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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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<!-- passive:etc --><div style="text-align:center;margin-bottom:10px;"><iframe src='//assys01.fc2.com/1375' style='width:300px;height:250px;border:none;' scrolling='no'></iframe><!-- FC2管理用 --><img src="//media.fc2.com/counter_img.php?id=1368" width="1" height="1"><!-- FC2管理用 --></div><div style="font-size:8px;">上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。<br />新しい記事を書く事で広告が消せます。</div>
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女官 明治宮中出仕の記

女官 明治宮中出仕の記 (講談社学術文庫)山川 三千子 講談社 2016-07-12売り上げランキング : 18814Amazonで詳しく見る by G-Tools小説ではなく、実録手記の類である。女官、すなわち宮中に仕える女性職だが女官は宮中内でのことを親兄弟にも漏らさぬよう躾けられていたため、長きに渡ってグレーゾーンであったらしい。昭和35年、明治天皇の皇后に仕えた久世三千子の記録が出版され宮中内部が初めて明らかにされたという。歴史的... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062923769/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61RY7MH8YhL._SL160_.jpg" border="0" alt="女官 明治宮中出仕の記 (講談社学術文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062923769/haruhon-22/" target="_top">女官 明治宮中出仕の記 (講談社学術文庫)</a><br />山川 三千子 <br /><br />講談社 2016-07-12<br />売り上げランキング : 18814<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062923769/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />小説ではなく、実録手記の類である。<br /><br />女官、すなわち宮中に仕える女性職だが<br />女官は宮中内でのことを親兄弟にも漏らさぬよう躾けられていたため、<br />長きに渡ってグレーゾーンであったらしい。<br />昭和35年、明治天皇の皇后に仕えた久世三千子の記録が出版され<br />宮中内部が初めて明らかにされたという。<br /><br />歴史的興味から手に取ったのだが、歴史小説を読んでいるように錯覚する。<br />鎖国も解かれ、文明開化という言葉も遠くなった明治末期である筈なの<br />そこにまだ平安京がうすらぼんやり残っているかのようだ。<br />いや、恐らくそうなのだろう。<br />幕府と言う武士の時代にも、京の宮家や公家たちは<br />時流に逆らい、こうしてしずしずと生き抜いてきたのやもしれない。<br /><br />華族出のお嬢様らしく、本文は公家ことばも交えて<br />徹底した尊敬・謙譲・丁寧語で書かれている。<br />ある意味、専門用語満載の専門書のような読み辛さもあるが(笑)<br />その浮世離れ感が味にもなっている。<br />時折皮肉とも悪口とも思えるような事柄も書かれているのだが<br />お上品過ぎてそうと聞こえない。(笑)<br /><br />女官には位があり、女官長典侍を筆頭に<br />典侍・権典侍・掌侍・権掌侍・命婦・権命婦…と続き<br />それぞれは本名でなく、いわゆる「源氏名」で呼ばれる。<br />まさに源氏物語絵巻の世界のようだ。<br /><br />明治天皇の時代には、側室が公的に存在した。<br />上の「典侍」がこれにあたる。<br />明治天皇と皇后の間には子が出来なかったため、<br />典侍の生んだ皇太子が、のちに大正天皇となる。<br />三千子はその典侍の世話で、宮中に入ったのだった。<br /><br />つまりは結構な後ろ盾があった訳だが、<br />女性社会なりのイヤミやイジメは割にあったらしい。<br />そもそも女官がほぼ華族や士族出に限られていたうえ(※絶対ではない)<br />それによってお役目が決められる。<br />下の身分になると、宮中にあっても天皇に会う事すらない。<br />「格差」が出るのも、まま当然と言えば当然だろう。<br /><br />また「次清」(※不浄とお清め)と言う区別があり、<br />腰から下に触れた手で、腰から上のものを触ってはいけない。<br />つまりはポケットに手を入れると、もう日常作業はできないのである。<br />更に神事が関わると、風呂から入りなおさねばならなかったり、<br />その行事自体に参加できなくなったりする。<br /><br />今でも宮中祭祀には潔斎があり、今も「血の穢れ」という考えがあるときく。<br />ふと思ったが、女性には月の障りがあることから<br />「女性天皇」になった場合、行事にも差し障りがでるのではないかしらん。<br />男女差別と言う思想もなくはないのだろうが、単純に<br />男性の方がシンプルに済むというメリットがあるんじゃないかと思ったり。<br /><br />この頃はまだ「開かれた皇室」よりずっと以前だから<br />天皇と皇后、また皇太子も別々に住まいがある。<br />それぞれに仕える女官は正に「身の回りの世話」で毎日が忙しい。<br />また神事を含む年中行事もある。<br /><br />普段は丸袖に袴(恐らくハイカラさんのような格好)や<br />丈の長い洋装であったと書かれていたが<br />神事には桂と袴をつけて立ち働いたとあるから、<br />女官たちは動きづらかったろうが、さぞかし壮観であったろう。<br />時が止められたような宮中の典雅さに、ほうとなる。<br /><br />そもそもはグレイゾーン過ぎたため、<br />世間や小説で好き勝手に想像される皇室を<br />「そうではありませんのよ」と書かれたものであるようだ。<br />「開かれた皇室」の時代と共に、そういう歴史が紐解かれることは<br />歴史ファンとしては純粋にうれしい。<br /><br />が、最後に某教授が「宮中の闇」というあとがきを寄せていて<br />なにがなんでもゴシップ的な暴露本の位置づけにしたいのかと<br />個人的にちょっと興ざめする部分があった。<br />とはいえ恐らく、結構な推敲や検閲があったろうとは思う。<br />それはプライバシーとロイヤリティもあり、やむないことだろう。<br /><br />ともあれ明治宮中の一級資料という位置づけは、納得である。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />ひさしぶりにバカゲーアプリ。<br /><br />■ダニエル!!今はフリーキック中よ!<br /><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-1.png" alt="20160929-1.png" border="0" width="225" height="400" />  <a href="https://itunes.apple.com/jp/app/danieru!!-jinhafurikikku-zhongyo!/id1098508571?mt=8 target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-0.png" border="0" width="150" /></a><br /><br />リンク先はiOS用だが、Androidにもある。<br />もうホントにタイトル通り、ダニエルーーーッ!ってカンジ。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-2.png" alt="20160929-2.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />基本的にはフリーキックゲーム。<br />ゴール内の的にボールを当てればクリアなのだが<br />この筋肉ダルマ・ダニエルの執拗なディフェンスがスゴイ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-3.png" alt="20160929-3.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />審判にあてるとレッドカード、ゲームオーバーである。<br />ダニエルよりむしろ審判の方がジャマ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-4.png" alt="20160929-4.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />イヤもう審判、絶対仕事してねぇ。<br />こんなヤツあてられて当然なのにカード喰らう理不尽。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-5.png" alt="20160929-5.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />審判!この人数ルール違反やろ!仕事しろよ!!(大笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-6.png" alt="20160929-6.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />※銀のダニエルがいる 稀に金のダニエルも出てくる<br />もうこの辺りになると、故意に審判にぶちあてたくなる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160929-7.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-96.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160929-7.png" alt="20160929-7.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />ワケ分からんのだが、コレがハマる。<br />ヒマがあったらやってしまう。<br /><br />フリーキックっつーよりフリーダムキックだけど<br />このバカさに興味のある人はどじょ!<br /><br />
