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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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不死症

不死症 (実業之日本社文庫)周木 律 実業之日本社 2016-06-03売り上げランキング : 18911Amazonで詳しく見る by G-Tools※注:ややネタバレを含みますゾンビ映画が好きである。死体ながら独特の進化を遂げ、更に強化されるというポケモン顔負けのホラーキャラクターであるのがスゴい。日本でもゾンビ映画はあるのだが(全部は見てないが)海外のゾンビ映画とは多少趣が異なり、どちらかというと「怨霊」オカルト色が強い。だがソレ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Lwlyu1mYL._SL160_.jpg" border="0" alt="不死症 (実業之日本社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top">不死症 (実業之日本社文庫)</a><br />周木 律 <br /><br />実業之日本社 2016-06-03<br />売り上げランキング : 18911<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408552992/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />※注:ややネタバレを含みます<br /><br />ゾンビ映画が好きである。<br />死体ながら独特の進化を遂げ、更に強化されるという<br />ポケモン顔負けのホラーキャラクターであるのがスゴい。<br /><br />日本でもゾンビ映画はあるのだが(全部は見てないが)<br />海外のゾンビ映画とは多少趣が異なり、どちらかというと「怨霊」オカルト色が強い。<br />だがソレも日本という風土やキャラを生かしたものだと思うので<br />ソレはソレでよく出来ていると思う。<br /><br />そういう意味で本書は珍しい「ゾンビ作品」だ。<br />コレは作品の出来云々より、ゾンビの存在を考える上で面白い。<br />そんな訳で書評というよりゾンビ評(?)になるのだがご容赦。<br /><br />物語は爆発から始まる。<br />なんとか崩壊した建物から這い出した女性は、記憶を失っていた。<br />しかし助かった人間たちの話から、ここが製薬研究所で<br />自分はあるプロジェクトの責任者であったことがわかる。<br />が、考えている時間はなかった。<br />そこかしこからゾンビが出現し、襲い掛かってくるのだ!<br />更にゾンビは、傷口から感染することが分かり──<br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">まさにThe海外映画のゾンビです。</span></strong><br /><br />ただ本書ではゾンビと言う呼称でなく、<br />インディアンに伝えられる特殊な病の「ウェンディゴ」と呼ばれる。<br />精霊憑きの状態で、人肉が食べたくなるという異様な症状がでるらしい。<br />だが個人的には名前がゾンビでもアンデッドでも<br />ストーリーにはあんまり関係ない気がするのだが。<br /><br />映画のゾンビは、何やら妖しい呪文を唱えて生き返るというような<br />オカルト宗教的なキャラ付けが最初だったらしい。<br />それがロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で<br />ノロノロと集団で動きつつ、生きた人間を食べようとする<br />「モンスター」として定義づけられたのだ。<br /><br />その怖さは、殺された人間がゾンビとして復活してしまう点にある。<br />同時に頭を破壊すればOKという弱点も用意されているので、<br />一歩間違うとただのスプラッタ映画になってしまう。<br />あくまでノロノロ・じわじわ迫る恐怖というのが、ゾンビ映画の醍醐味と思うのだが<br />そう言う点で同ロメロ監督の「ゾンビ」はホント名作である。<br /><br />とりま本書のウェンディゴ、すなわちゾンビは割とイマドキの子たちである。<br />というより、現代にゾンビというモノが普及(?)しているためか<br />登場人物たちは特に理由もなく「頭を狙う」事を知っており、<br />研究者と言う理系がいるためか「感染」のこともすぐ察するのである。<br />いわゆる「鉄板」である。<br /><br />ゾンビ映画は昔のものを見ても面白いが<br />最新は最新で「ほええ、最近のゾンビときたらブツブツ」みたいな<br />中年が現代っ子に説教するみたいな「トンデモ」部分がまた楽しい。<br />「ドーンオブザデッド」や「28日後」といった映画で<br />走るゾンビという飛び道具が出現したときはワロタ。<br /><br />故に鉄板過ぎて、本書のゾンビは微妙だ。<br />製薬会社と言う場所が設定された時点で<br />「バタリアン」的なウィルスやワクチンがあるんだろーなーと<br />いうところまで鉄板だった。<br />ゾンビ映画を見る者には、出オチと言っても過言でない。<br /><br />ゾンビは半スプラッタ要素があることから、邦画向きでない。<br />海外のようにお家にいつでも銃があるワケじゃないので<br />非常に効率の悪いゾンビ退治になる。<br />(その怖さを生かした「アイアムアヒーロー」は、日本ゾンビの成功例かも)<br />なので多分自衛隊のお世話になるんだろうなと思ってたら<br />やっぱり出てきたので、そこも鉄板だった。(笑)<br /><br />まあゾンビ自体が何十年も前のロメロ映画を踏襲したものなのだが、<br />日本ゾンビは更にキャラ付けしにくいのかもしれない。<br />集団よりも貞子みたいなのが一人で奮戦した方が<br />日本事情にあってるし、ぞっとする。<br /><br />研究所内に太陽光発電機があったり、<br />水耕栽培の野菜畑があったり、なんか<br />「君にもできるゾンビ世界生存」的なゆとりにも笑った。<br />まあ確かに日本人はゾンビと戦うよりも<br />引きこもって助かる方がリアリティあるけどさ。<br /><br />まあそんな訳で、ストーリーとしては微妙だったのだが<br />日本という風土とゾンビを考えるのは楽しかったので★3つ進呈。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />ホネツイまとめ。<br />ツイッターで「夏休みを写真4枚で振り返る」と言うタグがあったので参加。<br /><br />■あははうふふつかまえてごらんなさい<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-2.png" alt="20160916-2.png" border="0" width="400" height="294" /></a><br /><br />まあ海なんかここ数年行ってないけどな。<br /><br /><br />■ゆうひをみてるとじぶんがちっぽけに(略<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-3.png" alt="20160916-3.png" border="0" width="400" height="327" /></a><br /><br />はいはい生きててごめんなさいよ(鼻ホジ)<br /><br /><br />■すなにかいたらぶれたー<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-4.jpg" alt="20160916-4.jpg" border="0" width="252" height="400" /></a><br /><br /><a href="http://applision.com/culture/24301/" target="_blank" title="SandDraw">SandDraw</a>と言うフリーのアプリ。<br />描いた後は波で消すという浪漫仕様。<br />リンク先はあいほん用だけど、Androidでもあるっぽい。<br /><br />   ↓コレが波にさらわれる切なさと来たら。<br />   <a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-6.jpg" alt="20160916-6.jpg" border="0" width="169" height="300" /></a><br /><br /><br />■観光地的ショットで<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-5.jpg" alt="20160916-5.jpg" border="0" width="403" height="400" /></a><br /><br />海よりなにより、コイツらの心のふるさとココだよね。<br /><br /><br /><hr size="1" /><br />別件。ガチャで取った遊園地の乗り物的なアレ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160916-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160916-1.jpg" alt="20160916-1.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />「コレで街をぶっとばそーぜ」<br />「…小銭持ったか?」<br /><br />小銭がエンジンでガソリン。コスト悪いわ。(笑)<br />いや小銭貯めるとこ開ければ、ある意味永久機関なのか?<br />
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残穢

残穢 (新潮文庫)小野 不由美 新潮社 2015-07-29売り上げランキング : 2906Amazonで詳しく見る by G-Toolsなかなかコワイと評判だったので読んでみた。ある小説家──、おそらくは小野さん自身に重ねているのだが、以前に書いていたホラー小説(こちらも恐らく「ゴーストハント」のこと)のあとがきに「怪異談をお寄せください」と書いたところ読者からそうした手紙が送られてくるようになった。これが連載となり、後に「鬼談百景」... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101240299/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ss6WS-xdL._SL160_.jpg" border="0" alt="残穢 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101240299/haruhon-22/" target="_top">残穢 (新潮文庫)</a><br />小野 不由美 <br /><br />新潮社 2015-07-29<br />売り上げランキング : 2906<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101240299/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />なかなかコワイと評判だったので読んでみた。<br /><br />ある小説家──、おそらくは小野さん自身に重ねているのだが、<br />以前に書いていたホラー小説(こちらも恐らく「ゴーストハント」のこと)<br />のあとがきに「怪異談をお寄せください」と書いたところ<br />読者からそうした手紙が送られてくるようになった。<br />これが連載となり、後に「鬼談百景」という1冊になっている。<br /><br />が、自分はどうもこういう体験談がピンと来ない。