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はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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津軽

津軽 (新潮文庫)太宰 治 新潮社 2004-06売り上げランキング : 16683Amazonで詳しく見る by G-Tools最近読んだ本の何かでその地名が出てきたのと、等伯に出てきた近衛前久という登場人物の名をどっかで聞いたなとうろ覚えしていたのが、ふと繋がった。ああ、太宰の「津軽」だ。そんな訳で、本棚からこれを取り出してみた。太宰は津軽の人間だ。大学進学で上京するまでは県内に居たものの、太宰の言葉を借りれば、家と親せき以外の... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006040/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51H1XMBB7AL._SL160_.jpg" border="0" alt="津軽 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006040/haruhon-22/" target="_top">津軽 (新潮文庫)</a><br />太宰 治 <br /><br />新潮社 2004-06<br />売り上げランキング : 16683<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006040/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />最近読んだ本の何かでその地名が出てきたのと、<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-755.html" target="_blank">等伯</a>に出てきた近衛前久という登場人物の名を<br />どっかで聞いたなとうろ覚えしていたのが、ふと繋がった。<br />ああ、太宰の「津軽」だ。<br />そんな訳で、本棚からこれを取り出してみた。<br /><br />太宰は津軽の人間だ。<br />大学進学で上京するまでは県内に居たものの、<br />太宰の言葉を借りれば、家と親せき以外の津軽の地をよく知らないという。<br />恐らく当時の太宰は、心身共に一番安定していたのだろう。<br />ふと、故郷の旅行記をしたためようと旅に出る。<br /><br />青森駅からぐるっと津軽半島をまわル、なかなか壮大なコースだ。<br /><br /><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151017-1.png" border="0" width="420" /><br /><br />ねぷた祭を見るついでに、青森から下北半島を回るコースなら<br />昔行ったことがあるが、いつか太宰コースも行けるとよいな。<br /><br />イヤこの太宰作品、ホントに面白いのだ。<br />太宰の自虐ネタとツッコミが冴えてて、思わずぶはっとなる。<br />青森ご当地を紹介しつつも<br />ワタクシこの地で痛々しい中二時代を送りましてねなんて<br />さり気に自分の作品を紛れ込ませる芸人の腕が光る。<br /><br />久方の帰郷に、乞食のごとく食い物を勧められては困ると<br />スマートに人々の歓待を断るイメトレを積んできたモノの<br />それが満を持して発揮されることもなく、<br />1人ツッコミをするもののあはれも絶妙だ。<br /><br />いや、熱狂的に太宰をもてなす人は1人でてくる。<br />酔った勢いで太宰をこれでもかこれでもかと<br />追い詰めるように歓待し、結果太宰は逃げるように辞去する。<br />このくだりが思わず吹き出すほどにオモロイのだが<br />太宰は「これぞ津軽の愛情表現」と、一人頷いているのだ。<br /><br />どっかんと笑いを取ったと思わせて、<br />いい塩梅に風土と郷土愛で「エエ話」を効かせる。<br />テレビ番組なら、ここでしっとりしたBGMがフェードインで流れるだろう。<br />上手い。さすが芸人。<br />だざい散歩とか旅番組持たせたら、イイ線行くに違いない。<br /><br />が、これは起承転結を計算された小説ではない。<br />太宰の「津軽たん萌え」な郷土愛だ。<br />自分も滋賀推し事業(個人経営)の一端にあるから分かる。<br />どこを磨いても光らないド田舎という石は<br />自分の偏見と思い出で研磨してやるより他はない。<br /><br />だがそれはメジャー県やほどほど県にはない、<br />「誰も磨いてくれないどマイナー県」だからこその砥石なのだ。<br />だからこそ輝きは無限であり、また夢幻である。<br />恐らく太宰も「津軽かわいいよ津軽」とは叫ぶものの、<br />「じゃあオススメってなに?」と言われたら<br />泣いて逃げたくなるんですよね分かります。(涙)<br /><br />ガイドブックに載っているような、万人向けのものでは無いのだ。<br />だから土地の悪口も言うし、人に分からない話もする。<br />が、それは産土(うぶすな)という、己のルーツに繋がっている。<br />太宰が心身ともに安定していた時期だからこそ、書けたのだろうと思う。<br /><br /><blockquote><p>私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。</p></blockquote><br /><br />その通り、決して大々的な感動巨編ではない。<br />だがきっと、太宰にとっての一区切りだったのだ。<br />面白おかしく書いた土地ツンデレの文章に<br />緩やかに張られた太宰の根を見ることができる。<br />それが読んでいて、心地いい。<br /><br />ここは鼻歌を歌いながらスキップを踏んでいるような<br />はっちゃけた太宰で筆をおくべきだろう。