。<br />これが世に言われる「細君譲渡事件」だ。<br /><br />この一件を下地にしたのが、本書である。<br />ちなみにその後、谷崎はもう一度結婚に失敗したが、<br />最終的には理想の嫁さんをもらう。<br />どこぞの旦那のカミさんに、一目惚れしたのだとか。(アンタモスキネェ)<br /><br />長々と谷崎のゴシップを書き連ねたのは、<br />多分コレを知らないと、本書は「?」となるかもしれないからだ。<br />離婚を前提としながらも審判の日を伸ばし延ばしにする日常から<br />物凄く曖昧なラストで終わってしまう。<br />恐らく結末は「谷崎自身の結末」に繋がっているのだろう、と思われる。<br /><br />まあオチは実際に読んでいただくとして、補足。<br />谷崎は古典芸能にも造詣が深い。<br />主人公が義父の影響で文楽に興味を持つので、注釈が非常に多い。<br />注釈に邪魔されるのがヤな人は、<br />文楽を予習しておくとスッキリ読めるかもしれない。<br /><br />文楽は浄瑠璃という弾き語りに、人形劇をつけたものだ。<br />人形浄瑠璃というものが関西で発生し、今の文楽に繋がる。<br />最近はどちらの名も文楽を差すようだが、厳密には違いがあるらしい。<br />主人公はその源流ともいうべき淡路の人形浄瑠璃を見に行くのだが<br />その違いをつぶさに見ているくだりなどがある。<br /><br />概要だけ語れば、不倫中の妻に非があるようだが<br />離婚問題そっちのけで人形浄瑠璃にハマり、<br />義父にしれっと付き合っている様子からすると、夫も大概なのである。<br />そもそも夫も外に、必要な時のみの女もあるのだ。<br />ただタイミングだけが計れないと言う、奇妙な夫婦。<br /><br />主人公は妻を厭うている訳ではない。<br />むしろ自分好みの衣服をぴたりと用意する慣れ合いなどは重宝している。<br />それが無くなる日を寂しいとすら思いながら<br />女として妻を見られない事を悲しく、そして申し訳なく感じているのだ。<br /><br />タダの男側の言い訳じゃないの!と言われれば、その通りだ。<br />が、そんな「男の言い訳」を本にしてしまうところが、谷崎だ。(笑)<br />いわば谷崎は「古女房」「女」に対する私見を<br />日なた臭さのあるご当地芸能の味わいと<br />一段高い場所として見上げる古典芸能の格式になぞらえて<br />何となくそれらしい余韻までつけて、まとめてあるのだと感じた。<br /><br />なんかもうアンタすごいな!!!<br />当時の風景や男女の心理、<br />また古典芸能の知識などがふんだんにちりばめられ<br />古き良き含蓄を兼ね備えながらその実態は<br />「女房と畳は美(新)しいほうがよい」文学というギャップ。(←?)<br /><br />タイトルの「蓼食う虫」はことわざ通りに行けば<br />「まあ味も女の好みもイロイロだしネー」ということだ。<br />が、先述の佐藤春夫は谷崎ともめたときに<br />「秋刀魚の歌」というものを作っている。(※まだ青空文庫では読めない)<br />恋しい想いを秋刀魚にブツけた力作だ。<br /><br />「蓼(たで)」は不味くて食べられない意味の比喩だが、<br />アユの塩焼きにタデ酢をつけると、サッパリ辛くて美味い。<br />勝手な妄想だが、谷崎は<br />「サンマ」に対抗してこのタイトルつけたんじゃないだろうか。<br /><br />妻の味を、よくそんなモン食うねと揶揄しているのか、<br />それとも<br />妻が魅力を増すのをみて、その価値を見いだした佐藤に<br />遠まわしに感謝or嫉妬しているのか。<br />無関係だが、谷崎と妻の間にできた子供は鮎子ちゃんと言うらしい。(笑)<br /><br />、うん、やっぱりアレだよな谷崎。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />突然だが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />こちらとしては本人が好きで(?)デブるなら構わないが<br />成人病になって食事制限とか入院とか、面倒臭いことは御免である。<br />ダイエットは周囲からやらせることは難しい。<br />本人がその気にならないと、させられない。(←またマイペースだからこれが)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />半年くらいかけて徐々に体重が減少したので、<br />結果的には良いダイエットになったわけだ。<br />後は体重をキープしながら、健康麺から言えば少し運動すれば尚◎。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150306-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150306-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />その所為なのか、朝にふとみると<br />カップ麺の残骸や菓子の空き袋が放置されている。<br />いやオマエ、まだそんなレベルで痩せてねーし。<br /><br />ていうか隠れて食うならちゃんと最後まで隠せ。<br />
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少将滋幹の母

少将滋幹の母 (新潮文庫)谷崎 潤一郎 新潮社 1953-10-09売り上げランキング : 135444Amazonで詳しく見る by G-Tools一度読むとなんとなく癖になる。かっぱえびせん谷崎潤一郎。そもそも小説なのかと言うと、小説とは言い切れない。古文と史実を照らし合わせた考察文のような形をとってあり変態度としてもかなり薄味。 ※【参考】 鍵・瘋癲老人日記が、自分の中で平安時代ちょいブームが来てることもありなかなか楽しんで読めた。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005095/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/513REBBSTEL._SL160_.jpg" border="0" alt="少将滋幹の母 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005095/haruhon-22/" target="_top">少将滋幹の母 (新潮文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />新潮社 1953-10-09<br />売り上げランキング : 135444<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101005095/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />一度読むとなんとなく癖になる。