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夜の写本師

夜の写本師 (創元推理文庫)乾石 智子 東京創元社 2014-04-12売り上げランキング : 45893Amazonで詳しく見る by G-Tools先に、このページ数で世界観と物語を完結したのは素晴らしい手腕だと言っておく。文章も分かりやすく読みやすいし、SF好きび方なら大概、楽しんで読めるのではないかと思う。右手に月石、左手に黒曜石、口のなかに真珠──これらを持って生まれてきた主人公。この数奇な生まれから、魔女を養い親にして育つ。が、... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488525024/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61bOEdOoUKL._SL160_.jpg" border="0" alt="夜の写本師 (創元推理文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488525024/haruhon-22/" target="_top">夜の写本師 (創元推理文庫)</a><br />乾石 智子 <br /><br />東京創元社 2014-04-12<br />売り上げランキング : 45893<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488525024/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />先に、このページ数で世界観と物語を完結したのは<br />素晴らしい手腕だと言っておく。<br />文章も分かりやすく読みやすいし、<br />SF好きび方なら大概、楽しんで読めるのではないかと思う。<br /><br />右手に月石、左手に黒曜石、口のなかに真珠──<br />これらを持って生まれてきた主人公。<br />この数奇な生まれから、魔女を養い親にして育つ。<br />が、養い親は国の最高権力者である大魔導士に殺されてしまう。<br /><br />主人公は復讐を誓う。<br />その想いが導いた先は──、「夜の写本師」。<br />夜の写本師とは何者なのか。<br />そして大魔導士が魔女を殺した理由はなんだったのか。<br />それは主人公と大魔導士の、千年の因縁を解き明かすこととなる──<br /><br />ざっくり言うとこんな話だが、<br />個人的にはキャラより、テーマの置き方に魅力を感じた。<br />魔道を「世界を救う手段」のようなものでなく、<br />「世界の闇を受け入れる手段」として<br />必要悪、もしくは正義の裏に生まれる影のような存在としている。<br /><br />光と影、すなわち善悪をはっきり定義し、<br />その対決を描く「光」に焦点を当てたファンタジーとは少し違う。<br />「魔道を使う」への精神面を問うような姿勢が<br />日本人好みの「ダークファンタジー」という気がした。<br /><br />そういう意味で、主人公やそのキャラは<br />決して清廉潔白ではなく、共感はしにくい。<br />だが闇に向き合う彼らの弱さと、<br />その強さの物語に次第引き込まれていく。<br />ヒーローのようなキャラに軸を置くのではなく、<br />「この世界観をこそ見よ!」という話作りが、いい。<br /><br />が、ちょっと個人的に気になる部分もあった。<br />魔道だから呪文がちょいちょい出てくるのだが、<br />日本語をそのままカタカナにしたものや<br />逆さに読むというトリックが、壮大な世界観の中で<br />ちょっと幼稚とうか、雑だなあという感想。<br /><br />「何処とも知れぬ物語」がファンタジーだと決めつける訳ではないが、<br />生物や植物等に「現代の日本」を感じてしまい、<br />何回か話から引き戻されてしまった。<br />淡々とした描写が良くもあり、<br />逆に戦闘(魔法)シーンが淡々とし過ぎるようにも、個人的に感じた。<br /><br />自分がローファンタジーよりハイファンタジーが好きなので、<br />好みで見てる部分もふんだんにあると思う。<br />(※ローファンタジー…魔法や幽霊、妖精などが介入する世界観<br />  ハイファンタジー…異世界の舞台に広げられる世界観<br />  おおまかだが、そもそもSFは定義が難しいのでざっくりと)<br />大人気だったハリポタすら、そうハマらなかったからなァ。<br />指輪物語は好きだけど。<br /><br />だからこそ逆に、自分が面白く読めたのは凄いと思う。<br />ソレもデビュー作というのだから、更にスゴい。<br /><br />期待をもって、以降作を読みたいと思う。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />追記。<br />ばーちゃん葬儀にツイッターやブログで<br />感想やお悔やみいただいた方、ありがとうでしたっ。<br /><br />色々な意味でウケとって、ばーちゃんもウハウハだと思います。はい。<br /><hr size="1" /><br />定期的にやるバカゲーアプリ。<br /><br />「出家なう ~金色のおっさんと仏の秘め事~」<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-0.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-0.png" alt="20160306-0.png" border="0" width="400" height="133" /></a><br /><br />忙しいから今度やろうと思ってたのに<br />気が付いたらDLしてた。仏すげぇ。(お前もな)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-1.jpg" alt="20160306-1.jpg" border="0" width="200" /></a><br /><br />画面の存在感がやばい。仏すげぇ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-2.jpg" alt="20160306-2.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />コレは新しい。<br />思いやりや甲斐性、白い歯がこぼれる笑顔とかもう古い。<br />今や徳がある男子がトレンド。<br /><br />徳がありあまる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-3.png" alt="20160306-3.png" border="0" width="250" /></a><br /><br />ゲームは得を積むだけの簡単なお仕事。<br />画面タッチで積める得。<br />ばちがあたりそうだ。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-4.png" alt="20160306-4.png" border="0" width="250" /></a><br /><br />徳を積む間に仏像を彫る。<br />手軽なのはいいんだが、ここはもっと凝っても面白かったかもなあ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-5.png" alt="20160306-5.png" border="0" width="250" /></a><br /><br />最終的に20個仏像を彫るんだが<br />ひとつひとつに仏像の簡単豆知識がついてて、これがおもしろい。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-6.jpg" alt="20160306-6.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />やめてこころがいたい。<br />仏と坊主の漫談を挟みながら修行をし、<br />その徳の高みの先にあるものは…!<br /><br />つーカンジで3~4日でラストまでいけたんだが<br />この仏コレクションを読むのが楽しくてアンインストできない。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20160306-7.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-90.fc2.com/h/a/r/harubooook/20160306-7.jpg" alt="20160306-7.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />微妙に中毒性があっていい。<br />ゆるっとオススメ。<br />