<br />例えばトンネルで白い服を着た女性を見たとか<br />例えば何時何分に階段を昇ると1段増えるとか<br />例えば毬を持った銅像がドリブルをしながら追いかけてくるとか<br />いや、最後のは聞いたとき思わず吹き出したんだが。<br /><br />何というか、映画のクライマックスだけ見たようで脈絡が分からない。<br />意味も分からない。<br />怖さだけを強要されるようで、現実感が薄いのだ。<br />が、本書はそんな「ありがちな怪異」の根っこを掴み、<br />知りたくない部分までもをずるずると引き摺りだしてしまう。<br /><br />──そう、それは怪異の「パンドラの箱」。<br />「残穢」に手を伸ばしたら<br />貴方自身がその手に捕まれてしまうのだから──<br /><br />小説家に1通の怪異が届く。<br />「マンションの部屋に何かが居るような気配が──、音がする」<br />ありがちな話だ。<br />「気のせい」で済ませてしまえば済むようなその微かな音を<br />「見よう」としてしまったばかりに、手紙の主は目の端に一瞬、<br />着物のように見える「何か」を写してしまう。<br /><br />そうなると、もう無視はできない。<br />小説家と手紙の主は、部屋が事故物件だったのでは?と考える。<br />当然、そう考えるだろう。<br />だがそのような事実はなかった。<br />代わりに、他に「妙に人が居着かない部屋」があると分かる。<br /><br />謎は一向に解けない。<br />「似たような怪異」と「人が居着かない団地」が浮かび上がり<br />怪異は時間と場所を広げ始める。<br />いくつか事故や事件にはいきあたるものの、<br />それらは「派生」したものであり、「原本」ではないように思える。<br /><br />そう 想像だにしない遠い場所と時代から「穢れ」は来ていた。<br />「何か」があった場所から、人を介し、物を介し、<br />まるで怪異の宿主からウィルスが広がるように。<br />穢れの残り──、「残穢」は<br />ふと貴方の背後に立っているかもしれないのだ。<br /><br />ストーリー自体は怖いものではない。と思う。<br />ただ本を閉じてぼんやり考えると、<br />それを知ったばかりに、何かを──<br />「残穢」を呼び覚ましてしまったのではないかという<br />薄いリアルが背中をそっと撫でていく。<br /><br />「体験談」が切れぎれで脈絡のない、<br />意味不明なモノなのも、何だか納得してしまうのだ。<br />むしろそれを繋げてしまったら──、<br />貴方が、もしくは貴方の部屋が感染してしまうかもしれない。<br />いや、そんなことを考えてはいけない。<br /><br />隣の部屋で、いえ貴方の後ろから今<br />畳を這うような音がしませんでしたか──?<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041033756/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51smcCtjcJL._SL160_.jpg" border="0" alt="鬼談百景 (角川文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041033756/haruhon-22/" target="_top">鬼談百景 (角川文庫)</a><br />小野 不由美 <br /><br />KADOKAWA/角川書店 2015-07-25<br />売り上げランキング : 8856<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041033756/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />なかなか面白かったので、続けてコチラも買った。<br />確かに「残穢」に出てきた話もあり、コレか!と思う。<br />この半リアルを感じさせる作りは上手い。<br /><br />が、やっぱり自分には体験談集はどうも性に合わず<br />途中でウトウトして、最後に爆睡してしまった。<br /><br />でも賃貸で一人暮らししてる人は、読まない方がいいと思われ。(笑)<br /><hr size="1" /><br />コッチもおどろおどろしい話をひとつ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160328-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160328-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />今回は納骨で帰ったので、埋葬許可証が要る訳だが。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160328-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160328-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160328-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160328-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />骨壺を開ける訳ではなく、入っている袋を見るだけ。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160328-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160328-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160328-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160328-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ちなみに許可証は、他のところから出てきた。<br /><br /><br />おかんは小さい頃に事故で臨死体験をしたことがあり、<br />他にも見たり声を聞いたりした経験がある。<br />(普段からハッキリ見えるタイプではない)<br />身内の葬儀中に肩が重くなって立てなくなった時には<br />坊さんに払ってもらってラクになったそうだ。<br /><br />自分も小さいときはアヤシゲな体験があるが<br />現在は全く鈍感になってしまい、<br />今となっては錯覚か気の所為だった気がしてる。<br /><br />まあ怪談よみながら爆睡してるようじゃ、いろんな意味でアカンわな。(笑)<br />
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猫ノ眼時計

猫ノ眼時計 (ちくま文庫)津原 泰水 筑摩書房 2015-11-11売り上げランキング : 50534Amazonで詳しく見る by G-Tools蘆屋家の崩壊から始まった幽明志怪シリーズ3部作、これにて終幕。半ニートの猿渡と、怪奇小説家・伯爵の奇譚談。彼らは不思議な友情と豆腐によって結ばれている。全てが短編集なので気軽に読めるが、本書で過去の話や登場人物が関わっている為、出来れば順を追って読むことをオススメ。短編5篇。どのシリーズにも... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433201/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ahB6GEkxL._SL160_.jpg" border="0" alt="猫ノ眼時計 (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433201/haruhon-22/" target="_top">猫ノ眼時計 (ちくま文庫)</a><br />津原 泰水 <br /><br />筑摩書房 2015-11-11<br />売り上げランキング : 50534<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480433201/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-49.html" target="_blank">蘆屋家の崩壊</a>から始まった<br />幽明志怪シリーズ3部作、これにて終幕。<br /><br />半ニートの猿渡と、怪奇小説家・伯爵の奇譚談。<br />彼らは不思議な友情と豆腐によって結ばれている。<br />全てが短編集なので気軽に読めるが、<br />本書で過去の話や登場人物が関わっている為、<br />出来れば順を追って読むことをオススメ。<br /><br />短編5篇。<br />どのシリーズにも言えることだが、<br />ホラーともミステリーともつかない不思議な踏み心地だが、<br />その後味は決して不快ではない意味で、<br />ぽっかりと空いた穴底のような途方感が味わえる。<br /><br /><strong>日高川</strong><br />豆腐を求めて伯爵と鳥取へ出てきた猿渡。<br />昔バンドを組んでいた時の女性ボーカルと偶然に再会する。<br /><strong>玉響</strong><br />退院して床に居着いた友人を見舞う猿渡。<br />その様子を見に来た女医と、術後の記憶の混沌に揺れる友人は──<br /><strong>病の夢の病の</strong><br />作家仲間が音信不通のまま、ひっそり亡くなっていた。<br />写真を手掛かりに、一緒に暮らしていた女性を捜す猿渡。<br /><strong>城と山羊</strong><br />伯爵と猿渡、そして「日高川」に出てきた女性ボーカルという異色の旅行。<br />蘆屋家の崩壊に出ていた猿渡の元彼女が再登場。<br /><strong>続・城と山羊</strong><br />「城と山羊」の謎解き。<br /><strong>猫の目時計</strong><br />猿渡が昔、風変わりなアパートに住んでいた頃の話。<br />上の階は、猫をたくさん飼っている母子家庭だった。<br /><br />基本、猿渡が体験する不可思議話であり、<br />各話とも非常に狭い世界で完結しているのだが、妙に奥行きがある。<br />猿渡自身がこの世界観といっていいかもしれない。<br />たった一人の男の身体の中に<br />闇とも行き止まりとも底なしとも取れない、不安定な世界が鎮座している。<br /><br />一体猿渡はどうなってしまうのだろう──と心配になるのだが、<br />数十ページで切り上げられてしまうストーリーは確たる結末を持たず、<br />言うなれば海で溺れていた猿渡が<br />一応砂浜に手が届いたくらいのところで、ぷつんと終わってしまう。<br />そうしてまた次話で、猿渡は水中に沈んでいく。<br /><br />恐怖では無いものを煽られて、心細くなる読者を他所に<br />猿渡は何度もぶくぶくと沈んでいく。<br />過去の話や登場人物が繋がるという巻でありながら、<br />その不安定さは消えない。<br /><br />実際、全シリーズを読んでも<br />主人公がどんな男なのかという説明はしがたい。<br />まるでゲームで何度もコンティニューしたかのように<br />何度も蘇った男のパラレルでも読んでいるかのような。<br />ある意味では何より弱く、そして強い主人公である。<br /><br />噛み心地もないのに、何かが腹に溜まる。<br />あ!それ豆腐や!!!<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />補足。「蘆屋家の崩壊」は評に書いたが<br />次作「ピカルディの薔薇」を書いていなかったので、自分メモで残しとく。