<br />かっぱえびせん谷崎潤一郎。<br /><br />そもそも小説なのかと言うと、小説とは言い切れない。<br />古文と史実を照らし合わせた考察文のような形をとってあり<br />変態度としてもかなり薄味。 ※【参考】 <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-288.html" target="_blank">鍵・瘋癲老人日記</a><br />が、自分の中で平安時代ちょいブームが来てることもあり<br />なかなか楽しんで読めた。<br /><br />表題の少将滋幹のおかんは、実はなかなか出てこない。<br />その素性を語るために、平中(=平貞文)から話は始まる。<br />在中(=在原業平)と並び称された平安プレイボーイである。<br />明らかなイケメンである在中と比べると、平中はちょっとお間抜けな部分がある。<br />二人が漫才コンビ組んだら(何故)、恐らく平中がボケ役であろう。<br /><br />平中のボケといえばやはり、芥川の<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-508.html" target="_blank" title="好色">好色</a>が最たる例だろう。<br />個人的にもう平中は、残念な変態さんである。<br />その恋愛遍歴の1つが、少将滋幹のおかんなのである。<br />なんと彼女は在中の娘であり、大変な美貌の持ち主であったとか。<br />が、うら若い身で80近いジーサンに嫁いだのだ。<br /><br />このジーサンとの間にできたのが滋幹である。<br />迂闊な平中が自慢したことから、彼女の美貌は時平の知るところとなり<br />(※時平:藤原時平。菅原道真を陥れたとされる)<br />彼女はジーサンから時の権力者へ「献上」される。<br />滋幹は突然母を失ったことになるわけだ。<br /><br />だがこれで平中は恋の炎が再燃するわ、<br />ジーサンは断ち切れない未練と後悔で悶絶するわで<br />不幸にもその目撃者となった滋幹はキモイ大人たちを横目で見つつ、<br />自分は立派なマザコンになるのである。<br /><br />滋幹のおかんはほとんど表舞台に出てこない。<br />が上記の3人は確かに、彼女に運命を持っていかれるのである。<br />通い婚制だった当時は、浮名を馳せるのも男の仕事だ。<br />そこに時の権力者たちを翻弄した女性の存在を<br />まさに表舞台に立たせずに物語を解釈したのは、谷崎の慧眼であろう。<br /><br />にしても、平中のスカト○もすごいが、<br />この未練の断ち切れないジーサンも凄まじい。<br />それ見てマザコンになった滋幹もアレである。<br />イヤひょっとして、ソレも谷崎のアレか。<br />同族ナンチャラじゃないが、変態を嗅ぎ分ける変態力たるものが<br />これらを結び付けたのではあるまいか。むむ。<br /><br />やはり谷崎は立派な(略<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />とりとめない旅行話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150201-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150201-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150201-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150201-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まあ自分もツアーそんなに得意じゃないので<br />その辺フラフラしてたら相方に怒られたが、コレはまた別の話に。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150201-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150201-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150201-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150201-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />「ひとりでかいがいたくしーできるかな」として傍観してもよかったのだが、<br />状況的に義父や義母が心配するであろう。<br />単純に、ペースを戻してやればよいだけなのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150201-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150201-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />たいした話ではないが、続く。<br />
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台所太平記

台所太平記 (中公文庫)谷崎 潤一郎 中央公論新社 1974-04-10売り上げランキング : 322848Amazonで詳しく見る by G-Tools夏休みに読んだ谷崎が思いのほか肌に合ったのでまた買ってみた4冊目。や、今回は変態性を期待して買ったのではない。本書の谷崎変態性を数値化しても、20%はいかないだろう。(低いの高いのかも分からんが)昭和10年から40年ほどの間に磊(らい)吉夫婦が雇った女中たちの遍歴が書かれている。遍歴と言うか、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122000882/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/517zFTYTVNL._SL160_.jpg" border="0" alt="台所太平記 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122000882/goodpic-22/" target="_top">台所太平記 (中公文庫)</a><br />谷崎 潤一郎 <br /><br />中央公論新社 1974-04-10<br />売り上げランキング : 322848<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122000882/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />夏休みに読んだ谷崎が思いのほか肌に合ったので<br />また買ってみた4冊目。