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フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)サイモン シン 青木 薫 新潮社 2006-05-30売り上げランキング : 390Amazonで詳しく見る by G-Tools暗号解読 上下巻、宇宙創成 上巻、下巻につづいて、サイモン・シンの本。骨の髄まで文系脳の自分に読めるのだろうか──、そんな不安に後回しにしていたが、思い切って読み始めることに。まず最大の難関はふぇるまーのさいしゅーてーりってなぁに?ってトコである。(タイトルですよ)まぁでもこんな... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41J3TjWsxqL._SL160_.jpg" border="0" alt="フェルマーの最終定理 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top">フェルマーの最終定理 (新潮文庫)</a><br />サイモン シン 青木 薫 <br /><br />新潮社 2006-05-30<br />売り上げランキング : 390<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102159711/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-643.html" target="_blank">暗号解読 上下巻</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-647.html" target="_blank">宇宙創成 上巻</a>、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-647.html" target="_blank">下巻</a>につづいて、サイモン・シンの本。<br />骨の髄まで文系脳の自分に読めるのだろうか──、<br />そんな不安に後回しにしていたが、思い切って読み始めることに。<br /><br />まず最大の難関は<br /><strong>ふぇるまーのさいしゅーてーりってなぁに?</strong>ってトコである。(タイトルですよ)<br />まぁでもこんなズブズブの数学素人でも<br />きっと親切なサイモン・シンがなんとかしてくれるにちまいない。<br />思いっきり他力本願で表紙を捲る。<br /><br /><br /><br />それは1993年の出来事から始まる。<br />ある数学者がケンブリッジ大学の壇上でこの定理を解く。<br />「──これで終わりにしたいと思います」<br />それは証明を解き終えたと同時に、<br />長い長い数学史の因縁の戦いに終止符を打ったことを意味した。<br /><br /><br /><br />さて歴史は幾世紀を遡り、「数論」へ移る。<br />数という概念から、分数や負の数、無理数といった数字が生まれた経緯だ。<br />あんなワケの分からん数字を計算させられたのが<br />ピタゴラスの罠だったと今理解して、憤る文系脳。←イマココ<br /><br />ピタゴラスは1000年以上の時を越え、<br />フェルマーという数学者の脳内にあるヒラメキを生んだ。<br />ピタゴラスの定理「a² + b² = c²」というのを、学生時に習っただろう。<br />三角形の2辺の二乗の和が、他の1辺の二乗と等しいと言うアレだ。<br />「これが三乗以上になると、解はない」というのが、フェルマーの予想だ。<br /><br />ここで「定理」という言葉について触れねばなるまい。<br />1993年を迎えるまで、この謎は正確には「フェルマーの予想」だった。<br />たとえば「1+1=2だお」と計算上で正解を得ても、それは定理にならない。<br />証明を経て、がっつり「1+1=2」の証拠を披露してこそ<br />「定理」は研究や論文で威力を発揮する。<br /><br />が、このフェルマーと言うオッサンが頭が良過ぎて、<br />証明をキッチリ書かない定理が多かったんだと。<br />ページの余白にさらさらっとソレっぽいものをメモし、<br />「…という発見をしたお!でも余白が足りないから書かないお!」みたいな。<br />その最後に残ったのが、「フェルマーの最終予想(定理)」だ。<br /><br />ナイもんはナイでよいではないかと思うのだが、<br />理系脳たちはこの「解がない」ことを証明しようとするのである。<br />「ある」ことを証明するより、「ない」ことを証明する方が困難だと言われるが<br />これはまさにその例かもしれない。<br />この数学者焦らしプレイは、実に300年続くのである。<br /><br />幾人もの数学者が最終定理に臨み、倒れていった。<br />だが幾人かの勇者は、後継者へつなぐアイテムを残す。<br />前任者のアイテムを引き継ぎ、セーブポイントからボスに挑む。<br />だが勇者は敢え無く果てる。ささやかなアイテムを残して。<br />俺の 俺の屍を越えて行けと<br /><br />一見シンプルにも思えるこの定理は意外にも、<br />数学の世界を網羅することになる。<br />冒険の地図を端から端までマッピングし、<br />アイテムをかき集め、ステージボスを倒し、<br />勇者たちは何世代にも渡り、じりじりとフェルマーのラスボスに迫っていく。<br /><br />文系脳にその過程は、ひたすら魔法の呪文にしか聞こえない。<br />「そうか!M構造のガンマゼロを加えればいいんだ!」と言われても<br />どんなビームが出てるのか分からない。<br />分からないのだが、遥か時空を越えて<br />フェルマー戦隊が力を合わせて戦っている姿にワクワクする。<br /><br />この定理がなにに繋がるのかも分からない。<br />だが定理はどこかの定理の一点となり<br />世界平和とは何ら関係のない秩序を守っていることは、おぼろげながら分かる。<br />無用な数字がないように、無用な数学もない。<br />嗚呼、理系脳の友人たちはあの頃からその真理に気づいていたのだ。<br />黒板のサインコサインタンジェントの呪文の向こうに<br />こんなにオモチロイ無限世界をみていたのだ。<br /><br />──あの頃から数十年、本書を読んで自分の中に残ったものは<br />「理系様は勝ち組」という人生の最終定理であった。(寂)<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-705.html" target="_blank">ナマコプレイ記</a>つづき。<br />ナマコ王子にムカムカしながらナマコ猟を続ける。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-4.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">尽 く し て ね え 。</span></strong><br />自分の中ではこのイケメン部屋に入ったら<br />王子の顔に問答無用でナマコ投げつけてるイメージ。<br />オラオラこれが欲しかったんだろうが!この変態がぁぁぁぁぁ!!!<br />…的な。<br /><br />■ナマコ猟の様子2<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-6.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />ナマコぎっしりという恋愛ゲームには稀有な絵面。<br />心の目で見ると、レアナマコが混じっているのがわかる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-1.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />だまれうるさいだまれ。<br />べっ、べつにナマコ猟ちょっと楽しいとか思ってないんだからばかぁぁ!!<br /><br />◆萌えゲーにありがちなサービス衣装チェンジ。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-2.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br />そんなうにくろで買ったみたいなパジャマで<br />サービスどやぁって顔してるオマエが心底むかつくんじゃ。<br />ディティール大事。ディティール大事。(二度言いました)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150721-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150721-3.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">もうほんと無理ですごめんなさい。</span></strong><br />ナマコ王子の秘密もたいしたことなかったし。<br />まあナマコ猟はコツが分かると楽しい。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-632.html">日本人形</a>とか<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-664.html" target="_blank">ババアゲーム</a>と違って<br />別ルートがある訳じゃないので、1回コッキリで終えられるのはいいね。<br /><br />なまこあたたかい目で王子を見られる人にオススメ。<br />
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ご隠居さん