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480429492/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DeFdSAZ2L._SL160_.jpg" border="0" alt="ピカルディの薔薇 (ちくま文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480429492/haruhon-22/" target="_top">ピカルディの薔薇 (ちくま文庫)</a><br />津原 泰水 <br /><br />筑摩書房 2012-07-10<br />売り上げランキング : 80521<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480429492/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><strong>夕化粧</strong><br />猿渡への手紙という形で語られる、おしろい花奇談。<br />自殺した前妻につづいて、今の妻をも亡くしたと言う男。<br /><strong>ピカルディの薔薇</strong><br />展覧会で「五感が無い」という人形作家と出会った猿渡。<br /><strong>超鼠記</strong><br />集英社版『蘆屋家の崩壊』とおなじもの。<br /><strong>蘢中花</strong><br />伯爵の取材に、奄美諸島へ同行した猿渡。<br />リゾート計画は、膨大な数で繁殖するヤドカリに頓挫している。<br /><strong>フルーツ白玉</strong><br />『蘢中花』に登場した女社長の「食」語り。<br /><strong>夢三十夜</strong><br />病中の猿渡は、昔の恋人兄を主人公とした夢を見る。<br /><strong>甘い風</strong><br />執筆が進まない時、猿渡は古道具屋をひやかす。<br />そこで店主に幻のウクレレを見せられる。欲しい、ような気がする──<br /><strong>枯れ蟷螂</strong><br />猿渡が伯父の家で過ごした少年時代の、ホームレスとの不思議な体験。<br /><strong>新京異聞</strong><br />満州時代の新京へ伯爵を訪ねた猿渡──、という夢なのか?<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />実家ネタ―。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151216-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151216-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />メザシと玉子焼きがあれば喜んでメシを食うも、<br />ピザ&コーラと言うデブ飯も大好きな御仁。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151216-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151216-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />冬になってからは、職場でカップ麺がお気に入りランチらしい。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151216-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151216-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151216-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151216-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />腹を防御できる姿勢があるらしい。<br />立ってる時は駄目らしく、一度不意打ちに苦しんでいた。<br /><br /><br />余談だが、オッサンはフィレオフィッシュ好きな人が多い。<br />(元マクドでバイトしていたはるほん調べ)<br />後不思議と雨が降ると、フィレオフィッシュが売れる傾向にあった。<br /><br />なんだろな、アレ。<br />
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厠の怪

厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)飴村行 岡部えつ 京極夏彦 黒史郎 長島槇子 平山夢明 福澤徹三 松谷みよ子 水沫流人 東 雅夫 メディアファクトリー 2010-04-21売り上げランキング : 209366Amazonで詳しく見る by G-Tools厠(便所)怪談のみを収録した、ちょっと変わり種の短編集。いや、確かに考えると不思議である。何故トイレと怪談は仲良しなのだろう。やっぱりうちのトイレも階段の横ですねん、という落語ネタの... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840132895/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Nnbbm3nTL._SL160_.jpg" border="0" alt="厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840132895/haruhon-22/" target="_top">厠の怪 便所怪談競作集 (MF文庫ダ・ヴィンチ)</a><br />飴村行 岡部えつ 京極夏彦 黒史郎 長島槇子 平山夢明 福澤徹三 松谷みよ子 水沫流人 東 雅夫 <br /><br />メディアファクトリー 2010-04-21<br />売り上げランキング : 209366<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840132895/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />厠(便所)怪談のみを収録した、ちょっと変わり種の短編集。<br /><br />いや、確かに考えると不思議である。<br />何故トイレと怪談は仲良しなのだろう。<br />やっぱりうちのトイレも階段の横ですねん、という<br />落語ネタのようなオヤジギャグはやめておこう。(なら言うな)<br /><br />思うにトイレは、子どもが最初に孤独を強いられる場所なのだ。<br />古いものだと狭くて薄暗いし、<br />使用目的から家の隅や団らんから離れた場所、<br />最悪の場合は屋外にしつらえられることもある。<br />その寂寥感が、恐怖という幻影を生み出すのやもしれない。<br /><br />さて自分は田舎育ちだから、汲み取りからボットン式、<br />屋外タイプまで経験した、そこそこのトイレマスターである。<br />(※食事中の方は申し訳ない)<br />子どもの頃にはスリッパを落としてしまうという儀式も通過した。<br />という訳で、怪異如何なるものぞとページを開いた。<br /><br />──が、これはなかなかに手ごわい怪異であった。<br />なにせこの本、夜中にしか読めないのだ──<br /><br /><strong>便所の神様/京極夏彦</strong> ★<br /> 祖母と同居しているらしい少年の汚便所の嘆き?<br /><strong>きちがい便所/平山夢明</strong> ★★<br /> 引っ越した家の塗りこめた壁から出てきた「開かずの便所」<br /><strong>盆の厠/福沢徹三</strong> ★<br /> 盆で帰省する田舎、離れの便所に行くのが怖い──<br /><strong>糜爛性の楽園/飴村行</strong> ★★★<br /> その家の娘は、便所の中に人の姿を見つけた<br /><strong>トイレ文化博物館のさんざめく怪異/黒史郎</strong> ★★★<br /> イワクのあるトイレばかりを展示した博物館で<br /><strong>あーぶくたった ~わらべうた考/長島槙子</strong> ★★★<br /> わらべうたには、恐ろしい真実が隠されている。<br /><strong>隠処/水沫流人</strong> ★★<br /> 以前に町に来た「見世物小屋」と歯医者の関係とは?<br /><strong>縁切り厠/岡部えつ</strong> ★★<br /> 厠に籠って、おまじないを唱えると…。<br /><strong>学校の便所の怪談/松谷みよ子</strong> ★★<br /> あるあるな学校怪談集め。うんうん、あったあった。<br /><strong>厠の乙女─便所怪談の系譜/東雅夫</strong> ★★★<br /> 便所怪談の歴史。なんと古事記にも登場!?<br /><br />最初は全話便器から手が出て来て終わるんじゃないかと思ったが(笑)<br />予想外にバラエティに富んだ怪談話で面白かった。<br />「ユーレイは便所には出るがトイレには出ない」と言われるが、<br />やはり古式ゆかしいあの佇まいだからこそ<br />怪談としてのリアリティがでるのだなと納得しきり。<br />故に評でも「便所」を連発しているのはお許しいただきたい。<br /><br />最後の東氏の便所怪談の考察は、これだけで1冊読みたいくらい。<br />水洗式、すなわち「トイレ」になってから<br />怪異は便器からにゅっとでてくるものではなくなり、<br />「トイレの花子さん」のようなニュータイプに変わったという指摘は興味深い。<br />トイレの進化はウォシュレットだけじゃないのだね…!<br /><br />面白かった。面白かったのだが、<br />先述した通り、この本は夜中にしか読めない。<br />とてもじゃないが、<strong><span style="font-size:x-large;">ゴハン時には絶対読みたくない。</span></strong><br />食前食後も出来れば避けたい。<br />そうなると夜中にしか読めないのである。困ったもんだ。<br /><br />怖くて夜中トイレに行けないとかいう弊害はない。<br />でもなんとなく、しばらく某インド料理もちょっと食べたくない。<br /><br />お下劣な評ですんません。<br />トイレだけに流していただけるとサイワイ。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />自分が今までで、一番怖かった便所怪談。<br /><br />忘れ物を取りに、夜中に学校に入った女の子。<br />教室で恐ろしい形相の女に出くわし、<br />追いかけられて女子トイレの個室に逃げ込み、カギをかける。<br />ドアの向こうに足音がしたが、間もなくそれは何処かに消え<br />そのまま朝を迎えた。<br /><br />女の子がほっとしてドアを開けると<br />上から2本の白い足がぶら下がっていた…。<br /><br />情況を想像して、身の毛よだった。<br /><hr size="1" /><br />実家帰省ネター。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151211-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151211-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />まあ手術は無事終わったのだが、結構大変なものだったので<br />前日まで術後の疲労と痛みで死んでたらしい。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151211-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151211-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />暫くは家で安静にしてなくてはならないが、家族で食卓を囲むくらいはおけ。<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151211-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151211-3.png" border="0" width="420" /></a><br />※ネギスキーによる青年とネギの主張<br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151211-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151211-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151211-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-86.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151211-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />正解はしもにたネギ。<br />こんなんおかんにはあるあるネタなのだが、しばらく注意が必要。<br />妹の腹筋は守られるのか。<br /><br />つづく。<br />