<br /><br /><blockquote><p>元気で行こう。絶望するな。では、失敬。</p></blockquote><br /><br /><strong>お ま え が い う な 。 (笑)</strong><br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />てなわけで、ホネの愛らしいスナップ写真を数枚。<br /><br />■ちょっと男子―。ちゃんと掃除しなさいよー。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151017-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151017-2.jpg" alt="20151017-2.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />特にホネの性別を決めている訳ではない。<br />決めても仕方ないであろう。(笑)<br /><br /><br /><br />■不法投棄か、死体遺棄か?<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151017-3.jpeg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151017-3.jpeg" alt="20151017-3.jpeg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />燃えるか燃えないかっていうと萌えるゴミ。(個人的に)<br /><br /><br /><br />■♪そして~~輝く<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151017-4.jpeg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151017-4.jpeg" alt="20151017-4.jpeg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br />稲ホネと松ホネ。B(one)'z<br /><br /><br /><br />遊んでいる内に、コイツらに家を作ってやりたくなった。<br />今現在、ドールハウス職人さんたちのサイトなどを物色中。<br />で、とりあえずこんな手軽でナイスなものを発見。<br /><br /><br /><br />■なんということでしょう。(ビフォーアフター風に)<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20151017-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-84.fc2.com/h/a/r/harubooook/20151017-5.jpg" alt="20151017-5.jpg" border="0" width="400" height="379" /></a><br /><br /><a href="http://kitasite.net/b/2013/04/30/10390/" target="_blank">KITAJIMAのお絵かき研究所</a>さんからDL。<br />写真だけなら十分なクオリティなのだが、家作成は面白そうなのでやってみたい。<br /><br />ちょっとずつがむばる。(もっと他のことを頑張れ)<br />
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グッド・バイ

グッド・バイ太宰 治 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools太宰追っかけ第5弾。「人間失格」と迷ったのだが、、やはりこちらにしておこう。太宰の絶筆作品「グッド・バイ」である。実際に読んだのは、太宰後期作品を収録した新潮文庫「グッド・バイ」だ。グッド・バイ (新潮文庫)太宰 治 新潮社 2008-09売り上げランキング : 58508Amazonで詳しく見る by G-Tools特に今回は中期作品からこれを手に取っ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX7AOY/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/4110Q31OySL._SL160_.jpg" border="0" alt="グッド・バイ" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX7AOY/haruhon-22/" target="_top">グッド・バイ</a><br />太宰 治 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX7AOY/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />太宰追っかけ第5弾。<br />「人間失格」と迷ったのだが、、やはりこちらにしておこう。<br />太宰の絶筆作品「グッド・バイ」である。<br />実際に読んだのは、太宰後期作品を収録した新潮文庫「グッド・バイ」だ。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006083/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HA2JDKGPL._SL160_.jpg" border="0" alt="グッド・バイ (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006083/haruhon-22/" target="_top">グッド・バイ (新潮文庫)</a><br />太宰 治 <br /><br />新潮社 2008-09<br />売り上げランキング : 58508<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101006083/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />特に今回は中期作品からこれを手に取ったので<br />太宰の変化が非常によくわかる。