ご隠居さん (文春文庫)野口 卓 文藝春秋 2015-04-10売り上げランキング : 35014Amazonで詳しく見る by G-Toolsここでも何度も書いたが、老人小説が好きである。そう言うジャンルが確立されている訳ではないのだが。若者が山あり谷ありのアドベンチャー世界を走り、迫りくるミステリーを千切っては投げ千切っては投げ、悪漢をぎゃふんと言わせ、恋の花を咲かせるのもそれはよい。だがそれが老人となることで、いとあはれな趣きを醸... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/516q7%2B7opxL._SL160_.jpg" border="0" alt="ご隠居さん (文春文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top">ご隠居さん (文春文庫)</a><br />野口 卓 <br /><br />文藝春秋 2015-04-10<br />売り上げランキング : 35014<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167903415/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />ここでも何度も書いたが、老人小説が好きである。<br />そう言うジャンルが確立されている訳ではないのだが。<br /><br />若者が山あり谷ありのアドベンチャー世界を走り、<br />迫りくるミステリーを千切っては投げ千切っては投げ、<br />悪漢をぎゃふんと言わせ、恋の花を咲かせるのもそれはよい。<br />だがそれが老人となることで、いとあはれな趣きを醸し出す。<br /><br />山野をこけつまろびつよたよたと歩き、<br />ミステリーの伏線を3歩歩いて忘却し、<br />ストーリーと無関係に風前の灯火になってる姿などを読むと<br />フィクションではない胸の痛みと動悸と息切れが止まらない。<br /><br />や、別に老人が右往左往するのを喜んでる訳ではなく、<br />老人でなくては出せないダシがあるってことだ。<br />長年干したスルメ(失礼な)の味は、食べて見なくては分からない。<br />ワビサビ味もあれば、若者に負けぬ気骨ある老人味もある。<br />そういう意味で本書も、また一風違った風味がある。<br /><br />主人公は「鏡磨(と)ぎ」のジーサン。<br />当時の鏡は今のようなガラス製ではなく、金属板に金属メッキをしたものだ。<br />今でいうと包丁やスチール家具に、自分の姿が映るようなもんだろうか。<br />なので品質はそんなには良くなく、また時間の経過で曇ってしまう。<br />この表面を磨ぎ直し、メッキを施してくれるのが「鏡磨ぎ」だ。<br /><br />ジーサンは結構にお得意さんがいる。<br />鏡を磨ぐついでの、よもやま話サービスがウケているらしい。<br />が、たかが鏡研ぎにしては知識が広い。<br />得意客たちはみなその正体を不思議に思っているのだが<br />ジーサンは巧みに話を煙に巻いてしまう。<br /><br /><strong>三猿の人</strong> それでは爺が、ウナギの話でもしましょうかのう<br /><strong>へびジャ蛇じゃ</strong> 得意先の若旦那に、ヘビの話など教授する爺<br /><strong>皿屋敷の真実</strong> 出戻りの娘と語るお菊の真実。<br /><strong>熊胆殺人事件</strong> 熊胆のことまで詳しく知っている爺とは。<br /><strong>椿の秘密</strong> 妾らしい美女が語る不思議な打ち明け話。<br /><strong>庭蟹は、ちと</strong> ついに爺の正体が語られるッ!!<br /><br />タイトルで分かる人は分かるだろうが、落語ネタが多用されている。<br />落語ネタ小説としては以前、<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-133.html" target="_blank">幕末時そば伝</a>を読んだことがあるが<br />ある意味、アレの真面目バージョンと言えるか。<br />故にある意味ではライトな内容ではあるのだが<br />江戸文化がこまごまご書かれているあたり、読んでいて面白い。<br /><br />鏡磨ぎと言う職業を選んだのが、またいい。<br />元手が然程かからないため、老人が多かったんだそうだ。<br />とは言え結構な力仕事なので、「高齢者」と言う意味の老人ではなく<br />「リタイヤ組」という意味の老人だと思われる。<br />「ご隠居さん」というタイトルに、相応しい題材だ。<br /><br />コレはちょっとネタバレになってしまうのだが<br />鏡磨ぎは加賀からの出稼ぎ業であることも多かったのだとか。<br />メッキに使う金属が、北陸の方で産出されていたからだ。<br />ストーリーに関わる大きなネタバレではないのだが、<br />知っているとちょっと結末で「ほうほう」と思える。<br /><br />あと、鏡の拵えにレベルが上から7段階あるのは<br />今回本書で初めて知った。<br />うむうむ、これは為になった。φ(`д´)メモメモ...<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-535.html" target="_blank">数えずの井戸</a>で番町皿屋敷は多くの派生バージョンがあると書いたが<br />「皿屋敷の~」でその背景が語られている。コレも面白い。<br />鏡磨ぎサービスのよもやま話がウリの爺だが<br />読者にも時代小説ならではのアレコレを語ってくれる。<br />老人ならではのさりげな「語り部」小説だ。<br /><br />時代物なら鉄板の人情味に<br />滑稽噺から江戸グルメに捕物、不思議怪異までついてオトクである。<br />それだけにオチが割とキチンとついてしまったのが<br />ちょっと物足りない気がしないでもないが<br />最後にびしっと年の功でキメるのも、また老人小説の味わいなる1つであろう。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />スマホのバカゲーを時々やるのが、最近シュミになりつつ。<br /><br /> <a href="https://itunes.apple.com/jp/app/id997636428" target="_blank">■なまこれ~イケメンmeetsなまこ~</a><br /><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-1.png" border="0" width="350" /><br /><br />遊び方は簡単に言うとコレ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-2.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />なんかしらん、ナマコを献上するとナマコ王子の謎が解けるらしい。<br />一見モブみたいな王子に全然興味はないが<br />なんでナマコなんかは気になるじゃないか。<br />そんな気軽なキモチでDLしてみる。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-0.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-0.jpg" alt="20150717-0.jpg" border="0" width="225" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">もう帰りたいキモチでイッパイです。</span></strong><br />なんだよナマコの話って。<br />しかしそもそもコチラからは一切発言ができず、<br />ひたすらナマコを取るしかできないのがまたムカつく。<br /><br />■ナマコ猟の様子<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-5.jpg" border="0" width="225" height="364" /></a><br /><br />…いや、ナマコって言うより…、いやいやいやいや。<br /><br />■ナマコには種類があり、ランクがある<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-4.jpg" border="0" width="221" height="298" /></a><br /><br />マナマコとかトゲクリイロナマコとかジャノメナマコとか<br />イロイロ名前付いてんだけど、<span style="font-size:x-large;"><strong>どうみてもうん…</strong></span>(自重)<br />これが100とか200とか300とか大漁で獲れ、ナマコ王子に献上する。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150717-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-80.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150717-3.jpg" border="0" width="224" height="315" /></a><br /><br /><strong><span style="font-size:x-large;">なにコイツしゃらくせぇ。(#゚Д゚)</span></strong><br />てかオマエ別にナマコ玄人っぽくないじゃん。<br />ナマコTシャツとかナマコポスター貼ってる様子もないし<br />ナマコフィギュアくらい部屋に置いとけよ!(ヲタクか)<br /><br />ていうかナマコ王子の身体や服がイイ加減ですごい気になる…!<br />バカゲーとはいえ、もう少しディティールに凝ってもいいんじゃね?<br />どーゆーストーリーになってるのか知らんが<br />コイツとラブラブになるのは凄く抵抗があるぞ。<br /><br />続く。
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最後の喫煙者