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強欲な羊

強欲な羊 (創元推理文庫)美輪 和音 東京創元社 2015-07-14売り上げランキング : 20694Amazonで詳しく見る by G-Tools多分初めての作家さんだが、なかなか面白かった。ネタバレが出来ないタイプ、とまではいわないがストーリーをどこまで紹介するべきか迷うところ。「羊」というタイトルで統一した短編5つ。強欲な羊あるお屋敷で育った美人姉妹殺人事件を語る。彼女達を知る者が聞けば、○が殺されたと思うだろう。しかし●はその従... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488448119/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61%2B6Yug4hJL._SL160_.jpg" border="0" alt="強欲な羊 (創元推理文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488448119/haruhon-22/" target="_top">強欲な羊 (創元推理文庫)</a><br />美輪 和音 <br /><br />東京創元社 2015-07-14<br />売り上げランキング : 20694<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488448119/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />多分初めての作家さんだが、なかなか面白かった。<br />ネタバレが出来ないタイプ、とまではいわないが<br />ストーリーをどこまで紹介するべきか迷うところ。<br /><br />「羊」というタイトルで統一した短編5つ。<br /><strong>強欲な羊</strong><br />あるお屋敷で育った美人姉妹殺人事件を語る。<br />彼女達を知る者が聞けば、○が殺されたと思うだろう。<br />しかし●はその従順な顔の下に、恐ろしい本性を秘めていた<br /><strong>背徳の羊</strong><br />裕福で幸福な家庭と、つましくも幸福な家庭──<br />だがその一人息子と、双子の片割れが似ているのは何故なのか。<br />「背徳の羊がいる」という手紙が、●の心を蝕んでいく──<br /><strong>眠れぬ夜の羊</strong><br />私の運命の片割れを奪ったのはあの女と、母だ。<br />眠れぬ夜を過ごすうちに、ふと記憶が途切れることがある。<br />──まさか私が、やってしまったのだろうか?<br /><strong>ストックホルムの羊</strong><br />策略により幽閉された王子に、身も心も尽くす侍女4人。<br />外に出れば、自分達も「魔女裁判」にかけられてしまうのだから。<br />そこへ5人目の女「異国の姫」が現れたことから、関係は崩れる。<br /><strong>生贄の羊</strong><br />猫キック。後述。<br /><br />表題の「強欲な羊」は、導入部分は凄いベタなミステリーだ。<br />事実、丹念に読んでいると犯人は分かる。<br />「あー、こう思わせてこうってヤツな。よし、謎は解けた!」<br />と解けたつもりになっていると、最後に猫パンチを喰らわされる。<br />「はーい残念でしたー!解けてませんでしたーー!」<br />「ちっくしょおおおおおお」<br /><br />ミステリーのセオリーだからこそ、ある意味引っ掛かる。<br />読んでいる側は油断してないからこそ、この騙され感は上手い。<br />続く他編もまた違うテイストで有事にも無事にも解決するのだが<br />最終話でもう一回猫キックが飛んでくる。<br />「はーい残念でしたー!実はこうでしたーー!」<br />「ちっくしょおおおおおお」<br /><br />こう書くと「成程、最後は騙されるんだな。」<br />と気負って読んでしまいそうになるが、従順に騙された方が楽しい。<br />仕掛けの為にあえてベタ路線なのであろうことも含め、<br />量質ともに短編としてほど良い濃さで、構成のバランスがいい。<br /><br />オムニバスのドラマみたいだなーと感じると<br />大概シナリオライターさんということが多いが<br />こちらも御多分に漏れず、シナリオライターさんだった。<br />「着信アリ」シリーズのシナリオを手掛けた方ということで<br />最終話に薄いホラー風味があったのも納得。<br /><br />この手のトリックは分かってしまうと読み直せないという欠点があるが、<br />最近は数年くらい寝かせておくと<br />キレイサッパリ忘れるという老人力もつき、その心配もない。<br />5年くらいしたらまた「ちっくしょおおおおおお」って言ってるかもしれない。<br /><br />いいんだろうか。それで。(笑)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />こんどこそなつらしいはなしですよ(真顔)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150801-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150801-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />その名もびわ湖花火大会。(まんまや)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150801-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150801-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150801-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150801-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />外へ出すときは散歩用の綱をつける。<br />猫ではあまりやらないのか、近所の人に良く笑われたが…。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150801-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150801-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150801-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150801-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />きっとなつらしいはなしですよ(アヤシイ)。続く。
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月夜の島渡り

月夜の島渡り (角川ホラー文庫)恒川 光太郎 KADOKAWA/角川書店 2014-12-25売り上げランキング : 112390Amazonで詳しく見る by G-Tools表紙を見たときは思い出せなかったのだがそうだ!「私はフーイー 沖縄怪談短篇集」の改題版だ!うんうん、これ読みたかったんだよねー。といそいそ拝読。((o(´∀`)o))沖縄諸島を舞台にした7つのホラー短編集。弥勒節島には臨終の際、ユタが胡弓を弾くという習わしがある。一方、「ヨマブリ」と... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041024722/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jwy8kjVuL._SL160_.jpg" border="0" alt="月夜の島渡り (角川ホラー文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041024722/haruhon-22/" target="_top">月夜の島渡り (角川ホラー文庫)</a><br />恒川 光太郎 <br /><br />KADOKAWA/角川書店 2014-12-25<br />売り上げランキング : 112390<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041024722/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />表紙を見たときは思い出せなかったのだが<br />そうだ!「私はフーイー 沖縄怪談短篇集」の改題版だ!<br />うんうん、これ読みたかったんだよねー。<br />といそいそ拝読。((o(´∀`)o))<br /><br />沖縄諸島を舞台にした7つのホラー短編集。<br /><strong>弥勒節</strong><br />島には臨終の際、ユタが胡弓を弾くという習わしがある。<br />一方、「ヨマブリ」と呼ばれるよくないものの伝説が残っている。<br /><strong>クームン</strong><br />子供の時にふと出くわした「クームン」。<br />ずっと忘れていたその存在に、また出くわした少年。<br /><strong>ニョラ穴</strong><br />勢い余って人を殺してしまい、逃げ込んだ離島には<br />妙な男と「ニョラ」という何かが住み着いている穴が。<br /><strong>夜のパーラー</strong><br />仕事の帰り道にみつけた小さな屋台。<br />そこには若い女と老女が二人きりで暮らしていた。<br /><strong>幻灯電車</strong><br />昭和になって間もない頃、沖縄を走っていた路面電車。<br />うっかり「お化け電車」に乗ってしまった一家から、父が居なくなった。<br /><strong>月夜の夢の、帰り道</strong><br />少年の頃に訪れた島で、不思議な女に不吉な予言を受けた。<br />はたしてそれは、その通りになってしまい…。<br /><strong>私はフーイー</strong><br />まだ琉球と呼ばれた時代、フーイーという女がいた。<br />彼女は時を三度超え、此処へ戻ってきた。<br /><br />怪奇と幻想の間をゆらゆらと揺れる恒川氏の作品。<br />そこへ沖縄と言う題材を融合させた相乗効果たるや、<br />読んでいてもう心地が良いほどである。