<br />や、今回は変態性を期待して買ったのではない。<br />本書の谷崎変態性を数値化しても、20%はいかないだろう。<br />(低いの高いのかも分からんが)<br /><br />昭和10年から40年ほどの間に<br />磊(らい)吉夫婦が雇った女中たちの遍歴が書かれている。<br />遍歴と言うか、もうこれだけの数になるとリストと言ってもいいかもしれない。<br />初と言う女性に始まって、えつ、はる、みつ、ます、みき<br />梅、駒、定、鈴…とまだまだ続く。<br /><br />職場環境が悪くて、次々と女中たちがやめるのではない。<br />磊吉は本宅と別荘の2つの家があり、妻たちも基本家事は人任せなので<br />同時に数人を雇い入れているのだ。<br />何だか豪勢な話だが、この時代は女中が居る生活は珍しいものではない。<br />逆を返せば女性の働き口は、戦後随分になるまで少なかったのだろう。<br /><br />またこの女性達の名は、本名ではない。<br />主人と言えど、親からの名前を呼びつけにするのは不躾だということで<br />雇われたときに「名」を与えられるのである。<br />しかしのこの風習は廃れ、やがて「〇〇(本名)さん」という呼称となる。<br />また「女中」という呼び名も時代と共に「メイド」「お手伝いさん」へ、<br />今なら「家政婦」「ホームヘルパー」とでも言うのだろうか。<br /><br />いわば本書は、「女中」そのものの歴史とも言える。<br />職務のみを務めて銀行から給料が振り込まれるようなそれではなく、<br />名を与えられ、同じ屋根の下で暮らすからこその<br />「プライベート」に踏み込んだ主従の間柄がある。<br />なんという事はない話なのに、なんだか引き込まれるのだ。<br /><br />また谷崎が書いているとなると余計に(笑)<br />磊吉がいつか変態になるんじゃないかとそわそわするのだが<br />相変わらず足フェチだなあってくらいで踏みとどまっている。(温かいまなざし) <br />隣の庭をチラ見するような野次馬根性も<br />ある意味、この本を読む上での戦力なのかもしれない。<br /><br />題材としても面白いのだが、ちょっと個人的に感慨深いものもあった。<br />磊吉の本宅が関西を舞台としていることもあるが<br />実はうちのバーチャンは女中だったんである。<br />離婚してから、女一人で身を立てるのは難しかったのだろう。<br />離れにある小屋を貰って、住みこみ女中をやっていた。<br /><br />おかんがこの辺の事情を自分に言ってくれなかったので<br />小さい頃、自分に祖母が3人いることを何ら不思議に思っていなかった。<br />そこの家のおじさんを「おじいちゃん」と呼んでいたので<br />祖父も3人おり、計算が合うのでヨシとしたのである。(←馬鹿)<br />おじさんと祖母の苗字が違うことも気にしていなかった。(←大馬鹿) <br /><br />祖母の雇い主の家に一家全員で泊まりに行っていたのだから <br />今の「家政婦さん」感覚で考えれば、ものすごい話だ。 <br />が、それとは違うのだ。 <br />「女中」と言う呼び方は蔑称として時代と共に風化したが <br />おじさんの事を思うとその関係は、不思議な絆があったと思う。 <br /><br />なんというか、雇ったからには責任を取るとでもいうような男気と言おうか。<br />おじさんは自分を孫のように可愛がってくれたし<br />実際、本当の孫以上の事をしてもらった。<br />その事実を知ったのはおじさんが亡くなった後だったので<br />お礼を言えなかったことは、今でも悔やまれる。<br /><br />まぁ自分の事はいいとして<br />これが本書の空気と非常に似通うものがあり、なんともほっこりと読めた。<br />何より「ゴリラの物真似をする女中」が出てきたときは<br />もう思いっきり<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-362.html" target="_blank" title="大叔母がリンク">大叔母がリンク</a>して吹いた。<br /><br />まぁここで共感できる方はそう無いと思うが。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />洗面所の怪異まとめ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-1.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-1.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-2.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-2.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-3.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />最初は毛髪かと思ったが、やけに太い。<br />ちょっと長い糸クズくらいの長さだった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-4.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-4.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-5.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />なんかミョーに頑固に生えた親不知で<br />カナヅチでガンガンされたりして、やっとの思いで抜いた。<br />痕を縫ってもらい、一週間後に抜糸しに行く予定だった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-6.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-6.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131214-7.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131214-7.gif" alt="20131214-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />まぁ歯の方は治ったからいいのだが<br />よくよく自分のおつむがいーかげんにできている事を実感する。<br /><br />おつむは歯医者では治んないすよね…。(そりゃまぁ)<br />
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