最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫)筒井 康隆 新潮社 2002-10-30売り上げランキング : 76450Amazonで詳しく見る by G-Tools筒井氏の作品は以前にくさり ホラー短編集を読んでちょっと合わないかもしれないと感じていたのだが表題の話は読みたいと思っていた。なんとも身につまされるタイトルだからだ。(笑)たまたま今まで本屋で見つけることがなかったのだが今新潮文庫から、ピース又吉氏の愛読書20選的なフェ... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171432/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41615DRXG1L._SL160_.jpg" border="0" alt="最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171432/haruhon-22/" target="_top">最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫)</a><br />筒井 康隆 <br /><br />新潮社 2002-10-30<br />売り上げランキング : 76450<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101171432/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />筒井氏の作品は以前に<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-357.html" target="_blank">くさり ホラー短編集</a>を読んで<br />ちょっと合わないかもしれないと感じていたのだが<br />表題の話は読みたいと思っていた。<br />なんとも身につまされるタイトルだからだ。(笑)<br /><br />たまたま今まで本屋で見つけることがなかったのだが<br />今新潮文庫から、ピース又吉氏の愛読書20選的なフェアをやってる。<br />それに本書が入っていたのだ。<br />別にもう1冊買ってあるので、趣味があえば他のも読んでみたい。<br /><br />9つの短編集。<br /><strong>急流</strong> 時計はそのままに世界の「時間」が狂うと…<br /><strong>問題外科</strong> 医者様様時代の置き土産?<br /><strong>最後の喫煙者</strong> 禁煙運動の成れの果て<br /><strong>老境のターザン</strong> 老人となってもターザンを続けるターザン<br /><strong>こぶ天才</strong> 人を天才にする方法が判明しますた<br /><strong>ヤマザキ</strong> 秀吉の中国大返しの真相?か?<br /><strong>喪失の日</strong> 童貞を捧げるまでの苦難<br /><strong>平行世界</strong> パラレルワールドが目の前に現れたら、どうなる?<br /><strong>万延元年のラグビー</strong> 桜田門外の変とは。<br /><br />うん、結構面白かった。<br />ただグロやエロ的なものを割と全面に出しており、<br />微妙な結末も含めて作風なんだと思われるので<br />好き嫌いはあるんじゃないかとは思う。<br /><br />前回は「ショートショート」というタイトルに<br />故・星新一氏の作品イメージが自分の中に非常にあり<br />そのギャップが飲み込めなかったのだが<br />今回はそれを分かってて読んだので、そんなに気にならなかった。<br /><br />表題「最後の喫煙者」は、タバコを吸う者なら<br />ここまでは行かなくとも、居場所が狭くなっていることを実感し、<br />いずれ駆逐される(笑)危険をひしひしと感じている筈だ。<br />逆にココまで壮大じゃない方が、共感できるかもなとは思う。<br />法律とか云々より、タバコ価格がうなぎ上るほうが普通にイタイ。(苦笑)<br /><br />ネタとしては「万延元年のラグビー」がよかった。<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>我らが滋賀</strong></span>の井伊大老が殺害された桜田門外の変。<br />偶然だがつい最近、職場で井伊大老の質問をされた。<br />「世間では悪名高いですけど、<br /> 滋賀の人は井伊直弼のことをどう思ってるんですか?」と。<br /><br />うん。<strong><span style="font-size:large;">良くも悪くも、そう言うネタをスルーするのが滋賀だ。</span></strong><br />いやだって、ウチの地元なんか明智光秀の地元だぜ?<br />それを特に推すでも落とすでもなく、ずっと放置してんだからよ。<br />まあ井伊大老に関しては、国元では名君だったとフツーに聞かれるから<br />彦根の人たちはもう少し頑張ったのだろう。<br /><br />ともあれ、この井伊大老暗殺の理由の1つに<br />近江牛が絡んでいるという面白いウワサがあり、これが活用されている。<br />本書のオチは歴史とは無関係のトコロにオチるのだが<br />なんせ近江牛以外では「その味」が出せないと言われたとか。<br />サァサァサァどうです?気になるでしょう?<br /><br />さあっ!今すぐアナタも<strong>近江牛をゲット!</strong>(本を薦めろよ)<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-674.html" target="_blank" title="ハゲ話">ハゲ話</a>の途中ですが(誰も別に待ってねぇし)、アプリ遊び。<br /><br />ラテアートなるものがある。<br />そう、カフェオレの表面とかに絵を描いてくれるアレ。<br />やってはみたいけど、自分が冷めたコーヒー大嫌いなので<br />泡をほにょほにょイジる気が起こらない。<br />そしたらアプリがあるんだねえ。<br /><br /><strong>◆<a href="https://itunes.apple.com/jp/app/pokettorateato/id438154785?mt=8" target="_blank">ポケットラテアート</a>(森永乳業)</strong>※iphoneのみ<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-1.jpeg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-1.jpeg" border="0" width="250" /></a><br /><br />ただし自分のあいほんでは、写真機能・ツイート機能のボタンを押すと<br />かたまってしまい、スクショを撮るハメに。<br />途中でもやったとこまで自動保存はしてくれてるので、まぁいんだけど。<br /><br /><strong>◆1作目 琵琶湖ラテ</strong><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-2.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-2.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />分かる人には分かるけど<br />わからない人にはオネショラテとか言われそうである。<br /><br /><strong>◆2作目 クマーラテ</strong><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-3.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-3.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />ほら、ラテでクマさん描いてるのよくあるからさ。(なんか違)<br />ココまで指で作ったのだが、細かいトコロが描けない。<br />クマーの目がロンパリ気味で、違う意味で怖い動物に。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル<br /><br /><strong>◆3作目 クマーラテ(改)</strong><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-4.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-4.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />昔買ったはずのタッチペンを探し出し、改訂。<br />もっと細いのが欲しいと思って探したのだが、あいほん対応じゃなかった…。<br />まあ多少クマーらしくなった気がするのだが<br />ラテアートと言うオサレな存在からはかなり遠く離れる。<br /><br /><strong>◆4作目 ぬこラテ</strong><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-5.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-5.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />ぬこならかわいい筈。<br />でも自分ならこんなカフェでてきたら、<br />不味そうで三度見するかもしれん。<br /><br /><strong>◆ラスト ぬこラテ(寝顔ver.)</strong><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150522-6.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150522-6.jpg" border="0" width="250" /></a><br /><br />前のぬこは目が小さく描けなくてデカくなってしまったのだが<br />うん、よしよし、ちょっとコツがわかってきたぞ。<br />それにしても不味そうである。<br />あとカエルとかも作ってみたけど、あぷはやめとく。(理性)<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>【結論】ラテアートはリアルじゃなくていい</strong></span><br /><br />たまに客が少ない時にカフェの店員さんが<br />ハートとか作ってくれるけど<br />手早く美味そうにしあげるには、シンプルが一番なのな。<br /><br />納得。<br />