<br />身の毛もよだつ怪奇を読んでいるのか夢溢れる童話を読んでいるのか、<br />読者の心すら道に迷わせる。<br /><br />また本の構成がいいなと思う。<br />ユタと弥勒という実際に沖縄にある信仰が<br />冒頭から現実との境界線を有耶無耶にする。<br />恐らく「ヨマブリ」「クームン」「ニョラ」は氏の創作ではないかと思う。<br />が、読者はそこに曖昧な夢を見てしまうのだ。<br />彼の地にそんな伝承が人知れず生きているのかと。<br /><br />ここが恒川氏のすごいところだ。<br />幻想世界に半リアルな道筋をつけることで、<br />曲がりくねった迷宮を築いてしまうのだ。<br />怪奇に「ニンゲン」というリアルな恐怖をいれることで<br />同時に幻想譚を信じる美しい心をも生み出す。<br /><br />7つの短編はそれぞれ独立したものだが<br />「弥勒節」という冒頭の存在が、<br />これらは何処かで繋がっているのではないか、とも思わせる。<br />「よくないもの」は消えてしまったのではなく<br />それを受け容れたときに、「よいもの」に形を変えたのではないだろうか。<br /><br /><blockquote><p>──かわいそうにねえ<br />──かわいそうでないものなど、この世にいるものかね</p></blockquote><br />よくないもの よいもの<br />怖いもの 美しいもの<br />それらをすべて受け入れたところに、弥勒と言う存在があるのかもしれない。<br /><br />海の彼方には、ニライカナイという理想郷があると言う。<br />ならば沖縄はその境界に浮かんでいるのだ。<br />怪奇と幻想の間にたゆたう恒川作品が<br />これほどに沖縄と言う地に溶け込む理由が少し、見えた気がした。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />おかんがやってくるというホラー。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150621-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150621-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150621-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150621-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />うちのおかんは足が悪いため、杖をついても長くは歩かせられない。<br />大きな荷物を持って歩くなど問題外なのに<br />大量の荷物を持って困難な道を選ぶ。苦行かと。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150621-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150621-3.png" border="0" width="420" /></a><br />↑みやげと称してガンバッタジブンヘノゴホウビ(笑)に買ったモノ<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150621-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150621-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />空気を破壊する母親と、空気を詠まない伴侶のホラー。<br />ちなみにおかんにはホテルを新宿に変えてもらい、<br />なんとか無駄を縮小したプランに変更。<br /><br />で、今朝4時起きで新宿まで行ってきたさ(笑)<br />で、それはそれとしておかんから連絡を貰った翌日に<br />義父からも上京の連絡を貰ったのだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150621-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150621-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />おかんには半日しかお付き合いでけんかったので<br />たいしたネタはないが続く。<br />
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新編 百物語

新編 百物語 (河出文庫)志村 有弘 河出書房新社 2005-07-05売り上げランキング : 731462Amazonで詳しく見る by G-Tools名前の通り、百の怪異物語。宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが非常に読みやすい現代語訳となっている。怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが「日本の怪談」の在り方そのままというか天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。故に... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51B86D1HBYL._SL160_.jpg" border="0" alt="新編 百物語 (河出文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">新編 百物語 (河出文庫)</a><br />志村 有弘 <br /><br />河出書房新社 2005-07-05<br />売り上げランキング : 731462<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />名前の通り、百の怪異物語。<br />宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが<br />非常に読みやすい現代語訳となっている。<br /><br />怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては<br />手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが<br />「日本の怪談」の在り方そのままというか<br />天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。<br />故に本の評ではない話になるのだが。<br /><br />「百物語」の起源ははっきりしないらしいが、<br />今でも小説やドラマ、夏の特番にも使われるくらいだから<br />超日本人のフィーリングに合った風物詩だと言っていいだろう。<br />話を重ねれば重ねる程、異様な空気が薄く層を成すような何かは<br />日本の怪談ならではの産物のような気がする。<br /><br />よく「ホラー」と「怪談」の違い、すなわち<br />海外と日本の怪異の違いなどが言われるが、面白いことを聞いたことがある。<br /><br />日本のユーレイは基本「怨念」に突き動かされるものであり、<br />恨みを買った者が静かに背後などに立ち、最期には取り殺されてしまう。<br />が、これはガイジンにすると怖くないのだそうである。<br />自分にはカンケーないからだ。<br />ガイジンにとっては、13日の金曜日やゾンビのようなのが<br />無差別にチェーンソーやらを振り回すから怖いのだそうだ。<br /><br />まぁ最近は、邦・洋画どちらもミックスされつつあるから事情も変わるが、<br />この指摘は案外鋭い気がする。<br />「怨念」という考えは、身体という物体と別の<br />「何か」が信じられているからこそ出る思想と言える。<br />いわば宗教が背景になっているとも考えられるのだ。<br /><br />日本の怪談は、死者の「何か」が成仏できずに現れる。<br />本書は百の物語を「鬼」「魔物・妖怪」「幽鬼」「死の予兆」<br />「死霊・悪霊」「人魂」「動物」「怪談奇談」に分けてあるのだが<br />9割近くはウラミハラサデオクベキカーな話なのだ。<br />中には「そんなオチあるかぁ(#゚Д゚)!!」みたいなのもあるが(笑)、<br />自分も確かに「恨み」の存在ありきとして納得してところがある。<br /><br />しかしキリスト教なんかで言えば、<br />魂が彷徨っていると言う考えは恐らく、グレーゾーンであろう。<br />人は死んだら、天国か地獄に行ってオシマイにせねばならないのだ。<br />キリストですら「復活」はアリでも、「生まれ変わり」はいかんのだ。<br />だからホラー映画の怪物も、墓や井戸でずっと待ってるような曖昧なのではなく、<br />明るく元気に活動しちゃうんじゃないか。(笑)<br /><br />だからホラーの主人公達も、元気だ。<br />目には目を、歯には歯をでゾンビたちを返り討ちにする。<br />が、その正当防衛が通じないのが日本のユーレイなのだ。<br />キモチの問題というとても微妙で繊細な日本的なソレを<br />アメリカでは掃除機で吸い取ってしまうのだから、笑える。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51j7R1VWmML._SL160_.jpg" border="0" alt="ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]</a><br /><br />ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2014-12-03<br />売り上げランキング : 880<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />確かに、対処策があった方が安心なハズなのだ。<br />だがダイソンからそんな「ただ一つの掃除機」がでても<br />多分日本人は近所の寺の坊主を呼びにいくのだろう。<br />「対策が無い」という理不尽さよりも<br />「死者の恨みを聞く」という理不尽さを選ぶのだ。<br /><br />先にも書いたように、今は国内外の映画も混ざってきて<br />「リング」みたいにビデオ見た人間が無差別に殺されるとか<br />海外からもオカルト的映画が出ていたりもするが<br />そんな日本の怪談の「源泉」のようなものを、本書で味わったカンジ。<br /><br />またどの話も妙に設定が細かく<br />オチはヘンでも時代や場所、人名が特定されていたりするのは<br />日本人の特質の1つでもあるのかなと思ったり。<br />そういう意味でなかなか面白い本であった。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />怪談っつー程でもない話だが、昨日から今朝にかけて<br />「日本人形を育てるアプリ」っつーのをやった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-1.jpg" border="0" width="300" height="283" /></a><br />※一般には日本人形が苦手な人が多いようなので<br /> オッサンアイコンで修正を加えております(よりによって)<br /><br />いやなんかツイッターに上がってたのを友人と喋ってて<br />「これ最後、消しても消してもアプリが残るんじゃね」<br />「勝手に起動して、真夜中に音声でるできっと」<br />「これはLINEくるで。今後ろにいますとか」<br />「何時の間にか自撮り写真のデータがあったり」<br />と言ってる内にやりたくなってしまったのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分はホラー自体は大丈夫なのだが、大きい音が苦手。<br />なのでコレも音でびびらされるのだけ心配だったんだけど。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />なんという緊張感の無さ。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-6.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />早く終わらせたい一心で、人形なでくりまわしてた。<br /><br />ちなみに実際やってる人用に。<br />心霊コレクションはエサの蝋燭の度合いを変えてやるとコンプリできる。<br />多分だが、成長してすぐ・違うものに変身する一瞬・次成長直前あたり<br />のタイミングを全巡でやるとコンプリート出来る。<br />途中から気が付いたので、自分は出来なかったけど。<br /><br />いや、もうやんない。めんどい。(苦笑)<br />