<br />ウチの本棚には太宰が10冊ほどあり、<br />また改めて読み直したいとは思っていたのだが<br />今日まで読み返す気にならなかったのも事実である。<br /><br />* * * * *<br /><br />後期作品が代表作として賞賛されていることは、無論理解している。<br />だが太宰を自虐ネタ芸人と見ていた自分には<br />これらの作品群を読むのが、辛い。<br />以下、あくまで勝手なタワゴトと聞き流して欲しい。<br /><br />太宰の後期作品は、ほとんど自分語りである。<br />「オレがオレがオレが」な空気は以前からあったが、<br />中期の作品と比べて質が違うように思う。<br />語り口は円熟した作家としてこなれており、問題がある訳ではない。<br />上手く言えないが、明石家さ●まと似ているかもしれない。<br /><br />「下」にあってこそ、輝く芸風というのはある。<br />津軽から出てきた田舎者のぼんぼんで、<br />ネクラなのに自分をオープンにしてしまうひょうきん者。<br />太宰は「ツッコまれるツッコミ」だったのだと思う。<br />がコレが兄さん兄さん、否、先生先生になると立ち位置が変わってしまう。<br /><br />ツッコむ人がいなくなるのだ。<br />自虐ネタを書いて、さすが先生ですとか言われたら<br />イヤそこツッコんで欲しかったのにみたいな事になる。<br />いわゆる「スベる」というヤツだ。<br />かといって思い切りハジケると、痛々しいことになる。<br /><br />「桜桃」なんかはそのいい例だと思う。<br />「俺はこんなにひどい人間なんだよ」というツッコミ待ちが<br />「ああ、そうなんですね」と受け容れられてしまう。<br />自虐ネタを「まあ可哀想」などと生温かい目で見られてしまったら<br />芸人はおしまいである。(芸人じゃねぇっつの)<br /><br />──そんな中で書かれた「グッド・バイ」は「小説」だった。<br /><br />「人間失格」は確かに太宰の代表作だが、<br />持ちネタをすべて放出してしまう失策も犯したのではないかと思う。<br />そんな中で「グッド・バイ」はキャラと1歩距離を取っていた<br />久し振りの「小説」だったと思う。<br /><br />数多の愛人と手を切るために、<br />超絶美人を連れていって、穏便に済まそうと言う主人公。<br />最後に愛人に「グッドバイ」と言う台詞を残して。<br /><strong>もう最初からツッコミ満載である。</strong><br />完結させていたら、太宰はもう一度芸人としてブレイクできたかもしれない。<br /><br />太宰は6度自殺に失敗していることも、有名だ。<br />ただし幾つかは狂言との説もあり、<br />確かにこの数にまでなるとネタのようにも思える。<br />いや、ある意味そうだったんじゃないかと思う。<br />太宰の予定では、また失敗したら家に帰って<br />「グッド・バイ」を書こうかなくらいのものだったんじゃないだろうか。<br /><br />ひょっとして最期、薄れゆく意識の中で太宰は<br /><strong>「おもてたんとちゃう」</strong>とか考えていたかもしれない。<br />けれど半ば本気で、ツッコミの無い世界に絶望もしていたかもしれない。<br />「グッド・バイ(good-bye)」は「God be with ye」が由来で<br />「神様があなたと共におられますように」という意味だ。<br />最早自分では決められない運命を、太宰は神に託したのやもしれない。<br /><br />本当のトコロは分からない。<br />取り敢えず太宰は好き嫌いの分かれる作家として<br />今もその作品は色んな人からツッコミを受けている。<br />ならばきっと、これでよかったのだろう。<br /><br />6月19日は桜桃忌。<br />太宰スキーも太宰を読んだことがない言う方もアンチも<br />1冊手に取って、「なんでやねん!」とツッコんでやって欲しい。<br /><br />なにより太宰と言う芸人の供養となるだろう。(多分)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />突然ですが臨時ニュースです。<br />来週おかんがコッチ来るらしい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150617-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150617-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />だが1週間前に報告というのは、かなり改善されているのである。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150617-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150617-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />本人は「事前に言うと気を使わせる」と思い込んでいるらしく、なかなか改めない。<br />結果的にすごくメイワクになることは考えない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150617-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150617-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分が前のアパートから引越しをした直後である。<br />本人は救世主のように現れるつもりだったらしいが<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>もうほんとやめてください。