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日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)竹村 公太郎 PHP研究所 2014-02-05売り上げランキング : 8136Amazonで詳しく見る by G-Tools日本史の謎は「地形」で解けるの続編。前作を読んで、「新事実」を強調するより地形という視点での説明を詳しくやって欲しいなあと感じていたのだがコチラはそんなカンジで面白かった!18章にわたる本書の中でも特に「弥生時代のない北海道でいかにして稲作が可能になったか」は... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569761453/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tH1jynrQL._SL160_.jpg" border="0" alt="日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569761453/haruhon-22/" target="_top">日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)</a><br />竹村 公太郎 <br /><br />PHP研究所 2014-02-05<br />売り上げランキング : 8136<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569761453/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-662.html" target="_blank">日本史の謎は「地形」で解ける</a>の続編。<br />前作を読んで、「新事実」を強調するより<br />地形という視点での説明を詳しくやって欲しいなあと感じていたのだが<br />コチラはそんなカンジで面白かった!<br /><br />18章にわたる本書の中でも特に<br />「弥生時代のない北海道でいかにして稲作が可能になったか」<br />は、ダム・河川工事の専門家である著者の本領発揮の章だろう。<br />1つ1つの章に派手さはないが、「地形から見た」歴史という意味では<br />前作よりはるかに納得がいき、読んでいて楽しい。<br /><br />個人的に「日本人の平均寿命をV字回復させたのは誰か」で<br />後藤新平の名がでてきたことも感慨深かった。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-625.html" target="_blank">胡蝶の夢</a>に出てきた司馬凌海の弟子で、都市計画家とされる。<br />凌海自身は非常に有名という訳ではないが<br />間接的にでも未来へ繋がっていたのだなと思ったり。<br /><br />「なぜ日本は欧米列国の植民地にならなかったか」<br />「日本の将棋はなぜ「持駒」を使えるようになったか」<br />「なぜ日本の国旗は「太陽」の図柄になったか」など<br />そう言われるとなんで?と思うようなタイトルセレクトがよい。<br />史実ではなく、民族性への追求ならアリだと思える。<br /><br />正直なところ、歴史はタイムマシンでも出来ない限り<br />「真実」に到達するのは不可能だ。<br />やはり「歴史」は人が作るものという認識は拭えないので<br />地形という要因だけで断定されると、もやっとしてしまう。<br />が、「文化」に地形が無視できない土台の1つであることは納得できる。<br />前作からターゲットを「文明・文化」としたのが、良かった。<br /><br />更に二作を通じて徳川家康がよく登場するのだが<br />為政者でなく、「フィールドワーカー」という著者の視点は興味深い。<br />「他人の餅を座りしままに喰らう」などと言われ<br />信長・秀吉の後釜イメージが強い家康だが<br />関東と言う当時の田舎を、一から整備した者でもあったのだ。<br />シムシティなんか家康にやらせたら、相当やりこむタイプかもしんない。(笑)<br /><br />ただし家康の治水は完璧だったわけではない。<br />利根川東遷・荒川西遷と言われる通り<br />江戸に走っていた大きな川や支流をまとめ、平野部を増やすという計画だが<br />利根川下流部にしわ寄せが来るなど、弊害もあったとされる。<br />大自然を人間の都合で改変するのだから、当然の結果ではあるが。<br /><br />正直、素人から見るとダムや河川工事というのは<br />どれほどに意味があるのかという点は分かりにくい。<br />「弥生時代のない北海道で~」の章が面白かったので<br />現在の技術から見た家康の治水の長所や短所などを<br />書いてくれても面白かったんじゃないかと思う。<br /><br />内容としては地味かもしれないが<br />変にメジャー歴史に結び付けた形にするよりは<br />「なるほど!!」と思える専門知識を土台に語ってくれた方が<br />マイナー歴史でも面白い。<br />地形自身が歴史の1つであり、ドラマなのだから。<br /><br />しかし地形が歴史を作る土台になると言う点で、<br />古地図というのは面白いモノだと思う。<br />本書で触れられている訳ではないが<br />古地図で見れば滋賀が交通の要所だったってのも頷けるんだぜ?<br />今は通りすがり県でもな!(涙)<br /><br />老後に歴史探訪にいくときは(未定な予定)<br />古地図アプリや本を持って行くのもいいかもな、なんて。<br />関連のいい本ないかな。<br /><br />…こうして結局、読みたい本リストが増えていくのであった。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />前に<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-632.html" target="_blank">日本人形を育てるアプリをやった</a>のに引き続き<br />今回は恋愛ゲームをやることにした。<br /><br />■<a href="https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hamon.bbalove&amp;hl=ja" target="_blank">純愛ババア学園 〜転校生は100万歳〜</a><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150430-1.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150430-1.png" border="0" width="500" height="340" /></a><br /><br />上の4枚はそれぞれ攻略ヒロイン。<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>コレはもう明らかにギア4の使い手。</strong></span><br />そら100万年も生きてたら、悪魔の実くらい食ってるだろう。<br />納得である。(なにが?)<br /><br />エントリー№1「転校生」。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150430-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150430-2.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />転校生に学校を案内するという鉄板イベント。<br />頼り甲斐をアピールすることで、小野妹子級のナイスガイに昇格。<br />任せろよ!<br />お前の為なら遣隋使だって行ってやるぜ…!(殺し文句)<br /><br />しかし千代ちゃんには一度フラれた。<br />案外ショック。<br /><br />エントリー№2「妹キャラ」。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150430-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150430-3.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />年下の幼馴染。<br />ちょっと放っとけないドジっ子とか鉄板すぐる。<br />100万年生きてる妹とか、余りのタイムパラドックスに<br />ドキドキと冷や汗が止まらない。<br /><br />すでに小百合ちゃんはオトした。<br />なんかもうホント心不全が止まらない。<br /><br />エントリー№3「委員長」。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150430-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150430-4.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />クール&ビューティが見せる大胆な水着姿…!<br />確かにコレは大胆だ。<br />明らかにサザエかアワビ捕る気満々である。<br />カジキマグロと一緒にオレのハートを突き刺そうって魂胆か。<br /><br />さすがにハードルが高く、なかなか好感度が上がらない。<br />自分でもなんで上げたいのか分からないのだが。<br /><br />エントリー№4「アイドル」。