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数えずの井戸

数えずの井戸 (角川文庫)京極 夏彦 KADOKAWA/角川書店 2014-08-23売り上げランキング : 5501Amazonで詳しく見る by G-Tools久し振りに京極氏の本。半分は改行の所為だと分かってはいるが、相変わらずぶっとい本だな。それが読める日はいいのだが、忙しくて読めなかった日は毎日通勤に鈍器を運んでいる気分である。さて本書。「井戸」に「数える」と言えば当然、思い浮かぶのが「番町皿屋敷」。簡単にあらすじを説明すると、「お菊... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041015960/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AR1HURQXL._SL160_.jpg" border="0" alt="数えずの井戸 (角川文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041015960/goodpic-22/" target="_top">数えずの井戸 (角川文庫)</a><br />京極 夏彦 <br /><br />KADOKAWA/角川書店 2014-08-23<br />売り上げランキング : 5501<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041015960/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />久し振りに京極氏の本。<br />半分は改行の所為だと分かってはいるが、相変わらずぶっとい本だな。<br />それが読める日はいいのだが、忙しくて読めなかった日は<br />毎日通勤に鈍器を運んでいる気分である。<br /><br />さて本書。<br />「井戸」に「数える」と言えば当然、思い浮かぶのが「番町皿屋敷」。<br />簡単にあらすじを説明すると、「お菊さんは10枚の皿の内、<br />1枚を割ってしまいました。さて何枚足りないでしょう?」<br />という算数を永遠に解いているリケジョである。(またお前はそんな嘘を)<br /><br />が、さすが日本三大怪談と言われるだけあって<br />歌舞伎や講談にも登場し、はては落語にまでなっている。<br />そもそもが実話であるとかないとか、派生バージョンも多々あるようだ。<br />例えば皿でなく鉢だとか、菊を切った主人の名が違うとか、<br />菊の名が違うとか、主人と菊が恋仲だったとか<br />そうじゃなくて菊が恋しい相手との仲を引き裂かれたのだとか──。<br /><br />菊は勿論、主人をはじめ係累の者は全て死に絶え、<br />真相を知るものは最早誰もいない。<br />ただ足りない皿を数えるという怪談だけが残った。<br />一説には菊は皿を18枚数え、翌日は休みを取ったという。(それは落語だ)<br /><br />この「真相」に迫ったのが本書なのだ。<br />それは6つの視点から語られる。<br /><br />青山家主人。数えることなど無意味に思う。<br />何故ならこの世界は何かが足りなくて、既に欠けているからだ。<br />菊。数えることなど無意味に思う。<br />何故なら無意味だからだ。「ある」ものは「ある」でいいではないか。<br /><br />青山家家来。皿を、皿を探さなくてはならない。<br />何故なら褒められたいからだ。褒められるために、皿を探さなくてはならない。<br />主人の悪友。数えることなど無意味に思う。<br />何故なら壊してしまうからだ。数など、壊れれば関係のないものだ。<br /><br />菊の幼馴染。数えることなど無意味に思う。<br />何故なら数えられないからだ。一から初めて、十も数えられたことがない。<br />主人の婚約者。数えることなど無意味に思う。<br />何故なら沢山あればよいからだ。沢山であればあるほど、いいのだ。<br /><br />誰もが「数」などどうでもいいと思っている。<br />なのに少しずつズレたその概念が、事態を歪めていく。<br />だが6つの視点は決して世間から大きくはみ出したものではなく<br />よくよく考えれば、自分のすぐそばに<br />否、自分の中に無くもない想いとは言えないだろうか?<br /><br />皿ではなく、人間が生み出した因業───<br />題材・ストーリーとしては非常に面白いのだが<br />個人的にはちょっとオチが弱かった。<br />やはり怪談は「此岸と彼岸の狭間」の何処かにあるから、<br />背筋の何処かがぞくりとするのかもしれない。<br />少し人間臭さが強くて、サスペンスものに変わってしまった印象。<br /><br />だが「数える」事にこれだけの意図があるというのは、面白い。<br />自分にとって「数」とはなんだろう?<br />──そう、数えることなど無意味に思う。<br />この本が700ページもあって、もう京極本だけで「き」の本棚がパンパンなのに<br />どこにしまうんでぇコンチクショーとか、そんな事は考えても無駄である。<br /><br />本棚にしまえない本が1冊~、2冊~、3冊~<br />うおおおおお、本棚が一架足りないぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!(個人的怪談)<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />井戸ホラー釣ったらもう現代では、お菊さんより貞子さんのほうがキョワイ。<br />テレビ見てんのにテレビから出てくるとか反則アレ。(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!<br /><hr size="1" /><br />評とは何の関係もない話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>や め て く だ さ い 。 死 ん で し ま い ま す 。</strong></span><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140916-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-48.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140916-6.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />風邪で高熱が出て唸ってても、絶対モノは食わす。<br />コレが妹が生まれてから医者が<br />「食欲の無い時は水分だけ取らせればいいんですよ」と言われ<br />ころっと方向転換。<br /><br />個人的にめっちゃショックだった医学の変化。<br />
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ぬばたま一休

ぬばたま一休 (朝日文庫)朝松 健 朝日新聞出版 2009-11-06売り上げランキング : 681804Amazonで詳しく見る by G-Tools個人的にちょっと思い出深い一休さん。幼稚園の頃、アニメ「一休さん」の紙芝居を買ってもらったのだ。「今から600年ほど昔、安国寺というお寺にナンタラカンタラ…」なんせ毎日読んでたから、出だし今でも覚えてる。何故かおとんが当時カセット(古)に録音し、長い間残ってた。でも紙芝居って、文章読むと絵が... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402264527X/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ouMq3dIFL._SL160_.jpg" border="0" alt="ぬばたま一休 (朝日文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402264527X/goodpic-22/" target="_top">ぬばたま一休 (朝日文庫)</a><br />朝松 健 <br /><br />朝日新聞出版 2009-11-06<br />売り上げランキング : 681804<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402264527X/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />個人的にちょっと思い出深い一休さん。<br />幼稚園の頃、アニメ「一休さん」の紙芝居を買ってもらったのだ。<br />「今から600年ほど昔、安国寺というお寺にナンタラカンタラ…」<br />なんせ毎日読んでたから、出だし今でも覚えてる。<br />何故かおとんが当時カセット(古)に録音し、長い間残ってた。<br /><br />でも紙芝居って、文章読むと絵が見えないのな!(馬鹿か)<br />何でフツーに絵本を買ってもらわなかったのか。(馬鹿か×2)<br />懐かしいような痛ましいようなアンニュイを誘う坊主であることよ。<br /><br />さてこの「ぬばたま一休」は、<br />少年漫画のような魑魅魍魎退治と史実をミックスした作品だ。<br />無論モンスターハンター・一休は創作である。(当たり前だ)<br />しかしこの一休和尚はアニメのくりくり坊主と違い、<br />なかなかに怪僧というか、面白いオッサンだったのである。<br />一休さん2期として、オッサンver.アニメとかしたら面白いと思う。<br /><br />一休はいわゆる「御落胤」といわれる。<br />南北朝が統一された時の後小松天皇のオトシダネであり、<br />生母は南朝方の生まれの人であったという。<br />統一と言っても後小松天皇は北朝の血筋でなので、<br />その辺のややこしい事情で、一休と生母は宮中を追われる。<br /><br />将来、政権戦争などに巻き込まれる事が無いよう<br />一休は5歳で出家、臨済宗安国寺に預けられる。<br />だからアニメでも預けられるときは、立派な格好してるんだよ!<br />うん、紙芝居で覚えてるんだけどね!<br /><br />一休は安国寺の後にも、2度ほど寺を移っている。<br />そのうち1つが<strong><span style="font-size:x-large;">滋賀の堅田</span></strong>なんだけど(声高に)、今回は関係ないから割愛。<br />悟りを経てからは、民衆に仏教を解く行脚にも出たと言うから<br />本書はその頃を描いているのかもしれない。<br /><br />なんでそこで魑魅魍魎が出てくるねん、という感じだが<br />さぁ作者の趣味なのか(笑)、もしくは<br />一休の臨機応変さを表現したかったとも<br />南北朝という怨霊舞台を利用したとも取れる。<br />個人的に大好物が揃ってて、非常に楽しく読めた。<br /><br />5つの短編と書下ろし1篇。<br />時代を順に追って、短編の最後では一休は齢80となり<br />自分の生い立ちを思い出す話で括られている。