</strong></span><br />そもそも自分に予定が入っていたので、頼んでやめてもらった。<br /><br />しかし実行に及んだこともあった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150617-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150617-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150617-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150617-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />「思い立ったが(彼女の)吉日」は他にもある。<br />何となく続く。<br />
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風の便り

風の便り太宰 治 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools太宰追っかけ第4弾。新ハムレット以降は新潮文庫「きりぎりす」内作品をセレクトしているのだが、個人的にこの本は結構好きだ。太宰の中盛期とでも言おうか、思うがままに執筆を楽しむ一方未来の己への不安も見え隠れする。きりぎりす (新潮文庫)太宰 治 新潮社 1974-10-02売り上げランキング : 90904Amazonで詳しく見る by G-Tools書簡形式の小... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX99PC/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41COhOenw3L._SL160_.jpg" border="0" alt="風の便り" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX99PC/haruhon-22/" target="_top">風の便り</a><br />太宰 治 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX99PC/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />太宰追っかけ第4弾。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-680.html" target="_blank">新ハムレット</a>以降は新潮文庫「きりぎりす」内作品をセレクトしているのだが、<br />個人的にこの本は結構好きだ。<br />太宰の中盛期とでも言おうか、思うがままに執筆を楽しむ一方<br />未来の己への不安も見え隠れする。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410100613X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gPl3qbTFL._SL160_.jpg" border="0" alt="きりぎりす (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410100613X/haruhon-22/" target="_top">きりぎりす (新潮文庫)</a><br />太宰 治 <br /><br />新潮社 1974-10-02<br />売り上げランキング : 90904<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410100613X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />書簡形式の小説。<br />四十歳を前にようやく世間に認識されるようになった小説家と<br />既に小説家の地位を築きあげた大家との間で取り交わされる。<br />一説にはこの大家のモデルが志賀直哉とも井伏鱒二とも言われるが<br />ともあれこの四十男が酷い。(笑)<br /><br />最初は突然の手紙を詫びながら大家にひたすら尊敬の念を述べ、<br />卑屈なほどにへりくだりながらも、自分の作品を送って来る。<br />が、大家は簡単な礼状をハガキでよこしただけで<br />それに絶望した四十男はこともあろうに、愚痴を書いて送り付ける。<br />まこと慇懃卑屈な文章で。<br /><br />対して大家は、今度は長文を寄越す。<br />内心の怒りをふつふつと滾らせながらも、<br />至極冷静に四十男の卑屈と不真面目さに説教を垂れる。<br />それを受け取った四十男は、畏まって反省文をしたためながら<br />合間合間に反論を塗りこんで来る厚顔さ。<br /><br />が、四十男はただのKYなワケでもないのだ。<br />大家という「確立」した、同時に「変化を生まない」存在に、<br />精一杯の抵抗を試みる斬新さも感じるのだ。<br />また案外にフレンドリーで話の分かる大家にも<br />確かにどこか「ゴリッパな古臭さ」のようなものを感じなくもない。<br /><br />多分そう感じるのは、自分だけではないだろう。<br /><strong>四十男も大家もどちらも太宰本人</strong>なのだ、と。<br />小説なんかただ楽しきゃいいじゃないかという太宰と<br />作家となったからには後世に残る作品を著したいと思う太宰。<br />それは作家と言う年輪を経ると共に、<br />太宰の中で少なからず葛藤となったのではないか、と勝手に思う。<br /><br />芥川と似ているな、と感じるのは太宰のこういう部分だ。<br />既に自分の領分を確立、否、逆に確立しているが故に更なる高みが見えない。<br />文豪に自ら命を絶つ者が多かったのはほとんどが<br />「作家の大成」というプレッシャーに負けた人達のように思う。<br />命と引き換えに名を残すという禁じ手とも見える。