<br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150430-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150430-5.png" border="0" width="225" height="400" /></a><br /><br />同じ学校にあのアイドルが!<br />テレビで見るのと違う姿に、ハッとしてグッとくる。<br />ていうかホモサピエンスと違う姿にハッとしてギョッとする。<br /><br />好感度どころかコチラから話しかけることも出来ない高嶺の花設定。つーか<br /><span style="font-size:x-large;"><strong>ハイレベル過ぎて何を言ってるのか分からない。</strong></span><br />まず意思の疎通をしたい。<br />話はそれからだ。<br /><br />そんなこんなで3巡目終盤。コンプリ率は80%くらい。<br />ババアフィギュアを集めるオマケ機能に<br />つい課金という人間の尊厳を踏み越えそうになってる自分がイル。<br />なんだこの吸引力。<br /><br />多分、恋愛の悟りの極致に近い場所。<br />そんなトコ行ってどうしようってんだ。<br />次にジジイこないか。<br />筋肉マッスルじゃなくて、もうヨボヨボなカンジの。<br />風前ギリライフのRPGとかどうよ。<br /><br />ぬこあつめ・とうらぶの次はコレ来る。(明後日の方向)<br />
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新編 百物語

新編 百物語 (河出文庫)志村 有弘 河出書房新社 2005-07-05売り上げランキング : 731462Amazonで詳しく見る by G-Tools名前の通り、百の怪異物語。宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが非常に読みやすい現代語訳となっている。怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが「日本の怪談」の在り方そのままというか天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。故に... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51B86D1HBYL._SL160_.jpg" border="0" alt="新編 百物語 (河出文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">新編 百物語 (河出文庫)</a><br />志村 有弘 <br /><br />河出書房新社 2005-07-05<br />売り上げランキング : 731462<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940751X/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />名前の通り、百の怪異物語。<br />宇治拾遺や今昔物語などの古典からセレクトしたものが<br />非常に読みやすい現代語訳となっている。<br /><br />怖さレベルでいうと、多分日本人にとっては<br />手垢のついた怪談というかガチガチの鉄板モノなのだが<br />「日本の怪談」の在り方そのままというか<br />天然水の如き純度にちょっと興味を惹かれた。<br />故に本の評ではない話になるのだが。<br /><br />「百物語」の起源ははっきりしないらしいが、<br />今でも小説やドラマ、夏の特番にも使われるくらいだから<br />超日本人のフィーリングに合った風物詩だと言っていいだろう。<br />話を重ねれば重ねる程、異様な空気が薄く層を成すような何かは<br />日本の怪談ならではの産物のような気がする。<br /><br />よく「ホラー」と「怪談」の違い、すなわち<br />海外と日本の怪異の違いなどが言われるが、面白いことを聞いたことがある。<br /><br />日本のユーレイは基本「怨念」に突き動かされるものであり、<br />恨みを買った者が静かに背後などに立ち、最期には取り殺されてしまう。<br />が、これはガイジンにすると怖くないのだそうである。<br />自分にはカンケーないからだ。<br />ガイジンにとっては、13日の金曜日やゾンビのようなのが<br />無差別にチェーンソーやらを振り回すから怖いのだそうだ。<br /><br />まぁ最近は、邦・洋画どちらもミックスされつつあるから事情も変わるが、<br />この指摘は案外鋭い気がする。<br />「怨念」という考えは、身体という物体と別の<br />「何か」が信じられているからこそ出る思想と言える。<br />いわば宗教が背景になっているとも考えられるのだ。<br /><br />日本の怪談は、死者の「何か」が成仏できずに現れる。<br />本書は百の物語を「鬼」「魔物・妖怪」「幽鬼」「死の予兆」<br />「死霊・悪霊」「人魂」「動物」「怪談奇談」に分けてあるのだが<br />9割近くはウラミハラサデオクベキカーな話なのだ。<br />中には「そんなオチあるかぁ(#゚Д゚)!!」みたいなのもあるが(笑)、<br />自分も確かに「恨み」の存在ありきとして納得してところがある。<br /><br />しかしキリスト教なんかで言えば、<br />魂が彷徨っていると言う考えは恐らく、グレーゾーンであろう。<br />人は死んだら、天国か地獄に行ってオシマイにせねばならないのだ。<br />キリストですら「復活」はアリでも、「生まれ変わり」はいかんのだ。<br />だからホラー映画の怪物も、墓や井戸でずっと待ってるような曖昧なのではなく、<br />明るく元気に活動しちゃうんじゃないか。(笑)<br /><br />だからホラーの主人公達も、元気だ。<br />目には目を、歯には歯をでゾンビたちを返り討ちにする。<br />が、その正当防衛が通じないのが日本のユーレイなのだ。<br />キモチの問題というとても微妙で繊細な日本的なソレを<br />アメリカでは掃除機で吸い取ってしまうのだから、笑える。<br /><br /><table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51j7R1VWmML._SL160_.jpg" border="0" alt="ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">ゴーストバスターズ 1&2パック [Blu-ray]</a><br /><br />ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2014-12-03<br />売り上げランキング : 880<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMVPJEQ/haruhon-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />確かに、対処策があった方が安心なハズなのだ。<br />だがダイソンからそんな「ただ一つの掃除機」がでても<br />多分日本人は近所の寺の坊主を呼びにいくのだろう。<br />「対策が無い」という理不尽さよりも<br />「死者の恨みを聞く」という理不尽さを選ぶのだ。<br /><br />先にも書いたように、今は国内外の映画も混ざってきて<br />「リング」みたいにビデオ見た人間が無差別に殺されるとか<br />海外からもオカルト的映画が出ていたりもするが<br />そんな日本の怪談の「源泉」のようなものを、本書で味わったカンジ。<br /><br />またどの話も妙に設定が細かく<br />オチはヘンでも時代や場所、人名が特定されていたりするのは<br />日本人の特質の1つでもあるのかなと思ったり。<br />そういう意味でなかなか面白い本であった。<br /><br />個人評価:★★★<br /><hr size="1" /><br />怪談っつー程でもない話だが、昨日から今朝にかけて<br />「日本人形を育てるアプリ」っつーのをやった。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-1.jpg" border="0" width="300" height="283" /></a><br />※一般には日本人形が苦手な人が多いようなので<br /> オッサンアイコンで修正を加えております(よりによって)<br /><br />いやなんかツイッターに上がってたのを友人と喋ってて<br />「これ最後、消しても消してもアプリが残るんじゃね」<br />「勝手に起動して、真夜中に音声でるできっと」<br />「これはLINEくるで。今後ろにいますとか」<br />「何時の間にか自撮り写真のデータがあったり」<br />と言ってる内にやりたくなってしまったのだ。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-2.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-2.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-3.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-3.png" border="0" width="420" /></a><br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-4.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-4.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />自分はホラー自体は大丈夫なのだが、大きい音が苦手。<br />なのでコレも音でびびらされるのだけ心配だったんだけど。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-5.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-5.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />なんという緊張感の無さ。(笑)<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20150313-6.png/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-75.fc2.com/h/a/r/harubooook/20150313-6.png" border="0" width="420" /></a><br /><br />早く終わらせたい一心で、人形なでくりまわしてた。<br /><br />ちなみに実際やってる人用に。<br />心霊コレクションはエサの蝋燭の度合いを変えてやるとコンプリできる。<br />多分だが、成長してすぐ・違うものに変身する一瞬・次成長直前あたり<br />のタイミングを全巡でやるとコンプリート出来る。<br />途中から気が付いたので、自分は出来なかったけど。<br /><br />いや、もうやんない。めんどい。(苦笑)<br />