<br />書下ろしでは史実の一休を奇行を題材にしている構成もいい。<br /><br />本書の一休は腕っぷしも強く、ちょっと人を食ったようなクールガイ。<br />アニメの一休さんは安国寺から旅立つところで終わるのだが<br />あの後一体何があったのか、大変な成長っぷりだ。<br />ちなみに史実では、一休は貧乏寺に弟子入りし、<br />その後は超貧乏寺に弟子入りし、悟りを得る。<br />うんうん、いろいろあったんだなあ、一休よ…。(´;ω;`)ブワッ<br /><br />そのまま時代怪異モノとしても愉しめるが、<br />一休さんの知られざる魅力にワクテカすること請け合いの1冊である。<br />うん、一休和尚の歴史本も読んでみたくなったじょ。<br /><br />ていうか、ホントにアニメ一休さん2期来ないか。(真顔)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-450.html" target="_blank" title="一昨日">一昨日</a>の続報。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140423-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140423-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140423-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140423-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140423-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140423-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140423-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140423-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />やっぱ5倍かもしんない。(びくびく)
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黒い家

黒い家 (角川ホラー文庫)貴志 祐介 角川書店 1998-12売り上げランキング : 5439Amazonで詳しく見る by G-Tools悪の教典がイマイチ合わなかったのでしばらく読まなかったのだが、この本は結構評判がいいようなので、二度目の貴志氏。保険会社で査定業務を受け持っている主人公。顧客から呼び出しを受けてその家を訪問した際に息子の首つり死体の第一発見者になってしまう。当然保険の支払が発生するのだが、どうにも腑に落ちず、こ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041979021/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51vZbKCo2%2BL._SL160_.jpg" border="0" alt="黒い家 (角川ホラー文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041979021/goodpic-22/" target="_top">黒い家 (角川ホラー文庫)</a><br />貴志 祐介 <br /><br />角川書店 1998-12<br />売り上げランキング : 5439<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041979021/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-4.html" target="_blank" title="悪の教典">悪の教典</a>がイマイチ合わなかったのでしばらく読まなかったのだが、<br />この本は結構評判がいいようなので、二度目の貴志氏。<br /><br />保険会社で査定業務を受け持っている主人公。<br />顧客から呼び出しを受けてその家を訪問した際に<br />息子の首つり死体の第一発見者になってしまう。<br />当然保険の支払が発生するのだが、<br />どうにも腑に落ちず、これは殺人なのではないかと疑念を抱く。<br /><br />毎日保険の支払を求めて、窓口に現れる父親。<br />思考の読めない不気味さに、ますます疑惑を深める主人公。<br />次第に主人公はその絡繰りの深みにはまり<br />「サイコパス」という存在の恐怖に対峙することになる─────。<br /><br />「悪魔の教典」のサイコパスは途中から怖いと言うより、<br />頭が悪い人みたいになった印象があったので、こちらの方がいい。<br />否、「殺人鬼」という括りでなら<br />ピカイチくらいに「狂気」じみていて迫力があった。<br /><br />クライマックスのサイコパスの行動描写は緊張感があり、<br />小説と言うより、ホラーサスペンス映画を見ているような感覚に囚われる。<br />霊的なモノではなく、生身の人間だからこそ生み出されるうすら寒さ。<br />保険と言う職務にリアリティを持たせている事も一因だろう。<br />個人的には保険の事故種別コードに<br />「宇宙船事故」ってのがあるという下りを二度見した。(笑)<br /><br />何より恐ろしいのは、この小説が出た「後」で<br />本当にサイコパスチックな犯罪事件が世を騒がせたことだろう。<br />※事件に関してはまだ裁判が継続中という事で、例示は控える<br /> 興味のある人は「黒い家」のwikiを見ていただくと出ている<br />本書のような刃物を振り回す事件ではないのだが<br />(もし犯人がクロとして)その思考の違いというのが恐ろしい。<br /><br />「サイコパス」は殺人鬼の意ではない。<br />正確には「反社会性人格障害者」と言うらしいが<br />一番に言われるのは、人としての「何か」がまるっと欠如していることだ。<br />それは良心で会ったり責任感であったり、思いやりであったりするらしいが<br />コレでちょっと面白い理論を聞いたことがある。<br /><br />人の性格は果物のオレンジのように、多くの房で作られているという理論。<br />ホットな部分とクールな部分、几帳面な部分とだらしない部分、<br />凝り性と飽き性と言うように、人はどの性格も大小持っているのが普通であり<br />だから占い師に「あなたは○○なところがありますね!」と言われると引っ掛かる。<br />だがサイコパスは本当にその房が「無い」のだ。<br /><br />だから脳の異常とも言われるらしいが、真実はさだかでない。<br />本書でも心理学を専攻する恋人が主人公に<br />「良心の無い人間なんかいる筈がない」と反論するのだが<br />サイコパスはその「いる筈がない」人種なのだ。<br /><br />「無い」房の部分には一体、何があるのだろう?<br />空洞が広がっているのか、それとも<br />自分達の全く知らない未知の「何か」が詰まっているのだろうか?<br />─────殺人衝動とは限らない。<br />もっと身近に、例えば貴方のすぐ隣で何気ない顔をして<br />「何か」は立っているかもしれないのだ。<br /><br />結果的に言うと面白かったのだが<br />またサイコパスを扱った作品に当たったのはたまたまなんだろうか?<br />いくらなんでもサイコパス作品ばっかりだと<br />次を食べるのは間を空けたいところだなあ。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />ホラーで自分ネタ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140404-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140404-1.png"" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140404-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140404-2.png"" border="0" width="420" /></a><br /><br />ンマー、でもあれは脳だけが起きていて身体が寝ている状態だとも言う。<br />疲れやなんかで出ることも多いと言うが<br />小学生の頃から疲れていたとかそっちの方がコワイ。<br /><br />最初だけはコワかったが、その内<br />「動けねーなー…」と思ってる内に寝てしまうので、実害はないと体得。<br />その内回数も減ったのだが、高校生くらいでひさしぶりになった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140404-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140404-3.png"" border="0" width="420" /></a><br /><br />耳がね。直前にキーンと鳴るような気がするのね。<br />その後「ずん」と言う感触と共に身体が動かなくなるのだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20140404-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20140404-4.png"" border="0" width="420" /></a><br /><br />次に続く。
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探偵夜話 - 岡本綺堂読物集四

探偵夜話 - 岡本綺堂読物集四 (中公文庫)岡本 綺堂 中央公論新社 2013-10-23売り上げランキング : 74082Amazonで詳しく見る by G-Tools岡本綺堂読物集、その四冊目。が、この四という数字を見てトンでもないこと思い出した。三巻まだ読んでねーーーし。うん、家にはあるんだけどね。何かに紛れて忘却の積読になっていたらしい。さすが綺堂、我が本棚にまで怪奇を生み出すとわ( ´,_ゝ`)ククク。(※正確には魔窟でいう)三を飛ばした... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122058562/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/511A0qzRMXL._SL160_.jpg" border="0" alt="探偵夜話 - 岡本綺堂読物集四 (中公文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122058562/goodpic-22/" target="_top">探偵夜話 - 岡本綺堂読物集四 (中公文庫)</a><br />岡本 綺堂 <br /><br />中央公論新社 2013-10-23<br />売り上げランキング : 74082<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122058562/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />岡本綺堂読物集、その四冊目。<br />が、この四という数字を見てトンでもないこと思い出した。<br /><br />三巻まだ読んでねーーーし。<br />うん、家にはあるんだけどね。<br />何かに紛れて忘却の積読になっていたらしい。<br />さすが綺堂、我が本棚にまで怪奇を生み出すとわ( ´,_ゝ`)ククク。<br />(※正確には魔窟でいう)<br /><br />三を飛ばした人間が言うのもなんだが(後で読むよ!)<br />これは全巻すべてお読みいただきたい作品だ。