<br /><br />「オレの書いたモノを黙って読め」と開き直れるのは<br />菊池寛や谷崎のようなモンスター格の大御所くらいなのだろう。<br />だがやはりその文章は、強い。<br /><br />社会風刺や毒のような、いかにも作家らしい武器を太宰は持ち得なかった。<br />ただ彼は、自分の持ちネタをよくわかっている芸人だった。<br />だがそのゆるふわさから、三島由紀夫とは仲が悪かったと聞く。<br />自分から見ると三島も結構女子力高い文章書きだと思うが、<br />その辺はあのマッスル筋肉でバランスをとっていたのかもしれん。<br />が、哀しいことに太宰は筋肉ネタは持っていなかったのだ。<br /><br />ただ自虐ネタを剣に戦った芸人太宰。<br />そうして彼は人生のオチまで、自身を虐げてしまうのだ──<br /><br /><br />──できれば彼の後期作品を1つあげて、<br />自分の太宰芸人論は終わりにしとうございます。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />相方の空気クラッシャーで思い出した話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />いや、妹さんにお会いしたことないので失礼なイメージなのだが(笑)<br />クソミソに言われてもかわいがる友人の話がいつも楽しい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />「あなたたちのレベルに比べたら喋らないかもなあ」の意。<br />とかく相方は会話を広げるというのが苦手で<br />場外ホームランを打つことが多い。<br /><br />そんな相方語録から珍しくヒットした話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150611-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150611-6.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />姉をみならって、自分も親戚の子だと思うようにしてる。(ヲイ)<br />
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畜犬談

畜犬談 —伊馬鵜平君に与える—太宰 治 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools太宰追っかけ第3弾。「伊馬鵜平君に与える」とプレゼンテーションされているが、内容は明らかに太宰・オンステージである。まあ芸人だから仕方ない。犬がキライ・コワイという主人公。いかほどに犬がコワイのかという理由を延々と述べ、その傾向と己なりの対策を論じ、またその危険性を世間に勧告せんと熱弁を振るう。わかる。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX6RZC/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Uj7tP2EaL._SL160_.jpg" border="0" alt="畜犬談 —伊馬鵜平君に与える—" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX6RZC/haruhon-22/" target="_top">畜犬談 —伊馬鵜平君に与える—</a><br />太宰 治 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IX6RZC/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />太宰追っかけ第3弾。<br />「伊馬鵜平君に与える」とプレゼンテーションされているが、<br />内容は明らかに太宰・オンステージである。<br />まあ芸人だから仕方ない。<br /><br />犬がキライ・コワイという主人公。<br />いかほどに犬がコワイのかという理由を延々と述べ、<br />その傾向と己なりの対策を論じ、<br />またその危険性を世間に勧告せんと熱弁を振るう。<br /><br />わかる。<br />これがトリだったら、自分は太宰信奉者になったやもしれぬ。(そんな理由で)<br />キライだからこそ、敵のことを知らねば安心出来ぬ。<br />敵を挑発せぬために微笑みなど投げかけるくだりなどは<br />それに心から恐怖していなければ出ない小心さである。<br /><br />多くの太宰作品は読者の共感を持って読まれるというのが<br />これを読んだ時、初めて分かった気がした。(そんな理由で)<br /><br />だがしかし、太宰は芸人である。<br />ソレもかなり心得た芸人である。<br />ア○トークで「イヌ大嫌い芸人」とかの枠があったら<br />ええもう私、生まれる前からイヌがキライでしてとか<br />上手いことほとちゃんや宮迫にイジられるように持っていき、<br />どっかんどっかんと笑いを取ることだろう。(※妄想です)<br /><br />太宰の腕なら、ジョジョ大好き芸人だろうが<br />家電芸人だろうが、どんな枠でも入り込み<br />ええもう生まれる前から以下略でイケてしまうんじゃないだろうか。<br />何が言いたいかというとつまり<br />太宰自身は多分、犬ギライではないのではと感じるのだ。<br /><br />コワイと思っていたのは本当かも知れないが、<br />それは人が猛獣を恐れるのと同じ心理であり、<br />トラウマなどから来る嫌悪とは全く違う。<br />つまり大人しい犬や人懐っこい子犬などは除外されるのである。<br />それは本当の犬嫌いではない。<br /><br />太宰を嘘つき呼ばわりするのではない。<br />あくまで「小説」であり、太宰のエッセイではないのだ。<br />だがその感性がスゲェなと素直に思った。<br />さらっと読むといかにも太宰が犬キライコワイの人間のようであり、<br />女の子に上目づかい斜め45度で見上げられたように<br />「かわいい太宰」をストライクにキメられる。