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カササギたちの四季

カササギたちの四季 (光文社文庫)道尾 秀介 光文社 2014-02-13売り上げランキング : 2731Amazonで詳しく見る by G-Tools前作の文庫月と蟹がよかったので、今回は迷いなくレジに持って行くことが出来た。(笑)表題の通り、四季に合わせた4編の連作集。ここしばらくの作品は、文章の技工が前面に出ている印象があったが今回はキャラとテンポを大事にした印象。キャラ構成は真備シリーズにも似ているが、それよりもライトなカンジ。... <table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334766927/goodpic-22/" target="_top"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61TUEX9W2WL._SL160_.jpg" border="0" alt="カササギたちの四季 (光文社文庫)" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334766927/goodpic-22/" target="_top">カササギたちの四季 (光文社文庫)</a><br />道尾 秀介 <br /><br />光文社 2014-02-13<br />売り上げランキング : 2731<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334766927/goodpic-22/" target="_top">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><br /><br />前作の文庫<a href="http://harubooook.blog.fc2.com/blog-entry-299.html" target="_blank" title="月と蟹">月と蟹</a>がよかったので、<br />今回は迷いなくレジに持って行くことが出来た。(笑)<br /><br />表題の通り、四季に合わせた4編の連作集。<br />ここしばらくの作品は、文章の技工が前面に出ている印象があったが<br />今回はキャラとテンポを大事にした印象。<br />キャラ構成は真備シリーズにも似ているが、それよりもライトなカンジ。<br /><br />元より道尾作品は栞いらずで<br />つい一気読みになるスピーディでリアルな描写がある。<br />そこに何処か重苦しい現実や設定が含まれているのが<br />道尾作品たる所以だとも思うけど<br />時々こんな息抜き作品があるのも、個人的には悪くないと思う。<br /><br /><strong>―春― 鵲の橋</strong><br />プロローグ。リサイクルショップの店長・華沙々木(カササギ)と<br />その友人で副店長である主人公・日暮(ヒグラシ)。<br />なぜかそこに出入りしている中学生の菜美という<br />3人の立ち位置が語られるが、詳細はまだ不明。<br />とりまカササギが商品にまつわるちょっとした事件を「迷推理」し、<br />ヒグラシが黙って適宜修正するという「小人さん」の役を<br />担っていることが分かればOK。<br /><br /><strong>―夏― 蜩の川</strong><br />全4章を通して、起承転結という構成になっているのだろう。<br />春の章に引き続き、リサイクルショップの<br />「ちょっと変わった毎度の日常」が語られる。<br /><br /><strong>―秋― 南の絆</strong><br />「転」部分。過去回想録で菜美がいかにして<br />リサイクルショップに出入りするようになったかが語られる。<br />まぁライトな読物なので、理由もそれなりにライトだが。(笑)<br /><br /><strong>―冬― 橘の寺</strong><br />「結」部分。全体が起承転結になっているだけでなく<br />タイトルがそれぞれ登場人物とひっかけてある。<br />これまでヒグラシが商品を売りつけられていた「ヤクザ和尚」<br />もしくは「強欲和尚」「因業和尚」と言われていた冒頭でのチョイ役が<br />ここで主役級に舞台で立ち上がることとなる。<br /><br />読物としてはライトなのだが、この構成が面白いと思った。<br />全編通してふんわりと「親子」と言うテーマがあったのが<br />最終章でしっかりまとめられている。<br />道尾作品で目頭が熱くなったのは初めてだ。<br /><br />文章に気をとられていたら、実は構成に凝っていたのか!と<br />違うところでしっぺ返しを食らったカンジ。(笑)<br />イヤ、そう言う意図で書かれたのかどうかは自分の勝手妄想だが<br />読後のスッキリ感は構成の妙技だと思う。<br /><br />1冊で見事なほどに話が完結しているように思うので<br />個人的にはシリーズ化する必要はないように思うが<br />(ていうか長くやると真備シリーズとカブると思うんだが)<br />さてさてどうだろう。<br /><br />個人評価:★★★★<br /><hr size="1" /><br />今日はアプリで遊んでみた。<br />「elf yourself」というダンスアプリ。<br />※iphone・Androidどちらもあるので、興味ある人は検索してください<br /><br />5人の写真まで顔が登録でき<br />そのアニメーションが軽快に踊るだけなのだが<br />写真でやると思わず吹き出すほどに面白い。<br /><br />さすがにここで写真は使えないので、いつものイラストで代用してみた。<br /><br /><script type="text/javascript" src="http://admin.blog.fc2.com/fc2video2.php?id=201402214sDKk0sz&rel=1&uno=15539664"></script><noscript><br /><a href="http://video.fc2.com/payment.php?action=register&type=introduction&tk=T0RRMU56VXdOVFk9&id=201402214sDKk0sz&v=201402214sDKk0sz">[高画質で再生]</a><br /></noscript><noscript><a href="http://video.fc2.com/content/%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%A7%E9%81%8A%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%80%82/201402214sDKk0sz&tk=T0RRMU56VXdOVFk9">アプリで遊んでみた。</a><br /></noscript>[<a href="http://textad.net/">広告</a>] <a href="http://fc2-vps.com/">VPS</a><br /><br /><br />みんなめがしんでる。(苦笑)<br /><br />ついでにもう1つ。<br />職場でプッチンプリンを貰ったので、ARを試してみた。<br />ARとは、Augmented Reality(=拡張現実)で<br />スマホアプリを通して付加情報を読み取る機能。<br />アプリは「プッチンダンス」。<br /><br />よく菓子パッケージについてるんだけど<br />今のところ面白いだけでそんなに役に立たない。(笑)<br />産経新聞の一部でもやりはじめてるので<br />こーゆーのもっと広がるといいね。<br /><br /><a href="http://harubooook.blog.fc2.com/img/20130221-1.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-65.fc2.com/h/a/r/harubooook/20130221-1.jpg" alt="20130221-1.jpg" border="0" width="500" height="252" /></a><br /><br />顔を写真で撮って、プッチンプリンにかざすと<br />プリンの上で立体画像が踊りだす。<br />これはアプリのみでネットに連携できないので、写真だけ公開。<br /><br />なんというアクティブなおかん。<br />そう言えば昔、おかんが琵琶湖の遊覧船でノリノリで踊って<br />結果足を痛めるというアホなことがあったな…。(...( = =)トオイメ<br /><br />楽しかったのだが、もらったプリンはやっぱり食べないといかんよね…。
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