<br /> 一、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-147.html" target="_blank" title="三浦老人昔話">三浦老人昔話</a><br /> 二、青蛙堂鬼談<br /> 三、近代異妖篇<br /> 四、探偵夜話<br />そもそも一は「半七捕物帳」という綺堂の代表作品のスピンオフなので<br />そうなるとまあ半七も読んでってね!ハナシになっちゃうんだけどね。<br /><br />綺堂は(・∀・)イイ!!。<br />ものすごい手に汗握るような話ではないのだが<br />なんだか話し上手の老人の話に引き込まれていくように<br />淡々とその世界に引きずり込まれ、何時の間にか読み終わっているのだ。<br />歌舞伎の劇作家という経歴も頷ける。<br />きっと綺堂は文字という役者を使って、観客に芝居をみせているのだ。<br /><br />四巻全て「ちょっと不思議な話」をまとめたものだが<br />一は事件簿風味、二と三は怪談風味、四は推理物風味となっている。<br />だがこうして読んでみると、<br />二を読んだときにミステリチックな怪談と感じたのが<br />四を読むと、怪談チックなミステリだなぁと思うのだ。<br /><br />「謎」と言うその曖昧さは上手く扱えば、<br />怪奇にも幻想にも、そしてミステリーにも転じるのだ。<br />明解なオチを求める人には微妙に物足りないかもしれないが<br />謎を上手く謎としてふうわりまとめてしまうその余韻は<br />スッキリしないのに、見事と言わざるを得ない。<br /><br />読物集全体の感想っぽくなってしまったが、綺堂の良さは<br />タイムマシンに乗っているかのような時代の味にもある。<br />綺堂自身は、明治5年から昭和12年という3時代を生きた。<br />しかし明治5年といえばまだ江戸の色合いも濃く<br />綺堂の父親が幕府の御家人だったことも考えれば、<br />綺堂の世界は4つの時代を描いていると言っていい。<br /><br />様々な老若男女が思い出語りをするように、<br />時代を語る百物語のような形式は、まさに綺堂の真骨頂だ。<br />カフェや通勤電車の中で読んでいても、ふと<br />ここがかつて江戸という町であり<br />文明を一気に駆け抜けた時代があったことが、心に過る。<br /><br />ハラハラドキドキサスペンスもいいが<br />まったりゆったり読める、こんなミステリーも乙である。<br />青空文庫でも読めるが、妖しさと色気を含んだカバーイラストを<br />揃えて眺めるのもアナログ本の醍醐味。<br /><br />まあ取り敢えず三読まないとな。うん。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />で、くだらない話を続ける。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-1.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-1.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-2.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-2.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-3.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-4.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-4.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-5.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-5.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-6.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-6.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />多分世界で一番意味のない流血沙汰。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131212-7.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-52.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131212-7.gif" alt="20131212-1.gif" border="0" width="390" /></a><br /><br />一回目は実家にいた頃。<br />石鹸が驚くほどするりと滑らかに、指を鼻の孔に誘うのである。<br />と妹に説明したが「ありえない」と爆笑された。<br />いや、一人か二人か三人くらい、同じことした人いる…よね…?<br /><br />次回予告「歯が為に鐘は鳴る」(これもタイトルは無関係)
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くさり ホラー短篇集

くさり―ホラー短篇集 (角川文庫)筒井 康隆 角川書店 2006-11売り上げランキング : 244376Amazonで詳しく見る by G-Tools多分初の筒井本で、最後の筒井本。(笑)ホラーと言う帯で買ったのに怖くなかったと言うか若干オフザケなカンジにいらっとして、以来読まなかった。…んだと思う。うん。昔のは割と、第一印象で読まなくなった作家さんもいるんだ。本の感想を書くようになってから(※このブログの前にも違うトコでちょっと書い... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305276/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Pg6Pxy99L._SL160_.jpg" border="0" alt="くさり―ホラー短篇集 (角川文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305276/goodpic-22/" target="_top">くさり―ホラー短篇集 (角川文庫)</a><br />筒井 康隆 <br /><br />角川書店 2006-11<br />売り上げランキング : 244376<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041305276/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />多分初の筒井本で、最後の筒井本。(笑)<br />ホラーと言う帯で買ったのに怖くなかったと言うか<br />若干オフザケなカンジにいらっとして、以来読まなかった。<br />…んだと思う。<br /><br />うん。昔のは割と、第一印象で読まなくなった作家さんもいるんだ。<br />本の感想を書くようになってから<br />(※このブログの前にも違うトコでちょっと書いてた)<br />1冊で判断できないと感じるようになって、それはなくなった。<br />が、蔵書が増える原因ともなった。<br /><br />現在、落ち着いて表紙を眺めてみたら<br />まぁこれでフツーのホラー本だと思うのもアレですよね。(´・ω・`)<br />ちょっとオトナになった目線で再読。<br /><br />22の短編集。<br />ホラーショートというか、ショートショートな風合い。<br />どれもそれなりに面白かったが<br />表題の「くさり」よりは、個人的には最終話の「鍵」の方が好みかな。<br />今回もやっぱり、なんとなくドタバタした印象が抜けず<br />いろいろ考えながら読んでみて、多分原因が分かった。<br /><br />自分の中の「ショートショート」の基準が、星新一だからだ。<br />小学校2~3年生くらいだったろうか。<br />おとんから「これ面白いから読んでみ」と渡されたのが星新一で<br />多分初めて読んだ文庫本だったと思う。<br /><br />星氏のショートショートは<br />超短文でキャラと設定を説明して、オチをつけるという手腕意外に<br />星ショートはエロや暴力と言った要素がほぼ皆無なのが特徴だ。<br />あっさりした味付けで淡々と話が進み<br />サザエさんやコボちゃんのような「昔ながらの四コマ漫画」風とでも言おうか。<br /><br />対して筒井氏は、そう言う要素も取り入れた「今風の四コマ漫画」だろうか。<br />最近は劇画的な絵が四コマになっていたり<br />時折フツーのコマ割り漫画が混じっていたりするのがあるが<br />丁度そんなカンジだ。<br />自分が星氏に馴染んでいたから違和感を感じたが<br />筒井氏からショート作品に入った人は<br />星氏の作品を「ちょっと物足りない」と感じる人もいるかもしれない。<br /><br />が、星氏と筒井氏、そして小松左京氏は<br />SF御三家と言われる同期の小説家だと言うから面白い。<br />同じ題材を使っても、まさに三者三様の作品が出来るに違いない。<br />例えば地球が滅亡するような話でも<br />星氏は3ページほどでアッサリ地球滅亡の直前まで行ってしまうだろうし<br />筒井氏は絶望して嘆くキャラをドタバタと動かして笑いを狙うだろうし<br />小松氏は上下巻に分けて、鬼気迫る状況を描くだろう。<br /><br />筒井氏の作品が合わないのではなく、自分の偏見だったのだ。<br />次に読むなら、氏の中編あたりの作品を読んでみるべしだろうか。<br />うん、それが分かっただけでも再読してよかった。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />自分のやらかし話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131127-1.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-45.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131127-1.gif" alt="20131127-1.gif" border="0" width="400" /></a><br /><br />居酒屋→スナック→カラオケ的なコースで<br />3次会くらいまでお付き合いしたのですっかり遅くなる。<br />次の日も仕事だったので、さっさと風呂入って寝ようと思っていたのだが。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131127-2.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-45.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131127-2.gif" alt="20131127-1.gif" border="0" width="400" /></a><br /><br />職場で忘れたのか、飲んだ場所で無くしたのか<br />よもや移動中に落としたのかも全く分からない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20131127-3.gif/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-45.fc2.com/h/a/r/harubooook/20131127-3.gif" alt="20131127-1.gif" border="0" width="400" /></a><br /><br />最初からクライマックスで次回に続く。
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