<br /><br />太宰「生まれて、すいません」(てへぺろ)<br /><br />さて真面目な話、太宰の感性というのは非常に独特で、<br />またゆるふわなものがあったと自分は感じる。<br />それに反して高い理想と幻滅のようなものも混在し、<br />これらが最期、太宰を苦しめたのではないかなとも。<br /><br />芸人で言うと(芸人で言うな)<br />ただウケてTV枠を取ればよい若手芸人ならともかく、<br />冠番組の司会や映画監督に転向する中堅や大御所には<br />太宰は多分、向いていなかったのだ。<br />受け狙い精神がありすぎて。<br /><br />という話を、次の太宰作品でしたい。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />動物コワイで思い出した事。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150610-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150610-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分は他にも、部屋の天井裏に巣を作られたとか細かいのがイロイロある。<br />妹は血だらけになるくらいの大怪我をした。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150610-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150610-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />今は少しマシになったが、昔の相方はどうも話に絡むのがヘタだった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150610-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150610-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150610-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150610-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />確かに滋賀はたまにサルが出没するが、相方はサルに出くわしたことはない。<br />何をするか分からないカンジがコワそうってだけの話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150610-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150610-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />ズレている。<br />「この料理美味しいねー」という席で「うん、あったかいね」という<br />やはり微妙にずれたコメントを述べたこともある。<br />最近では義母の死に枕元にかけつけた際、<br />自分の家族に向かって「急なことで」とゴアイサツしたことがあり<br />間違ってないけど距離が遠いわ!と胸内でツッコんでいた。<br /><br />KY(コワイ)話。
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おしゃれ童子

おしゃれ童子太宰 治 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools太宰追っかけ第2弾。やっぱり自分の太宰像は「自虐ネタがウリの芸人」なのだが自虐は=(イコール)ネクラと言う意味ではない。むしろ本当にネガティブだったら、芸人にはなれない。(←太宰芸人じゃねーし)モテないとかブサイクとかナルシストだとかそう言う要素が持つネガティブさを剣に変える戦い方を知る勇者が芸人なのだと思う。無論、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXAO0Q/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/518yPyePVtL._SL160_.jpg" border="0" alt="おしゃれ童子" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXAO0Q/haruhon-22/" target="_top">おしゃれ童子</a><br />太宰 治 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IXAO0Q/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />太宰追っかけ第2弾。<br />やっぱり自分の太宰像は「自虐ネタがウリの芸人」なのだが<br />自虐は=(イコール)ネクラと言う意味ではない。<br />むしろ本当にネガティブだったら、芸人にはなれない。(←太宰芸人じゃねーし)<br /><br />モテないとかブサイクとかナルシストだとか<br />そう言う要素が持つネガティブさを<br />剣に変える戦い方を知る勇者が芸人なのだと思う。<br />無論、その中でも戦い方がイマイチな三等兵もいるが、<br />太宰はかなりの「ネガティブの使い手」だと思う。<br /><br />本作品はいわゆる「センスがない」という<br />現代にも残る難病に羅漢した男の闘病記である。<br />この病は食べ物・異性・映画や本の広範囲に生息するが<br />「マニアック」という応急処置により、なんとか生き延びられるのである。<br />──が、「ふぁっしょん」はそうはいかない。<br /><br />コレが難病たる所以は、センスたる物の定義が難しいからである。<br />学校では教えてくれない。<br />親から受け継がれるものではないが、全く無関係とは言えず、<br />また受け継いだとてそれが良質なるセンスかどうかは分からない。<br />特に「ふぁっしょん」は刻一刻と変化するものであり<br />時流の中で瞬時にカビが生える危険性もある。<br /><br />しかし何より恐ろしいのは「本人の思い込み」である。<br />本書の男はどうやら、コレを患っていたらしい。<br /><br />白いフランネルのシャツに身を包んだ己が<br />いかに「天使らしく」みえるかに腐心する。<br />ボタンの数と角度を研究し、果ては襟まで改造して人に笑われるのである。<br />が、これはまだ初期症状なのだ。<br />男は「お前たちにこのセンスは分からない」という中期症状へ突き進む。<br /><br />男はマントに凝りはじめる。<br />三着も仕立てて己の「ふぁっしょん」道を究めるのだ。<br />人にツッコまれている内は、まだいい。<br /><blockquote><p>友人たちも笑わず、ただ、へんに真面目なよそよそしい顔になって、<br />そうしてすぐ顔をそむけました。</p></blockquote><br />読者はこのくだりで、男への憐憫の情にむせぶことだろう。<br />嗚呼、男はもはや末期症状なのだと。<br /><br />恐ろしい病である。<br />「ふぁっしょん」センスに余命はないのである。<br />医者に「今夜が峠だ」と言われれば、いっそ救われる。<br />稀に家族や友人・伴侶の献身的なアドバイスにより<br />奇跡の回復に向かうこともあるが、<br />思い込みの重篤度によっては、並んで歩くことも出来ぬレベルともなる。<br /><br />聞くも噴飯、語るも牛乳噴出の男の末路は作品を読んでいただくとして、<br />こーゆーネタの操り方が、太宰たるゆえんである。<br />人のツボというものをよく心得ている。<br />また自分を見せるという意識が非常に強い。<br />さすが芸人である。(芸人ではないと言うに)<br /><br />誰もが一度はくぐったであろう「センス」の難関。<br />輝いている筈の自分が、実はバクハツしていたと言う黒歴史。<br />「うわああああ!」と叫んで封印してしまいたいそれを<br />敢えてネタとするその強さと図太さ。<br />コレが芸人でなくて何であろう。<br /><br />太宰 ダサいいよ太宰。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />また割り込みでふぁっしょん話。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150607-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150607-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150607-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150607-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分の通っていた小学校は制服で、妹は私服だった。(引っ越したから)<br />故にイロイロ違いがあり、なかなか興味深かった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150607-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150607-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150607-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150607-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />あきらかに歩きにくいし、絵面も面白すぎる。<br />本当にそれでいいのかと問うたところ<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150607-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150607-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />今は妹も「何かに取り憑かれていた」と分かるらしい。<br />ふぁしょんとは恐ろしい。<br /><br />まあ確かに自分も中学校の時<br />体育のジャージは必ずスソ部分を巻くとか<br />制服に近い信仰があったから、わからんでもないが。<br /><br />なんだろうねアレ。<br />
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新ハムレット

新ハムレット太宰 治 2012-09-27売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools本棚にあるのは新潮文庫の古い版だが、敢えて青空文庫で表題作品だけ抜き書き。さて自分の中の太宰治像は、「自虐ネタがウリの芸人」である。太宰作品をすべて読んだわけではないのだが、少なくとも自分が読んだ作品の印象ではそうなのだ。常に「死」に恋焦がれるような文章の中に僕はね、僕は、だから僕はとガンガン自分を推してくる姿勢とか... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IY5MB6/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41MjAuvGzFL._SL160_.jpg" border="0" alt="新ハムレット" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IY5MB6/goodpic-22/" target="_top">新ハムレット</a><br />太宰 治 <br /><br /> 2012-09-27<br />売り上げランキング : <br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B009IY5MB6/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />本棚にあるのは新潮文庫の古い版だが、<br />敢えて青空文庫で表題作品だけ抜き書き。<br /><br />さて自分の中の太宰治像は、「自虐ネタがウリの芸人」である。<br />太宰作品をすべて読んだわけではないのだが、<br />少なくとも自分が読んだ作品の印象ではそうなのだ。<br />常に「死」に恋焦がれるような文章の中に<br />僕はね、僕は、だから僕はとガンガン自分を推してくる姿勢とか<br />ぽろっとオモロイことを言っちゃうようなトコが、なんか芸人なんである。<br /><br />ココでも何度か書いた通り、自分は芥川スキーである。<br />が、我(が)を余り出さなかった芥川と、我がひたすら出ている太宰は<br />非常に奥深い場所で似ているような気がするのだ。<br />ぐねぐねした思考のベクトルが<br />結果的に己だけに向いている不健康さのようなものが。<br /><br />まあまあ太宰談義はこの辺にして、作品の話。、<br />名前の通りシェイクスピアの「ハムレット」の太宰版である。<br />コレが面白い。<br />ひょっとして本家よりも、こっちの方が好きかしらん。<br /><br />一応シェイクスピアは学生時代に代表作は読んだ。<br />台詞回しや設定が舞台映えすることはわかるので<br />確かに名作なのだなあと思うのだが、<br />あまりに身勝手で救いようがなく、「うぉぉおいッッ!」とツッコミたくなる。<br />おもに主人公が。(笑)<br /><br />太宰版ハムレットは大まかな話筋は同じだが、<br />登場人物たちに「悪人」はいないのだ。<br />それどころか非常に正しいことすら述べているのである。<br />だが悲しいかな、人の話が耳に入らないのだ。<br />勧善懲悪では片づけられない悲喜こもごもがすれ違い、<br />考えようによってはこちらの方が「悲劇」なのではないかと思ったりする。<br /><br />絵に描いたような「悪人」がいれば、むしろ悲劇ではない気がする。<br />いっそその方が楽だろう。<br />互いの心が届かない状況は、本当に悲しい。<br />「話せば分かる」という一般論は、そこでは本当に通用しない。<br />会話は互いを主張した独り言で終わってしまう。<br /><br />真っ直ぐでありながら、歪んだもの。<br />「綺麗は汚い 汚いは綺麗」はマクベスの台詞だったろうか。<br />舞台映えするような派手なシーンはないが、<br />きっとこの作品を戯曲として観客席から見ていたら、<br />そのどうしようもなさに始終溜息を吐いてしまうだろう。<br /><br />そこまで鋭い洞察を持ちながら、そこかしこに<br />太宰の「オレがオレがオレが」という主張を感じて<br />なんかつい吹き出しそうになるのに近い心持ちになるのである。<br />個人的に。<br />常にカメラ目線みたいな感じで。←この辺が芸人ぽい<br /><br />誤解のないように言っておくと、太宰は好きである。(伝わりにくいわ)<br />今お世話になってる書評サイトで太宰祭をやっているので<br />しばらく太宰を追っかけることにする。<br /><br />個人評価:★★★★★<br /><hr size="1" /><br />ハゲ話を続ける。<br />ハゲもまた人の背負う悲劇。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150604-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150604-1.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />左サイドの毛髪を全て頭頂部にもっていくという<br />相当な無理をやらかしていた髪型だった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150604-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150604-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150604-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150604-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />いつも授業中に面白くないシャレを言うので<br />いい加減みんなに飽きられていたのだが<br />ズリ落ちる毛髪が初めてみんなのツボを突いた。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150604-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150604-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />舞い上がる毛髪。<br />なんの奇蹟か、それは直立不動のまま動かない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150604-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150604-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />数分後、事実を察した先生はすごい不機嫌になった。<br />キミ達が陰でハゲとか呼んでるのも知ってるんだぞとか<br />割と真顔で説教された。<br />ゲーハってカッコよく呼んでたのに。<br /><br />伝わらない事は悲劇である。<br /><br />
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